有価証券届出書(新規公開時)
(1)経営成績等の状況の概要
当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態の状況
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
(資産)
当連結会計年度末における資産につきましては、前連結会計年度末に比べ4,480,752千円増加し、7,353,280千円(前期比156.0%増)となりました。これは主に第三者割当増資による新株発行に伴う資金調達などにより現金及び預金が3,687,401千円増加したこと、及び高額部材の発注や2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」のロケットの打上げ契約締結に伴う支払により、前渡金が1,391,400千円増加した一方で、主に減損損失の計上により固定資産が821,574千円減少したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,414,434千円増加し、2,376,652千円(前期比147.0%増)となりました。これは主に補助事業の概算額の受取により前受金が746,827千円増加したこと及びプロジェクト損失引当金を299,669千円計上したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ3,066,318千円増加し、4,976,627千円(前期比160.5%増)となりました。これは主に第三者割当増資(シリーズD)に伴う資本金及び資本準備金の増加6,240,597千円、並びに親会社株主に帰属する当期純損失3,174,278千円の計上によるものであります。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
(資産)
当中間連結会計期間末における資産につきましては、前連結会計年度末に比べ697,913千円減少し、6,655,367千円となりました。これは主に、2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」の開発・製造のための部材の納品や発注に伴う前払などにより原材料及び貯蔵品が483,756千円、前渡金が600,349千円増加した一方で、現金及び預金が1,771,047千円減少したことによるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べ314,872千円減少し、2,061,780千円となりました。これは主に、契約負債が183,240千円増加したことや、2024年9月26日に締結したみずほ銀行との借入契約の実行により長期借入金が263,275千円増加した一方で、前受金が574,570千円、短期借入金が102,883千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ383,040千円減少し、4,593,586千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純損失により利益剰余金が385,160千円減少したことによるものであります。
第6期第3四半期連結累計期間(自2024年6月1日 至2025年2月28日)
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,482,217千円減少し、5,871,062千円となりました。これは主に、2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」の開発・製造のための部材の納品や発注に伴う前払などにより原材料及び貯蔵品が536,023千円、前渡金が980,759千円増加し、また本社オフィスの賃貸契約の締結により敷金及び保証金が76,975千円増加した一方で、現金及び預金が3,128,488千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べ417,448千円減少し、1,959,204千円となりました。これは主に、2024年9月26日に締結したみずほ銀行との借入契約の実行により長期借入金が321,966千円増加した一方で、前受金が461,626千円、プロジェクト損失引当金が264,843千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,064,769千円減少し、3,911,858千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失により利益剰余金が1,066,889千円減少したことによるものであります。
② 経営成績の状況
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
当社グループは「Space within Your Reach~宇宙を普通の場所に~」をビジョンに掲げ、従来人々にとって遠い存在であった宇宙が、日常的にかつ当たり前のように利活用されている社会の実現を目指しています。
当該ビジョンを達成するために、当社グループは、顧客ニーズに応じた小型衛星の開発・製造・各種手配から運用までをワンストップで提供するAxelLiner事業、及び独自の地球観測衛星網から得られるデータを用いて各種サービスを提供するAxelGlobe事業の2事業を運営しております。
当連結会計年度における当社グループのAxelLiner事業は、当社グループの多用途に対応できる小型衛星技術の影響で大型受注も生じ、売上に貢献しております。
更に2019年5月に開始した地球観測プラットフォームAxelGlobeに対する認知度が徐々に高まり、その顧客数及び撮影実績は堅調に増加いたしました。既存顧客の維持拡大と、並行して様々な人工衛星データの利活用が進み、国内顧客が増加したことにより売上高は増加いたしました。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べて797,066千円増加し2,110,676千円(前期比60.7%増)となったものの、必要機器・部材購入に伴う売上原価及び研究開発費の増加、積極的な採用活動に伴う人件費の増加により、営業損失は2,538,094千円(前期は1,735,264千円の営業損失)となりました。
また、補助金収入の53,590千円の計上等により経常損失は、2,509,711千円(前期は1,330,384千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は、3,174,278千円(前期は1,342,316千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
各セグメントの業績は以下のとおりであります。
(a)AxelLiner事業
当セグメントにおきましては、政府系機関からの委託試験研究の進捗が貢献し、売上高は1,719,164千円となりました。一方、小型衛星に関する研究開発費の計上により、セグメント損失は1,233,831千円となりました。
(b)AxelGlobe事業
当セグメントにおきましては、主に既存顧客の維持拡大や国内顧客の増加などにより、売上高は391,511千円となりました。一方、営業活動にともなう販売管理費やサービス開発のための研究開発費の計上によりセグメント損失は614,153千円となりました。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
当中間連結会計期間における当社グループのAxelLiner事業では、主に政府系機関からの委託試験研究が進捗し、売上に貢献しております。また、NEDO(2023年度~2026年度)による「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」の補助事業者として、小型衛星の量産化を見据えた設計の汎用化、製造の効率化、運用の自律化・自動化についての実証を進めております。
AxelGlobe事業においては、主に既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託研究案件の進捗などにより、売上高が増加いたしました。
以上の結果、当中間連結会計期間における売上高は921,637千円、営業損失は1,119,116千円、経常損失は359,644千円、親会社株主に帰属する中間純損失は385,160千円となりました。
各セグメントの業績は以下のとおりであります。
(a)AxelLiner事業
当セグメントにおきましては、政府系機関からの委託試験研究の進捗が貢献し、売上高は761,073千円となりました。また、NEDOからの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」の補助事業につき、補助金収入の計上があったことにより、セグメント利益は268,563千円となりました。
(b)AxelGlobe事業
当セグメントにおきましては、主に既存顧客の維持拡大や経済産業省からの委託試験研究の進捗により、売上高は160,564千円となりました。一方、営業活動にともなう販売管理費やサービス開発のための研究開発の計上によりセグメント損失は267,767千円となりました。
第6期第3四半期連結累計期間(自2024年6月1日 至2025年2月28日)
当社の事業展開する宇宙業界では、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)に設置され、10年で1兆円という大規模な支援を目指す「宇宙戦略基金」の第1期技術開発テーマが採択されております。加えて、防衛省の令和7年度予算要求において「衛星コンステレーションの構築」(2,832億円)が公表されるなど、わが国において宇宙産業を成長産業とするための政府の取組みも具体化しております。
このような状況下において、当第3四半期連結累計期間における当社グループでは、AxelLiner事業及びAxelGlobe事業のいずれも堅調に進捗した結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,234,519千円、営業損失は1,750,887千円、経常損失は994,990千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,066,889千円となりました。
各セグメントの業績は以下のとおりであります。
(a)AxelLiner事業
当セグメントにおきましては、政府系機関からの委託試験研究の進捗が貢献し、売上高は1,026,341千円となりました。また、NEDOからの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」の補助事業につき、補助金収入の計上があったことにより、セグメント利益は98,777千円となりました。
(b)AxelGlobe事業
当セグメントにおきましては、主に既存顧客の維持拡大や経済産業省からの委託試験研究の進捗により、売上高は208,178千円となりました。一方、営業活動にともなう販売管理費や2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」の開発のための研究開発費の計上によりセグメント損失は516,732千円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,887,401千円増加し、当連結会計年度末には4,242,383千円(前期比213.1%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は、2,579,367千円(前期は1,229,022千円の支出)となりました。これは主に、増加要因として減価償却費355,973千円を計上したこと及び減損損失649,817千円を計上したこと、前受金及び契約負債の増加額716,441千円があった一方で、減少要因として税金等調整前当期純損失3,159,680千円(前期は1,329,988千円の税金等調整前当期純損失)を計上したこと及び前渡金の増加額1,391,400千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は980,814千円(前期は40,558千円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出178,889千円及び定期預金の預入による支出800,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は6,434,453千円(前期は926,759千円の収入)となりました。これは主に第三者割当増資による株式の発行による収入6,218,755千円によるものであります。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,771,047千円減少し、当中間連結会計期間末には2,471,336千円となりました。
当中間連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は、1,841,993千円となりました。これは主に、増加要因として前受金及び契約負債の増加額344,358千円があった一方で、減少要因として税金等調整前中間純損失383,280千円を計上したこと、補助金収入735,688千円、棚卸資産の増加額483,756千円及び前渡金の増加額600,349千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は19,235千円となりました。これは有形固定資産の取得による支出14,319千円及び無形固定資産の取得による支出4,915千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は102,512千円となりました。これは主に短期借入金の純減少額が102,883千円であった一方で、長期借入れによる収入が203,275千円であったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当連結会計年度、当中間連結会計期間及び当第3四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
(注)1.第5期連結会計年度において、受注実績に著しい変動がありました。これはAxelLiner事業の受注高及び受注残高については、第5期連結会計年度にNEDOによる「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」等の政府系機関からの大型委託研究の受注があったことによるものです。一方、AxelGlobe事業の受注高及び受注残高については、第5期連結会計年度において、経済産業省からの委託試験研究である「多種衛星のオンデマンドタスキング及びデータ生産・配信技術の研究開発」の受注があったことによるものです。
2.受注高は、当連結会計年度、当中間連結会計期間、又は当第3四半期連結累計期間内に締結された契約金額をいいます。計上区分が売上高である受注残高は、当連結会計年度、当中間連結会計期間、又は当第3四半期連結累計期間までの全期間における受注高の合計額のうち、当連結会計年度末、当中間連結会計期間末、又は当第3四半期連結会計期間末までに収益に未計上のものをいいます。今後、案件が進捗するに当たり契約条件の変更、又は定められた技術要件を満たさない等の事由により、上記の受注残高の一部が収益に計上されない可能性があります。また、計上区分が補助金である受注残高については、第4期連結会計年度において当社を選定企業として選定する旨の選定結果通知書をNEDOから受けた、「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(超小型衛星バスの開発・実証支援)」に係る金額のうち、当該連結会計年度又は中間連結会計期間までに補助金収入に未計上のものをいいます。今後、案件の進捗や実証内容により受注残高の一部が補助金収入として計上されない可能性があります。
3.上記の受注残高とは別に、第5期連結会計年度の末日時点において、契約の締結には至っていないものの、当社グループで受注が期待できると認識している「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」に係る想定受注残総額としては、4,220,275千円を見込んでおります。当該受注は、今後契約交渉が進む過程で受注金額が当社グループの想定と異なる可能性があります。
c.販売実績
当連結会計年度、当中間連結会計期間及び当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.第5期連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。これはAxelLiner事業の販売実績については、第5期連結会計年度にNEDOによる「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」等の政府系機関からの大型委託研究の売上があったことによるものです。一方、AxelGlobe事業の販売実績については、第5期連結会計年度において、既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託試験研究である「多種衛星のオンデマンドタスキング及びデータ生産・配信技術の研究開発」の売上があったことによるものです。
3.最近2連結会計年度、当中間連結会計期間、当第3四半期連結累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりであります。
(注)販売実績の総販売実績に対する割合が、100分の10未満の相手先については記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
当社グループの連結財務諸表作成のための会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものは以下のとおりであります。
(一定期間にわたり履行義務を充足し収益を認識する方法の適用)
当社グループでは、一部の売上について、一定期間にわたり履行義務を充足し収益を認識する方法を適用しております。当該売上高は、原価総額の見積額に対する発生原価の割合(原価比例法)により算出した進捗率に収益総額を乗じて算出しておりますが、原価総額の見積りについては、契約変更や見積りの前提条件の変動によって影響を受ける可能性があり、原価総額の見積りが実際と異なった場合、翌連結会計年度以降の財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(固定資産の減損)
当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産グループについて、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損損失の認識の要否判定に用いられる割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、事業計画を基礎としており、顧客との契約に基づく売上の計上時期及び計上金額に係る仮定が含まれております。将来予測は不確実性を伴い、割引前将来キャッシュ・フローの見積りに対して、実際に発生したキャッシュ・フローが見積りを大きく下回った場合、固定資産の減損損失が発生する可能性があります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べて797,066千円(60.7%)増加し、2,110,676千円となりました。これは主に、AxelLiner事業においてNEDOから受託している委託試験研究が進捗したことや、AxelGlobe事業において既存顧客の維持拡大が進んだことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度に比べて1,080,164千円(83.1%)増加し、2,380,029千円となりました。これは主に、AxelLiner事業の委託試験研究サービスにおける必要機器・部材購入に伴い増加したことによるものであります。
(販売費及び一般管理費、営業損失)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べて519,731千円(29.7%)増加し、2,268,741千円となりました。これは主に、人員の増加に伴う管理費用の増加や「PYXIS」の打上げに伴う研究開発費の増加によるものであります。
その結果、営業損失は2,538,094千円(前年同期は1,735,264千円の営業損失)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常損失)
当連結会計年度の営業外収益は、主に東京都及び公益財団法人東京都中小企業振興公社からの助成金を補助金収入として計上したことにより、68,132千円となりました。
また、営業外費用は、主に資金調達に伴う株式交付費の計上や借入残高の増加に伴う支払利息により、39,749千円となりました。
その結果、経常損失は2,509,711千円(前年同期は1,330,384千円の経常損失)となりました。
(特別利益、特別損失、税金等調整前当期純損失)
特別利益は、計上しておりません。また、特別損失は、固定資産除却損151千円及び減損損失649,817千円を計上しております。
その結果、税金等調整前当期純損失は3,159,680千円(前年同期は1,329,988千円の税金等調整前当期純損失)となりました。
(法人税等、親会社株主に帰属する当期純損失)
法人税等は、主に当社における法人所得税の計上により、14,597千円となりました。
その結果、親会社株主に帰属する当期純損失は3,174,278千円(前年同期は1,342,316千円の当期純損失)となりました。
なお、セグメントごとの業績については、以下のとおりであります。
AxelLiner事業
売上高は、1,719,164千円(前期比69.3%増)、1,233,831千円のセグメント損失(前期は287,268千円のセグメント損失)となりました。
AxelGlobe事業
売上高は、391,511千円(前期比31.4%増)、614,153千円のセグメント損失(前期は528,433千円のセグメント損失)となりました。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
(売上高)
当中間連結会計期間の売上高は、921,637千円となりました。これは主に、AxelLiner事業において政府系機関から受託している委託試験研究が進捗したことや、AxelGlobe事業において既存顧客の維持拡大が進んだことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当中間連結会計期間の売上原価は、899,156千円となりました。これは主に、AxelLiner事業の委託試験研究サービスにおける必要機器・部材購入に伴い増加したことによるものであります。
(販売費及び一般管理費、営業損失)
当中間連結会計期間の販売費及び一般管理費は、1,141,597千円となりました。これは主に、小型衛星の量産化を見据えた設計の汎用化、製造の効率化、運用の自律化・自動化についての実証である「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」等の研究開発費等によるものであります。
その結果、営業損失は1,119,116千円となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常損失)
当中間連結会計期間の営業外収益は、838,356千円となりました。これは主に、NEDOからの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に関する補助金収入によるものであります。
営業外費用は、78,884千円となりました。これは主に、資金調達費用を計上したことによるものであります。
その結果、経常損失は359,644千円となりました。
(特別利益、特別損失、税金等調整前中間純損失)
当中間連結会計期間の特別利益は、計上しておりません。また、特別損失は、減損損失23,635千円を計上しております。
その結果、税金等調整前中間純損失は383,280千円となりました。
(法人税等、親会社株主に帰属する中間純損失)
当中間連結会計期間の法人税等は、1,880千円となりました。
その結果、親会社株主に帰属する中間純損失は385,160千円となりました。
なお、セグメントごとの業績については、以下のとおりであります。
AxelLiner事業
売上高は、761,073千円、268,563千円のセグメント利益となりました。
AxelGlobe事業
売上高は、160,564千円、267,767千円のセグメント損失となりました。
第6期第3四半期連結累計期間(自2024年6月1日 至2025年2月28日)
(売上高)
当第3四半期連結累計期間の売上高は、1,234,519千円となりました。これは主に、AxelLiner事業において政府系機関からの委託試験研究が進捗したことや、AxelGlobe事業において既存顧客の維持拡大や経済産業省からの委託試験研究が進んだことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当第3四半期連結累計期間の売上原価は、1,143,953千円となりました。これは主に、AxelLiner事業の委託試験研究サービスにおける必要機器・部材購入に伴い増加したことによるものであります。
(販売費及び一般管理費、営業損失)
当第3四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は、1,841,454千円となりました。これは主に、AxelLiner事業の小型衛星の量産化を見据えた設計の汎用化、製造の効率化、運用の自律化・自動化についての実証である「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」及びAxelGlobe事業の2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」等の研究開発費等によるものであります。
その結果、営業損失は1,750,887千円となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常損失)
当第3四半期連結累計期間の営業外収益は、841,205千円となりました。これは主に、NEDOからの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に関する補助金収入によるものであります。
営業外費用は、85,308千円となりました。これは主に、資金調達費用を計上したことによるものであります。
その結果、経常損失は994,990千円となりました。
(特別利益、特別損失、税金等調整前四半期純損失)
当第3四半期連結累計期間の特別利益は、計上しておりません。また、特別損失は、減損損失68,685千円を計上しております。
その結果、税金等調整前四半期純損失は1,063,676千円となりました。
(法人税等、親会社株主に帰属する四半期純損失)
当第3四半期連結累計期間の法人税等は、3,213千円となりました。
その結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,066,889千円となりました。
なお、セグメントごとの業績については、以下のとおりであります。
AxelLiner事業
売上高は、1,026,341千円、98,777千円のセグメント利益となりました。
AxelGlobe事業
売上高は、208,178千円、516,732千円のセグメント損失となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループのキャッシュ・フローの分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループにおける主な資金需要としては、AxelLiner事業の運転資金及びAxelGlobe事業のインフラ設備である自社衛星「GRUS-3」及び高分解能衛星の開発・製造費用であります。これらの資金需要につきましては、自己資金を基本としつつ、必要に応じて株式発行による資金調達や金融機関からの借入等の最適な方法による資金調達にて対応する方針であります。
資金の流動性については、「3 事業等のリスク(22)資金調達リスクについて」及び「(24)財務制限条項について」に記載のとおりであります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載しております。
⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりです。
以下に、各期における重要な経営指標の分析を記載します。
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
a.売上高、総収入(売上高と補助金収入の合算額)
売上高は、前連結会計年度に比べて797,066千円(60.7%)増加し、2,110,676千円となりました。これは主に、AxelLiner事業本部において、NEDOより委託されている「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」や、NICTより委託されている「Beyond 5G 次世代小型衛星コンステレーション向け電波・光ハイブリッド通信技術の研究開発」が進捗したことや、AxelGlobe事業本部において、既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託案件を受注したことにより増加しているものです。
総収入は、前連結会計年度に比べて471,739千円(27.9%)増加し、2,164,266千円となりました。これは主に、売上高増によるものであります。
b.衛星打上げ機数(AxelLiner事業)
2024年3月にAxelLinerの実証衛星初号機となる「PYXIS」の打上げを行いました。なお、「PYXIS」は打上げ後、軌道投入に成功しましたが、電源供給系統の故障が発生し、通信が断絶したことから運用終了しております。
c.衛星運用機数(AxelGlobe事業)
「GRUS-1A~E」の5機体制による運用を継続しております。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
a.売上高、総収入(売上高と補助金収入の合算額)
売上高は921,637千円となりました。これは主に、AxelLiner事業本部において、引き続きNEDOより委託されている「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」や、NICTより委託されている「Beyond 5G 次世代小型衛星コンステレーション向け電波・光ハイブリッド通信技術の研究開発」が進捗したこと、AxelGlobe事業本部において、既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託案件が継続していることにより増加しているものです。
総収入は1,657,325千円となりました。これは主に、売上高増及び「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に係る補助金収入によるものであります。
b.衛星打上げ機数(AxelLiner事業)
当中間連結会計期間において、打上げた衛星はありません。
c.衛星運用機数(AxelGlobe事業)
「GRUS-1A~E」の5機体制による運用を継続しております。
第6期第3四半期連結累計期間(自2024年6月1日 至2025年2月28日)
a.売上高、総収入(売上高と補助金収入の合算額)
売上高は1,234,519千円となりました。これは主に、AxelLiner事業本部において、引き続きNEDOより委託されている「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」や、NICTより委託されている「Beyond 5G 次世代小型衛星コンステレーション向け電波・光ハイブリッド通信技術の研究開発」が進捗したこと、AxelGlobe事業本部において、既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託案件が継続していることにより増加しているものです。
総収入は1,970,467千円となりました。これは主に、売上高増及び「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に係る補助金収入によるものであります。
b.衛星打上げ機数(AxelLiner事業)
当第3四半期連結累計期間において、打上げた衛星はありません。
c.衛星運用機数(AxelGlobe事業)
「GRUS-1A~E」の5機体制による運用を継続しておりましたが、現在は姿勢制御に不具合が発生したGRUS‐1Eの商用運用を停止しており、4機体制でコンステレーションを運用しております。なお、当社ウェブサイトで公表しているとおり、GRUS-1Eについては復旧作業を進めた結果、2025年3月31日時点で画像データの取得が可能な状態に復旧しており、本書提出日現在、商用運用の再開に向けた準備を進めております。
当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態の状況
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
(資産)
当連結会計年度末における資産につきましては、前連結会計年度末に比べ4,480,752千円増加し、7,353,280千円(前期比156.0%増)となりました。これは主に第三者割当増資による新株発行に伴う資金調達などにより現金及び預金が3,687,401千円増加したこと、及び高額部材の発注や2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」のロケットの打上げ契約締結に伴う支払により、前渡金が1,391,400千円増加した一方で、主に減損損失の計上により固定資産が821,574千円減少したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,414,434千円増加し、2,376,652千円(前期比147.0%増)となりました。これは主に補助事業の概算額の受取により前受金が746,827千円増加したこと及びプロジェクト損失引当金を299,669千円計上したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ3,066,318千円増加し、4,976,627千円(前期比160.5%増)となりました。これは主に第三者割当増資(シリーズD)に伴う資本金及び資本準備金の増加6,240,597千円、並びに親会社株主に帰属する当期純損失3,174,278千円の計上によるものであります。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
(資産)
当中間連結会計期間末における資産につきましては、前連結会計年度末に比べ697,913千円減少し、6,655,367千円となりました。これは主に、2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」の開発・製造のための部材の納品や発注に伴う前払などにより原材料及び貯蔵品が483,756千円、前渡金が600,349千円増加した一方で、現金及び預金が1,771,047千円減少したことによるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べ314,872千円減少し、2,061,780千円となりました。これは主に、契約負債が183,240千円増加したことや、2024年9月26日に締結したみずほ銀行との借入契約の実行により長期借入金が263,275千円増加した一方で、前受金が574,570千円、短期借入金が102,883千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ383,040千円減少し、4,593,586千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純損失により利益剰余金が385,160千円減少したことによるものであります。
第6期第3四半期連結累計期間(自2024年6月1日 至2025年2月28日)
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,482,217千円減少し、5,871,062千円となりました。これは主に、2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」の開発・製造のための部材の納品や発注に伴う前払などにより原材料及び貯蔵品が536,023千円、前渡金が980,759千円増加し、また本社オフィスの賃貸契約の締結により敷金及び保証金が76,975千円増加した一方で、現金及び預金が3,128,488千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べ417,448千円減少し、1,959,204千円となりました。これは主に、2024年9月26日に締結したみずほ銀行との借入契約の実行により長期借入金が321,966千円増加した一方で、前受金が461,626千円、プロジェクト損失引当金が264,843千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,064,769千円減少し、3,911,858千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失により利益剰余金が1,066,889千円減少したことによるものであります。
② 経営成績の状況
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
当社グループは「Space within Your Reach~宇宙を普通の場所に~」をビジョンに掲げ、従来人々にとって遠い存在であった宇宙が、日常的にかつ当たり前のように利活用されている社会の実現を目指しています。
当該ビジョンを達成するために、当社グループは、顧客ニーズに応じた小型衛星の開発・製造・各種手配から運用までをワンストップで提供するAxelLiner事業、及び独自の地球観測衛星網から得られるデータを用いて各種サービスを提供するAxelGlobe事業の2事業を運営しております。
当連結会計年度における当社グループのAxelLiner事業は、当社グループの多用途に対応できる小型衛星技術の影響で大型受注も生じ、売上に貢献しております。
更に2019年5月に開始した地球観測プラットフォームAxelGlobeに対する認知度が徐々に高まり、その顧客数及び撮影実績は堅調に増加いたしました。既存顧客の維持拡大と、並行して様々な人工衛星データの利活用が進み、国内顧客が増加したことにより売上高は増加いたしました。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べて797,066千円増加し2,110,676千円(前期比60.7%増)となったものの、必要機器・部材購入に伴う売上原価及び研究開発費の増加、積極的な採用活動に伴う人件費の増加により、営業損失は2,538,094千円(前期は1,735,264千円の営業損失)となりました。
また、補助金収入の53,590千円の計上等により経常損失は、2,509,711千円(前期は1,330,384千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は、3,174,278千円(前期は1,342,316千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
各セグメントの業績は以下のとおりであります。
(a)AxelLiner事業
当セグメントにおきましては、政府系機関からの委託試験研究の進捗が貢献し、売上高は1,719,164千円となりました。一方、小型衛星に関する研究開発費の計上により、セグメント損失は1,233,831千円となりました。
(b)AxelGlobe事業
当セグメントにおきましては、主に既存顧客の維持拡大や国内顧客の増加などにより、売上高は391,511千円となりました。一方、営業活動にともなう販売管理費やサービス開発のための研究開発費の計上によりセグメント損失は614,153千円となりました。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
当中間連結会計期間における当社グループのAxelLiner事業では、主に政府系機関からの委託試験研究が進捗し、売上に貢献しております。また、NEDO(2023年度~2026年度)による「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」の補助事業者として、小型衛星の量産化を見据えた設計の汎用化、製造の効率化、運用の自律化・自動化についての実証を進めております。
AxelGlobe事業においては、主に既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託研究案件の進捗などにより、売上高が増加いたしました。
以上の結果、当中間連結会計期間における売上高は921,637千円、営業損失は1,119,116千円、経常損失は359,644千円、親会社株主に帰属する中間純損失は385,160千円となりました。
各セグメントの業績は以下のとおりであります。
(a)AxelLiner事業
当セグメントにおきましては、政府系機関からの委託試験研究の進捗が貢献し、売上高は761,073千円となりました。また、NEDOからの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」の補助事業につき、補助金収入の計上があったことにより、セグメント利益は268,563千円となりました。
(b)AxelGlobe事業
当セグメントにおきましては、主に既存顧客の維持拡大や経済産業省からの委託試験研究の進捗により、売上高は160,564千円となりました。一方、営業活動にともなう販売管理費やサービス開発のための研究開発の計上によりセグメント損失は267,767千円となりました。
第6期第3四半期連結累計期間(自2024年6月1日 至2025年2月28日)
当社の事業展開する宇宙業界では、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)に設置され、10年で1兆円という大規模な支援を目指す「宇宙戦略基金」の第1期技術開発テーマが採択されております。加えて、防衛省の令和7年度予算要求において「衛星コンステレーションの構築」(2,832億円)が公表されるなど、わが国において宇宙産業を成長産業とするための政府の取組みも具体化しております。
このような状況下において、当第3四半期連結累計期間における当社グループでは、AxelLiner事業及びAxelGlobe事業のいずれも堅調に進捗した結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,234,519千円、営業損失は1,750,887千円、経常損失は994,990千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,066,889千円となりました。
各セグメントの業績は以下のとおりであります。
(a)AxelLiner事業
当セグメントにおきましては、政府系機関からの委託試験研究の進捗が貢献し、売上高は1,026,341千円となりました。また、NEDOからの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」の補助事業につき、補助金収入の計上があったことにより、セグメント利益は98,777千円となりました。
(b)AxelGlobe事業
当セグメントにおきましては、主に既存顧客の維持拡大や経済産業省からの委託試験研究の進捗により、売上高は208,178千円となりました。一方、営業活動にともなう販売管理費や2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」の開発のための研究開発費の計上によりセグメント損失は516,732千円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,887,401千円増加し、当連結会計年度末には4,242,383千円(前期比213.1%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は、2,579,367千円(前期は1,229,022千円の支出)となりました。これは主に、増加要因として減価償却費355,973千円を計上したこと及び減損損失649,817千円を計上したこと、前受金及び契約負債の増加額716,441千円があった一方で、減少要因として税金等調整前当期純損失3,159,680千円(前期は1,329,988千円の税金等調整前当期純損失)を計上したこと及び前渡金の増加額1,391,400千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は980,814千円(前期は40,558千円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出178,889千円及び定期預金の預入による支出800,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は6,434,453千円(前期は926,759千円の収入)となりました。これは主に第三者割当増資による株式の発行による収入6,218,755千円によるものであります。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,771,047千円減少し、当中間連結会計期間末には2,471,336千円となりました。
当中間連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は、1,841,993千円となりました。これは主に、増加要因として前受金及び契約負債の増加額344,358千円があった一方で、減少要因として税金等調整前中間純損失383,280千円を計上したこと、補助金収入735,688千円、棚卸資産の増加額483,756千円及び前渡金の増加額600,349千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は19,235千円となりました。これは有形固定資産の取得による支出14,319千円及び無形固定資産の取得による支出4,915千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は102,512千円となりました。これは主に短期借入金の純減少額が102,883千円であった一方で、長期借入れによる収入が203,275千円であったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当連結会計年度、当中間連結会計期間及び当第3四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
| 第5期連結会計年度 (自2023年6月1日 至2024年5月31日) | 第6期中間 連結会計期間 (自2024年6月1日 至2024年11月30日) | 第6期第3四半期 連結累計期間 (自2024年6月1日 至2025年2月28日) | |||||||
| 計上区分 | セグメントの名称 | 受注高 (千円) | 前年同期比 (%) | 受注残高 (千円) | 前年同期比 (%) | 受注高 (千円) | 受注残高 (千円) | 受注高 (千円) | 受注残高 (千円) |
| 売上高 | AxelLiner事業 | 5,265,550 | 134.1 | 6,965,718 | 197.8 | 2,090 | 6,206,734 | 7,715 | 5,947,441 |
| 売上高 | AxelGlobe事業 | 519,984 | 312.6 | 123,687 | 1,679.4 | 68,738 | 31,860 | 104,897 | 20,762 |
| 補助金 | AxelLiner事業 | 260 | 0.0 | 2,698,485 | 91.8 | - | 1,962,537 | - | 1,962,537 |
| 合計 | 5,785,794 | 82.3 | 9,787,890 | 151.3 | 70,828 | 8,201,132 | 112,612 | 7,930,740 | |
(注)1.第5期連結会計年度において、受注実績に著しい変動がありました。これはAxelLiner事業の受注高及び受注残高については、第5期連結会計年度にNEDOによる「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」等の政府系機関からの大型委託研究の受注があったことによるものです。一方、AxelGlobe事業の受注高及び受注残高については、第5期連結会計年度において、経済産業省からの委託試験研究である「多種衛星のオンデマンドタスキング及びデータ生産・配信技術の研究開発」の受注があったことによるものです。
2.受注高は、当連結会計年度、当中間連結会計期間、又は当第3四半期連結累計期間内に締結された契約金額をいいます。計上区分が売上高である受注残高は、当連結会計年度、当中間連結会計期間、又は当第3四半期連結累計期間までの全期間における受注高の合計額のうち、当連結会計年度末、当中間連結会計期間末、又は当第3四半期連結会計期間末までに収益に未計上のものをいいます。今後、案件が進捗するに当たり契約条件の変更、又は定められた技術要件を満たさない等の事由により、上記の受注残高の一部が収益に計上されない可能性があります。また、計上区分が補助金である受注残高については、第4期連結会計年度において当社を選定企業として選定する旨の選定結果通知書をNEDOから受けた、「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(超小型衛星バスの開発・実証支援)」に係る金額のうち、当該連結会計年度又は中間連結会計期間までに補助金収入に未計上のものをいいます。今後、案件の進捗や実証内容により受注残高の一部が補助金収入として計上されない可能性があります。
3.上記の受注残高とは別に、第5期連結会計年度の末日時点において、契約の締結には至っていないものの、当社グループで受注が期待できると認識している「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」に係る想定受注残総額としては、4,220,275千円を見込んでおります。当該受注は、今後契約交渉が進む過程で受注金額が当社グループの想定と異なる可能性があります。
c.販売実績
当連結会計年度、当中間連結会計期間及び当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
| セグメントの名称 | 第5期連結会計年度 (自2023年6月1日 至2024年5月31日) | 第6期中間連結会計期間 (自2024年6月1日 至2024年11月30日) | 第6期第3四半期連結累計期間 (自2024年6月1日 至2025年2月28日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | 金額(千円) | 金額(千円) | |
| AxelLiner事業(千円) | 1,719,164 | 169.3 | 761,073 | 1,026,341 |
| AxelGlobe事業(千円) | 391,511 | 131.4 | 160,564 | 208,178 |
| 合計(千円) | 2,110,676 | 160.7 | 921,637 | 1,234,519 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.第5期連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。これはAxelLiner事業の販売実績については、第5期連結会計年度にNEDOによる「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」等の政府系機関からの大型委託研究の売上があったことによるものです。一方、AxelGlobe事業の販売実績については、第5期連結会計年度において、既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託試験研究である「多種衛星のオンデマンドタスキング及びデータ生産・配信技術の研究開発」の売上があったことによるものです。
3.最近2連結会計年度、当中間連結会計期間、当第3四半期連結累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりであります。
| 相手先 | 第4期連結会計年度 (自2022年6月1日 至2023年5月31日) | 第5期連結会計年度 (自2023年6月1日 至2024年5月31日) | 第6期中間 連結会計期間 (自2024年6月1日 至2024年11月30日) | 第6期第3四半期 連結累計期間 (自2024年6月1日 至2025年2月28日) | ||||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) | 4,520 | 0.3 | 1,239,099 | 58.7 | 719,800 | 78.1 | 855,797 | 69.3 |
| 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) | 676,348 | 51.5 | 277,301 | 13.1 | 38,832 | 4.2 | 167,059 | 13.5 |
| 経済産業省 | - | - | 128,118 | 6.1 | 100,462 | 10.9 | 102,455 | 8.3 |
| Space BD株式会社 | 216,946 | 16.5 | - | - | - | - | - | - |
(注)販売実績の総販売実績に対する割合が、100分の10未満の相手先については記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
当社グループの連結財務諸表作成のための会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものは以下のとおりであります。
(一定期間にわたり履行義務を充足し収益を認識する方法の適用)
当社グループでは、一部の売上について、一定期間にわたり履行義務を充足し収益を認識する方法を適用しております。当該売上高は、原価総額の見積額に対する発生原価の割合(原価比例法)により算出した進捗率に収益総額を乗じて算出しておりますが、原価総額の見積りについては、契約変更や見積りの前提条件の変動によって影響を受ける可能性があり、原価総額の見積りが実際と異なった場合、翌連結会計年度以降の財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(固定資産の減損)
当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産グループについて、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損損失の認識の要否判定に用いられる割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、事業計画を基礎としており、顧客との契約に基づく売上の計上時期及び計上金額に係る仮定が含まれております。将来予測は不確実性を伴い、割引前将来キャッシュ・フローの見積りに対して、実際に発生したキャッシュ・フローが見積りを大きく下回った場合、固定資産の減損損失が発生する可能性があります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べて797,066千円(60.7%)増加し、2,110,676千円となりました。これは主に、AxelLiner事業においてNEDOから受託している委託試験研究が進捗したことや、AxelGlobe事業において既存顧客の維持拡大が進んだことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度に比べて1,080,164千円(83.1%)増加し、2,380,029千円となりました。これは主に、AxelLiner事業の委託試験研究サービスにおける必要機器・部材購入に伴い増加したことによるものであります。
(販売費及び一般管理費、営業損失)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べて519,731千円(29.7%)増加し、2,268,741千円となりました。これは主に、人員の増加に伴う管理費用の増加や「PYXIS」の打上げに伴う研究開発費の増加によるものであります。
その結果、営業損失は2,538,094千円(前年同期は1,735,264千円の営業損失)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常損失)
当連結会計年度の営業外収益は、主に東京都及び公益財団法人東京都中小企業振興公社からの助成金を補助金収入として計上したことにより、68,132千円となりました。
また、営業外費用は、主に資金調達に伴う株式交付費の計上や借入残高の増加に伴う支払利息により、39,749千円となりました。
その結果、経常損失は2,509,711千円(前年同期は1,330,384千円の経常損失)となりました。
(特別利益、特別損失、税金等調整前当期純損失)
特別利益は、計上しておりません。また、特別損失は、固定資産除却損151千円及び減損損失649,817千円を計上しております。
その結果、税金等調整前当期純損失は3,159,680千円(前年同期は1,329,988千円の税金等調整前当期純損失)となりました。
(法人税等、親会社株主に帰属する当期純損失)
法人税等は、主に当社における法人所得税の計上により、14,597千円となりました。
その結果、親会社株主に帰属する当期純損失は3,174,278千円(前年同期は1,342,316千円の当期純損失)となりました。
なお、セグメントごとの業績については、以下のとおりであります。
AxelLiner事業
売上高は、1,719,164千円(前期比69.3%増)、1,233,831千円のセグメント損失(前期は287,268千円のセグメント損失)となりました。
AxelGlobe事業
売上高は、391,511千円(前期比31.4%増)、614,153千円のセグメント損失(前期は528,433千円のセグメント損失)となりました。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
(売上高)
当中間連結会計期間の売上高は、921,637千円となりました。これは主に、AxelLiner事業において政府系機関から受託している委託試験研究が進捗したことや、AxelGlobe事業において既存顧客の維持拡大が進んだことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当中間連結会計期間の売上原価は、899,156千円となりました。これは主に、AxelLiner事業の委託試験研究サービスにおける必要機器・部材購入に伴い増加したことによるものであります。
(販売費及び一般管理費、営業損失)
当中間連結会計期間の販売費及び一般管理費は、1,141,597千円となりました。これは主に、小型衛星の量産化を見据えた設計の汎用化、製造の効率化、運用の自律化・自動化についての実証である「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」等の研究開発費等によるものであります。
その結果、営業損失は1,119,116千円となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常損失)
当中間連結会計期間の営業外収益は、838,356千円となりました。これは主に、NEDOからの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に関する補助金収入によるものであります。
営業外費用は、78,884千円となりました。これは主に、資金調達費用を計上したことによるものであります。
その結果、経常損失は359,644千円となりました。
(特別利益、特別損失、税金等調整前中間純損失)
当中間連結会計期間の特別利益は、計上しておりません。また、特別損失は、減損損失23,635千円を計上しております。
その結果、税金等調整前中間純損失は383,280千円となりました。
(法人税等、親会社株主に帰属する中間純損失)
当中間連結会計期間の法人税等は、1,880千円となりました。
その結果、親会社株主に帰属する中間純損失は385,160千円となりました。
なお、セグメントごとの業績については、以下のとおりであります。
AxelLiner事業
売上高は、761,073千円、268,563千円のセグメント利益となりました。
AxelGlobe事業
売上高は、160,564千円、267,767千円のセグメント損失となりました。
第6期第3四半期連結累計期間(自2024年6月1日 至2025年2月28日)
(売上高)
当第3四半期連結累計期間の売上高は、1,234,519千円となりました。これは主に、AxelLiner事業において政府系機関からの委託試験研究が進捗したことや、AxelGlobe事業において既存顧客の維持拡大や経済産業省からの委託試験研究が進んだことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当第3四半期連結累計期間の売上原価は、1,143,953千円となりました。これは主に、AxelLiner事業の委託試験研究サービスにおける必要機器・部材購入に伴い増加したことによるものであります。
(販売費及び一般管理費、営業損失)
当第3四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は、1,841,454千円となりました。これは主に、AxelLiner事業の小型衛星の量産化を見据えた設計の汎用化、製造の効率化、運用の自律化・自動化についての実証である「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」及びAxelGlobe事業の2027年5月期に打上げを予定している中分解能衛星「GRUS-3」等の研究開発費等によるものであります。
その結果、営業損失は1,750,887千円となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常損失)
当第3四半期連結累計期間の営業外収益は、841,205千円となりました。これは主に、NEDOからの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に関する補助金収入によるものであります。
営業外費用は、85,308千円となりました。これは主に、資金調達費用を計上したことによるものであります。
その結果、経常損失は994,990千円となりました。
(特別利益、特別損失、税金等調整前四半期純損失)
当第3四半期連結累計期間の特別利益は、計上しておりません。また、特別損失は、減損損失68,685千円を計上しております。
その結果、税金等調整前四半期純損失は1,063,676千円となりました。
(法人税等、親会社株主に帰属する四半期純損失)
当第3四半期連結累計期間の法人税等は、3,213千円となりました。
その結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,066,889千円となりました。
なお、セグメントごとの業績については、以下のとおりであります。
AxelLiner事業
売上高は、1,026,341千円、98,777千円のセグメント利益となりました。
AxelGlobe事業
売上高は、208,178千円、516,732千円のセグメント損失となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループのキャッシュ・フローの分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループにおける主な資金需要としては、AxelLiner事業の運転資金及びAxelGlobe事業のインフラ設備である自社衛星「GRUS-3」及び高分解能衛星の開発・製造費用であります。これらの資金需要につきましては、自己資金を基本としつつ、必要に応じて株式発行による資金調達や金融機関からの借入等の最適な方法による資金調達にて対応する方針であります。
資金の流動性については、「3 事業等のリスク(22)資金調達リスクについて」及び「(24)財務制限条項について」に記載のとおりであります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載しております。
⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりです。
以下に、各期における重要な経営指標の分析を記載します。
第5期連結会計年度(自2023年6月1日 至2024年5月31日)
a.売上高、総収入(売上高と補助金収入の合算額)
売上高は、前連結会計年度に比べて797,066千円(60.7%)増加し、2,110,676千円となりました。これは主に、AxelLiner事業本部において、NEDOより委託されている「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」や、NICTより委託されている「Beyond 5G 次世代小型衛星コンステレーション向け電波・光ハイブリッド通信技術の研究開発」が進捗したことや、AxelGlobe事業本部において、既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託案件を受注したことにより増加しているものです。
総収入は、前連結会計年度に比べて471,739千円(27.9%)増加し、2,164,266千円となりました。これは主に、売上高増によるものであります。
b.衛星打上げ機数(AxelLiner事業)
2024年3月にAxelLinerの実証衛星初号機となる「PYXIS」の打上げを行いました。なお、「PYXIS」は打上げ後、軌道投入に成功しましたが、電源供給系統の故障が発生し、通信が断絶したことから運用終了しております。
c.衛星運用機数(AxelGlobe事業)
「GRUS-1A~E」の5機体制による運用を継続しております。
第6期中間連結会計期間(自2024年6月1日 至2024年11月30日)
a.売上高、総収入(売上高と補助金収入の合算額)
売上高は921,637千円となりました。これは主に、AxelLiner事業本部において、引き続きNEDOより委託されている「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」や、NICTより委託されている「Beyond 5G 次世代小型衛星コンステレーション向け電波・光ハイブリッド通信技術の研究開発」が進捗したこと、AxelGlobe事業本部において、既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託案件が継続していることにより増加しているものです。
総収入は1,657,325千円となりました。これは主に、売上高増及び「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に係る補助金収入によるものであります。
b.衛星打上げ機数(AxelLiner事業)
当中間連結会計期間において、打上げた衛星はありません。
c.衛星運用機数(AxelGlobe事業)
「GRUS-1A~E」の5機体制による運用を継続しております。
第6期第3四半期連結累計期間(自2024年6月1日 至2025年2月28日)
a.売上高、総収入(売上高と補助金収入の合算額)
売上高は1,234,519千円となりました。これは主に、AxelLiner事業本部において、引き続きNEDOより委託されている「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」や、NICTより委託されている「Beyond 5G 次世代小型衛星コンステレーション向け電波・光ハイブリッド通信技術の研究開発」が進捗したこと、AxelGlobe事業本部において、既存顧客の維持拡大が進んだことや経済産業省からの委託案件が継続していることにより増加しているものです。
総収入は1,970,467千円となりました。これは主に、売上高増及び「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に係る補助金収入によるものであります。
b.衛星打上げ機数(AxelLiner事業)
当第3四半期連結累計期間において、打上げた衛星はありません。
c.衛星運用機数(AxelGlobe事業)
「GRUS-1A~E」の5機体制による運用を継続しておりましたが、現在は姿勢制御に不具合が発生したGRUS‐1Eの商用運用を停止しており、4機体制でコンステレーションを運用しております。なお、当社ウェブサイトで公表しているとおり、GRUS-1Eについては復旧作業を進めた結果、2025年3月31日時点で画像データの取得が可能な状態に復旧しており、本書提出日現在、商用運用の再開に向けた準備を進めております。