有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2023/05/19 15:00
【資料】
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【項目】
159項目
(重要な会計上の見積り)
前事業年度(自 2020年9月1日 至 2021年8月31日)
一定期間にわたり認識する売上
イ 当事業年度の財務諸表に計上した金額
「重要な会計方針 5.収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、受注制作のソフトウエアに関する売上高については、当事業年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められるプロジェクトについては工事進行基準によって収益を認識しており、当事業年度末時点において進行中のプロジェクトに係る当事業年度の売上高は209,764千円であります。
ロ 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
工事の進捗度の見積りは原価比例法で算出しております。見積総原価については顧客の仕様・要望等により異なるため、その後の工数の変動等により見積総原価が見直された場合には翌事業年度の損益に影響を与える可能性があります。
当事業年度(自 2021年9月1日 至 2022年8月31日)
一定期間にわたり認識する売上
イ 当事業年度の財務諸表に計上した金額
「重要な会計方針 5.収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、ソフトウエア開発等の受託業務の売上高については、契約に基づく開発作業を進めるにつれ顧客に対する履行義務が充足されると判断し、履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識しており、当事業年度末時点において進行中のプロジェクトに係る当事業年度の売上高は350,502千円であります。
ロ 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 算出方法
売上高は履行義務の充足に係る進捗度に基づき認識され、履行義務の充足に係る進捗度はプロジェクトの見積総原価に対する事業年度末までの発生原価の割合によって算定しております。
② 主要な仮定
履行義務の充足に係る進捗度の算出に用いた主要な仮定は、プロジェクトにおける見積総原価を構成する労務費及び外注費に係る作業工数であり、専門的な知識と経験を有するプロジェクトマネージャーが工数見積りを行っております。
③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響
プロジェクトの見積総原価を構成する労務費及び外注費の作業工数の見積りは、各プロジェクトに対する専門的な知識と経験を有するプロジェクトマネージャーによる判断を伴うものであり、見積作業工数の変動により、各事業年度の売上計上額に重要な影響を与える可能性があります。