製品の種類別売上高では、カラメル製品は、天候不順の影響で飲料向けなどが減少し、28億41百万円(前年同四半期比2.7%減)となりました。乾燥製品類は、巣ごもり需要で凍結乾燥製品や粉末調味料の販売は増加したものの、在宅勤務拡大に伴うオフィス向け粉末茶需要減少が大きく、44億91百万円(前年同四半期比3.8%減)となりました。組立製品類は、事業活動自粛要請に伴うヘルスケア関連製品の受注が減少し、39億2百万円(前年同四半期比6.4%減)となりました。冷凍製品は、外食向け冷凍山芋等が減少し、26億50百万円(前年同四半期比9.1%減)となりました。その他は、子会社の受託加工がやや増加し、10億15百万円(前年同四半期比0.3%増)となりました。
利益面につきましては、販管費の削減を強化させたものの、減収要因をカバーできず、営業利益は8億75百万円(前年同四半期比3.9%減)、経常利益は7億75百万円(前年同四半期比14.7%減)、当社の海外子会社で製造する一部製品に品質不良が発生し、損害の補償が生じたことによる特別損失(損害賠償金)1億31百万円を計上したことから、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億61百万円(前年同四半期比20.9%減)となりました。
② 財政状態の分析
2021/02/12 15:08