有価証券報告書-第98期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/26 16:02
【資料】
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【項目】
114項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については銀行借入による方針です。デリバティブは、為替変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行いません。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である売掛金並びに電子記録債権は、その殆どが大手商社でありますが、経理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行っております。
投資有価証券で時価のある株式は、市場価格の変動リスクに晒されていますが、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、四半期ごとに時価の把握を行っております。また、時価のない株式は、実質価格の変動リスクに晒されていますが、定期的に発行体の財務状況の把握を行っております。
営業債務である買掛金は、全て1年以内の支払期日です。また、その一部には、原料等の輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されていますが、デリバティブ取引を利用してヘッジしております。
借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金は主に設備投資に係る資金調達です。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従って行っており、また、デリバティブ取引の契約先は、信用度の高い国内の大手商社及び銀行であるため、相手先の契約不履行による信用リスクは極めて低いと認識しております。
また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されていますが、当社では、月次に資金繰計画を作成するなどの方法により管理しています。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前事業年度(2018年3月31日)
(単位:百万円)
貸借対照表
計上額(*1)
時価
(*1)
差額
(1)現金及び預金198198-
(2)売掛金11,37111,371-
(3)電子記録債権101101-
(4)短期貸付金1,8751,875-
(5)投資有価証券110110-
(6)買掛金(2,054)(2,054)-
(7)短期借入金(500)(500)-
(8)長期借入金(5,800)(5,810)(10)
(9)デリバティブ取引(*2)
①ヘッジ会計を適用していないもの(42)(42)-
②ヘッジ会計を適用しているもの(94)(94)-

(*1)負債に計上されているものについては、( )で示しております。
(*2)デリバティブ取引は、債権・債務を差し引きした合計で表示しております。
当事業年度(2019年3月31日)
(単位:百万円)
貸借対照表
計上額(*1)
時価
(*1)
差額
(1)現金及び預金227227-
(2)売掛金11,03711,037-
(3)電子記録債権9696-
(4)短期貸付金---
(5)投資有価証券111111-
(6)買掛金(1,253)(1,253)-
(7)短期借入金(3,029)(3,029)-
(8)長期借入金(2,800)(2,808)(8)
(9)デリバティブ取引(*2)
①ヘッジ会計を適用していないもの77-
②ヘッジ会計を適用しているもの(1)(1)-

(*1)負債に計上されているものについては、( )で示しております。
(*2)デリバティブ取引は、債権・債務を差し引きした合計で表示しております。
(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
(1)現金及び預金、(2)売掛金、(3)電子記録債権、(4)短期貸付金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(6)買掛金、(7)短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(8)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
(9)デリバティブ取引
「デリバティブ取引関係」注記を参照ください。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:百万円)

区分前事業年度
(2018年3月31日)
当事業年度
(2019年3月31日)
関連会社株式(非上場)371371
その他非上場株式190190

これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュフローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(5)投資有価証券」には含めておりません。
(注3) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(2018年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超5年以内5年超10年以内10年超
現金及び預金198---
売掛金11,371---
電子記録債権101---
短期貸付金1,875---
合計13,547---

当事業年度(2019年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超5年以内5年超10年以内10年超
現金及び預金227---
売掛金11,037---
電子記録債権96---
短期貸付金----
合計11,361---

(注4) 長期借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
前事業年度(2018年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超
短期借入金500-----
長期借入金3,000400-2,400--
合計3,500400-2,400--

当事業年度(2019年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超
短期借入金3,029-----
長期借入金400-2,400---
合計3,429-2,400---