海外粗糖相場は、1ポンド当たり22セント前半から始まり、サトウキビの最大生産国であるブラジルにおける気象不安を受けた大幅な減産見通し報道などにより急騰し、4月後半には、約11年半振りの高値圏となる27セント半ばにまで達しました。その後、6月中旬以降は、ブラジルの供給量回復による安堵感から一旦は下落傾向に転じたものの、8月下旬に、干ばつの影響を受けた世界第2位のサトウキビ生産国であるインドにおいて、次年度の砂糖輸出禁止見通し報道があったことから上昇し、26セント前半で当第2四半期連結累計期間末を迎えました。また、国内市中相場は、1キログラム当たり227円~229円で始まり、長引く海外粗糖相場の高止まりや円安などの影響を受け、239円~241円となりました。
国内の精製糖販売は、原材料価格の高騰などに伴う食品値上げラッシュを受けた消費者マインドの冷え込みが見られたものの、インバウンド需要の回復や今夏の記録的な猛暑による飲料品の消費増などの影響を受け、売上高は前年同期並みの実績となりました。一方、利益面では、原料費、海上運賃、包装資材及び物流費などの各種コストの増加が、引き続き多大な影響をもたらしており、これらの各種コストを吸収するため、出荷価格につき、7月に1キログラム当たり12円、10月に同10円の引き上げを実施いたしました。
国内の原料糖販売は、北海道の連結子会社における販売量減、沖縄の連結子会社における悪天候に起因した生産量減や、修繕費増による原価率の悪化などが利益面に影響を与えました。
2023/11/06 13:15