四半期報告書-第76期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/11/13 11:04
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有報資料

(1)業績等の概要
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益や雇用環境の好転を背景に景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方では円安による物価上昇の影響もあり実体経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当業界におきましては、食肉相場は総じて前年を上回る水準で推移しましたが、食料品等の日常生活品に対する消費者の低価格志向はまだまだ根強く厳しい事業環境が続いております。
このような状況の下、当社グループは、中期経営計画「CNV2015」の最終年度を迎え、成長戦略を加速させるべく、企業ブランド・商品ブランドの価値を高め、コスト競争力の強化を図りナショナルブランドメーカーとしての地位向上に向けてグループ一丸となって取り組んでおります。
また、当社は9月15日の取締役会において米久株式会社と共同持株会社を設立し、経営統合を行うことについて決議いたしました。今後は事業規模の拡大を図るとともに、両社の強みを持ち寄り、シナジー効果を創出し、価値ある商品をお客様に提供し続けることで、持続的成長と企業価値の更なる向上を目指してまいります。
当第2四半期の連結業績につきましては、売上高は、ハム・ソーセージでは主力商品が順調に売上を伸ばし、中元ギフトにつきましても前年を上回る実績となったことなどから、前年同四半期に比べて7.9%増となりました。また、調理加工食品ほかにつきましても、コンビニエンスストア向け商品を中心に売上を伸ばし前年同四半期に比べて24.2%増となりました。食肉につきましては、アンズコフーズ社の連結による売上増加や食肉相場が前年を上回る水準で推移したことなどにより前年同四半期に比べて60.7%増と大幅に増加した結果、売上高全体としては前年同四半期より953億4千万円増加して3,253億6千万円(前年同四半期比41.4%増)となりました。
利益面につきましては、売上総利益は、ハム・ソーセージの売上回復、調理加工食品ほか及び食肉の売上増加に伴って前年同四半期に比べて83億3千万円増加して470億2千2百万円(前年同四半期比21.5%増)となりました。営業利益は、アンズコフーズ社の連結に伴い販売費及び一般管理費が増加したものの、前年同四半期に比べて39億6千万円増加して52億3千3百万円(前年同四半期比311.2%増)となりました。また経常利益につきましても、前年同四半期に比べて23億7千9百万円増加して51億7千5百万円(前年同四半期比85.1%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益の特別利益への計上等により前年同四半期に比べて21億1千3百万円増加して41億8千7百万円(前年同四半期比101.9%増)となりました。
[セグメント別の概況]
(加工食品事業本部)
ハム・ソーセージにつきましては、テレビコマーシャルや消費者キャンペーン等の販促活動を積極的に展開し、「The GRAND アルトバイエルン」「朝のフレッシュシリーズ」「ポークビッツ」等の主力商品が順調に売上を伸ばしました。また、リニューアル発売した「PRIME あらびきグルメポークウィンナー」が好調に推移し、業務用商品につきましても大きく売上を伸ばしました。中元ギフトにつきましては、「伝承」「黒の誉」などの国産高品質商品が堅調に推移し、前年を上回る売上実績を確保いたしました。調理加工食品ほかにつきましても、「旨包シリーズ」をはじめとする主力商品の売上が好調に推移していることに加え、コンビニエンスストア向け商品を中心としたピザ・スナック類が伸張いたしました。
この結果、加工食品事業本部の売上高は、1,570億8千6百万円(前年同四半期比8.0%増)となりました。また、営業利益につきましては、ハム・ソーセージや調理加工食品ほかの売上増加や原料価格が安定的に推移したこともあり、23億1千7百万円(前年同四半期は10億4千万円の損失)となり前年同四半期を大きく上回りました。
(食肉事業本部)
食肉事業につきましては、畜種を問わず相場は総じて前年を上回る水準で推移いたしました。国産牛肉は仔牛価格の高騰と出荷頭数の減少により、相場は前年に比べて高値で推移いたしました。低価格志向の消費動向は依然継続しており、和牛を中心に扱い数量は減少いたしました。国産豚肉につきましては前年に発生したPEDの影響により全国的に出荷頭数が減少しましたが、関係農場からの安定的な供給により、当社は順調に扱い数量を伸ばしております。輸入豚肉につきましては、海外パッカーと更なる結びつきを強め、プライベートブランドとしてスペイン産「アルティシモ・リバサム」、フランス産「フランス麦の穂豚」、及びカナダ産三元豚「麦の誉」を立ち上げて、販売重点商品として拡販しております。また羊肉は、アンズコフーズ社からのニュージーランド産チルドラムの扱い数量を大きく伸ばしました。今後もチルドラムの拡販に取り組み、より一層扱い数量を増やしてまいります。鶏肉につきましては、国内鶏肉の加工用原料としての需要拡大及び従来からのブラジル産輸入鶏肉に加え、タイ産輸入鶏肉の拡販を図り順調に扱い数量を伸ばしております。
この結果、食肉事業本部の売上高は、アンズコフーズ社の連結による売上高増加もあり、2,263億8千8百万円(前年同四半期比62.8%増)、営業利益は29億6千2百万円(前年同四半期比26.6%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて44億9百万円増加し、2,644億1千万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金、たな卸資産の増加と有形固定資産の減少等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて29億8千3百万円増加し、1,286億8千9百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金、長期借入金の増加と短期借入金の減少等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて14億2千5百万円増加し、1,357億2千万円となりました。これは主に、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金の増加と繰延ヘッジ損益及び為替換算調整勘定の減少等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末より7億8千7百万円増加し、155億2千8百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、支出した資金は36億1千7百万円(前年同四半期は9億5千万円の支出)となりました。主な減少要因は、売上債権の増加、たな卸資産の増加、未払金の減少によるものであり、主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益、非資金項目の減価償却費、仕入債務の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は10億9千4百万円(前年同四半期は22億2千3百万円の支出)となりました。主な減少要因は、設備更新等の有形固定資産の取得による支出であり、主な増加要因は、投資有価証券の売却及び償還による収入であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は58億2千3百万円(前年同四半期は26億1千7百万円の支出)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入であり、主な減少要因は、配当金の支払額による支出であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、6億2千1百万円であります。
なお、本年4月目黒事務所に「伊藤ハムクリエーションラボ」を開設し、お客様目線に立ったスピーディーな商品開発を推進するとともに、お客様・お得意先様との共創による価値ある商品提供を目指した取り組みを行っております。

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