有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2024/01/18 15:00
【資料】
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【項目】
130項目
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
a 企業統治の体制の概要
当社の提出日現在における経営管理組織体制図は以下の通りです。

イ 取締役会
当社の取締役会は、代表取締役社長南塲勇佑が議長を務め、取締役 DX事業開発部部長 荻本成基、取締役 コーポレート部部長 菊地佳宏、取締役 技術開発部部長 山田郁生、社外取締役北田眞治の5名で構成されております。当社では取締役会を会社全体の基本方針・戦略の策定、重要業務の執行に関する決定及び業務執行の監督機関として位置付け、毎月1回の定時取締役会及び適宜臨時取締役会を開催しております。
ロ 監査役会
当社の監査役会は、社外監査役(常勤)家城德彦が議長を務め、社外監査役原川裕一、社外監査役木村昌則の3名で構成されております。当社では、毎月1回の定時監査役会及び適宜臨時監査役会を開催し、取締役の業務執行の監督及び監査に必要な重要な事項の協議・決定を行なっております。さらに、監査役は取締役会、経営会議その他重要会議への出席等において、経営の状態、事業遂行の状況、財務の状況、内部監査の実施状況、リスク管理及びコンプライアンスの状況等の報告を受けております。
ハ 経営会議
当社の経営会議は、全ての常勤取締役4名(代表取締役社長南塲勇佑が議長、取締役 DX事業開発部部長 荻本成基、取締役 コーポレート部部長 菊地佳宏、取締役 技術開発部部長 山田郁生)、執行役員1名及び各部門責任者1名(全4部門のうち3部門は常勤取締役又は執行役員が兼務)をもって合計6名で構成されております。原則、月2回開催しております。経営会議には、常勤監査役1名がオブザーバーとして参加しております。経営会議では、各部門より業務執行状況の共有を行うとともに、業務執行方針等の協議を行っております。
なお、コーポレート部部長及び経営企画室室長は、内部監査人を兼任しているため、内部監査人としての立場で経営会議における経営活動の実査も行っております。
ニ リスク・コンプライアンス委員会
当社のリスク・コンプライアンス委員会は、全ての常勤取締役4名(代表取締役社長南塲勇佑、取締役 DX事業開発部部長 荻本成基、取締役 コーポレート部部長 菊地佳宏、取締役 技術開発部部長 山田郁生)、監査役2名(うち常勤監査役1名)、執行役員1名、各部門責任者1名(全4部門のうち3部門は常勤取締役又は執行役員が兼務)及び労務・総務担当1名をもって合計9名で構成されております。四半期ごとにリスク・コンプライアンス委員会を開催しております。リスク・コンプライアンス委員会では、リスク管理体制及びコンプライアンス体制の充実、徹底を図るため、リスク管理及びコンプライアンス上の重要な事項を協議しております。
なお、コーポレート部部長及び経営企画室室長は、内部監査人を兼任しているため、内部監査人としての立場でリスク・コンプライアンス委員会にて情報を収集し内部監査業務の実効性を高めております。
ホ 会計監査人
当社は、監査法人A&Aパートナーズと監査契約を締結し、適宜適切な監査が実施されております。
ヘ 内部監査人
当社では、代表取締役社長直轄の内部監査人2名(コーポレート部部長及び経営企画室室長が兼務)を配置しております。代表取締役社長の承認を受けた内部監査計画に基づき実施し、監査結果は代表取締役社長へ報告するとともに被監査部門に対して業務改善に向け具体的に助言・提言・勧告を行っています。また、監査役及び会計監査人への報告を適宜行うことで連携を密にし、監査に必要な情報の共有化を図ることにより、各監査の実効性を高めています。
ト 執行役員
当社では、迅速な業務執行を行うことを目的として、執行役員制度を導入しております。
b 当該企業統治体制を採用する理由
当社は、監査役会設置会社として、業務執行を行う経営陣から独立した社外取締役及び社外監査役を複数選任し、コーポレート・ガバナンス強化のために様々な取組みを推進しております。このような現行体制は、当社のコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方を実現・確保するために実効性があり、適正で効率的な企業経営を行えるものと判断しております。