有価証券報告書-第105期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、持株会社体制移行時に新設された事業会社「宝酒造㈱」「タカラバイオ㈱」を中核企業とする各企業グループ、健康食品事業を営む事業会社「宝ヘルスケア㈱」及びその他で構成されており、当社は各事業会社を統括する持株会社であります。各事業会社は、各々取り扱う製品・サービスについて国内あるいは海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、従来の事業の種類別セグメントを基本としながらも、資本系統や経営責任・業績評価の単位を重視し、「宝酒造グループ」「タカラバイオグループ」及び「宝ヘルスケア」の3つを報告セグメントとしております。
「宝酒造グループ」は、主に酒類・調味料製品の製造・販売や海外における日本食材卸事業を行っております。「タカラバイオグループ」は、研究用試薬、理化学機器、キノコなどの製造・販売や受託サービスを行っております。「宝ヘルスケア」は、健康食品などを販売しております。
また、当社は平成27年4月1日付で連結子会社である宝ネットワークシステム株式会社を吸収合併いたしました。これに伴い、前連結会計年度まで「その他」の区分に含まれておりました宝ネットワークシステム株式会社の事業は当連結会計年度より「調整額」に含めております。
なお、前連結会計年度の「3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」につきましては、当該変更後の金額に組替えて表示しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。また、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
(企業結合に関する会計基準等の適用)
「会計方針の変更」に記載のとおり、当連結会計年度から「企業結合に関する会計基準」等を適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当社の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用として計上する方法に変更しております。また、当連結会計年度の期首以後実施される企業結合については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する連結会計年度の連結財務諸表に反映させる方法に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当連結会計年度のセグメント利益が、「宝酒造グループ」で43百万円増加しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自平成26年4月1日 至平成27年3月31日)
<変更後の区分方法により作成した前連結会計年度の情報を記載>
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、印刷事業などの機能会社グループであります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)外部顧客への売上高は、当社において計上した不動産賃貸収益等であります。
(2)セグメント利益は、セグメント間取引消去28百万円、事業セグメントに配分していない当社の損益812百万円が含まれております。
(3)セグメント資産には、事業セグメントに配分していない当社の資産51,787百万円、その他の調整額(主としてセグメント間取引消去)△11,436百万円が含まれております。当社に係る資産は、余資運用資金や長期投資資金などであります。
(4)減価償却費は、主に当社において計上した減価償却費であります。
(5)持分法適用会社への投資額は、事業セグメントに配分していない持分法適用会社への投資額であります。
(6)有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、当社において計上した増加額であります。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自平成27年4月1日 至平成28年3月31日)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、印刷事業などの機能会社グループであります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)外部顧客への売上高は、当社において計上した不動産賃貸収益等であります。
(2)セグメント利益は、セグメント間取引消去16百万円、事業セグメントに配分していない当社の損益464百万円が含まれております。
(3)セグメント資産には、事業セグメントに配分していない当社の資産44,432百万円、その他の調整額(主としてセグメント間取引消去)△14,941百万円が含まれております。当社に係る資産は、余資運用資金や長期投資資金などであります。
(4)減価償却費は、当社において計上した減価償却費であります。
(5)持分法適用会社への投資額は、事業セグメントに配分していない持分法適用会社への投資額であります。
(6)有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、当社において計上した増加額であります。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自平成26年4月1日 至平成27年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
(注)「その他」の売上高には、当社において計上した不動産賃貸収益等457百万円が含まれております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
当連結会計年度(自平成27年4月1日 至平成28年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
(注)「その他」の売上高には、当社において計上した不動産賃貸収益等461百万円が含まれております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自平成26年4月1日 至平成27年3月31日)
当連結会計年度(自平成27年4月1日 至平成28年3月31日)
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自平成26年4月1日 至平成27年3月31日)
当連結会計年度(自平成27年4月1日 至平成28年3月31日)
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、持株会社体制移行時に新設された事業会社「宝酒造㈱」「タカラバイオ㈱」を中核企業とする各企業グループ、健康食品事業を営む事業会社「宝ヘルスケア㈱」及びその他で構成されており、当社は各事業会社を統括する持株会社であります。各事業会社は、各々取り扱う製品・サービスについて国内あるいは海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、従来の事業の種類別セグメントを基本としながらも、資本系統や経営責任・業績評価の単位を重視し、「宝酒造グループ」「タカラバイオグループ」及び「宝ヘルスケア」の3つを報告セグメントとしております。
「宝酒造グループ」は、主に酒類・調味料製品の製造・販売や海外における日本食材卸事業を行っております。「タカラバイオグループ」は、研究用試薬、理化学機器、キノコなどの製造・販売や受託サービスを行っております。「宝ヘルスケア」は、健康食品などを販売しております。
また、当社は平成27年4月1日付で連結子会社である宝ネットワークシステム株式会社を吸収合併いたしました。これに伴い、前連結会計年度まで「その他」の区分に含まれておりました宝ネットワークシステム株式会社の事業は当連結会計年度より「調整額」に含めております。
なお、前連結会計年度の「3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」につきましては、当該変更後の金額に組替えて表示しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。また、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
(企業結合に関する会計基準等の適用)
「会計方針の変更」に記載のとおり、当連結会計年度から「企業結合に関する会計基準」等を適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当社の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用として計上する方法に変更しております。また、当連結会計年度の期首以後実施される企業結合については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する連結会計年度の連結財務諸表に反映させる方法に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当連結会計年度のセグメント利益が、「宝酒造グループ」で43百万円増加しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自平成26年4月1日 至平成27年3月31日)
<変更後の区分方法により作成した前連結会計年度の情報を記載>
(単位:百万円) | ||||||||
報告セグメント | その他 (注)1 | 合計 | 調整額 (注)2 | 連結 財務諸表 計上額 (注)3 | ||||
宝酒造 グループ | タカラバイオグループ | 宝ヘルスケア | 計 | |||||
売上高 | ||||||||
外部顧客への売上高 | 189,760 | 25,144 | 1,650 | 216,555 | 2,478 | 219,033 | 457 | 219,490 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 | 328 | 825 | 1 | 1,156 | 3,525 | 4,681 | △4,681 | - |
計 | 190,089 | 25,969 | 1,652 | 217,711 | 6,003 | 223,714 | △4,223 | 219,490 |
セグメント利益 | 7,840 | 2,302 | 38 | 10,181 | 73 | 10,255 | 840 | 11,096 |
セグメント資産 | 151,523 | 66,425 | 617 | 218,566 | 5,521 | 224,088 | 40,350 | 264,438 |
その他の項目 | ||||||||
減価償却費 | 3,170 | 1,347 | 1 | 4,519 | 65 | 4,584 | 78 | 4,662 |
のれんの償却額 | 363 | 136 | - | 500 | - | 500 | - | 500 |
持分法適用会社への投資額 | 2,779 | - | - | 2,779 | - | 2,779 | 1,266 | 4,046 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 4,594 | 4,762 | 9 | 9,366 | 32 | 9,398 | 134 | 9,533 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、印刷事業などの機能会社グループであります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)外部顧客への売上高は、当社において計上した不動産賃貸収益等であります。
(2)セグメント利益は、セグメント間取引消去28百万円、事業セグメントに配分していない当社の損益812百万円が含まれております。
(3)セグメント資産には、事業セグメントに配分していない当社の資産51,787百万円、その他の調整額(主としてセグメント間取引消去)△11,436百万円が含まれております。当社に係る資産は、余資運用資金や長期投資資金などであります。
(4)減価償却費は、主に当社において計上した減価償却費であります。
(5)持分法適用会社への投資額は、事業セグメントに配分していない持分法適用会社への投資額であります。
(6)有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、当社において計上した増加額であります。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自平成27年4月1日 至平成28年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||||
報告セグメント | その他 (注)1 | 合計 | 調整額 (注)2 | 連結 財務諸表 計上額 (注)3 | ||||
宝酒造 グループ | タカラバイオグループ | 宝ヘルスケア | 計 | |||||
売上高 | ||||||||
外部顧客への売上高 | 191,736 | 28,818 | 1,863 | 222,419 | 2,484 | 224,903 | 461 | 225,364 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 | 288 | 910 | 1 | 1,200 | 3,325 | 4,526 | △4,526 | - |
計 | 192,025 | 29,729 | 1,865 | 223,620 | 5,809 | 229,429 | △4,065 | 225,364 |
セグメント利益 | 8,410 | 2,667 | 64 | 11,142 | 58 | 11,200 | 480 | 11,680 |
セグメント資産 | 150,773 | 66,591 | 712 | 218,077 | 5,685 | 223,762 | 29,490 | 253,253 |
その他の項目 | ||||||||
減価償却費 | 3,252 | 1,687 | 3 | 4,944 | 59 | 5,004 | 175 | 5,179 |
のれんの償却額 | 357 | 181 | - | 538 | - | 538 | - | 538 |
持分法適用会社への投資額 | 3,052 | - | - | 3,052 | - | 3,052 | 1,322 | 4,375 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 2,919 | 2,090 | 5 | 5,015 | 368 | 5,383 | 620 | 6,003 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、印刷事業などの機能会社グループであります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)外部顧客への売上高は、当社において計上した不動産賃貸収益等であります。
(2)セグメント利益は、セグメント間取引消去16百万円、事業セグメントに配分していない当社の損益464百万円が含まれております。
(3)セグメント資産には、事業セグメントに配分していない当社の資産44,432百万円、その他の調整額(主としてセグメント間取引消去)△14,941百万円が含まれております。当社に係る資産は、余資運用資金や長期投資資金などであります。
(4)減価償却費は、当社において計上した減価償却費であります。
(5)持分法適用会社への投資額は、事業セグメントに配分していない持分法適用会社への投資額であります。
(6)有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、当社において計上した増加額であります。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自平成26年4月1日 至平成27年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
酒類・調味料 | バイオ | 健康食品 | その他 | 合計 | |
外部顧客への売上高 | 189,760 | 25,144 | 1,650 | 2,935 | 219,490 |
(注)「その他」の売上高には、当社において計上した不動産賃貸収益等457百万円が含まれております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本 | その他 | 合計 |
180,425 | 39,065 | 219,490 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本 | その他 | 合計 |
46,271 | 6,813 | 53,085 |
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
国分グループ本社株式会社 | 36,391 | 宝酒造グループ |
当連結会計年度(自平成27年4月1日 至平成28年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
酒類・調味料 | バイオ | 健康食品 | その他 | 合計 | |
外部顧客への売上高 | 191,736 | 28,818 | 1,863 | 2,945 | 225,364 |
(注)「その他」の売上高には、当社において計上した不動産賃貸収益等461百万円が含まれております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本 | その他 | 合計 |
179,079 | 46,284 | 225,364 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本 | その他 | 合計 |
46,865 | 6,199 | 53,065 |
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
国分グループ本社株式会社 | 36,891 | 宝酒造グループ |
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自平成26年4月1日 至平成27年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
宝酒造 グループ | タカラバイオグループ | 宝ヘルスケア | その他 | 全社・消去 | 合計 | |
減損損失 | 15 | 247 | - | - | - | 262 |
当連結会計年度(自平成27年4月1日 至平成28年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
宝酒造 グループ | タカラバイオグループ | 宝ヘルスケア | その他 | 全社・消去 | 合計 | |
減損損失 | - | 281 | - | - | - | 281 |
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自平成26年4月1日 至平成27年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
宝酒造 グループ | タカラバイオグループ | 宝ヘルスケア | その他 | 全社・消去 | 合計 | |
当期償却額 | 363 | 136 | - | - | - | 500 |
当期末残高 | 6,230 | 1,840 | - | - | - | 8,071 |
当連結会計年度(自平成27年4月1日 至平成28年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
宝酒造 グループ | タカラバイオグループ | 宝ヘルスケア | その他 | 全社・消去 | 合計 | |
当期償却額 | 357 | 181 | - | - | - | 538 |
当期末残高 | 5,334 | 1,641 | - | - | - | 6,975 |
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。