有価証券報告書-第77期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、食品および化成品事業を中核事業として位置付け、「食品と化成品の関連分野をベースとして、おいしさ、たのしさ、健康を追求し、お客様に喜ばれる商品を提供します」の企業理念のもと、①お客様重視の経営、②迅速、確実な仕事とたゆまぬ創意工夫に基づく独自性のある経営、③人間性を尊重し、能力、意欲を最大限に発揮する活力ある経営を基本姿勢として、企業価値の永続的な向上を目指し、お客様、株主の皆様、取引先様、社員ならびに地域社会に強く支持されるよう努めてまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは、経営の基本方針のもと売上規模の追求だけにとらわれることなく、利益率、特に売上高経常利益率を重要な経営指標と捉えております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略と会社の対処すべき課題
当社グループを取り巻く環境は、外需の主導で景気の回復を続けてきましたが、海外経済の減速が鮮明となってその影響を受け始めました。国内人口の減少により市場が縮小していくなかで、消費者の節約志向は根強く残っており、今後も企業間の厳しい販売競争が続くものと予想されます。また、食品業界におきましては、消費者の健康や安全性への志向が高まって、食品の安全性確保と品質向上への取り組みが一層強く求められている一方で、販売促進費の増加や物流費の高騰は企業収益を圧迫しております。
このような状況のもと、当社グループは、安全・安心で高機能な商品を提供して売上規模の拡大を図り、昨年9月に本稼働した新工場の生産性を上げるとともに、事業活動の効率化を進めて収益力を強化して、永続的な発展と企業価値の増大を目指してまいります。具体的な取り組み課題は以下のとおりであります。
■ 食品事業につきましては、人口減少や高齢化に伴う国内市場の縮小や消費者の根強い低価格志向などにより企業間の販売競争は激しさを増しており、厳しい経営環境が続くものと予想されます。このような環境のもと、当社グループは、消費者の健康志向の高まりや高品質な商品への要請にお応えできるよう、市場のニーズを的確に捉えた商品ラインアップの拡充と営業活動に取り組んでまいります。同時に「アルファベットチョコレート」や粉末飲料の「レモンティー」、また連結子会社である株式会社エースベーカリーの「厚切りバウムクーヘン」などの中核ブランドをさらに強化するとともに、グループ各社の連携を一段と高めて効率的な運営を行い、食品事業のシェア拡大を目指してまいります。
また、昨年9月に稼働した新工場の生産能力を最大限に発揮できるように、徹底したコストダウンと品質の向上を実現してまいります。
一方、高齢化社会が進むなか、市場の広がりが期待される栄養食品につきましては、当社の技術を活かした商品を提案して事業の拡大を目指してまいります。
さらに、株式会社エースベーカリーにおきましても、消費者ニーズを捉えた商品開発と営業施策に取り組み、販売力の強化と収益力の向上に努めてまいります。
今後も当社グループは、原材料の厳選とFSSC22000に則った食品安全マネジメントシステムの運用などにより品質管理体制を強化して、お客様に安全で高品質な商品をお届けできますよう注力してまいります。
■ 化成品事業の酵素部門におきましては、主力製品であるチーズ用凝乳酵素「レンネット」 の欧米・中近東・中南米など海外市場での販売促進を一層強化してまいります。開発済みの改良次世代品につきましても、その付加価値を活かして新規販路の獲得に努めてまいります。脂肪分解酵素「リパーゼ」やリン脂質製造酵素「ホスホリパーゼ」につきましては、生産性向上や性能および品質の改良により競争力を高め、新規用途および顧客開拓を行い、販売を促進してまいります。加えて、海外市場での更なる展開を目指し、各国規制に対応する安全性データを収集してまいります。また、生産の効率化や環境にも配慮したエネルギーコスト削減を進めて収益力の強化を目指します。
薬品部門では、MRI (磁気共鳴画像)診断用肝臓造影剤『リゾビスト』の原薬「フェルカルボトラン」を始めとする磁性流体「デキストランマグネタイト」につきましては、癌のリンパ節転移検出用機器の普及とともに、新たな画像診断装置での利用や新規MRI造影剤の開発研究を促進してまいります。医薬品などの原料である「デキストラン」につきましては、医療分野で新製品開発に取り組むほか、食品用途や特殊な工業用途での販売も推進してまいります。また、「デキストラン」から合成した誘導体の化粧品や臨床検査薬分野などでの販売拡大とともに、長年培った多糖類合成の技術を生かし、新規化合物や、新規機能の開発を通して新たな市場開拓を目指します。混合飼料「ヘルシーフレンド」につきましては、当社の独自性の高い製品という特性を生かし、引き続き国内外での販売拡大に努めてまいります。
いずれの分野でも国内外からの安全と品質に対する要請が強まっておりますので、食品用途に関しましてはFSSC22000、医薬用途におきましては原薬GMPガイドライン、飼料は飼料GMPに則り、生産管理、品質管理基準の向上に取り組み、事業基盤の強化に努めてまいります。
今後とも時代の変化に対応し、お客様に信頼され社会に貢献できる企業として継続的に発展するよう、全社を挙げて努力する所存であります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、食品および化成品事業を中核事業として位置付け、「食品と化成品の関連分野をベースとして、おいしさ、たのしさ、健康を追求し、お客様に喜ばれる商品を提供します」の企業理念のもと、①お客様重視の経営、②迅速、確実な仕事とたゆまぬ創意工夫に基づく独自性のある経営、③人間性を尊重し、能力、意欲を最大限に発揮する活力ある経営を基本姿勢として、企業価値の永続的な向上を目指し、お客様、株主の皆様、取引先様、社員ならびに地域社会に強く支持されるよう努めてまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは、経営の基本方針のもと売上規模の追求だけにとらわれることなく、利益率、特に売上高経常利益率を重要な経営指標と捉えております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略と会社の対処すべき課題
当社グループを取り巻く環境は、外需の主導で景気の回復を続けてきましたが、海外経済の減速が鮮明となってその影響を受け始めました。国内人口の減少により市場が縮小していくなかで、消費者の節約志向は根強く残っており、今後も企業間の厳しい販売競争が続くものと予想されます。また、食品業界におきましては、消費者の健康や安全性への志向が高まって、食品の安全性確保と品質向上への取り組みが一層強く求められている一方で、販売促進費の増加や物流費の高騰は企業収益を圧迫しております。
このような状況のもと、当社グループは、安全・安心で高機能な商品を提供して売上規模の拡大を図り、昨年9月に本稼働した新工場の生産性を上げるとともに、事業活動の効率化を進めて収益力を強化して、永続的な発展と企業価値の増大を目指してまいります。具体的な取り組み課題は以下のとおりであります。
■ 食品事業につきましては、人口減少や高齢化に伴う国内市場の縮小や消費者の根強い低価格志向などにより企業間の販売競争は激しさを増しており、厳しい経営環境が続くものと予想されます。このような環境のもと、当社グループは、消費者の健康志向の高まりや高品質な商品への要請にお応えできるよう、市場のニーズを的確に捉えた商品ラインアップの拡充と営業活動に取り組んでまいります。同時に「アルファベットチョコレート」や粉末飲料の「レモンティー」、また連結子会社である株式会社エースベーカリーの「厚切りバウムクーヘン」などの中核ブランドをさらに強化するとともに、グループ各社の連携を一段と高めて効率的な運営を行い、食品事業のシェア拡大を目指してまいります。
また、昨年9月に稼働した新工場の生産能力を最大限に発揮できるように、徹底したコストダウンと品質の向上を実現してまいります。
一方、高齢化社会が進むなか、市場の広がりが期待される栄養食品につきましては、当社の技術を活かした商品を提案して事業の拡大を目指してまいります。
さらに、株式会社エースベーカリーにおきましても、消費者ニーズを捉えた商品開発と営業施策に取り組み、販売力の強化と収益力の向上に努めてまいります。
今後も当社グループは、原材料の厳選とFSSC22000に則った食品安全マネジメントシステムの運用などにより品質管理体制を強化して、お客様に安全で高品質な商品をお届けできますよう注力してまいります。
■ 化成品事業の酵素部門におきましては、主力製品であるチーズ用凝乳酵素「レンネット」 の欧米・中近東・中南米など海外市場での販売促進を一層強化してまいります。開発済みの改良次世代品につきましても、その付加価値を活かして新規販路の獲得に努めてまいります。脂肪分解酵素「リパーゼ」やリン脂質製造酵素「ホスホリパーゼ」につきましては、生産性向上や性能および品質の改良により競争力を高め、新規用途および顧客開拓を行い、販売を促進してまいります。加えて、海外市場での更なる展開を目指し、各国規制に対応する安全性データを収集してまいります。また、生産の効率化や環境にも配慮したエネルギーコスト削減を進めて収益力の強化を目指します。
薬品部門では、MRI (磁気共鳴画像)診断用肝臓造影剤『リゾビスト』の原薬「フェルカルボトラン」を始めとする磁性流体「デキストランマグネタイト」につきましては、癌のリンパ節転移検出用機器の普及とともに、新たな画像診断装置での利用や新規MRI造影剤の開発研究を促進してまいります。医薬品などの原料である「デキストラン」につきましては、医療分野で新製品開発に取り組むほか、食品用途や特殊な工業用途での販売も推進してまいります。また、「デキストラン」から合成した誘導体の化粧品や臨床検査薬分野などでの販売拡大とともに、長年培った多糖類合成の技術を生かし、新規化合物や、新規機能の開発を通して新たな市場開拓を目指します。混合飼料「ヘルシーフレンド」につきましては、当社の独自性の高い製品という特性を生かし、引き続き国内外での販売拡大に努めてまいります。
いずれの分野でも国内外からの安全と品質に対する要請が強まっておりますので、食品用途に関しましてはFSSC22000、医薬用途におきましては原薬GMPガイドライン、飼料は飼料GMPに則り、生産管理、品質管理基準の向上に取り組み、事業基盤の強化に努めてまいります。
今後とも時代の変化に対応し、お客様に信頼され社会に貢献できる企業として継続的に発展するよう、全社を挙げて努力する所存であります。