有価証券報告書-第126期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2021年6月30日)現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社経営の基本方針
当社グループは以下の基本理念と経営理念を事業運営の基本方針として今後も堅持してまいります。
基本理念
当社グループは、環境と安全そして成長を最重要課題と認識し、社会との共存を図り、より豊かで快適な生活環境を創るために必要な物づくりの一翼を担うことに、誇りを持って、たゆむことなく、挑み続けることを基本理念とします。
経営理念
1.お取引先様の立場に立ったサービスを提供します。
私たちは、お取引先様の信頼にお応えすることを絶えず念頭に置いて、その多様なご要望に、的確かつ迅速に対応いたします。
2.法令・規則を遵守します。
私たちは、法令・規則を遵守し、適時・適切な企業情報の開示を心がけ、公明正大で透明性の高い経営を推進することで、お取引先様や株主様の信用を得られるようにたゆむことなく努力いたします。
3.環境をたいせつにします。
私たちは、環境に配慮した企業活動を通じ、社会の発展に寄与すると共に、次の世代に豊かな地球環境を引き継ぐことを目指します。
4.魅力ある職場を創ります。
私たちは、グループ社員が安全で衛生的な労働環境のもと、いきいきと活動し、自らの能力と使命を存分に発揮することができる機会と職場を創ることを心がけます。
5.安定した収益を確保し、成長戦略を続けます。
私たちは、優れた品質とサービスを提供することで安定した収益を確保しつつ、常に高い目標に向かって成長を続けるように、全員で取り組みます。
(2)経営環境
世界経済は持ち直しの動きは続く見込みですが、新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されており、厳しい状況が続くものと考えられ、感染の再拡大や金融市場の変動などが景気に与える影響について注視していく必要があります。
日本経済につきましても、感染拡大の防止策を講じる中で、各種政策の効果などにより、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、経済活動の回復には産業ごとにばらつきが見られることや感染再拡大による停滞リスクもあり、依然として不透明な状況が続くと見られております。
事業セグメントごとの環境ですが、アンチモン事業において、主製品である三酸化アンチモンは様々な用途に使われています。主たる用途は、プラスチック、ゴム、繊維などの高分子材料を燃えにくくする難燃助剤であり、広範な産業分野から電化製品といった各家庭での必需品にも使用され、防炎機能を付与することで、安全・安心な生活を支え、人的・経済的な損失を防止することに大きく貢献しています。しかしながら、国内市場での需要の縮小均衡、海外メーカーとの競争激化、更には特定化学物質障害予防規則(特化則)への対応などにより、厳しい事業環境が続いています。
金属粉末事業の主製品は、電子部品の導電材料向け銅およびその他の金属粉末、パワーインダクタ向けの鉄合金粉末、自動車部品や産業機械部品などに使用される焼結材料向けの金属粉末で、各種製品の高機能化や利便性に貢献しております。電子部品向け金属粉末は、通信機器端末などに使用され、新型コロナウイルス感染症対策として、在宅勤務を中心としたテレワークの急速な普及や教育などのオンライン化への取組みが、PCやスマートフォンなどの通信機器端末の需要を喚起すると共に、デジタルトランスフォーメーションの推進がデータセンターや基地局向けを含む5G関連需要を増加させており、堅調な需要が見込まれています。このように、デジタル技術の進化や自動車の電装化などにより中長期的に需要の拡大が見込まれる一方、品質・機能・安定供給に対する要求水準が高まっています。
当社グループの製品は、アンチモン製品・金属粉末製品ともに、自動車部品、電気・電子製品や通信インフラ用の部品などの素材に使用されており、感染予防対策を実行しつつ、お客様のニーズに即した高品質の製品の安定的な生産と販売を行いながら、生産性の向上・業務の効率化の取組みを強化してまいります。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、2022年3月期を最終年度とする中期経営計画において、「グループ力・製品力・人財力・収益力を高め既存事業の拡大と新規事業の開拓を行う」ことを基本方針とし、確固たる事業基盤づくりを行うことで、企業価値の向上と財務基盤の強化を図ってまいります。同計画の最終年度において目標とする経営指標を、連結営業利益15億円、連結ROE10%以上と設定しておりましたが、事業環境の大きな変化により、連結営業利益13億2千万円、連結ROE10%以上に修正いたします。
(4)経営戦略と優先的に対処すべき課題
当社グループは現中期経営計画を達成するための具体的な施策として、グループ経営の強化、競争力のあるものづくり、価値を創造することができるひとづくり、たゆまぬ改善による事業基盤づくりを掲げ、事業活動を推進しており、これらの施策を実現することで、安定的な製造・販売を実現すると共に、企業価値の向上をめざしてまいります。
アンチモン事業につきましては、前述の経営環境で挙げた国内需要の縮小均衡、海外メーカーとの競争激化、特化則への対応が課題となります。きめ細かい販売活動を実施し、品質の向上や新製品の開発などに努め、シェア拡大に取り組んでまいります。また、原料調達の取組みを強化し、生産工程の見直しや合理化などで生産性の改善を行い、コストダウンの実現を図ってまいります。
金属粉末事業につきましても同様に、中長期的な需要拡大と要求水準の高まりが課題となりますので、顧客ニーズに対応するために、生産能力の増強を行うと共に、高機能製品の開発と品質マネジメントシステムの強化を行ってまいります。また、自動化による生産工程の改善、収率の更なる向上、継続的な原価低減の取組みを行い、収益力の向上を図ってまいります。
(1)会社経営の基本方針
当社グループは以下の基本理念と経営理念を事業運営の基本方針として今後も堅持してまいります。
基本理念
当社グループは、環境と安全そして成長を最重要課題と認識し、社会との共存を図り、より豊かで快適な生活環境を創るために必要な物づくりの一翼を担うことに、誇りを持って、たゆむことなく、挑み続けることを基本理念とします。
経営理念
1.お取引先様の立場に立ったサービスを提供します。
私たちは、お取引先様の信頼にお応えすることを絶えず念頭に置いて、その多様なご要望に、的確かつ迅速に対応いたします。
2.法令・規則を遵守します。
私たちは、法令・規則を遵守し、適時・適切な企業情報の開示を心がけ、公明正大で透明性の高い経営を推進することで、お取引先様や株主様の信用を得られるようにたゆむことなく努力いたします。
3.環境をたいせつにします。
私たちは、環境に配慮した企業活動を通じ、社会の発展に寄与すると共に、次の世代に豊かな地球環境を引き継ぐことを目指します。
4.魅力ある職場を創ります。
私たちは、グループ社員が安全で衛生的な労働環境のもと、いきいきと活動し、自らの能力と使命を存分に発揮することができる機会と職場を創ることを心がけます。
5.安定した収益を確保し、成長戦略を続けます。
私たちは、優れた品質とサービスを提供することで安定した収益を確保しつつ、常に高い目標に向かって成長を続けるように、全員で取り組みます。
(2)経営環境
世界経済は持ち直しの動きは続く見込みですが、新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されており、厳しい状況が続くものと考えられ、感染の再拡大や金融市場の変動などが景気に与える影響について注視していく必要があります。
日本経済につきましても、感染拡大の防止策を講じる中で、各種政策の効果などにより、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、経済活動の回復には産業ごとにばらつきが見られることや感染再拡大による停滞リスクもあり、依然として不透明な状況が続くと見られております。
事業セグメントごとの環境ですが、アンチモン事業において、主製品である三酸化アンチモンは様々な用途に使われています。主たる用途は、プラスチック、ゴム、繊維などの高分子材料を燃えにくくする難燃助剤であり、広範な産業分野から電化製品といった各家庭での必需品にも使用され、防炎機能を付与することで、安全・安心な生活を支え、人的・経済的な損失を防止することに大きく貢献しています。しかしながら、国内市場での需要の縮小均衡、海外メーカーとの競争激化、更には特定化学物質障害予防規則(特化則)への対応などにより、厳しい事業環境が続いています。
金属粉末事業の主製品は、電子部品の導電材料向け銅およびその他の金属粉末、パワーインダクタ向けの鉄合金粉末、自動車部品や産業機械部品などに使用される焼結材料向けの金属粉末で、各種製品の高機能化や利便性に貢献しております。電子部品向け金属粉末は、通信機器端末などに使用され、新型コロナウイルス感染症対策として、在宅勤務を中心としたテレワークの急速な普及や教育などのオンライン化への取組みが、PCやスマートフォンなどの通信機器端末の需要を喚起すると共に、デジタルトランスフォーメーションの推進がデータセンターや基地局向けを含む5G関連需要を増加させており、堅調な需要が見込まれています。このように、デジタル技術の進化や自動車の電装化などにより中長期的に需要の拡大が見込まれる一方、品質・機能・安定供給に対する要求水準が高まっています。
当社グループの製品は、アンチモン製品・金属粉末製品ともに、自動車部品、電気・電子製品や通信インフラ用の部品などの素材に使用されており、感染予防対策を実行しつつ、お客様のニーズに即した高品質の製品の安定的な生産と販売を行いながら、生産性の向上・業務の効率化の取組みを強化してまいります。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、2022年3月期を最終年度とする中期経営計画において、「グループ力・製品力・人財力・収益力を高め既存事業の拡大と新規事業の開拓を行う」ことを基本方針とし、確固たる事業基盤づくりを行うことで、企業価値の向上と財務基盤の強化を図ってまいります。同計画の最終年度において目標とする経営指標を、連結営業利益15億円、連結ROE10%以上と設定しておりましたが、事業環境の大きな変化により、連結営業利益13億2千万円、連結ROE10%以上に修正いたします。
(4)経営戦略と優先的に対処すべき課題
当社グループは現中期経営計画を達成するための具体的な施策として、グループ経営の強化、競争力のあるものづくり、価値を創造することができるひとづくり、たゆまぬ改善による事業基盤づくりを掲げ、事業活動を推進しており、これらの施策を実現することで、安定的な製造・販売を実現すると共に、企業価値の向上をめざしてまいります。
アンチモン事業につきましては、前述の経営環境で挙げた国内需要の縮小均衡、海外メーカーとの競争激化、特化則への対応が課題となります。きめ細かい販売活動を実施し、品質の向上や新製品の開発などに努め、シェア拡大に取り組んでまいります。また、原料調達の取組みを強化し、生産工程の見直しや合理化などで生産性の改善を行い、コストダウンの実現を図ってまいります。
金属粉末事業につきましても同様に、中長期的な需要拡大と要求水準の高まりが課題となりますので、顧客ニーズに対応するために、生産能力の増強を行うと共に、高機能製品の開発と品質マネジメントシステムの強化を行ってまいります。また、自動化による生産工程の改善、収率の更なる向上、継続的な原価低減の取組みを行い、収益力の向上を図ってまいります。