有価証券報告書-第93期(平成28年1月1日-平成28年12月31日)
業績等の概要
(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策を背景に企業収益が好転し投資や雇用環境は改善したものの、個人消費の回復は期待したほどではありませんでした。
食品業界におきましては、穀物や乳製品などの原料相場が安定していたことと為替が概ね円高で推移したことにより多くの企業が業績を伸ばしました。また消費者の健康志向が強く、健康を訴求した商品の好調が目立ちました。
このような市場環境のもと、当社の主力分野であるチーズ業界におきましては、国際的な乳製品市場の需給バランスが緩んだ状態が続き、輸入原料チーズ価格は比較的安価な状況となり、また為替が円高で推移したこともあり、調達環境としては恵まれたものがありました。販売におきましては、「家飲み」の浸透によるおつまみ需要の拡大で販売量、販売金額が伸長しました。
このような情勢のなか、当社といたしましては、食の安全・安心の確保を最重点とし、品質管理体制のさらなる強化、販売の促進、新製品の開発、コストの低減等に引き続き努めました。
その結果、家庭用チーズ製品とチョコレートの売上が順調に推移したことから、売上高につきましては、47,115百万円(前年同期比104.7%)、営業利益は5,197百万円(前年同期比173.6%)、経常利益は5,205百万円(前年同期比171.3%)、当期純利益は3,431百万円(前年同期比176.4%)となりました。
部門別の営業内容については次のとおりであります。
チーズ部門におきましては、主力のベビーチーズ4個入りシリーズの販売が引き続き好調に推移し、スライスチーズ、6Pチーズも伸張しました。その結果、売上高は44,675百万円(前年同期比104.5%)となりました。同部門では、新製品として「ビールに合うベビーチーズ ゆず胡椒入り」、「フロマジュエル 抹茶ショコラ」、「チーズデザートベジ6P キャロット&ゴールデンパイン」などを発売いたしました。
ナッツ部門におきましては、新製品として「チーズバル30g」、「ナッツバル ビールに合うミックス55g」などを発売いたしました。その一方で中元・歳暮といったギフトなどが振るわず、売上高は891百万円(前年同期比102.2%)となりました。
チョコレート部門におきましては、リンドールやハイカカオシリーズが好調であったことから、売上高は1,402百万円(前年同期比116.4%)となりました。
その他部門におきましては、売上高は146百万円(前年同期比85.2%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは3,636百万円の収入(前事業年度は3,265百万円の収入)となりました。主な要因は税引前当期純利益、減価償却費の計上による収入であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは5,070百万円の収入(前事業年度は1,926百万円の支出)となりました。主な要因は短期貸付金の減少による収入であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは2,250百万円の支出(前事業年度は307百万円の支出)となりました。主な要因は自己株式の取得による支出であります。
以上の結果、当事業年度末の現金及び現金同等物の残高は、10,718百万円(前事業年度末は4,288百万円)となりました。
当事業年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策を背景に企業収益が好転し投資や雇用環境は改善したものの、個人消費の回復は期待したほどではありませんでした。
食品業界におきましては、穀物や乳製品などの原料相場が安定していたことと為替が概ね円高で推移したことにより多くの企業が業績を伸ばしました。また消費者の健康志向が強く、健康を訴求した商品の好調が目立ちました。
このような市場環境のもと、当社の主力分野であるチーズ業界におきましては、国際的な乳製品市場の需給バランスが緩んだ状態が続き、輸入原料チーズ価格は比較的安価な状況となり、また為替が円高で推移したこともあり、調達環境としては恵まれたものがありました。販売におきましては、「家飲み」の浸透によるおつまみ需要の拡大で販売量、販売金額が伸長しました。
このような情勢のなか、当社といたしましては、食の安全・安心の確保を最重点とし、品質管理体制のさらなる強化、販売の促進、新製品の開発、コストの低減等に引き続き努めました。
その結果、家庭用チーズ製品とチョコレートの売上が順調に推移したことから、売上高につきましては、47,115百万円(前年同期比104.7%)、営業利益は5,197百万円(前年同期比173.6%)、経常利益は5,205百万円(前年同期比171.3%)、当期純利益は3,431百万円(前年同期比176.4%)となりました。
部門別の営業内容については次のとおりであります。
チーズ部門におきましては、主力のベビーチーズ4個入りシリーズの販売が引き続き好調に推移し、スライスチーズ、6Pチーズも伸張しました。その結果、売上高は44,675百万円(前年同期比104.5%)となりました。同部門では、新製品として「ビールに合うベビーチーズ ゆず胡椒入り」、「フロマジュエル 抹茶ショコラ」、「チーズデザートベジ6P キャロット&ゴールデンパイン」などを発売いたしました。
ナッツ部門におきましては、新製品として「チーズバル30g」、「ナッツバル ビールに合うミックス55g」などを発売いたしました。その一方で中元・歳暮といったギフトなどが振るわず、売上高は891百万円(前年同期比102.2%)となりました。
チョコレート部門におきましては、リンドールやハイカカオシリーズが好調であったことから、売上高は1,402百万円(前年同期比116.4%)となりました。
その他部門におきましては、売上高は146百万円(前年同期比85.2%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは3,636百万円の収入(前事業年度は3,265百万円の収入)となりました。主な要因は税引前当期純利益、減価償却費の計上による収入であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは5,070百万円の収入(前事業年度は1,926百万円の支出)となりました。主な要因は短期貸付金の減少による収入であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは2,250百万円の支出(前事業年度は307百万円の支出)となりました。主な要因は自己株式の取得による支出であります。
以上の結果、当事業年度末の現金及び現金同等物の残高は、10,718百万円(前事業年度末は4,288百万円)となりました。