3002 グンゼ

3002
2024/04/25
時価
906億円
PER 予
18.45倍
2010年以降
赤字-112.58倍
(2010-2023年)
PBR
0.74倍
2010年以降
0.37-1.27倍
(2010-2023年)
配当 予
2.86%
ROE 予
4.02%
ROA 予
2.88%
資料
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CSV,JSON

製品

【期間】
  • 通期

個別

2008年3月31日
148億9700万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
[Scope3 の取り組み方向性]
当社のCO2排出量はScope1,2に比べ、Scope3が大きな割合を占めております。今後海外事業所のScope3の影響度を確認し、2022年度よりスタートした当社グループ中期経営計画「VISION 2030 Stage1」の中で削減目標の設定、公表を検討するとともに、Scope3削減への取り組みを強化してまいります。具体的にはScope3算定結果をもとに大きな排出量を占めるプラスチックカンパニーとアパレルカンパニーを中心に、「カテゴリー1」(購入した製品・サービス)と「カテゴリー12」(販売した製品の廃棄)へのアプローチとして全社視点での資源循環、サステナブル調達を重点的に推進してまいります。
※2022年度Scope3実績につきましては集計出来次第、当社ホームページ(https://www.gunze.co.jp/)に掲載予定です。
2023/06/26 9:58
#2 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、製品・サービス別に事業部門を置く組織形態(カンパニー、事業部等)をとっており、各事業部門は取り扱う製品について戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「機能ソリューション事業」、「アパレル事業」及び「ライフクリエイト事業」の3つを報告セグメントとしております。
2023/06/26 9:58
#3 事業の内容
② 繊維資材分野
当社は、繊維資材(各種ミシン糸)の製造・販売を行っており、津山グンゼ㈱に製造加工を委託し、販売の一部を中央繊維資材㈱を通じて行っております。また、PT.Gunze Indonesia等海外関係会社が現地生産及び販売を行っているほか、製品の一部を当社が仕入れております。
(3) ライフクリエイト事業(当社、及び関係会社7社)
2023/06/26 9:58
#4 事業等のリスク
(1) 経営戦略的リスクについて
当社グループの成長戦略の一つとして、新規事業創出を掲げており、「M&A活用による事業拡大」、「新規テーマ創出の仕組み構築」に向けた取り組みを強化しております。M&A等外部の経営資源獲得に当たっては、慎重に検討を行い、将来の当社グループの業績に貢献すると判断した場合に限り実行いたします。しかしながら、期待したシナジー効果が創出できなかった場合や、買収した事業における製品・サービス等の需要を維持できない場合等により、期待する成果が得られない可能性があります。
また、研究開発部門を中心として新規テーマに取り組んだ結果、市場環境の変化や技術革新、消費者ニーズの変化等により、そのテーマの事業化が困難と判断した場合は、研究開発等に要したコストが回収されず、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
2023/06/26 9:58
#5 会計方針に関する事項(連結)
通常の販売目的で保有する棚卸資産
商品、製品、仕掛品、原材料、貯蔵品
主として移動平均法に基づく原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)
2023/06/26 9:58
#6 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
変動対価の見積額は、変動パターンが少なく発生可能性が偏っているため、過去の実績に基づく最頻値法による方法を用いて算定しております。
履行義務の充足時点については、製品を顧客が検収した時点としておりますが、これは、当該時点が製品の法的所有権、物理的占有、製品の所有に伴う重大なリスク及び経済価値が顧客に移転し、顧客から取引対価の支払いを受ける権利を得ていると判断できるためであります。なお、国内の販売において、出荷時から顧客が検収するまでの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。
これらの製品に関する取引の対価は、製品の引渡し後、概ね3か月以内に受領(契約に基づき前受金を受領する場合がある。)しており、当該顧客との契約に基づく債権について、重要な金融要素の調整は行っておりません。
2023/06/26 9:58
#7 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
296206
Apex MaterialTechnology Corporation761,141(保有目的)当社電子部品事業のタッチパネル製品の提供先であり、同社との良好な取引関係の維持・強化を図るため。前述の取締役会での検証の結果、当事業年度末においては保有基準を満たしていないため、今後の対応について発行企業と協議を進める予定である。(増加理由)当事業年度中に台湾において新規店頭公開したため。
253
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
フクダ電子㈱25,22412,089(保有目的)当社電子部品事業のタッチパネル製品の提供先であり、同社との良好な取引関係の維持・強化を図るため。前述の取締役会での検証の結果、当事業年度末においては保有基準を満たしていないため、今後の対応について発行企業と協議を進める予定である。(増加理由)株式分割および良好な取引関係の維持・強化を目的に加入している取引先持株会による定期買付。なお、取引先持株会の継続加入については検討中である。
10794
大成ラミック㈱15,23314,096(保有目的)当社プラスチックカンパニーのナイロンフィルム製品の提供先であり、同社との良好な取引関係の維持・強化を図るため。前述の取締役会での検証の結果、当事業年度末においては保有継続の合理性があると判断している。(増加理由)良好な取引関係の維持・強化を目的に加入している取引先持株会による定期買付。なお、取引先持株会の継続加入については検討中である。
4337
㈱ヨンドシーホールディングス12,57911,434(保有目的)同社の連結子会社㈱アスティが当社アパレルカンパニー製品の提供先であり、同社との良好な取引関係の維持・強化を図るため。前述の取締役会での検証の結果、当事業年度末においては保有基準を満たしていないため、今後の対応について発行企業と協議を進める予定である。(増加理由)良好な取引関係の維持・強化を目的に加入している取引先持株会による定期買付。なお、取引先持株会の継続加入については検討中である。
2218
(注)1.「―」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
2.定量的な保有効果については記載が困難であります。保有の合理性は保有に伴う便益やリスク、資本コストを勘案した株式保有基準に基づき検証しております。
2023/06/26 9:58
#8 研究開発活動
プラスチックフィルム分野では、コア技術である多層押出延伸技術をベースに高付加価値包装フィルム及び新規分野への展開を目指した取り組みを行っております。また、SDGs対応として環境対応プラスチックフィルムの開発および、プラスチックフィルム製造工場から廃プラを排出させないゼロエミッション化を達成するための開発に取り組んでおります。
エンジニアリングプラスチックス分野では、複写機・プリンター用機能性ベルトで培ったフィラー分散技術を生かした高機能部材研究や、フッ素樹脂の特性を生かした半導体関連向け製品や医療用具向け製品で、産業資材への展開を進めております。
メディカル分野では、「人々のクオリティ オブ ライフ(QOL)」の向上に寄与するために、生体吸収性高分子の機能を活かした、患者さんの組織を再生する血管、半月板、乳房等再生医療を実用化する医療機器の研究開発を進めています。
2023/06/26 9:58
#9 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
(1) 経営の基本方針
当社グループは、「人間尊重と優良品の生産を基礎として、会社をめぐるすべての関係者との共存共栄をはかる」という創業の精神を変えてはならない経糸(たていと)、社会からの期待に誠意をもって柔軟に応えることを緯糸(よこいと)とし、様々な製品やサービスの提供を通じて時代に求められた社会課題の解決に取り組み、企業価値の持続的向上を目指しております。
(2) 中期的な経営戦略
2023/06/26 9:58
#10 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
機能ソリューション事業
プラスチックフィルム分野は、包装用フィルムが堅調に推移しましたが、ユーティリティ価格高騰の影響を受けました。エンジニアリングプラスチックス分野は、半導体市場向け製品が堅調に推移しました。電子部品分野は、タッチパネル事業が市況悪化の影響を受けました。メディカル分野は、新製品の市場展開もあり堅調に推移しました。
以上の結果、機能ソリューション事業の売上高は60,340百万円(前期比7.5%増)、営業利益は8,918百万円(前期比11.0%増)となりました。
2023/06/26 9:58
#11 製品及びサービスごとの情報(連結)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2023/06/26 9:58
#12 重要な会計上の見積り、財務諸表(連結)
(1)当事業年度計上額
(百万円)
前事業年度当事業年度
商品及び製品15,56417,746
仕掛品3,7964,965
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)1.棚卸資産の評価」に記載した内容と同一であります。
2023/06/26 9:58
#13 重要な会計上の見積り、連結財務諸表(連結)
(1)当連結会計年度計上額
(百万円)
前連結会計年度当連結会計年度
商品及び製品21,36124,114
仕掛品6,7027,128
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループは、棚卸資産の評価方法について、主として収益性の低下による簿価切下げの方法により算定しており、期末における正味売却価額が取得原価を下回っている場合には、当該正味売却価額をもって棚卸資産を評価しているほか、営業循環過程から外れた滞留品又は処分見込等の資産については規則的に帳簿価額を切下げる方法により棚卸資産を評価しております。
2023/06/26 9:58
#14 重要な会計方針、財務諸表(連結)
通常の販売目的で保有する棚卸資産
① 商品、製品、仕掛品、原材料、貯蔵品
移動平均法に基づく原価法
2023/06/26 9:58
#15 重要な後発事象、連結財務諸表(連結)
当社は2023年5月12日開催の取締役会において、セグメント区分を変更することを決議いたしました。
当社メディカル事業グループは、2023年4月1日付けメディカル事業部およびグンゼメディカル株式会社等の組織再編により、医療を専業とする新しい組織体制のもと、生体吸収性製品を中心とした革新的な医療機器の提供を通じ、患者さまの更なるQOL向上を目指しています。
この組織再編も踏まえ、現在推進中の中期経営計画「VISION 2030 stage1」における成長牽引の位置づけをより明確にするため、当連結会計年度において「機能ソリューション」セグメントに含まれていたメディカル事業を、翌連結会計年度より「メディカル」セグメントとして新たに区分いたします。
2023/06/26 9:58