有価証券報告書-第58期(2022/05/01-2023/04/30)
②戦略
当社グループは、気候変動の主要因であるGHG排出量の削減に向け、「伊藤園グループ中長期環境目標」において「2050年度カーボンニュートラル」を目標として掲げ、2030年度までに2018年度CO₂排出量に対し、Scope1・2で総量50%削減、Scope3で総量20%削減の実現に向け、取り組みを推進しております。
具体的には、TCFD提言に基づき、気候変動に関わるリスクと機会が事業活動に与える影響についてシナリオ分析を実施し、対応策の検討と取り組みの強化を推進しております。2020年度は、主力原料である緑茶への気候変動影響について、気候変動に関する政府間パネル(以下、IPCC)の代表的濃度経路シナリオに基づき、各条件下での茶葉収穫量と品質への影響を定量的・定性的に分析しました。2021年度は、IPCCおよび国際エネルギー機関(IEA)によるシナリオに基づく「1.5/2℃」、「4℃」の2つのシナリオを設定したうえで、対象をバリューチェーン全体へと拡大し、2030年、2050年を対象時点とした中長期の気候変動による事業への影響を分析しました。各シナリオにおける気候変動に伴うリスクと機会の項目を特定し、リスク・機会の顕在化が想定される時期を「発生時期」、事業へのインパクトを「影響度」として事業インパクト評価を行った結果、「1.5/2℃」シナリオでは、低炭素社会への移行リスクとして炭素税導入によるコスト増加、「4℃」シナリオでは、気候変動がもたらす物理リスクとして気温上昇等による原料農作物の調達リスク、 渇水・洪水による操業停止等の水リスクが特に重要な影響を及ぼす可能性が高いことを認識しました。
今後もリスクの回避・緩和、機会獲得に向け、バリューチェーン全体の脱炭素化やBCPの強化を対応策として推進してまいります。

当社グループは、気候変動の主要因であるGHG排出量の削減に向け、「伊藤園グループ中長期環境目標」において「2050年度カーボンニュートラル」を目標として掲げ、2030年度までに2018年度CO₂排出量に対し、Scope1・2で総量50%削減、Scope3で総量20%削減の実現に向け、取り組みを推進しております。
具体的には、TCFD提言に基づき、気候変動に関わるリスクと機会が事業活動に与える影響についてシナリオ分析を実施し、対応策の検討と取り組みの強化を推進しております。2020年度は、主力原料である緑茶への気候変動影響について、気候変動に関する政府間パネル(以下、IPCC)の代表的濃度経路シナリオに基づき、各条件下での茶葉収穫量と品質への影響を定量的・定性的に分析しました。2021年度は、IPCCおよび国際エネルギー機関(IEA)によるシナリオに基づく「1.5/2℃」、「4℃」の2つのシナリオを設定したうえで、対象をバリューチェーン全体へと拡大し、2030年、2050年を対象時点とした中長期の気候変動による事業への影響を分析しました。各シナリオにおける気候変動に伴うリスクと機会の項目を特定し、リスク・機会の顕在化が想定される時期を「発生時期」、事業へのインパクトを「影響度」として事業インパクト評価を行った結果、「1.5/2℃」シナリオでは、低炭素社会への移行リスクとして炭素税導入によるコスト増加、「4℃」シナリオでは、気候変動がもたらす物理リスクとして気温上昇等による原料農作物の調達リスク、 渇水・洪水による操業停止等の水リスクが特に重要な影響を及ぼす可能性が高いことを認識しました。
今後もリスクの回避・緩和、機会獲得に向け、バリューチェーン全体の脱炭素化やBCPの強化を対応策として推進してまいります。
