当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

(1)当該事象の発生年月日
2020年5月25日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
当社の連結子会社であるイスタンブール味の素食品社(以下、AIS社)において、昨今の事業環境の変化や実績を踏まえ、将来想定される収益性が当初想定していた事業計画よりも低下したため、実質価額が著しく減少したことから、当社が保有するAIS社の関係会社出資金について、減損処理を実施し、関係会社出資金評価損を計上いたしました。また、当社が保有するAIS社の商標権について、減損損失を計上いたしました。
(3)当該事象の損益に与える影響額
当該事象により、2020年3月期の個別決算において、下記のとおり特別損失を計上いたしました。
関係会社出資金評価損 12,142百万円
商標権の減損損失 1,370百万円
なお、連結決算においては、当該関係会社出資金評価損及び商標権の減損損失を消去し、のれんの減損損失1,612百万円及び商標権の減損損失646百万円を「その他の営業費用」として計上しております。
以 上