有価証券報告書-第150期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/19 15:36
【資料】
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【項目】
160項目
①環境負荷軽減への対応
・戦略
当社グループは、サステナビリティに関わる基本方針や重要事項等を検討・決定することを目的とした専門の社内組織は設置しておりませんが、経営企画研究本部を推進本部、製造保証本部を中心的実施本部としてSDGsの17目標を中心に据えたアプローチおよびバリューチェーンマップを策定し、取締役会など社内会議へ定期的に報告しております。同アプローチを基に全部門において中長期および年度目標を策定し、主に環境マネジメントシステム(ISO14001)推進体制に組み込むことで実行およびモニタリングしております。
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当社グループは、事業活動として「菓子」「飲料・食品・冷菓・その他」を製造し、お客様へ提供しています。製造に使用する原料、包装材料、製造・加工のためのエネルギー、お客様へお届けするための輸送のエネルギーは、全て環境からの恩恵を消費する一方、製造・加工に伴い発生する不要物を排出しています。環境負荷の低減については、どんなに小さな活動でも、継続して実施していくことが大切と考え、自らの活動がどのように環境と関係しているのかを、正しく認識するとともに、率先した環境への取り組みを下記のように実践しています。
a.モーダルシフトの推進と配送効率化に向けた取り組み
CO2削減対策として、トラック輸送から環境にやさしい鉄道や船舶によるエコ輸送への転換(モーダルシフト)に取り組んでいます。トラックドライバー不足(労働力不足)の問題も深刻化しているなかで、さらにモーダルシフトを推進し、脱炭素化や地球温暖化防止に貢献するアプローチを行うとともに、物流業界の課題解決にも努めています。
また、当社では、配送効率の向上と物流課題の解決を目的として、鉄道コンテナならびに大型トラックでの輸送時にパレット輸送を推進しています。手積みの荷役(バラ積み)と比較し作業時間が大幅に短縮できることに加え、輸送品質の向上も期待できます。この取り組みを進めるにあたりケースサイズの標準化を推進しており、パレット積載効率の向上を図っています。また、新潟県内の菓子メーカーとともに生産地からの共同配送実験に取り組み、「持続可能な物流網の構築」に取り組んでいます。
b.トラックバース予約システムの導入利用
当社では工場倉庫での製品の積み下ろしをする際にトラックが接車する場所(トラックバース)を事前に予約するシステム「バース予約システム」を利用することで、トラックの集中を避け、荷待ち時間の短縮、ドライバーの労働時間の短縮など、ホワイト物流の推進に努めています。
c.脱炭素社会に向けた取り組み
当社では、環境負荷低減活動の一環として自家消費型太陽光発電(オンサイトPPA)による発電や、工場敷地外に設置した太陽光発電電力を当社事業所に送電する自家消費型太陽光発電(オフサイトコーポレートPPA)の導入を推進しております。今後も計画的な発電所開設などにより、再生エネルギー使用による脱炭素社会への貢献に努めてまいります。
d.バイオマスプラスチックの使用
商品パッケージの材料の一部や、商品保護を目的に使用しているトレーの一部に植物由来のバイオマスプラスチックを使用しています。
e.紙の比率を大きく高めたパッケージの使用
日本製紙株式会社および株式会社カネカと共同開発したヒートシール紙を「4種のひとくちスイーツ」の外装に採用しています。従来はプラスチックフィルムの複層構成としていたパッケージを、大部分を紙で構成した仕様としたことでプラスチック使用量の削減に取り組んでいます。また、環境に配慮した水性インクによるインクジェット印刷を取り入れています。
f.「贅沢ルマンド」シリーズのプラスチック使用量削減
「贅沢ルマンド」シリーズの外装には紙の比率を高めたパッケージを採用し、プラスチック使用量の削減に取り組んでいます。包装適正やデザインは従来のプラスチックフィルムと同等に保ちつつ、従来品と比較してプラスチック重量の60%以上の削減となっています。また、シリーズ品の一部の商品で、環境に配慮した水性インクによるインクジェット印刷を取り入れています。
g.ペットボトルの軽量化
当社で生産するミネラルウォーター商品において使用しているペットボトルは自社成型しています。ペットボトルの設計を見直し、キャップシールやラベルの薄肉化、素材の一部に植物由来の原料を配合するなど、省資源化に取り組んでいます。
h.サステナブルカカオ豆の調達
当社ではカカオ豆の主産地であるガーナにおいて、児童労働の撲滅・抑止に向けた活動を支援しているほか、アグロフォレストリー(森林農法)による森林回復や、生産者に対してカカオの苗木や営農機材を提供しております。栽培地の環境保全や社会課題解決に積極的に取り組む生産者から購入することで、持続可能なカカオ豆の調達を推進しています。
i.RSPOサプライチェーン認証油(マスバランス)の調達
当社は、2019年10月に「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」に加盟し、2022年2月には、柏崎工場と新発田工場のポテトスナック製品群においてRSPOサプライチェーン認証(マスバランス)を取得しました。今後も使用製品の拡大を図り、環境保全と生産者の権利保護を支援してまいります。
j.アニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮した鶏卵の調達
家畜を快適な環境下で飼養することによりストレスや疾病を減らすことが、安全な畜産物の生産につながるとともに摂取する私達人間の健康にもつながることから、サプライチェーン全体でアニマルウェルフェアに取り組むことが重要と考えています。当社が使用する鶏卵原料の一部について、平飼いの鶏卵(鶏舎内で自由に動き回れる環境で育てられた鶏が産む卵)を使用した液全卵の調達拡大で、アニマルウェルフェア向上に取り組んでいます。

IRBANK 採用情報

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