有価証券報告書-第57期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
平成26年度の国内経済は、前半は消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動減により、一時的な景気の停滞が予想されます。しかしながら、経済対策による公共投資の増加や、企業向け減税及び家計支援による内需の下支えから、後半は回復軌道へ持ち直すと予想しています。
沖縄県経済は、消費税率引き上げの影響で一時弱含むものの、観光関連や建設関連が牽引役となって、早い段階から回復基調になっていくものと予想しています。
なお、ビール類需要は、全国での総需要は1~2%近く減少するものと想定していますが、県内は前年並みで推移するものと想定しています。
今年度、当社は4月にメガソーラー発電所の運用を開始し、7月には「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」がグランドオープンとなるなど、新たな事業にも取り組んでいきます。
また、当社は現経営陣の下で策定・実施してきた過去3回の中期経営計画を踏まえ、今年度から始まる3カ年の中期経営計画「Challenge(チャレンジ)2016」を策定しました。これは中期経営計画の最終年度である2016年度に向かって挑戦し続けていくことを目指しています。
「Challenge 2016」における「基本方針」と「基本戦略」は以下の通りです。
「Ⅰ.沖縄県内の売上拡大」戦略では、県内マーケットで効率的な営業戦略を実行することによって売上を拡大させ、オリオンビールのプレゼンスを確立します。具体的には、状況変化に対応する商品戦略として商品アイテムの選択と集中を行い、当社主力の4ブランド「オリオンドラフト」「麦職人」「サザンスター」「ゼロライフ」の販売促進活動を強化します。また、提案型営業のレベルアップ、PDCA活動サイクルの精度を高めることで、競合他社との競争に勝てる営業体制を構築します。
「Ⅱ.海外・県外進出」戦略では、海外・県外マーケットに本格的に進出することによって、オリオンビールにおける海外・県外販売比率を上昇させます。具体的には、海外市場におきましては、主要出荷先(台湾・アメリカ・香港・オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール)への営業活動に特化し、集中的に販売促進活動を行うことで売上を拡大させ、世界へ沖縄を発信していきます。県外市場では、東京営業所・大阪営業所を拠点として、東日本エリア・西日本エリアでの営業活動を強化し販路拡大を行います。また、今年度もアサヒビール株式会社との共同開発商品の発売等で売上拡大を図っていきます。
「Ⅲ.企業価値の向上」戦略では、あらゆる場面で既成概念にとらわれることなく、進化し続けることによって企業価値を向上させることを目指していきます。具体的には、組織体制や社内規定の刷新、情報系システムの更なる活用を行い、迅速で効率的な組織運営と営業活動を実現します。また、利益においては、酒類・飲料事業での利益に加え、新規事業での利益も拡大させることで企業価値の最大化に取り組んでいきます。工場では、新しい製造技術と分析技術を取得することで商品開発力の強化を行うとともに、品質保証体制を強化することで高品質な商品をお客さまへ提供し続けていきます。また、環境問題への対応としては、工場廃棄物の再資源化率100%を維持継続し、工場全体のエネルギー原単位の削減及び炭酸ガス排出量の削減を進めることで、より環境に優しい生産活動を構築します。
当社は今年度、中期経営計画「Challenge 2016」の1年目における計画を着実に遂行していきます。今後も挑戦と進化を続けることで「沖縄県になくてはならない企業」、そして「沖縄を世界に発信する企業」になるよう取り組んでいきます。
ホテル事業のホテルロイヤルオリオンにつきましては、前年度からホテル会計(ユニフォームシステム)に基づき各部門の収入・原価・経費・GOPの明確化と新組織による体制のもとスピーディーな対応とサービス向上に努めていきます。
設備投資については、お客様目線を重視した館内外の美観を維持し、器材・備品関係の充実と快適性を重視した客室の改装、レストラン改修などを実施し、安心・安全・快適性の推進を進めていきます。
各部門の取組みとしては、次の通りであります。
①宿泊部門の強化
既存エージェントへの営業戦略を更に強化し、地域別新規エージェントの拡大を目的とした営業強化、海外インバウンド(訪日)の取組みを積極的に行い、インターネットエージェント及び優良サイトの集客戦略を徹底していきます。県内については、離島(宮古・石垣)からの集客増を狙ったゴルフプランなどの企画商品と営業活動を実施します。
②料飲部門の強化
イベント、記念日、祝祭日などの企画商品を強化し、新規顧客の開拓と取組みを徹底していきます。
ケータリングは、営業体制の強化と営業範囲の拡大を行い新規企業20件の開拓に取組みを行います。ラグーン及びドルフィンにおいては、新規顧客の開拓を図るため、商品企画とサービスの強化を進め売上増を目指します。
③宴会部門の強化
一般宴会は、テリトリーによる営業体制の確立を行い、1人1日5件のセールス実行と新規顧客・企業・団体などの開拓と取組みを徹底し増収を図ります。婚礼エージェントからの情報収集と婚礼プランの販売強化を行い、年4回の定期的なウェディングフェアの開催を実施し婚礼計画件数20件の獲得強化を進めます。館外イベントへの出張宴会は、収益率の確保と効率性を重視した受注を行います。
④店舗事業部門の強化
ホテル館内の「プルミエ」においては、新商品の開発に力を入れ新しい客層の集客対策を強化していきます。
百貨店内の「デリベイク」においては、売上単価が減少していることから、新商品を月に10品の開発に力を入れます。また、「四川菜飯」は、商品の開発の強化と弁当、惣菜を更に力を入れ増収を目指します。
「オリオンビール園 やんばるの森」においては、宿泊営業と連携し、定期的な情報交換等により、エージェント対策の強化を進めていきます。
⑤調理部門の強化
冷凍、冷蔵庫の在庫管理の徹底と食の安全と良質な食材の提供を心がけ、同時に原価意識の徹底を図ります。適正食材料のコントロールを徹底し残渣とコストの低減を図ります。
ゴルフ場事業につきましては、県内ゴルフ場市場は依然として厳しい価格競争が続いており、低価格集客中心の営業と高単価収益型営業とに二分化されています。
このような状況の下、今後の取り組みとして、インターネットの活用やホテル・旅行業者との共同開発を推し進め、新商品による観光客誘致の強化を図ってまいります。
沖縄県経済は、消費税率引き上げの影響で一時弱含むものの、観光関連や建設関連が牽引役となって、早い段階から回復基調になっていくものと予想しています。
なお、ビール類需要は、全国での総需要は1~2%近く減少するものと想定していますが、県内は前年並みで推移するものと想定しています。
今年度、当社は4月にメガソーラー発電所の運用を開始し、7月には「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」がグランドオープンとなるなど、新たな事業にも取り組んでいきます。
また、当社は現経営陣の下で策定・実施してきた過去3回の中期経営計画を踏まえ、今年度から始まる3カ年の中期経営計画「Challenge(チャレンジ)2016」を策定しました。これは中期経営計画の最終年度である2016年度に向かって挑戦し続けていくことを目指しています。
「Challenge 2016」における「基本方針」と「基本戦略」は以下の通りです。
| 「基本方針」 |
| 1. 当社はビール事業を中心に、リゾートホテル事業、新規事業等を展開し、企業価値の最大化を図ります。 |
| 2. 当社は地元沖縄におけるプレゼンスを向上させることと、積極的に海外展開を進めることによって、 |
| 企業の持続的成長を実現させ、安定した収益構造と強固な財務基盤を構築します。 |
| 「基本戦略」 |
| Ⅰ.沖縄県内の売上拡大 |
| Ⅱ.海外・県外進出 |
| Ⅲ.企業価値の向上 |
「Ⅰ.沖縄県内の売上拡大」戦略では、県内マーケットで効率的な営業戦略を実行することによって売上を拡大させ、オリオンビールのプレゼンスを確立します。具体的には、状況変化に対応する商品戦略として商品アイテムの選択と集中を行い、当社主力の4ブランド「オリオンドラフト」「麦職人」「サザンスター」「ゼロライフ」の販売促進活動を強化します。また、提案型営業のレベルアップ、PDCA活動サイクルの精度を高めることで、競合他社との競争に勝てる営業体制を構築します。
「Ⅱ.海外・県外進出」戦略では、海外・県外マーケットに本格的に進出することによって、オリオンビールにおける海外・県外販売比率を上昇させます。具体的には、海外市場におきましては、主要出荷先(台湾・アメリカ・香港・オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール)への営業活動に特化し、集中的に販売促進活動を行うことで売上を拡大させ、世界へ沖縄を発信していきます。県外市場では、東京営業所・大阪営業所を拠点として、東日本エリア・西日本エリアでの営業活動を強化し販路拡大を行います。また、今年度もアサヒビール株式会社との共同開発商品の発売等で売上拡大を図っていきます。
「Ⅲ.企業価値の向上」戦略では、あらゆる場面で既成概念にとらわれることなく、進化し続けることによって企業価値を向上させることを目指していきます。具体的には、組織体制や社内規定の刷新、情報系システムの更なる活用を行い、迅速で効率的な組織運営と営業活動を実現します。また、利益においては、酒類・飲料事業での利益に加え、新規事業での利益も拡大させることで企業価値の最大化に取り組んでいきます。工場では、新しい製造技術と分析技術を取得することで商品開発力の強化を行うとともに、品質保証体制を強化することで高品質な商品をお客さまへ提供し続けていきます。また、環境問題への対応としては、工場廃棄物の再資源化率100%を維持継続し、工場全体のエネルギー原単位の削減及び炭酸ガス排出量の削減を進めることで、より環境に優しい生産活動を構築します。
当社は今年度、中期経営計画「Challenge 2016」の1年目における計画を着実に遂行していきます。今後も挑戦と進化を続けることで「沖縄県になくてはならない企業」、そして「沖縄を世界に発信する企業」になるよう取り組んでいきます。
ホテル事業のホテルロイヤルオリオンにつきましては、前年度からホテル会計(ユニフォームシステム)に基づき各部門の収入・原価・経費・GOPの明確化と新組織による体制のもとスピーディーな対応とサービス向上に努めていきます。
設備投資については、お客様目線を重視した館内外の美観を維持し、器材・備品関係の充実と快適性を重視した客室の改装、レストラン改修などを実施し、安心・安全・快適性の推進を進めていきます。
各部門の取組みとしては、次の通りであります。
①宿泊部門の強化
既存エージェントへの営業戦略を更に強化し、地域別新規エージェントの拡大を目的とした営業強化、海外インバウンド(訪日)の取組みを積極的に行い、インターネットエージェント及び優良サイトの集客戦略を徹底していきます。県内については、離島(宮古・石垣)からの集客増を狙ったゴルフプランなどの企画商品と営業活動を実施します。
②料飲部門の強化
イベント、記念日、祝祭日などの企画商品を強化し、新規顧客の開拓と取組みを徹底していきます。
ケータリングは、営業体制の強化と営業範囲の拡大を行い新規企業20件の開拓に取組みを行います。ラグーン及びドルフィンにおいては、新規顧客の開拓を図るため、商品企画とサービスの強化を進め売上増を目指します。
③宴会部門の強化
一般宴会は、テリトリーによる営業体制の確立を行い、1人1日5件のセールス実行と新規顧客・企業・団体などの開拓と取組みを徹底し増収を図ります。婚礼エージェントからの情報収集と婚礼プランの販売強化を行い、年4回の定期的なウェディングフェアの開催を実施し婚礼計画件数20件の獲得強化を進めます。館外イベントへの出張宴会は、収益率の確保と効率性を重視した受注を行います。
④店舗事業部門の強化
ホテル館内の「プルミエ」においては、新商品の開発に力を入れ新しい客層の集客対策を強化していきます。
百貨店内の「デリベイク」においては、売上単価が減少していることから、新商品を月に10品の開発に力を入れます。また、「四川菜飯」は、商品の開発の強化と弁当、惣菜を更に力を入れ増収を目指します。
「オリオンビール園 やんばるの森」においては、宿泊営業と連携し、定期的な情報交換等により、エージェント対策の強化を進めていきます。
⑤調理部門の強化
冷凍、冷蔵庫の在庫管理の徹底と食の安全と良質な食材の提供を心がけ、同時に原価意識の徹底を図ります。適正食材料のコントロールを徹底し残渣とコストの低減を図ります。
ゴルフ場事業につきましては、県内ゴルフ場市場は依然として厳しい価格競争が続いており、低価格集客中心の営業と高単価収益型営業とに二分化されています。
このような状況の下、今後の取り組みとして、インターネットの活用やホテル・旅行業者との共同開発を推し進め、新商品による観光客誘致の強化を図ってまいります。