四半期報告書-第86期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1) 業績の状況及びキャッシュ・フローの状況
①業績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループは、消費税率の改定にともなう前期末での駆け込み需要の影響を最小化するため、「野菜をおいしくシーチキン」キャンペーンなどを実施し、消費者の需要喚起に努めました。
この結果、売上高は376億5百万円と前年同期並みに踏み留まりました。利益面では、主原料のきはだ鮪・かつお価格が比較的安定して推移したことや、前期より実施した製品の価格改定が定着したことなどにより、営業利益は16億45百万円(前年同期は89百万円)、経常利益は17億43百万円(前年同期は3億42百万円)となりました。四半期純利益は前年同期に計上した投資有価証券売却益が減少したことにより12億39百万円(前年同期は23億52百万円)となりました。
なお、当社グループは、食品事業およびこの付帯事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っていませんが、製品群別の販売動向は以下のとおりです。
(単位:千円、%)
(注)上記金額は消費税等を含みません。
「ツナ」では、きはだ鮪製品が減少しましたが、かつお製品や、「一本釣り」のびんなが鮪製品が堅調に推移したことにより、売上高は前年同期比0.1%増加しました。
「デザート」では、「朝からフルーツ」が低調だったため、売上高は前年同期比1.8%減少しました。
「パスタ&ソース」では、消費者キャンペーン等の実施によりスパゲッティ(結束タイプ)は堅調でしたが、小売店での販売促進の機会が減少したパスタソースが低調で、売上高は前年同期比1.1%減少しました。
「総菜」では、「さんまで健康」・「さばで健康」パウチシリーズや「シャキッとコーン」が増加した一方で、「はごろも煮」などが減少し、売上高は前年同期並みでした。
「削りぶし・海苔・ふりかけ類」では、噛み切りやすい海苔の「かみきれ~る」や、ふりかけが好調で、売上高は前年同期比5.9%増加しました。
「ギフトセット・その他食品」では、ギフトセットが振るわず、売上高は前年同期比8.6%減少しました。
「業務用食品」では、引き続きCVS向けのツナ・スイートコーンやデザートが好調に推移し、売上高は前年同期比4.3%増加しました。
「ペットフード・バイオ他」では、輸入品から国産製品へのシフトを進めたペットフードが減少したことにより、売上高は前年同期比12.7%減少しました。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ、1億37百万円減少し、6億65百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動により増加した資金は4億22百万円(前年同期は53百万円の増加)となりました。これは主に、たな卸資産が増加したものの、税金等調整前四半期純利益の計上やその他の引当金が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動により減少した資金は2億38百万円(前年同期は19億32百万円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動により減少した資金は3億21百万円(前年同期は20億29百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払や長期借入金の返済によるものです。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、84,997千円です。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
①業績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループは、消費税率の改定にともなう前期末での駆け込み需要の影響を最小化するため、「野菜をおいしくシーチキン」キャンペーンなどを実施し、消費者の需要喚起に努めました。
この結果、売上高は376億5百万円と前年同期並みに踏み留まりました。利益面では、主原料のきはだ鮪・かつお価格が比較的安定して推移したことや、前期より実施した製品の価格改定が定着したことなどにより、営業利益は16億45百万円(前年同期は89百万円)、経常利益は17億43百万円(前年同期は3億42百万円)となりました。四半期純利益は前年同期に計上した投資有価証券売却益が減少したことにより12億39百万円(前年同期は23億52百万円)となりました。
なお、当社グループは、食品事業およびこの付帯事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っていませんが、製品群別の販売動向は以下のとおりです。
(単位:千円、%)
製 品 群 | 前第2四半期 | 当第2四半期 | 増減 | |||||
金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 率 | |||
製 品 | 家 庭 用 食 品 | ツナ | 16,144,904 | 42.9 | 16,157,309 | 43.0 | 12,405 | 0.1 |
デザート | 2,476,473 | 6.6 | 2,432,812 | 6.5 | △ 43,661 | △ 1.8 | ||
パスタ&ソース | 3,535,604 | 9.4 | 3,497,210 | 9.3 | △ 38,393 | △ 1.1 | ||
総菜 | 3,345,572 | 8.9 | 3,344,277 | 8.9 | △ 1,294 | △ 0.0 | ||
削りぶし・海苔・ふりかけ類 | 2,449,118 | 6.5 | 2,594,365 | 6.9 | 145,246 | 5.9 | ||
ギフトセット・その他食品 | 2,046,583 | 5.5 | 1,869,975 | 5.0 | △ 176,608 | △ 8.6 | ||
計 | 29,998,256 | 79.8 | 29,895,951 | 79.6 | △ 102,305 | △ 0.3 | ||
業務用食品 | 6,295,662 | 16.7 | 6,564,644 | 17.4 | 268,982 | 4.3 | ||
ペットフード・バイオ他 | 974,936 | 2.6 | 851,565 | 2.2 | △ 123,370 | △ 12.7 | ||
計 | 37,268,855 | 99.1 | 37,312,160 | 99.2 | 43,305 | 0.1 | ||
その他 | 328,315 | 0.9 | 292,848 | 0.8 | △ 35,467 | △ 10.8 | ||
合 計 | 37,597,170 | 100.0 | 37,605,008 | 100.0 | 7,838 | 0.0 |
(注)上記金額は消費税等を含みません。
「ツナ」では、きはだ鮪製品が減少しましたが、かつお製品や、「一本釣り」のびんなが鮪製品が堅調に推移したことにより、売上高は前年同期比0.1%増加しました。
「デザート」では、「朝からフルーツ」が低調だったため、売上高は前年同期比1.8%減少しました。
「パスタ&ソース」では、消費者キャンペーン等の実施によりスパゲッティ(結束タイプ)は堅調でしたが、小売店での販売促進の機会が減少したパスタソースが低調で、売上高は前年同期比1.1%減少しました。
「総菜」では、「さんまで健康」・「さばで健康」パウチシリーズや「シャキッとコーン」が増加した一方で、「はごろも煮」などが減少し、売上高は前年同期並みでした。
「削りぶし・海苔・ふりかけ類」では、噛み切りやすい海苔の「かみきれ~る」や、ふりかけが好調で、売上高は前年同期比5.9%増加しました。
「ギフトセット・その他食品」では、ギフトセットが振るわず、売上高は前年同期比8.6%減少しました。
「業務用食品」では、引き続きCVS向けのツナ・スイートコーンやデザートが好調に推移し、売上高は前年同期比4.3%増加しました。
「ペットフード・バイオ他」では、輸入品から国産製品へのシフトを進めたペットフードが減少したことにより、売上高は前年同期比12.7%減少しました。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ、1億37百万円減少し、6億65百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動により増加した資金は4億22百万円(前年同期は53百万円の増加)となりました。これは主に、たな卸資産が増加したものの、税金等調整前四半期純利益の計上やその他の引当金が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動により減少した資金は2億38百万円(前年同期は19億32百万円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動により減少した資金は3億21百万円(前年同期は20億29百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払や長期借入金の返済によるものです。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、84,997千円です。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。