有価証券報告書-第36期(2025/05/01-2026/04/30)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は13,316百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,080百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が255百万円、販売用不動産が1,255百万円、土地が382百万円増加し、仕掛販売用不動産が962百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は8,158百万円となり、前連結会計年度末に比べて192百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が490百万円、長期借入金が346百万円増加し、1年内返済予定の長期借入金が288百万円、未払法人税等が239百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は5,157百万円となり、前連結会計年度末に比べて888百万円増加いたしました。これは主に、上場に伴う新株発行や新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ198百万円増加したこと及び利益剰余金が494百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、企業業績が比較的堅調に推移するなど国内経済活動の正常化が緩やかに進んでいるものの、物価上昇の継続や金融政策の動向を背景とした金利上昇懸念、米国の通商政策や世界各地における地政学的リスクの長期化など、当社グループを取り巻く社会経済環境の動向については依然として不透明な状況が続いております。
不動産市場では、資材価格の高止まりや人手不足による人件費の増加などに起因して建築コストが高水準で推移していることなどを理由に新築分譲マンションの価格は引き続き上昇傾向にあります。また、新設住宅着工戸数が減少トレンドにあり供給の抑制がみられる一方で、物価や住宅ローン金利の上昇など消費マインドの低下に伴う需要の減速も懸念されており、価格動向や需給バランスなどについては引き続き注視していく必要がある状況であります。
また、宿泊市場では、インバウンド需要は今後も継続することが予測され、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営環境」のとおり、2025年1月から12月の延べ宿泊者数は前年と比較して減少しているものの外国人宿泊者数は17,787万人泊と前年比で8.2%の増加となっております。また、2025年1月から12月の客室稼働率については、宿泊施設全体で61.8%であり、前年差では2.2ポイントの増加、ビジネスホテルは75.3%であり、前年差では1.6ポイントの増加となっていることから、引き続き事業環境は良化していくものと考えております。
このような状況のもと、開発セグメントでは、名古屋市内の地下鉄等主要駅から徒歩5分圏内の好立地を中心に展開する都市型分譲マンション「パルティールシリーズ」、愛知県海部郡、あま市、津島市、愛西市及び名古屋市を中心に展開する宅地分譲「リベルタシリーズ」の積極的な企画・開発、販売を行ってまいりました。
ストックセグメントでは、プロパティマネジメント、ビルメンテナンス、貸会議室及びレンタルオフィスなどのクオリティ強化を図ることに加えて、2026年1月には、賃貸マンションとビジネスホテルの中間に位置付けられる家具家電付きのマンスリーマンション「マンスリープラス」の営業を開始して商品ラインナップの拡充を図っております。
また、ホテルセグメントでは、国内外の利用者に向けて、主要なOTA(オンライントラベルエージェント)へのリスティング広告の掲出やクーポン発行等によるインターネット媒体を活用した広告宣伝、付加価値の高い宿泊プランの販売、顧客サービスのクオリティ強化などを推進いたしました。
これらの結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高5,499百万円(前期比1.1%増)、営業利益857百万円(同24.3%増)、経常利益720百万円(同17.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益547百万円(同33.0%減)となりました。
セグメント別の経営成績につきましては、以下のとおりであります。
[開発セグメント]
インベストメント事業では、パルティール名西(名古屋市西区)計7戸、パルティール高畑アネックス(名古屋市中川区)計18戸、パルティール笠寺(名古屋市南区)計64戸、パルティール八田(名古屋市中川区)計26戸、プログレッソ岐阜駅前(岐阜県岐阜市)計11戸、合計126戸の1Kタイプのパルティールマンションシリーズなどを販売いたしました。
ソリューション事業では、LDKタイプのパルティール八田(名古屋市中川区)計2戸、リベルタ豊山豊場(愛知県西春日井郡豊山町)計2区画、リベルタ堀之内Ⅳ(愛知県海部郡大治町)計2区画、リベルタ昭和区長池町(名古屋市昭和区)1区画、リベルタ大治町砂子(愛知県海部郡大治町)計2区画、リベルタ西区清里町(名古屋市西区)計12区画、あま市下萱津池端(愛知県あま市)など合計39物件を販売いたしました。
これらの結果、開発セグメントについては、売上高3,535百万円(前期比3.0%減)、セグメント利益377百万円(同27.8%増)となりました。
[ストックセグメント]
マネジメント事業では、開発セグメントにおけるパルティールマンションシリーズの積極的な販売のもと、プロパティマネジメント及びビルメンテナンスなどを推進し、管理戸数の増加に繋げてまいりました。
レンタル事業では、貸会議室「タイムオフィス名古屋」(名古屋市中村区)において、アフターコロナからの回復基調の継続によって利用時間の増加や稼働率の上昇が見られており、当連結会計年度における坪当たり月平均売上高については、前期比4,753円増加の41,770円となりました。レンタルオフィス「オフィスプラス名古屋」(名古屋市中村区)、「オフィスプラス栄」(名古屋市中区)においても、ワークプレイスの多様化に伴うレンタルオフィス需要の高まりを背景にいずれも稼働率の上昇が見られており、「オフィスプラス名古屋」については、前期比10.0ポイント増加の86.1%、「オフィスプラス栄」については、前期比30.2ポイント増加の82.1%となりました。
また、2026年1月には、賃貸マンションとビジネスホテルの中間に位置付けられる家具家電付きのマンスリーマンション「マンスリープラス」の営業を開始して商品ラインナップの拡充を図っております。
これらの結果、ストックセグメントについては、売上高589百万円(前期比2.9%増)、セグメント利益175百万円(同2.6%増)となりました。
[ホテルセグメント]
ビジネスホテル事業では、「ジャストインプレミアム名古屋駅」(名古屋市中区)、「ジャストインプレミアム豊橋駅新幹線口」(愛知県豊橋市)、「ジャストイン松阪駅前」(三重県松阪市)いずれの店舗においても総じて客室単価や稼働率は増加傾向にあり、当連結会計年度における全3店舗の平均客室単価については、前期比900円増加の8,301円、平均客室稼働率については、前期比1.0ポイント増加の84.7%となりました。
いずれの店舗においても、総じて平均客室単価や平均客室稼働率は増加・上昇傾向となっております。
これらの結果、ホテルセグメントについては、売上高1,374百万円(前期比12.5%増)、セグメント利益304百万円(同36.3%増)となりました。
また、4店舗目となる「ジャストインプレミアム東海太田川駅前」(愛知県東海市)についても、2027年5月の営業開始に向けて予定通り2026年4月に着工いたしました。
加えて、5店舗目となる「(仮称)ジャストインプレミアム名古屋駅新幹線口」(名古屋市中村区)の新規開発についても、2026年7月24日開催の取締役会において決定いたしました(2028年4月営業開始予定)。
当社グループは、引き続きビジネスホテルの積極的な開発を成長戦略の中核に据え、ストック型ビジネスのさらなる拡充を通じて、持続的かつ安定的な経営基盤の確立を目指してまいります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて355百万円増の2,174百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は44百万円(前年同期比599百万円減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益767百万円及び仕掛販売用不動産の減少額962百万円があった一方、販売用不動産の増加額1,145百万円及び法人税等の支払額515百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は371百万円(前年同期は2,749百万円の獲得)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出500百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は682百万円(前年同期は2,742百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額490百万円、長期借入れによる収入1,416百万円、長期借入金の返済による支出1,358百万円及び株式の発行による収入392百万円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、生産活動を行っておりませんので該当事項はありません。
b.仕入実績
仕入実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
(注)ストックセグメント及びホテルセグメントについては、仕入実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
c.受注実績
開発セグメント及びホテルセグメントにおいては、受注販売を行っておりませんので、受注実績は記載しておりません。
ストックセグメントにおいては、マネジメント事業にて管理受託物件の修繕及びリフォームを受注しておりますが、いずれも受注から売上計上までの期間が短期であるため、受注実績の記載は省略しております。
d.販売実績
販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
(注)株式会社フロンティア・インベストメントの当連結会計年度の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%未満であるため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、期末日現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、見積りが必要な事項については、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は、主にビジネスホテル事業にて平均客室単価や平均客室稼働率が増加・上昇したことにより5,499百万円(前期比1.1%増)となりました。利益につきましては、ビジネスホテル事業における売上高の増加に伴いОTA手数料が増加したことにより支払手数料が増加した一方、不動産販売における売上原価が減少したことにより、営業利益は857百万円(同24.3%増)、経常利益は720百万円(同17.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は547百万円(同33.0%減)となりました。
セグメントごとの経営成績に関する分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載しております。
b.財政状態の分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に記載のとおりであります。
c.キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの主たる資金需要については、不動産の仕入れ及び建設費などの開発プロジェクト資金や従業員の給与手当などの販売費及び一般管理費等の運転資金であります。当社グループでは、事業運営上必要な資金について、安定的に維持していくため、自己資金と金融機関からの借入とのバランスを鑑みて調達することを基本方針としております。
④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は13,316百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,080百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が255百万円、販売用不動産が1,255百万円、土地が382百万円増加し、仕掛販売用不動産が962百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は8,158百万円となり、前連結会計年度末に比べて192百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が490百万円、長期借入金が346百万円増加し、1年内返済予定の長期借入金が288百万円、未払法人税等が239百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は5,157百万円となり、前連結会計年度末に比べて888百万円増加いたしました。これは主に、上場に伴う新株発行や新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ198百万円増加したこと及び利益剰余金が494百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、企業業績が比較的堅調に推移するなど国内経済活動の正常化が緩やかに進んでいるものの、物価上昇の継続や金融政策の動向を背景とした金利上昇懸念、米国の通商政策や世界各地における地政学的リスクの長期化など、当社グループを取り巻く社会経済環境の動向については依然として不透明な状況が続いております。
不動産市場では、資材価格の高止まりや人手不足による人件費の増加などに起因して建築コストが高水準で推移していることなどを理由に新築分譲マンションの価格は引き続き上昇傾向にあります。また、新設住宅着工戸数が減少トレンドにあり供給の抑制がみられる一方で、物価や住宅ローン金利の上昇など消費マインドの低下に伴う需要の減速も懸念されており、価格動向や需給バランスなどについては引き続き注視していく必要がある状況であります。
また、宿泊市場では、インバウンド需要は今後も継続することが予測され、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営環境」のとおり、2025年1月から12月の延べ宿泊者数は前年と比較して減少しているものの外国人宿泊者数は17,787万人泊と前年比で8.2%の増加となっております。また、2025年1月から12月の客室稼働率については、宿泊施設全体で61.8%であり、前年差では2.2ポイントの増加、ビジネスホテルは75.3%であり、前年差では1.6ポイントの増加となっていることから、引き続き事業環境は良化していくものと考えております。
このような状況のもと、開発セグメントでは、名古屋市内の地下鉄等主要駅から徒歩5分圏内の好立地を中心に展開する都市型分譲マンション「パルティールシリーズ」、愛知県海部郡、あま市、津島市、愛西市及び名古屋市を中心に展開する宅地分譲「リベルタシリーズ」の積極的な企画・開発、販売を行ってまいりました。
ストックセグメントでは、プロパティマネジメント、ビルメンテナンス、貸会議室及びレンタルオフィスなどのクオリティ強化を図ることに加えて、2026年1月には、賃貸マンションとビジネスホテルの中間に位置付けられる家具家電付きのマンスリーマンション「マンスリープラス」の営業を開始して商品ラインナップの拡充を図っております。
また、ホテルセグメントでは、国内外の利用者に向けて、主要なOTA(オンライントラベルエージェント)へのリスティング広告の掲出やクーポン発行等によるインターネット媒体を活用した広告宣伝、付加価値の高い宿泊プランの販売、顧客サービスのクオリティ強化などを推進いたしました。
これらの結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高5,499百万円(前期比1.1%増)、営業利益857百万円(同24.3%増)、経常利益720百万円(同17.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益547百万円(同33.0%減)となりました。
セグメント別の経営成績につきましては、以下のとおりであります。
[開発セグメント]
インベストメント事業では、パルティール名西(名古屋市西区)計7戸、パルティール高畑アネックス(名古屋市中川区)計18戸、パルティール笠寺(名古屋市南区)計64戸、パルティール八田(名古屋市中川区)計26戸、プログレッソ岐阜駅前(岐阜県岐阜市)計11戸、合計126戸の1Kタイプのパルティールマンションシリーズなどを販売いたしました。
ソリューション事業では、LDKタイプのパルティール八田(名古屋市中川区)計2戸、リベルタ豊山豊場(愛知県西春日井郡豊山町)計2区画、リベルタ堀之内Ⅳ(愛知県海部郡大治町)計2区画、リベルタ昭和区長池町(名古屋市昭和区)1区画、リベルタ大治町砂子(愛知県海部郡大治町)計2区画、リベルタ西区清里町(名古屋市西区)計12区画、あま市下萱津池端(愛知県あま市)など合計39物件を販売いたしました。
これらの結果、開発セグメントについては、売上高3,535百万円(前期比3.0%減)、セグメント利益377百万円(同27.8%増)となりました。
[ストックセグメント]
マネジメント事業では、開発セグメントにおけるパルティールマンションシリーズの積極的な販売のもと、プロパティマネジメント及びビルメンテナンスなどを推進し、管理戸数の増加に繋げてまいりました。
レンタル事業では、貸会議室「タイムオフィス名古屋」(名古屋市中村区)において、アフターコロナからの回復基調の継続によって利用時間の増加や稼働率の上昇が見られており、当連結会計年度における坪当たり月平均売上高については、前期比4,753円増加の41,770円となりました。レンタルオフィス「オフィスプラス名古屋」(名古屋市中村区)、「オフィスプラス栄」(名古屋市中区)においても、ワークプレイスの多様化に伴うレンタルオフィス需要の高まりを背景にいずれも稼働率の上昇が見られており、「オフィスプラス名古屋」については、前期比10.0ポイント増加の86.1%、「オフィスプラス栄」については、前期比30.2ポイント増加の82.1%となりました。
また、2026年1月には、賃貸マンションとビジネスホテルの中間に位置付けられる家具家電付きのマンスリーマンション「マンスリープラス」の営業を開始して商品ラインナップの拡充を図っております。
これらの結果、ストックセグメントについては、売上高589百万円(前期比2.9%増)、セグメント利益175百万円(同2.6%増)となりました。
[ホテルセグメント]
ビジネスホテル事業では、「ジャストインプレミアム名古屋駅」(名古屋市中区)、「ジャストインプレミアム豊橋駅新幹線口」(愛知県豊橋市)、「ジャストイン松阪駅前」(三重県松阪市)いずれの店舗においても総じて客室単価や稼働率は増加傾向にあり、当連結会計年度における全3店舗の平均客室単価については、前期比900円増加の8,301円、平均客室稼働率については、前期比1.0ポイント増加の84.7%となりました。
いずれの店舗においても、総じて平均客室単価や平均客室稼働率は増加・上昇傾向となっております。
これらの結果、ホテルセグメントについては、売上高1,374百万円(前期比12.5%増)、セグメント利益304百万円(同36.3%増)となりました。
また、4店舗目となる「ジャストインプレミアム東海太田川駅前」(愛知県東海市)についても、2027年5月の営業開始に向けて予定通り2026年4月に着工いたしました。
加えて、5店舗目となる「(仮称)ジャストインプレミアム名古屋駅新幹線口」(名古屋市中村区)の新規開発についても、2026年7月24日開催の取締役会において決定いたしました(2028年4月営業開始予定)。
当社グループは、引き続きビジネスホテルの積極的な開発を成長戦略の中核に据え、ストック型ビジネスのさらなる拡充を通じて、持続的かつ安定的な経営基盤の確立を目指してまいります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて355百万円増の2,174百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は44百万円(前年同期比599百万円減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益767百万円及び仕掛販売用不動産の減少額962百万円があった一方、販売用不動産の増加額1,145百万円及び法人税等の支払額515百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は371百万円(前年同期は2,749百万円の獲得)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出500百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は682百万円(前年同期は2,742百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額490百万円、長期借入れによる収入1,416百万円、長期借入金の返済による支出1,358百万円及び株式の発行による収入392百万円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、生産活動を行っておりませんので該当事項はありません。
b.仕入実績
仕入実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
| セグメントの名称 | 前連結会計年度 (自 2024年5月1日 至 2025年4月30日) | 当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日) | ||
| 金額(千円) | 前期比(%) | 金額(千円) | 前期比(%) | |
| 開発セグメント | 1,445,276 | 116.8 | 1,010,263 | 69.9 |
(注)ストックセグメント及びホテルセグメントについては、仕入実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
c.受注実績
開発セグメント及びホテルセグメントにおいては、受注販売を行っておりませんので、受注実績は記載しておりません。
ストックセグメントにおいては、マネジメント事業にて管理受託物件の修繕及びリフォームを受注しておりますが、いずれも受注から売上計上までの期間が短期であるため、受注実績の記載は省略しております。
d.販売実績
販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
| セグメントの名称 | 前連結会計年度 (自 2024年5月1日 至 2025年4月30日) | 当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日) | ||
| 金額(千円) | 前期比(%) | 金額(千円) | 前期比(%) | |
| 開発セグメント | 3,644,879 | 93.7 | 3,535,829 | 97.0 |
| ストックセグメント | 572,439 | 99.9 | 589,150 | 102.9 |
| ホテルセグメント | 1,221,327 | 114.3 | 1,374,326 | 112.5 |
| 合計 | 5,438,646 | 98.3 | 5,499,307 | 101.1 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2024年5月1日 至 2025年4月30日) | 当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| エターナル株式会社 | 551,917 | 10.1 | 780,976 | 14.2 |
| 株式会社フロンティア・インベストメント | 871,310 | 16.0 | - | - |
(注)株式会社フロンティア・インベストメントの当連結会計年度の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%未満であるため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、期末日現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、見積りが必要な事項については、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は、主にビジネスホテル事業にて平均客室単価や平均客室稼働率が増加・上昇したことにより5,499百万円(前期比1.1%増)となりました。利益につきましては、ビジネスホテル事業における売上高の増加に伴いОTA手数料が増加したことにより支払手数料が増加した一方、不動産販売における売上原価が減少したことにより、営業利益は857百万円(同24.3%増)、経常利益は720百万円(同17.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は547百万円(同33.0%減)となりました。
セグメントごとの経営成績に関する分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載しております。
b.財政状態の分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に記載のとおりであります。
c.キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの主たる資金需要については、不動産の仕入れ及び建設費などの開発プロジェクト資金や従業員の給与手当などの販売費及び一般管理費等の運転資金であります。当社グループでは、事業運営上必要な資金について、安定的に維持していくため、自己資金と金融機関からの借入とのバランスを鑑みて調達することを基本方針としております。
④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標」に記載のとおりであります。