有価証券報告書-第124期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
経営環境及び対処すべき課題
当社グループを取り巻く経済環境につきましては、雇用・所得環境の改善傾向が続き、景気は緩やかに回復していくことが期待されております。一方で、景気回復の減速や消費税率引き上げによる消費マインドの悪化、さらには一部原材料価格の上昇、人手不足による人件費上昇の懸念もあり、経営環境は厳しい状況が続くと予想されます。また、食品の安全・安心をめぐる消費者の関心は一層高まっており、食品会社にとって重要な課題となっております。
このような状況にあって当社グループは、「常により良い商品と最善のサービス(ベストクオリティ・ベストサービス)を通じて、お客様ご家族に、おいしさ、楽しさ、満足を提供する」という経営理念のもと、事業環境の変化に迅速に対応するため、全従業員が新たな課題に自ら果敢に取り組む意識作りを行い、業績の向上につとめてまいります。この実現のため、従業員教育の充実、働き方改革にも継続して取り組みます。さらに、HACCP(国際的な衛生管理手法)を含め、事業の基盤となる食品安全衛生管理を着実に実行するとともに、労災ゼロ、異物混入クレームゼロを目標に、業務に取り組んでまいります。
各事業における対処すべき課題は次のとおりです。
[洋菓子事業]
単体の洋菓子においては、利益の回復という課題に対し、洋菓子チェーン店の売上確保、広域流通企業との取り組みの拡大をはかり、収益性の向上に取り組んでまいります。
洋菓子チェーン店の売上確保については、立地と店舗規模に即した最適な製品構成・棚割りに向けた見直しを進めるとともに、店内製造機能を効率的に活用してまいります。また、産地・品種にまでこだわった原料を使用した魅力ある製品の開発・販売を加速してまいります。さらに、新たなポイントサービスを導入して新規顧客の獲得にも取り組みます。加えて都心部において、プレミアム製品に絞った品揃えの店舗作りを検討いたします。店舗運営では、ITシステムのさらなる活用により、販売機会損失や製品ロスの低減に加え、人件費管理を強化し、収益性の向上につとめます。
広域流通企業との取り組みについては、既存の生産設備を有効に活用できる製品の開発・提案を積極的に行い、さらに、外食チェーンをはじめとする幅広い企業へ販路を拡大し、売上の伸長をはかります。また配送の共同化に取り組み物流の効率化を進めるなど、グループシナジーによる収益性向上に取り組んでまいります。
㈱スイートガーデンにおいては、直接取引に変更した広域流通企業との取り組みを強化するとともに、ITシステムの導入により店舗運営の効率化をはかり、加えて製品開発・生産・営業・物流などで当社との連携を強化し、収益性の向上につとめてまいります。
㈱ダロワイヨジャポンにおいては、製品個々の基本品質の向上、規格の見直し及び新製品の開発を促進し、百貨店等との取引の拡大、カタログ販売の強化などにより売上の回復につとめてまいります。また、不採算店の閉鎖、当社購買部門との連携による原材料価格の見直しなど、コスト管理の強化をはかってまいります。
レストランにおいては、ライフスタイルや市場環境の変化に対応した健康志向メニューを充実させ、季節メニューの更新頻度も高めるなど、メニューの強化に取り組んでまいります。また、一部店舗では、立地に即した業態への転換を進めることにより集客力を向上させて売上の回復をはかります。一方で、人手不足対策としてもITシステムをより活用して、店舗運営の効率化に取り組んでまいります。
[製菓事業]
菓子においては、収益性の向上という課題に対し、主力ブランドの強化・拡大をはかり、近年導入した新規設備を含めた生産ラインの稼働を促進させ、生産性向上に取り組んでまいります。
製品面では、引き続き『健康・グルメ』をテーマとした新製品開発を促進してまいります。特に発売35周年を迎える「カントリーマアム」においては、基本品質の向上とともに、増強した生産ラインを活用して、お客様の幅広いニーズや流通企業による包装形態への要望にきめ細かく対応した新製品を開発・販売します。同時に試食販売やSNS等の販売促進活動を多方面で展開してブランドの強化をはかってまいります。
販売面では、伸長する販売チャネルに注力した製品提案を一層強化するとともに、新規顧客獲得に向け、国内インターネット通販市場での販売を拡大してまいります。また、東南アジア各国の市場を中心とした輸出を進め、売上の伸長をはかります。
これらの施策によって、主力ブランドを中心とした生産ラインの稼働を促進させるとともに、労務費や物流費等の管理を強化することにより収益性の向上につとめます。
飲料においては、「ネクター」、「レモンスカッシュ」の2大ブランドを中心に、広域流通企業向け新製品の開発・提案を積極的に行い、売上の回復をはかります。
不二家(杭州)食品有限公司においては、売上の主力である「ポップキャンディ」に加え、ビスケット製品の拡販にも取り組んでまいります。また、代理店と連携し、中国で拡大するインターネット通販市場向けの製品の開発・販売を引き続き推進し、売上の伸長につとめます。
[その他]
通販・キャラクター事業、不動産賃貸事業及び㈱不二家システムセンターにつきましても、既存取引先との関係強化や新規顧客開拓を積極的に行い、売上の向上につとめてまいります。
当社グループを取り巻く環境は、厳しい状況が続いておりますが、前記の各施策を着実に実行し、業績の向上につとめてまいります。
また、親会社の山崎製パン㈱との連携を強化し、グループ全体の総合力を発揮して、企業価値の向上と不二家ブランドの強化につとめ、全事業の黒字化と安定した収益の確保を目指します。
経営環境及び対処すべき課題
当社グループを取り巻く経済環境につきましては、雇用・所得環境の改善傾向が続き、景気は緩やかに回復していくことが期待されております。一方で、景気回復の減速や消費税率引き上げによる消費マインドの悪化、さらには一部原材料価格の上昇、人手不足による人件費上昇の懸念もあり、経営環境は厳しい状況が続くと予想されます。また、食品の安全・安心をめぐる消費者の関心は一層高まっており、食品会社にとって重要な課題となっております。
このような状況にあって当社グループは、「常により良い商品と最善のサービス(ベストクオリティ・ベストサービス)を通じて、お客様ご家族に、おいしさ、楽しさ、満足を提供する」という経営理念のもと、事業環境の変化に迅速に対応するため、全従業員が新たな課題に自ら果敢に取り組む意識作りを行い、業績の向上につとめてまいります。この実現のため、従業員教育の充実、働き方改革にも継続して取り組みます。さらに、HACCP(国際的な衛生管理手法)を含め、事業の基盤となる食品安全衛生管理を着実に実行するとともに、労災ゼロ、異物混入クレームゼロを目標に、業務に取り組んでまいります。
各事業における対処すべき課題は次のとおりです。
[洋菓子事業]
単体の洋菓子においては、利益の回復という課題に対し、洋菓子チェーン店の売上確保、広域流通企業との取り組みの拡大をはかり、収益性の向上に取り組んでまいります。
洋菓子チェーン店の売上確保については、立地と店舗規模に即した最適な製品構成・棚割りに向けた見直しを進めるとともに、店内製造機能を効率的に活用してまいります。また、産地・品種にまでこだわった原料を使用した魅力ある製品の開発・販売を加速してまいります。さらに、新たなポイントサービスを導入して新規顧客の獲得にも取り組みます。加えて都心部において、プレミアム製品に絞った品揃えの店舗作りを検討いたします。店舗運営では、ITシステムのさらなる活用により、販売機会損失や製品ロスの低減に加え、人件費管理を強化し、収益性の向上につとめます。
広域流通企業との取り組みについては、既存の生産設備を有効に活用できる製品の開発・提案を積極的に行い、さらに、外食チェーンをはじめとする幅広い企業へ販路を拡大し、売上の伸長をはかります。また配送の共同化に取り組み物流の効率化を進めるなど、グループシナジーによる収益性向上に取り組んでまいります。
㈱スイートガーデンにおいては、直接取引に変更した広域流通企業との取り組みを強化するとともに、ITシステムの導入により店舗運営の効率化をはかり、加えて製品開発・生産・営業・物流などで当社との連携を強化し、収益性の向上につとめてまいります。
㈱ダロワイヨジャポンにおいては、製品個々の基本品質の向上、規格の見直し及び新製品の開発を促進し、百貨店等との取引の拡大、カタログ販売の強化などにより売上の回復につとめてまいります。また、不採算店の閉鎖、当社購買部門との連携による原材料価格の見直しなど、コスト管理の強化をはかってまいります。
レストランにおいては、ライフスタイルや市場環境の変化に対応した健康志向メニューを充実させ、季節メニューの更新頻度も高めるなど、メニューの強化に取り組んでまいります。また、一部店舗では、立地に即した業態への転換を進めることにより集客力を向上させて売上の回復をはかります。一方で、人手不足対策としてもITシステムをより活用して、店舗運営の効率化に取り組んでまいります。
[製菓事業]
菓子においては、収益性の向上という課題に対し、主力ブランドの強化・拡大をはかり、近年導入した新規設備を含めた生産ラインの稼働を促進させ、生産性向上に取り組んでまいります。
製品面では、引き続き『健康・グルメ』をテーマとした新製品開発を促進してまいります。特に発売35周年を迎える「カントリーマアム」においては、基本品質の向上とともに、増強した生産ラインを活用して、お客様の幅広いニーズや流通企業による包装形態への要望にきめ細かく対応した新製品を開発・販売します。同時に試食販売やSNS等の販売促進活動を多方面で展開してブランドの強化をはかってまいります。
販売面では、伸長する販売チャネルに注力した製品提案を一層強化するとともに、新規顧客獲得に向け、国内インターネット通販市場での販売を拡大してまいります。また、東南アジア各国の市場を中心とした輸出を進め、売上の伸長をはかります。
これらの施策によって、主力ブランドを中心とした生産ラインの稼働を促進させるとともに、労務費や物流費等の管理を強化することにより収益性の向上につとめます。
飲料においては、「ネクター」、「レモンスカッシュ」の2大ブランドを中心に、広域流通企業向け新製品の開発・提案を積極的に行い、売上の回復をはかります。
不二家(杭州)食品有限公司においては、売上の主力である「ポップキャンディ」に加え、ビスケット製品の拡販にも取り組んでまいります。また、代理店と連携し、中国で拡大するインターネット通販市場向けの製品の開発・販売を引き続き推進し、売上の伸長につとめます。
[その他]
通販・キャラクター事業、不動産賃貸事業及び㈱不二家システムセンターにつきましても、既存取引先との関係強化や新規顧客開拓を積極的に行い、売上の向上につとめてまいります。
当社グループを取り巻く環境は、厳しい状況が続いておりますが、前記の各施策を着実に実行し、業績の向上につとめてまいります。
また、親会社の山崎製パン㈱との連携を強化し、グループ全体の総合力を発揮して、企業価値の向上と不二家ブランドの強化につとめ、全事業の黒字化と安定した収益の確保を目指します。