有価証券報告書-第99期(2023/04/01-2024/03/31)
6.事業セグメント
(1)一般情報
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているも
のであります。
当社グループは、主に自動車部品等を生産・販売しており、各地域において現地法人が包括的な戦略立案
し、事業活動を展開しております。
国内においては当社が、北中南米については米国、カナダと地理的近接度によりメキシコ、ブラジル、アル
ゼンチンを加えトヨタ紡織アメリカ㈱が、アジア・オセアニア(主にタイ、インド、インドネシア、マレーシ
ア、フィリピン、ベトナム、オーストラリア等)については、最適生産・供給体制の両面から地域に密着した
体制強化のため、トヨタ紡織アジア㈱が、中国については、豊田紡織(中国)有限公司が担当しております。
欧州・アフリカ(主にフランス、ポーランド、ロシア、スロバキア、トルコ、南アフリカ等)についてはトヨ
タ紡織ヨーロッパ㈱が担当しており、これらを1つのマネジメント単位として管理しております。
セグメントの会計処理の方法は、注記3「重要性がある会計方針」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、連結損益計算書上の営業利益ベースの数値であります。金融収益、金融費用、持分法による投資利益、法人所得税費用は当社取締役会が検討するセグメント利益に含まれていないため、セグメント業績から除外しております。
(2)セグメントごとの売上収益、利益または損失、その他の重要な項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(注1)セグメント利益の調整額△13百万円は、主にセグメント間取引消去であります。
(注2)セグメント資産の消去又は全社には、全社資産107,732百万円、債権債務相殺消去等△190,917百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない資金であります。
(注3)セグメント間の内部売上収益は、市場価格、総原価を勘案し、価格交渉のうえ決定した取引価格に基づいており
ます。
(注4)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
(注5)2022年9月30日に、当社子会社㈲トヨタ紡織ロシアでの事業を終了することを決定いたしました。ロシア事業
終了に伴い、固定資産減損損失、棚卸資産評価損、従業員退職金費用、仕入先への補償等を連結損益計算書の
売上原価、販売費及び一般管理費、その他の収益、その他の費用に計上しており、欧州・アフリカセグメントの
セグメント利益が7,215百万円減少しております。
その他の重要な項目
非流動資産は、金融資産、繰延税金資産、退職給付に係る資産を除いております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(注1)セグメント利益の調整額14百万円は、主にセグメント間取引消去であります。
(注2)セグメント資産の消去又は全社には、全社資産93,940百万円、債権債務相殺消去等△242,694百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない資金であります。
(注3)セグメント間の内部売上収益は、市場価格、総原価を勘案し、価格交渉のうえ決定した取引価格に基づいており
ます。
(注4)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
(注5)2024年3月28日に、当社は連結子会社であるTBカワシマ株式会社について、AUNDE Achter & Ebels GmbHを割当
予定先として第三者割当増資の実施を決定いたしました。これにより、TBカワシマ株式会社及び
TBカワシマ子会社の異動が生じ、当社の連結範囲から除外する予定です。このため、当連結会計年度末に
おいて、TBカワシマ株式会社及びTBカワシマ子会社が保有する資産及び負債を売却目的で保有する資産及び
資産に直接関連する負債に計上しております。売却目的保有に分類される処分グループについては、売却コスト
控除後の公正価値により測定しております。これにより認識した損失を「その他の費用」に計上しており、日本セグメントのセグメント利益が6,063百万円減少しております。
その他の重要な項目
非流動資産は、金融資産、繰延税金資産、退職給付に係る資産を除いております。
(3)製品及びサービスに関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
自動車部品以外の外部顧客への売上収益は僅少であるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
自動車部品以外の外部顧客への売上収益は僅少であるため、記載を省略しております。
(4)地域に関する情報
外部顧客への売上収益
(注)1.連結決算上重要性のある国を個別開示しております。
2.売上収益は顧客の所在地に応じて算定しております。
非流動資産
(注)1.連結決算上重要性のある国を個別開示しております。
2.非流動資産(金融資産、繰延税金資産、退職給付に係る資産を除く)は資産の所在地に応じて算定しております。
(5)主要な顧客に関する情報
主要な顧客はトヨタ自動車(株)グループであり、全てのセグメント(日本、北中南米、中国、アジア・
オセアニア、欧州・アフリカ)において売上収益を計上しております。
(1)一般情報
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているも
のであります。
当社グループは、主に自動車部品等を生産・販売しており、各地域において現地法人が包括的な戦略立案
し、事業活動を展開しております。
国内においては当社が、北中南米については米国、カナダと地理的近接度によりメキシコ、ブラジル、アル
ゼンチンを加えトヨタ紡織アメリカ㈱が、アジア・オセアニア(主にタイ、インド、インドネシア、マレーシ
ア、フィリピン、ベトナム、オーストラリア等)については、最適生産・供給体制の両面から地域に密着した
体制強化のため、トヨタ紡織アジア㈱が、中国については、豊田紡織(中国)有限公司が担当しております。
欧州・アフリカ(主にフランス、ポーランド、ロシア、スロバキア、トルコ、南アフリカ等)についてはトヨ
タ紡織ヨーロッパ㈱が担当しており、これらを1つのマネジメント単位として管理しております。
セグメントの会計処理の方法は、注記3「重要性がある会計方針」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、連結損益計算書上の営業利益ベースの数値であります。金融収益、金融費用、持分法による投資利益、法人所得税費用は当社取締役会が検討するセグメント利益に含まれていないため、セグメント業績から除外しております。
(2)セグメントごとの売上収益、利益または損失、その他の重要な項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||||
報告セグメント | 消去又は 全社 (注1,2) | 連結 (注4) | ||||||
日本 | 北中南米 | 中国 | アジア・ オセアニア | 欧州・ アフリカ | 計 | |||
売上収益 | ||||||||
外部顧客への売上収益 | 643,570 | 384,129 | 235,866 | 233,911 | 106,559 | 1,604,036 | - | 1,604,036 |
セグメント間の内部売上収益(注3) | 89,341 | 4,622 | 8,784 | 15,696 | 1,738 | 120,182 | △120,182 | - |
計 | 732,911 | 388,751 | 244,650 | 249,607 | 108,297 | 1,724,219 | △120,182 | 1,604,036 |
セグメント利益 又は損失(△)(注5) | 11,643 | △1,141 | 21,257 | 14,008 | 1,917 | 47,686 | △13 | 47,672 |
セグメント資産 | 576,462 | 174,080 | 146,321 | 140,606 | 53,106 | 1,090,577 | △83,185 | 1,007,392 |
金融収益 | 6,582 | |||||||
金融費用 | 2,781 | |||||||
持分法による投資利益 | 816 | |||||||
税引前利益 | 52,291 |
(注1)セグメント利益の調整額△13百万円は、主にセグメント間取引消去であります。
(注2)セグメント資産の消去又は全社には、全社資産107,732百万円、債権債務相殺消去等△190,917百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない資金であります。
(注3)セグメント間の内部売上収益は、市場価格、総原価を勘案し、価格交渉のうえ決定した取引価格に基づいており
ます。
(注4)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
(注5)2022年9月30日に、当社子会社㈲トヨタ紡織ロシアでの事業を終了することを決定いたしました。ロシア事業
終了に伴い、固定資産減損損失、棚卸資産評価損、従業員退職金費用、仕入先への補償等を連結損益計算書の
売上原価、販売費及び一般管理費、その他の収益、その他の費用に計上しており、欧州・アフリカセグメントの
セグメント利益が7,215百万円減少しております。
その他の重要な項目
(単位:百万円) | ||||||||
報告セグメント | 消去又は 全社 | 連結 | ||||||
日本 | 北中南米 | 中国 | アジア・ オセアニア | 欧州・ アフリカ | 計 | |||
減価償却費及び償却費 | 22,152 | 9,231 | 7,110 | 5,766 | 2,780 | 47,040 | - | 47,040 |
減損損失 | 210 | - | - | - | 956 | 1,167 | - | 1,167 |
減損損失の戻入 | - | - | - | - | - | - | - | - |
持分法で会計処理されている投資 | 5,884 | 1,667 | 2,440 | 2,070 | 1,598 | 13,661 | - | 13,661 |
非流動資産の増加額 | 25,297 | 11,484 | 7,857 | 7,448 | 1,892 | 53,980 | - | 53,980 |
非流動資産は、金融資産、繰延税金資産、退職給付に係る資産を除いております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||||
報告セグメント | 消去又は 全社 (注1,2) | 連結 (注4) | ||||||
日本 | 北中南米 | 中国 | アジア・ オセアニア | 欧州・ アフリカ | 計 | |||
売上収益 | ||||||||
外部顧客への売上収益 | 848,314 | 495,572 | 224,677 | 255,684 | 129,375 | 1,953,625 | - | 1,953,625 |
セグメント間の内部売上収益(注3) | 74,529 | 4,814 | 11,564 | 18,252 | 1,882 | 111,043 | △111,043 | - |
計 | 922,844 | 500,386 | 236,242 | 273,936 | 131,257 | 2,064,668 | △111,043 | 1,953,625 |
セグメント利益 又は損失(△)(注5) | 10,652 | 619 | 18,480 | 36,948 | 11,921 | 78,622 | 14 | 78,636 |
セグメント資産 | 705,327 | 214,863 | 143,887 | 151,240 | 61,129 | 1,276,448 | △148,753 | 1,127,694 |
金融収益 | 10,403 | |||||||
金融費用 | 3,162 | |||||||
持分法による投資利益 | 1,494 | |||||||
税引前利益 | 87,372 |
(注1)セグメント利益の調整額14百万円は、主にセグメント間取引消去であります。
(注2)セグメント資産の消去又は全社には、全社資産93,940百万円、債権債務相殺消去等△242,694百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない資金であります。
(注3)セグメント間の内部売上収益は、市場価格、総原価を勘案し、価格交渉のうえ決定した取引価格に基づいており
ます。
(注4)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
(注5)2024年3月28日に、当社は連結子会社であるTBカワシマ株式会社について、AUNDE Achter & Ebels GmbHを割当
予定先として第三者割当増資の実施を決定いたしました。これにより、TBカワシマ株式会社及び
TBカワシマ子会社の異動が生じ、当社の連結範囲から除外する予定です。このため、当連結会計年度末に
おいて、TBカワシマ株式会社及びTBカワシマ子会社が保有する資産及び負債を売却目的で保有する資産及び
資産に直接関連する負債に計上しております。売却目的保有に分類される処分グループについては、売却コスト
控除後の公正価値により測定しております。これにより認識した損失を「その他の費用」に計上しており、日本セグメントのセグメント利益が6,063百万円減少しております。
その他の重要な項目
(単位:百万円) | ||||||||
報告セグメント | 消去又は 全社 | 連結 | ||||||
日本 | 北中南米 | 中国 | アジア・ オセアニア | 欧州・ アフリカ | 計 | |||
減価償却費及び償却費 | 24,631 | 10,679 | 7,345 | 6,327 | 3,309 | 52,294 | - | 52,294 |
減損損失 | 538 | - | - | - | - | 538 | - | 538 |
減損損失の戻入 | - | - | - | - | - | - | - | - |
持分法で会計処理されている投資 | 4,484 | 2,421 | 1,084 | 1,979 | 1,806 | 11,778 | - | 11,778 |
非流動資産の増加額 | 52,817 | 20,277 | 14,735 | 10,329 | 3,662 | 101,822 | - | 101,822 |
非流動資産は、金融資産、繰延税金資産、退職給付に係る資産を除いております。
(3)製品及びサービスに関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
自動車部品以外の外部顧客への売上収益は僅少であるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
自動車部品以外の外部顧客への売上収益は僅少であるため、記載を省略しております。
(4)地域に関する情報
外部顧客への売上収益
(単位:百万円) | ||
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
日本 | 623,521 | 814,884 |
中国 | 237,437 | 293,658 |
アメリカ | 219,278 | 225,249 |
その他 | 523,798 | 619,831 |
合計 | 1,604,036 | 1,953,625 |
(注)1.連結決算上重要性のある国を個別開示しております。
2.売上収益は顧客の所在地に応じて算定しております。
非流動資産
(単位:百万円) | ||
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | |
日本 | 155,148 | 174,374 |
アメリカ | 39,782 | 54,293 |
中国 | 39,044 | 48,258 |
その他 | 62,531 | 78,692 |
合計 | 296,507 | 355,617 |
(注)1.連結決算上重要性のある国を個別開示しております。
2.非流動資産(金融資産、繰延税金資産、退職給付に係る資産を除く)は資産の所在地に応じて算定しております。
(5)主要な顧客に関する情報
主要な顧客はトヨタ自動車(株)グループであり、全てのセグメント(日本、北中南米、中国、アジア・
オセアニア、欧州・アフリカ)において売上収益を計上しております。
(単位:百万円) | |
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
1,121,267 | 1,427,625 |