2503 キリン HD

2503
2024/09/20
時価
2兆44億円
PER 予
12.25倍
2009年以降
赤字-154.43倍
(2009-2023年)
PBR
1.38倍
2009年以降
0.85-3.1倍
(2009-2023年)
配当 予
3.24%
ROE 予
11.24%
ROA 予
4.63%
資料
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減損損失 - 日本

【期間】
  • 通期

連結

2012年12月31日
12億6000万
2013年12月31日 -99.76%
300万
2014年12月31日 +999.99%
3億5800万
2015年12月31日 +999.99%
40億5300万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
2024/03/28 15:14
#2 事業の内容
また、当社は特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
<国内ビール・スピリッツ事業>麒麟麦酒㈱(連結子会社)を統括会社として日本におけるビール、発泡酒、新ジャンル、洋酒他酒類製品の製造・販売を行っております。
<国内飲料事業>キリンビバレッジ㈱(連結子会社)を統括会社として日本における清涼飲料の製造・販売を行っております。
2024/03/28 15:14
#3 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略(連結)
e>人財戦略の重点取り組み
《取り組み事例》■グループ理念浸透・グループ一体感醸成キリングループが目指すグループ理念・価値観を体現した取り組みを表彰する「キリングループ・アワード」を毎年開催しています。2023年からは、よりグループ一体感の醸成を図るため、従業員を主役とした内容へと位置づけを刷新しました(応募数98件、当日オンライン視聴1,200アクセス)。従業員同士が、表彰案件の事例に共感・共鳴し合う場とすることで、国や地域・事業を越えたグループシナジーの発揮へとつなげていきます。■越境学習を通じた個と組織の多様性越境学習では、『個の自律的なキャリア形成』に加え、『個と組織の多様性』を狙いとしています。自社内の経験や価値観にとどまらず、社外・人とのつながりを通じて新たな視点や価値観が得られ、また、さまざまな価値観をもつ人財を受け入れることで、組織の多様性受容にもつなげています。2019年に「留職プログラム制度」をスタート、2020年には「副業」を解禁し、同時に外部からの副業受け入れも開始しました(グループ内副業件数:174件※)。2021年以降、企業間で相互に副業に取り組む「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」に参画。また、2022年8月に設立された「人的資本経営コンソーシアム」にも参画し、経済産業省・金融庁の支援の下、日本企業の持続的価値向上に向けて「人的資本経営」を推進していきます。※2020年7月〜2023年12月 許可数(キリンホールディングス、キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンの4社勤務者)
4.人事の基本理念人財戦略の基盤となるのが「人事の基本理念」です。人財戦略は大きな転換期を迎えていますが、グループ人事の基本理念である「人間性の尊重」は変わりません。人間のもつ無限の可能性を大事にするという考え方は、キリンビールの醸造フィロソフィーである「生への畏敬」にも通じます。無限の可能性をもって、従業員一人一人が新たな価値創造に向かって挑戦し、生き生きと働くことで、仕事を通じて成長し、発展し続ける環境を提供していきます。
2024/03/28 15:14
#4 地域に関する情報(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)当年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
日本1,159,4271,183,300
オセアニア184,343213,876
(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
② 非流動資産
2024/03/28 15:14
#5 役員・従業員株式所有制度の内容(連結)
信託契約の概要は、以下のとおりであります。
信託の種類特定単独運用の金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)
委託者当社
受託者三菱UFJ信託銀行株式会社共同受託者 日本マスタートラスト信託銀行株式会社
受益者当社の株式交付規程に従ってポイントの付与を受けた取締役等であって、受益権を取得した者
② 本信託制度が当社株式を取得させる予定の株式の総数
1,000,000株(上限)
2024/03/28 15:14
#6 役員報酬(連結)
● 報酬水準
日本を代表するグローバル製造業企業との比較で、基本報酬につき中位、業績目標達成時の総報酬につき中位以上を目安とし、競争力のある報酬水準を確保します。社外取締役の報酬水準についても、当社のガバナンス強化において期待される役割の大きさを考慮し、中位以上となる水準を確保します。
● 業績連動報酬比率
2024/03/28 15:14
#7 提出会社の株式事務の概要(連結)
第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度1月1日から12月31日まで
買取・買増手数料無料
公告掲載方法電子公告により行います。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。公告掲載URLhttps://www.kirinholdings.com/jp/
株主に対する特典株主優待制度(1) 対象株主 毎年12月31日現在の株主名簿に記録された1単元以上の株主(2) 優待内容 ① 100~1,000株未満保有株主 1,000円相当の優待品② 1,000株以上保有株主 3,000円相当の優待品上記に加えて、①②共通で当社子会社が運営するECサイト「DRINX(ドリンクス)」で利用できる500円割引クーポンを進呈。
(注) 定款の規定により単元未満株式を有する株主は、その有する単元未満株式について、以下の権利以外の権利を行使することができません。
(1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
2024/03/28 15:14
#8 有形固定資産等明細表(連結)
(注) 減価償却累計額には減損損失累計額が含まれています。
2024/03/28 15:14
#9 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
Nightingale Health Oyj2,702,0772,702,077同社サービスの日本での事業展開等の取引関係を維持・強化するために保有しております。個別の定量的、定性的な保有効果についての記載は困難ですが、適宜保有意義についての検証を実施しております。
474386
(注) 1 「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
2 保有の合理性は、当事業年度末で保有する全ての政策保有株式について、2024年1月29日開催の取締役会で継続保有の適否の検証を行いました。
2024/03/28 15:14
#10 注記事項-その他の営業収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
各年度の「その他の営業収益」の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
子会社株式売却益(注)-14,822
減損損失戻入益13,15264
その他6,7897,830
(注)当年度における子会社株式売却益14,822百万円には、残存持分を支配喪失日現在の公正価値で再評価したことによる利益7,252百万円が含まれております。
2024/03/28 15:14
#11 注記事項-その他の営業費用、連結財務諸表(IFRS)(連結)
各年度の「その他の営業費用」の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)当年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
減損損失66,20029,987
事業構造改善費用(注1)7422,784
(注)1 前年度における事業構造改善費用は、連結子会社における特別退職金等742百万円を計上したものです。当年度における事業構造改善費用は、連結子会社における特別退職金等2,784百万円を計上したものです。
2 注記「28.キャッシュ・フロー」の(子会社株式の売却による支出)をご参照ください。
2024/03/28 15:14
#12 注記事項-その他の金融資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
市場性のない銘柄は、主に日本国内の事業における取引先等への投資により構成されております。日本国内の事業における前年度及び当年度の公正価値の合計額はそれぞれ22,046百万円及び26,338百万円で在ります。
(3) 保有資産の効率化及び有効活用を図るため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の売却(認識の中止)を行っております。各年度の売却時点での公正価値及び資本でその他の包括利益として認識されていた累積損益は、以下のとおりであります。
2024/03/28 15:14
#13 注記事項-のれん、連結財務諸表(IFRS)(連結)
① 帳簿価額
(単位:百万円)
企業結合による取得25,11972,673
減損損失△12,874-
売却目的で保有する資産への振替△1,726-
減損損失については注記「9.非金融資産の減損」に記載しております。
② 取得原価及び減損損失累計額
2024/03/28 15:14
#14 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定しており、「国内ビール・スピリッツ事業」「国内飲料事業」「オセアニア酒類事業」「医薬事業」の4つを報告セグメントとしております。
「国内ビール・スピリッツ事業」は、麒麟麦酒㈱を統括会社として日本におけるビール、発泡酒、新ジャンル、洋酒他酒類製品の製造・販売を行っております。
「国内飲料事業」は、キリンビバレッジ㈱を統括会社として日本における清涼飲料の製造・販売を行っております。
2024/03/28 15:14
#15 注記事項-作成の基礎、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(4) 機能通貨及び表示通貨
当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満の端数は四捨五入して表示しております。
(5) 会計上の判断、見積り及び仮定
2024/03/28 15:14
#16 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
1.報告企業
キリンホールディングス㈱(以下、当社)は、日本に所在する株式会社であります。当社の登録されている住所は、ウェブサイト(https://www.kirinholdings.com/)で開示しております。
当社及び子会社(以下、当社グループ)は、酒類、清涼飲料、医薬品の製造・販売等を行っております。
2024/03/28 15:14
#17 注記事項-持分法で会計処理されている投資、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(3) 関連会社に対する投資に係る減損
当年度において、㈱ファンケルに対する投資の公正価値が取得原価を下回る長期にわたる下落が発生したことから、減損の兆候が存在すると判断し、減損テストを実施しました。この結果、回収可能価額が帳簿価額を上回ったことから、減損損失は認識しておりません。
なお、回収可能価額は、使用価値を基に測定しており、当該使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映させて作成され、経営陣によって承認された事業計画を基礎とした将来キャッシュ・フロー見積額を現在価値に割り引いて算定しております。
2024/03/28 15:14
#18 注記事項-有形固定資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」として、処分から生じる利得又は損失は、連結損益計算書の「その他の営業収益」、「その他の営業費用」として表示しております。
なお、減損損失及び減損損失の戻入については注記「9.非金融資産の減損」に記載しております。
また、上記には使用権資産の帳簿価額を含んでおります。使用権資産の帳簿価額の増減については「18.リース」に記載しております。
2024/03/28 15:14
#19 注記事項-無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」として、処分から生じる利得又は損失は、連結損益計算書の「その他の営業収益」、「その他の営業費用」として表示しております。
なお、減損損失及び減損損失の戻入については注記「9.非金融資産の減損」に記載しております。
② 取得原価
2024/03/28 15:14
#20 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
企業結合から生じたのれんは、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で表示しております。
のれんは償却を行わず、資金生成単位又は資金生成単位グループに配分し、年次及び減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを実施しております。のれんの減損損失は純損益として認識され、その後の戻入れは行っておりません。
のれんの内部モニタリング単位が変更された場合には、変更後の内部モニタリング単位に従い資金生成単位又は資金生成単位グループにのれんを再配分しております。
2024/03/28 15:14
#21 注記事項-金融商品、連結財務諸表(IFRS)(連結)
① 為替変動リスク管理
当社グループは、グローバルに事業活動を展開しており、機能通貨以外の通貨で実施する取引や、在外営業活動体の財務諸表を日本円に換算し連結する際に、当社グループの資本が為替変動の影響を受けるリスクに晒されております。為替変動リスクを管理するため為替予約や通貨スワップ等を利用しヘッジしております。
当社グループは主に、ミャンマーチャット及び米ドルとユーロの為替リスク(当社グループ各社が各機能通貨で実施する取引に係るものを除く)に晒されております。
2024/03/28 15:14
#22 注記事項-非金融資産の減損、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
減損損失のセグメント別内訳は、以下のとおりであります。
2024/03/28 15:14
#23 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1969年4月アーサーアンダーセンアンドカンパニー入社
1989年2月アンダーセンコンサルティング(現 アクセンチュア㈱)日本代表
1995年12月同社代表取締役社長
2024/03/28 15:14
#24 研究開発活動
KHK7791(日本製品名:フォゼベル)
・9月に日本において透析中の慢性腎臓病患者における高リン血症の改善を適応症とする製造販売承認を取得しました。
がん領域
2024/03/28 15:14
#25 経営上の重要な契約等
当社の連結子会社である協和キリン㈱(以下「協和キリン」)は、Amgen Inc.(以下「アムジェン」)とヒト型抗OX40モノクローナル抗体KHK4083の自己免疫疾患であるアトピー性皮膚炎等を対象とした共同開発・販売に関する契約を2021年6月1日付で締結し、本契約は米国の独占禁止法に基づく待機期間が終了したことを受けて、2021年7月31日に発効しております。
KHK4083は協和キリンが保有している「完全ヒト抗体作製技術」と抗体依存性細胞傷害活性(ADCC)を高める「POTELLIGENT®技術」を利用したヒト型抗OX40モノクローナル抗体であり、活性化T細胞を選択的に減少させることが確認されています。現在、G7地域で約3,000万人以上が罹患しているアトピー性皮膚炎を対象として、本剤は米国、欧州、日本で開発が進められており、アトピー性皮膚炎の治療薬としてファーストインクラスになりうる開発品です。
ADCC活性を高める協和キリンのPOTELLIGENT技術を利用した抗体医薬品は、現在、がんや喘息などの治療分野で応用されています。このADCC活性を高める協和キリンのPOTELLIGENT技術は、多くの製薬会社にもライセンスされています。
2024/03/28 15:14
#26 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
LIONは、豪州での主力ビールブランド「XXXX (フォーエックス)」や、新たに豪州とニュージーランドで販売を開始した「キリン 氷結®」等のブランド強化に注力します。また、豪州や北米でクラフトビールの拡大に引き続き取り組みます。
メルシャン㈱は、日本ワイン「シャトー・メルシャン」を中心に取り組み、収益性を強化します。
Coke Northeastは、売り上げ成長を実現させながら、サプライチェーンの生産性を高めるITの活用により、高収益体制を維持していきます。
2024/03/28 15:14
#27 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当年度の連結売上収益は、国内ビール・スピリッツ事業、国内飲料事業、オセアニア酒類事業、医薬事業及びコーク・ノースイースト社の増収により増加しました。連結事業利益は、国内飲料事業、協和発酵バイオ㈱等が減益となりましたが、国内ビール・スピリッツ事業、オセアニア酒類事業、医薬事業及びコーク・ノースイースト社等が増益となり、全体では増益となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、ミャンマー事業撤退による為替換算調整勘定の実現損、協和発酵バイオ㈱および協和キリン㈱に係る減損損失の計上があったものの、協和キリン㈱の欧州事業売却や持分法投資損益の増加等により増益となりました。
重要成果指標について、ROICは、Blackmores Limitedの取得等により8.0%となりました。平準化EPSは、連結事業利益の増加等により前年より6円増加の177円と過去最高となりました。
2024/03/28 15:14
#28 設備投資等の概要
その他の各事業の設備投資額は、31,644百万円となりました。
また、当年度において、減損損失18,332百万円を計上しております。減損損失の内容については、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等][連結財務諸表注記] 9.非金融資産の減損」に記載のとおりであります。
2024/03/28 15:14
#29 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
⑤ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
減価償却費及び償却費85,93787,227
減損損失66,20029,987
減損損失戻入益△13,152△64
2024/03/28 15:14