当社のECサービスが属する出版業界におきましては、公益社団法人全国出版協会 出版科学研究所『出版指標 2025年 秋号』によると、既存調査店における紙コミックス売上(書籍扱い含む)の実売金額は、7月が前年同月比10%減、8月が同4%減、9月が同14%減と大幅な減少が続いております。この減少の背景には、『呪術廻戦』など大ヒット人気長編作品の完結(あるいは最終巻発売)による一時的な市場押し上げ効果の反動 や、アニメ化作品が引き続き売れ筋上位に位置するものの、ヒット作品の規模は縮小傾向にあり、メディアミックス効果による販売押し上げの影響も限定的となりつつあることが挙げられます。
市場規模の縮小傾向が継続する中で、各ECモールの営業利益の最大化を目的にポイント・広告宣伝費を一定水準まで抑制したため売上高は減少しましたが、収益性重視の方針のもと販管費を戦略的に抑制し、ポイント販促や送料無料といった販促指標の大幅見直し、また物流倉庫のオペレーション改善等を進めた結果、利益面では改善が進んでいます。
そのような環境の中で当中間連結会計期間の主要KPIとしましては、ユーザー数は13,700千人(目標指標14,200千人)、購買率は0.97%(目標指標1.0%)、購買単価は7,668円(目標指標8,500円)、売上高販売促進費率(※広告宣伝費+購入時付与ポイント)は4.73%(目標指標5.5%未満)となりました。
2025/11/14 10:17