- #1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
リスク管理 | 内容 | □グループリスク・コンプライアンス委員会を設置し、気候変動や自然資本、法規制などの環境関連リスクと機会を、他のサステナビリティ関連を含めたリスクマネジメントの中で統括し、リスク管理の基本方針を審議します。※リスク管理の詳細は、3[事業等のリスク]に記載しています。 |
進捗 | □危機事象個々に対するアプローチ方法を見直し、経営資源の喪失にスポットを当てて対策を検討する「オールハザード型BCP」に移行(2021年以降)しています。□シナリオ分析では各種の研究論文、Aqueductなどの科学的根拠に基づいたリスク評価ツールを活用しています。2023年からは、TNFDが推奨するENCORE、IBATといったツールの活用も開始しています。 |
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指標と目標 | 気候変動に関連する目標 | |
自然資本に関連する目標 | 項目 | 目標 | 実績※2 | 国内でのパーム油の認証油比率 | 100%維持 | 100% | ライオン用水原単位(オセアニア地域) | 2.4kl/kl(2025年) | 3.6kl/kl | |
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容器包装に関連する目標 | |
※1:2021年10月に公開された「 TCFD 指標、目標、移行計画に関するガイダンス」および「TCFDの提言の実施(2021年版)」を指します。
※2:2022年末実績です。
2024/03/28 15:14- #2 地域に関する情報(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
| 前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | 当年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) |
日本 | 1,159,427 | 1,183,300 |
オセアニア | 184,343 | 213,876 |
アメリカ | 459,346 | 539,076 |
(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
② 非流動資産
2024/03/28 15:14- #3 従業員の状況(連結)
(1) 連結会社の状況
| 2023年12月31日現在 |
国内飲料 | 3,408 | [541] |
オセアニア酒類 | 3,956 | [416] |
医薬 | 5,974 | [233] |
(注) 1 従業員数は就業人員であります。
2 臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2024/03/28 15:14- #4 指標及び目標、気候変動、自然資本(連結)
項目 | 目標 | 実績※2 |
国内でのパーム油の認証油比率 | 100%維持 | 100% |
ライオン用水原単位(オセアニア地域) | 2.4kl/kl(2025年) | 3.6kl/kl |
2024/03/28 15:14- #5 有形固定資産等明細表(連結)
(注) 減価償却累計額には減損損失累計額が含まれています。
2024/03/28 15:14- #6 沿革
年 月 | 主 要 事 項 |
2009年4月 | SAN MIGUEL BREWERY INC.株式取得(同年5月 San Miguel Corporation 株式売却) |
2009年10月 | オセアニアにおける酒類事業LION NATHAN LTD.と飲料事業National Foods Limitedをオセアニア綜合飲料事業として統括※2021年1月に飲料事業の譲渡が完了し、オセアニア綜合飲料事業はオセアニア酒類事業に名称を変更(現・LION PTY LTD) |
2010年7月 | Fraser and Neave, Limitedに資本参加※2013年2月に株式譲渡完了 |
2024/03/28 15:14- #7 注記事項-その他の営業収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
各年度の「その他の営業収益」の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円) |
子会社株式売却益(注) | - | 14,822 |
減損損失戻入益 | 13,152 | 64 |
その他 | 6,789 | 7,830 |
(注)当年度における子会社株式売却益14,822百万円には、残存持分を支配喪失日現在の公正価値で再評価したことによる利益7,252百万円が含まれております。
2024/03/28 15:14- #8 注記事項-その他の営業費用、連結財務諸表(IFRS)(連結)
各年度の「その他の営業費用」の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円) |
| 前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | 当年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) |
減損損失 | 66,200 | 29,987 |
事業構造改善費用(注1) | 742 | 2,784 |
(注)1 前年度における事業構造改善費用は、連結子会社における特別退職金等742百万円を計上したものです。当年度における事業構造改善費用は、連結子会社における特別退職金等2,784百万円を計上したものです。
2 注記「28.キャッシュ・フロー」の(子会社株式の売却による支出)をご参照ください。
2024/03/28 15:14- #9 注記事項-のれん、連結財務諸表(IFRS)(連結)
① 帳簿価額
(単位:百万円) |
企業結合による取得 | 25,119 | 72,673 |
減損損失 | △12,874 | - |
売却目的で保有する資産への振替 | △1,726 | - |
減損損失については注記「9.非金融資産の減損」に記載しております。
② 取得原価及び
減損損失累計額
2024/03/28 15:14- #10 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1) 売上収益の分解とセグメント収益との関連
(単位:百万円) |
国内飲料 | 243,257 | 255,028 |
オセアニア酒類 | 255,900 | 280,990 |
医薬 | 397,863 | 441,882 |
(2) 履行義務の充足時期
技術収入に関する契約等における残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下のとおりであります。なお、実務上の便法を使用しているため、当初の予想残存期間が1年以内の取引は含めておりません。
2024/03/28 15:14- #11 注記事項-持分法で会計処理されている投資、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(3) 関連会社に対する投資に係る減損
当年度において、㈱ファンケルに対する投資の公正価値が取得原価を下回る長期にわたる下落が発生したことから、減損の兆候が存在すると判断し、減損テストを実施しました。この結果、回収可能価額が帳簿価額を上回ったことから、減損損失は認識しておりません。
なお、回収可能価額は、使用価値を基に測定しており、当該使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映させて作成され、経営陣によって承認された事業計画を基礎とした将来キャッシュ・フロー見積額を現在価値に割り引いて算定しております。
2024/03/28 15:14- #12 注記事項-有形固定資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」として、処分から生じる利得又は損失は、連結損益計算書の「その他の営業収益」、「その他の営業費用」として表示しております。
なお、減損損失及び減損損失の戻入については注記「9.非金融資産の減損」に記載しております。
また、上記には使用権資産の帳簿価額を含んでおります。使用権資産の帳簿価額の増減については「18.リース」に記載しております。
2024/03/28 15:14- #13 注記事項-無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」として、処分から生じる利得又は損失は、連結損益計算書の「その他の営業収益」、「その他の営業費用」として表示しております。
なお、減損損失及び減損損失の戻入については注記「9.非金融資産の減損」に記載しております。
② 取得原価
2024/03/28 15:14- #14 注記事項-追加情報(連結)
(セグメント区分の変更)
当社グループの報告セグメントの区分は、当年度において「国内ビール・スピリッツ事業」「国内飲料事業」「オセアニア酒類事業」「医薬事業」としておりましたが、翌年度より「酒類事業」「飲料事業」「医薬事業」「ヘルスサイエンス事業」に変更することとしました。
当社グループは、長期経営構想「KV2027」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」ことを目指しています。その実現に向けて、ヘルスサイエンス領域を食領域と医領域に続く当社の第3の柱にすべく取り組んでおり、当年度において豪州企業Blackmores Limitedの議決権100%を取得し、同社に対する支配を獲得しました。同社の買収を機に、ヘルスサイエンス領域の事業規模をより拡大させていきます。これに当たり、2023年11月20日の取締役会において当社グループにおける内部モニタリング単位を翌年度より変更することを決議いたしました。
2024/03/28 15:14- #15 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
企業結合から生じたのれんは、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で表示しております。
のれんは償却を行わず、資金生成単位又は資金生成単位グループに配分し、年次及び減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを実施しております。のれんの減損損失は純損益として認識され、その後の戻入れは行っておりません。
のれんの内部モニタリング単位が変更された場合には、変更後の内部モニタリング単位に従い資金生成単位又は資金生成単位グループにのれんを再配分しております。
2024/03/28 15:14- #16 注記事項-非金融資産の減損、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
減損損失のセグメント別内訳は、以下のとおりであります。
2024/03/28 15:14- #17 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当年度の連結売上収益は、国内ビール・スピリッツ事業、国内飲料事業、オセアニア酒類事業、医薬事業及びコーク・ノースイースト社の増収により増加しました。連結事業利益は、国内飲料事業、協和発酵バイオ㈱等が減益となりましたが、国内ビール・スピリッツ事業、オセアニア酒類事業、医薬事業及びコーク・ノースイースト社等が増益となり、全体では増益となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、ミャンマー事業撤退による為替換算調整勘定の実現損、協和発酵バイオ㈱および協和キリン㈱に係る減損損失の計上があったものの、協和キリン㈱の欧州事業売却や持分法投資損益の増加等により増益となりました。
重要成果指標について、ROICは、Blackmores Limitedの取得等により8.0%となりました。平準化EPSは、連結事業利益の増加等により前年より6円増加の177円と過去最高となりました。
2024/03/28 15:14- #18 設備投資等の概要
その他の各事業の設備投資額は、31,644百万円となりました。
また、当年度において、減損損失18,332百万円を計上しております。減損損失の内容については、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等][連結財務諸表注記] 9.非金融資産の減損」に記載のとおりであります。
2024/03/28 15:14- #19 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
⑤ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円) |
減価償却費及び償却費 | | 85,937 | 87,227 |
減損損失 | | 66,200 | 29,987 |
減損損失戻入益 | | △13,152 | △64 |
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