有価証券報告書-第11期(2024/01/01-2024/12/31)
当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社グループは、人工知能(AI)事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1) 経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念、国際情勢に伴う資源価格の高騰、円安の進行など先行き不透明な状況が続きました。
当社グループは「デジタルクローンP.A.I.(=私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAI)」の実現のため、AI研究開発を通じた成果によるサービスをクライアントに提供しておりますが、リモートワークの定着や人手不足を背景に、AIがビジネスで求められるシーンは引き続き拡大しております。
このような事業環境の中、AX Products&Trading事業のプロモーション活動を引き続き実施し、特に主要プロダクトであるCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」により、toB向けの販売を前事業年度に継続して伸ばすことが出来ました。AX Research&Solutions事業では、様々なクライアントからビジネスシーンでのAIの活用についてご商談をいただき、前事業年度より受注を伸ばすことが出来ました。
また、当期末にAX Research&Solutions事業の開発内製化の強化を目的として、システム受託開発及びDXコンサルティング事業を手がける株式会社わさびと株式会社Green&Digital Partnersの株式を取得いたしました。
さらに、当社が開発・提供するクローンマッチング技術を活した「CloneM&A」や「CloneHR」 に続くサービスの一環として、新たに不動産マッチング事業「Clone RE Matching(クローン・アールイー・マッチング)」の開始と、本事業を行うための子会社「株式会社 オルツREキャピタル」を設立いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高6,057,288千円、営業損失2,324,616千円、経常損失2,413,437千円、親会社株主に帰属する当期純損失は2,694,114千円となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は、6,765,549千円となりました。流動資産合計は6,181,774千円で、主な内訳は、現金及び預金4,617,501千円、売掛金1,315,894千円、未収消費税等141,518千円になります。固定資産合計は583,775千円で、主な内訳は、のれん578,443千円になります。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は、2,759,269千円となりました。流動負債合計は1,443,314千円で、主な内訳は、未払金920,988千円、短期借入金249,608千円、未払法人税等79,836千円になります。固定負債合計は1,315,955千円で、内訳は全額長期借入金になります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は、4,006,280千円となりました。主な内訳は、資本金2,298,340千円、資本剰余金6,229,844千円、利益剰余金△4,522,064千円になります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,617,501千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果、支出した資金は2,419,421千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失が2,692,889千円、減損損失が279,452千円、売上債権の増加額が487,807千円あった一方、未払金の増加額が391,919千円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果、支出した資金は625,929千円となりました。これは主に、子会社株式の取得による支出504,931千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果、得られた資金は5,445,659千円となりました。これは主に、株式の発行による収入が4,377,967千円、長期借入による収入が1,300,000千円あったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.販売実績
販売実績は次のとおりであります。なお、当社は人工知能(AI)事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略し、サービスごとに記載しております。
(注) 1.当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度比は記載しておりません。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要とされております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。しかしながら、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営成績、財政状態、キャッシュ・フローの分析については、前記「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
d.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載しました各指標の推移は次のとおりであります。
(AX Products&Trading事業)
2020年1月に提供開始したCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」に関する数値であります。
(注) 1.当連結会計年度より連結財務諸表を作成しております。
2.当連結会計年度より、従来の「AI Products事業」を「AX Products&Trading事業」に名称変更しております。当該変更は名称変更のみであり、その内容に与える影響はありません。
3.Communication Intelligence「AI GIJIROKU」は2020年1月提供開始であります。
4.2021年12月期以前の売上高については、監査法人シドーによる監査を受けておりません。
有料アカウント数の主な増加要因は、販売パートナーによる受注に加えて、自社での販売活動による受注が増加したことによるものであります。
売上高の主な増加要因は、上記有料アカウント数の増加したことと従来の商品であるCommunication Intelligence“AI GIJIROKU”と2023年にリリースしたエージェントAI生成プラットフォームである「altBrain」のセット導入による売上単価が増加したことによりものであります。
(AX Research&Solutions事業)
(注) 1.当連結会計年度より連結財務諸表を作成しております。
2.当連結会計年度より、従来の「AI Solutions事業」を「AX Research&Solutions事業」に名称変更しております。当該変更は名称変更のみであり、その内容に与える影響はありません。
3.2021年12月期以前の売上高については、監査法人シドーによる監査を受けておりません。
売上高の主な増加要因は、AI クローン開発案件やクローン化技術を活かした企業の課題解決の受注が増加したこと等によるものであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの事業活動における主な資金需要は、労務費及び人件費といった人材に関するもの及び経費等の販売費及び一般管理費等となっております。上記運転資金につきましては、内部資金、銀行からの借入及び売上債権の回収により調達を行うことを基本としており、資金の流動性は確保されております。なお今後につきましては、安定的な内部留保の蓄積等により財政状態の健全化を図るとともに、資本効率を高めてまいります。
④ 経営成績に重要な要因を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社グループは、人工知能(AI)事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1) 経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念、国際情勢に伴う資源価格の高騰、円安の進行など先行き不透明な状況が続きました。
当社グループは「デジタルクローンP.A.I.(=私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAI)」の実現のため、AI研究開発を通じた成果によるサービスをクライアントに提供しておりますが、リモートワークの定着や人手不足を背景に、AIがビジネスで求められるシーンは引き続き拡大しております。
このような事業環境の中、AX Products&Trading事業のプロモーション活動を引き続き実施し、特に主要プロダクトであるCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」により、toB向けの販売を前事業年度に継続して伸ばすことが出来ました。AX Research&Solutions事業では、様々なクライアントからビジネスシーンでのAIの活用についてご商談をいただき、前事業年度より受注を伸ばすことが出来ました。
また、当期末にAX Research&Solutions事業の開発内製化の強化を目的として、システム受託開発及びDXコンサルティング事業を手がける株式会社わさびと株式会社Green&Digital Partnersの株式を取得いたしました。
さらに、当社が開発・提供するクローンマッチング技術を活した「CloneM&A」や「CloneHR」 に続くサービスの一環として、新たに不動産マッチング事業「Clone RE Matching(クローン・アールイー・マッチング)」の開始と、本事業を行うための子会社「株式会社 オルツREキャピタル」を設立いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高6,057,288千円、営業損失2,324,616千円、経常損失2,413,437千円、親会社株主に帰属する当期純損失は2,694,114千円となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は、6,765,549千円となりました。流動資産合計は6,181,774千円で、主な内訳は、現金及び預金4,617,501千円、売掛金1,315,894千円、未収消費税等141,518千円になります。固定資産合計は583,775千円で、主な内訳は、のれん578,443千円になります。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は、2,759,269千円となりました。流動負債合計は1,443,314千円で、主な内訳は、未払金920,988千円、短期借入金249,608千円、未払法人税等79,836千円になります。固定負債合計は1,315,955千円で、内訳は全額長期借入金になります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は、4,006,280千円となりました。主な内訳は、資本金2,298,340千円、資本剰余金6,229,844千円、利益剰余金△4,522,064千円になります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,617,501千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果、支出した資金は2,419,421千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失が2,692,889千円、減損損失が279,452千円、売上債権の増加額が487,807千円あった一方、未払金の増加額が391,919千円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果、支出した資金は625,929千円となりました。これは主に、子会社株式の取得による支出504,931千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果、得られた資金は5,445,659千円となりました。これは主に、株式の発行による収入が4,377,967千円、長期借入による収入が1,300,000千円あったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.販売実績
販売実績は次のとおりであります。なお、当社は人工知能(AI)事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略し、サービスごとに記載しております。
| サービスの名称 | 金額(千円) | 前連結会計年度比(%) |
| AX Products&Trading事業 | 5,331,550 | ― |
| AX Research&Solutions事業 | 725,737 | ― |
| 合計 | 6,057,288 | ― |
(注) 1.当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度比は記載しておりません。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 当連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | |
| 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社ジークス | 3,283,954 | 54.2 |
| 株式会社INFホールディングス | 617,412 | 10.2 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要とされております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。しかしながら、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営成績、財政状態、キャッシュ・フローの分析については、前記「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
d.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載しました各指標の推移は次のとおりであります。
(AX Products&Trading事業)
2020年1月に提供開始したCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」に関する数値であります。
| 項目 | 2024年12月期 |
| 売上高 | 5,331,550 千円 |
| 連結会計年度末の 有料アカウント数 | 28,699 |
| 項目 | 2020年12月期 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 |
| 売上高 | 4,517千円 | 794,151千円 | 2,501,877千円 | 3,825,527千円 |
| 事業年度末の 有料アカウント数 | 610 | 10,760 | 15,696 | 23,751 |
(注) 1.当連結会計年度より連結財務諸表を作成しております。
2.当連結会計年度より、従来の「AI Products事業」を「AX Products&Trading事業」に名称変更しております。当該変更は名称変更のみであり、その内容に与える影響はありません。
3.Communication Intelligence「AI GIJIROKU」は2020年1月提供開始であります。
4.2021年12月期以前の売上高については、監査法人シドーによる監査を受けておりません。
有料アカウント数の主な増加要因は、販売パートナーによる受注に加えて、自社での販売活動による受注が増加したことによるものであります。
売上高の主な増加要因は、上記有料アカウント数の増加したことと従来の商品であるCommunication Intelligence“AI GIJIROKU”と2023年にリリースしたエージェントAI生成プラットフォームである「altBrain」のセット導入による売上単価が増加したことによりものであります。
(AX Research&Solutions事業)
| 項目 | 2024年12月期 |
| 売上高 | 725,737千円 |
| 項目 | 2020年12月期 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 |
| 売上高 | 54,285千円 | 161,818千円 | 164,196千円 | 286,468千円 |
(注) 1.当連結会計年度より連結財務諸表を作成しております。
2.当連結会計年度より、従来の「AI Solutions事業」を「AX Research&Solutions事業」に名称変更しております。当該変更は名称変更のみであり、その内容に与える影響はありません。
3.2021年12月期以前の売上高については、監査法人シドーによる監査を受けておりません。
売上高の主な増加要因は、AI クローン開発案件やクローン化技術を活かした企業の課題解決の受注が増加したこと等によるものであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの事業活動における主な資金需要は、労務費及び人件費といった人材に関するもの及び経費等の販売費及び一般管理費等となっております。上記運転資金につきましては、内部資金、銀行からの借入及び売上債権の回収により調達を行うことを基本としており、資金の流動性は確保されております。なお今後につきましては、安定的な内部留保の蓄積等により財政状態の健全化を図るとともに、資本効率を高めてまいります。
④ 経営成績に重要な要因を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。