四半期報告書-第17期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/14 15:12
【資料】
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注記事項-金融商品、要約四半期連結財務諸表(IFRS)

15.金融商品
(1)公正価値ヒエラルキーのレベル別分類
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを次のように分類しています。
レベル1:活発な市場における公表価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各報告期間の期末に発生したものとして認識しています。
経常的に公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーに基づくレベル別分類は、次のとおりです。
前連結会計年度(2019年3月31日)
(単位:百万円)

レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
その他の金融資産
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品28407181,003
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産4200-204
合計2882007181,207
金融負債
その他の金融負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債-5-5
合計-5-5

当第3四半期連結会計期間(2019年12月31日)
(単位:百万円)

レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
その他の金融資産
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品282137111,007
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産3103-107
合計2861167111,114
金融負債
その他の金融負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債-3-3
合計-3-3

(注) レベル間の振替はありません。
レベル3に区分される金融商品については、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、重要な変動は生じていません。
(2)金融商品の公正価値
① 公正価値と帳簿価額の比較
金融資産及び金融負債の公正価値と帳簿価額の比較は、次のとおりです。なお、帳簿価額と公正価値が極めて近似している金融商品及び経常的に公正価値で測定する金融商品については、次の表には含めていません。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)
当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
金融資産
償却原価で測定する金融資産
敷金及び保証金13,59013,73013,01913,123
合計13,59013,73013,01913,123
金融負債
償却原価で測定する金融負債
社債(1年内返済予定含む)4,9935,0344,0893,987
長期借入金(1年内返済予定含む)39,15839,38628,54128,313
長期未払金(1年内返済予定含む)3,1353,1482,5352,465
合計47,28747,56935,16634,767

② 公正価値の算定方法
金融商品の公正価値の算定方法は、次のとおりです。
(ⅰ)その他の金融資産及びその他の金融負債
活発な金融市場において取引されている金融商品の公正価値は、市場価格に基づいており、レベル1に分類しています。活発な市場が存在しない金融商品の公正価値は、適切な評価技法を使用して測定しており、インプットに応じてレベル2またはレベル3に分類しています。デリバティブの公正価値は、契約先の金融機関等から提示された価格等に基づき測定しており、レベル2に分類しています。
(ⅱ)敷金及び保証金
償還予定時期を見積り、安全性の高い債券の利回りで割り引いた現在価値により算定しています。
(ⅲ)社債
当社及び子会社の発行する社債の公正価値は、市場価格がないため、元利金の合計額を同様の新規発行を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっています。
(ⅳ)長期借入金及び長期未払金
長期借入金のうち変動金利のものについては、適用される金利が市場での利率変動を即座に反映するため、また信用リスクに関しては金利に関する取引条件に変更がなく、公正価値は帳簿価額に近似することから、当該帳簿価額によっています。
長期借入金及び長期未払金のうち固定金利のものについては、元利金の合計額を同様の新規借入又は割賦取引を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっています。