当第1四半期につきましては、デフレからの早期脱却と経済再生に向けた政府の取組みを背景として、企業業績が改善する一方、消費税率の引上げによる需要の変動、円安等による輸入原材料価格の上昇、根強い消費者の低価格志向等、当社を取り巻く環境は厳しいものとなりました。このような中、当社はトップライン(売上高)の拡大と海外事業の拡大を最優先戦略とする中期経営計画「NNI-120、スピードと成長、拡大」の取組みを加速し、国内では各事業におきまして市場の活性化に向け積極的な新製品の上市・拡販に取り組むとともに、更なる成長に向けて国内外で収益基盤の構築を進めました。製粉事業では、博多港に位置する福岡工場が本格稼働し、内陸部の筑後工場、鳥栖工場からの生産集約を完了しました。海外展開におきましては、米国の子会社であるMiller Milling Company, LLCが事業拡大のため、本年5月に米国内の製粉4工場を買収しました。これにより同社の小麦粉生産能力は米国で第4位の規模となりました。加工食品事業では、本年秋稼働予定のベトナムの調理加工食品工場建設、及び本年末稼働予定のタイのプレミックス工場増強工事は順調に進捗しております。また本年6月にはトルコに合弁会社Nisshin Seifun Turkey Makarna Ve Gida Sanayi Ve Ticaret A.S.を設立し、平成27年4月稼働予定でパスタ工場建設を進めております。なお、併せて冷凍パスタの生産・供給体制強化のため、マ・マーマカロニ㈱神戸工場において、平成27年5月稼働予定で冷凍食品工場の建設を進めてまいります。
これらの結果、売上高は国内の販売環境が厳しい中、海外事業の拡大等により1,209億75百万円(前年同期比102.5%)となりました。一方、利益面では、加工食品事業における原材料コストの上昇、製粉福岡工場の減価償却費の増加等により、営業利益は39億80百万円(前年同期比72.7%)、経常利益は56億97百万円(前年同期比85.3%)、四半期純利益は32億31百万円(前年同期比76.6%)となりました。
①セグメント別の売上高・営業利益概況
2014/08/13 10:12