当第3四半期連結累計期間における売上高は247,819百万円と前年同期に比べ40,393百万円の増収(+19.5%)となり、売上総利益は35,157百万円と前年同期に比べ9,712百万円の増益(+38.2%)となりました。前年同期に比べ増収増益となった主な要因は、売上高は、原油の販売数量の増加に加え、JACOSハンギングストーン鉱区における希釈ビチューメンの販売数量が増加したことなどにより増収となりました。売上総利益は、主にオイルサンド事業における重軽格差(カナダ産重質油と軽質油であるWTIとの価格差)の縮小による希釈ビチューメンの販売収支の改善などにより増益となりました。
探鉱費は、716百万円と前年同期に比べ99百万円増加(+16.1%)し、販売費及び一般管理費は、22,907百万円と前年同期に比べ879百万円減少(△3.7%)した結果、営業利益は、前年同期に比べ10,492百万円増益の11,533百万円となりました。経常利益は、主に為替差損が為替差益に転じたものの、持分法による投資利益が減少したことや、前年同期における資産除去債務戻入益が減少したことなどにより、前年同期に比べ7,574百万円増益の19,849百万円となりました。
税金等調整前四半期純利益は、前年同期に比べ6,805百万円増益の19,686百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ5,153百万円増益の16,556百万円となりました。
2020/02/12 15:15