有価証券報告書-第110期(2023/04/01-2024/03/31)
6 偶発債務は次のとおりであります。
(保証債務)
連結会社以外の会社の金融機関等からの借入金に対する保証を行っております。
(その他)
当社の連結子会社であるアタカマ・コーザン鉱山特約会社(以下「アタカマ社」という。)は、2021年4月にチリ環境監督局(以下「当局」という。)より環境資格の規定違反に関する改善命令を受けたことから、当局と協議し改善対応を実施しております。
具体的には指摘のあった9件のうち1件については見解の相違があり、アタカマ社は、当局判断の取り消しを目的として、2022年12月にチリ環境裁判所に提訴を行っておりました。
2023年10月23日にチリ環境裁判所によりアタカマ社の提訴が却下されたため、アタカマ社はこれを不服として11月11日に最高裁判所に上告を行っております。
アタカマ社の提訴が却下されたことにより、罰金の支払いを求められる蓋然性は高くなっておりますが、現在まで当局より金額の提示はなく、将来の支払額を合理的に見積ることが困難であることから、引当金の計上は行っておりません。
(保証債務)
連結会社以外の会社の金融機関等からの借入金に対する保証を行っております。
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | |||
保証総額 | (連結会社負担額) | 保証総額 | (連結会社負担額) | |
日比共同製錬㈱ | 2,494 | (2,494)百万円 | 2,005 | (2,005)百万円 |
いわき共同タンカル㈱ | 200 | (38) | 180 | (34) |
計 | 2,694 | (2,532) | 2,185 | (2,039) |
(その他)
当社の連結子会社であるアタカマ・コーザン鉱山特約会社(以下「アタカマ社」という。)は、2021年4月にチリ環境監督局(以下「当局」という。)より環境資格の規定違反に関する改善命令を受けたことから、当局と協議し改善対応を実施しております。
具体的には指摘のあった9件のうち1件については見解の相違があり、アタカマ社は、当局判断の取り消しを目的として、2022年12月にチリ環境裁判所に提訴を行っておりました。
2023年10月23日にチリ環境裁判所によりアタカマ社の提訴が却下されたため、アタカマ社はこれを不服として11月11日に最高裁判所に上告を行っております。
アタカマ社の提訴が却下されたことにより、罰金の支払いを求められる蓋然性は高くなっておりますが、現在まで当局より金額の提示はなく、将来の支払額を合理的に見積ることが困難であることから、引当金の計上は行っておりません。