有価証券報告書-第93期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/30 9:56
【資料】
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【項目】
125項目

有報資料

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。なお、連結財務諸表の作成にあたっては、主として期末日現在などの判断に基づき金額を見積った項目があります。
特に以下の項目に関する見積額は、実際の結果と異なる可能性があります。
①貸倒引当金
貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しておりますが、今後の個別の業況などによっては、追加引当もしくは取崩しが必要となる可能性があります。
②退職給付費用および債務
退職給付費用および退職給付債務は、割引率など数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、将来期間において認識される費用および計上される債務に影響を及ぼす可能性があります。
③投資有価証券の減損
投資有価証券については、その価値の下落が一時的ではなく回復可能性が無いと認められる場合に減損処理を実施しておりますが、今後の市況や投資先の業況などにより、さらに減損処理が必要となる可能性や価格が回復する可能性があります。
(2)財政状態
①貸借対照表の状況
当連結会計年度末の資産の部は、設備投資により有形固定資産は増加いたしましたが、「現金及び預金」や「退職給付に係る資産」の減少により、合計では前連結会計年度末に比べ、45億4百万円減の3,788億5千2百万円となりました。
負債の部は、「退職給付に係る負債」は増加いたしましたが、「コマーシャル・ペーパー」の減少などにより、借入金・社債の総額が減少し、合計では前連結会計年度末に比べ、85億8千8百万円減の2,494億8千1百万円となりました。
純資産の部は、「退職給付に係る調整累計額」の減少などにより、「その他の包括利益累計額合計」が減少いたしましたが、「利益剰余金」の増加により、合計では前連結会計年度末に比べ40億8千3百万円増の1,293億7千万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の32.4%から33.8%に、1株当たり純資産額は前連結会計年度末の502.36円から518.61円になりました。
②財務政策
当社グループは、運転資金および設備投資資金の調達に際しては、内部資金を基本としながら、金融機関からの借入、コマーシャル・ペーパーの発行、社債の発行などの外部からの資金も利用しております。外部からの資金調達につきましては、安定的かつ低利を前提としながら、将来の金融情勢の変化等も勘案してバランスのとれた調達を実施しております。なお、当社(提出会社)は機動的な資金調達および当社グループ全体の資金効率アップのため、金融機関15行と総額250億円のコミットメントライン契約を締結しております。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1.業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりです。
平成24年
3月期
平成25年
3月期
平成26年
3月期
平成27年
3月期
平成28年
3月期
自己資本比率(%)30.831.433.332.433.8
時価ベースの自己資本比率(%)22.219.222.729.439.3
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(倍)5.05.54.714.24.0
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)13.412.814.67.728.1

自己資本比率:(純資産-新株予約権-非支配株主持分)/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数により算出しております。
※ 営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(3)経営成績
当連結会計年度の売上高は、前年比1.1%増の6,014億9千9百万円となりました。当社(提出会社)の売上高は、前年比2.1%増の4,538億6千5百万円であり、その概況は以下の通りです。
市乳
牛乳類は、「森永あじわい便り」などの白物乳飲料や成分調整牛乳「まきばの空」が前年を上回ったことから、全体でも前年の売上を上回りました。
乳飲料等は、「リプトン ミルクティー」が前年を上回りましたが、「マウントレーニア カフェラッテ」シリーズが前年を下回ったことから、全体でも前年の売上を下回りました。
ヨーグルトは、「濃密ギリシャヨーグルト パルテノ」が大幅に前年を上回ったことに加え、「ビヒダスヨーグルト」も前年を上回ったことから、全体でも前年の売上を上回りました。
これらにより、市乳の売上高は2,067億7千9百万円(前年比1.9%増)となりました。
乳製品
粉乳は、調製粉乳の「森永E赤ちゃん」や「森永はぐくみ」が前年を上回ったことから、全体でも前年の売上を上回りました。
バターは、家庭用、業務用ともに前年を上回ったことから、全体でも前年の売上を上回りました。
チーズは、クラフトブランドの「6Pチーズ」や「フレッシュモッツァレラ」が前年を上回ったことから、全体でも前年の売上を上回りました。
これらにより、乳製品の売上高は965億8千8百万円(前年比3.2%増)となりました。
アイスクリーム
アイスクリームは、「ピノ」が前年を上回ったことに加え、「MOW(モウ)」が大幅に前年を上回ったことから、全体でも前年を上回りました。
これらにより、アイスクリームの売上高は523億9千6百万円(前年比4.0%増)となりました。
その他
「リプトン フルーツティー」が前年を下回りましたが、流動食やベビーフード「大満足ごはん」などが前年を上回ったことから、全体でも前年の売上をわずかに上回りました。
これらにより、その他の売上高は981億円(前年比0.7%増)となりました。
当連結会計年度の損益面では、営業利益は前年比110.4%増の143億1千7百万円、経常利益は前年比81.7%増の149億5千9百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産売却益54億5千1百万円を計上したこともあり、前年比154.0%増の105億7千6百万円となりました。

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