有価証券報告書-第98期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/21 10:06
【資料】
PDFをみる
【項目】
133項目
[戦略]
トヨタ紡織グループは、創業者である豊田佐吉の考えをまとめた「豊田綱領」に基づき、すべてのステークホルダーから信頼され続けるために「基本理念」を制定し、事業活動において着実に実践しています。持続可能な成長の追求を通じて経済的価値の向上を図り、その成果をステークホルダーのみなさまに還元するとともに、持続可能な成長への投資をすることで、中長期的に企業価値の向上を図り、ステークホルダーのみなさまの期待に応え、国際社会・地域社会の発展に貢献します。
これまでもCSR活動に取り組み、SDGsの達成に貢献してきましたが、世の中の変化に合わせ、2019年3月よりCSRからCSV経営へのシフトを加速させています。そして2020年7月、さまざまな社会課題の中から本業を通じて優先的に取り組む重要な課題を特定し、解決する姿をマテリアリティとして策定し、続く11月にマテリアリティ実現への施策を織り込んだ「2025年中期経営計画」を発表しました。
さらに、CSV経営の考え方を明確にするため、CSRの考え方を見直し、2021年11月に取締役会の承認を受け、「トヨタ紡織グループサステナビリティ基本方針」を策定しました。
また、「基本理念」を実践するために、グローバルでの共通の価値観や行動パターンとして「TB Way」「トヨタ紡織グループ行動指針」を制定し、共有しています。
トヨタ紡織グループ サステナビリティ基本方針
トヨタ紡織グループのサステナビリティ基本方針は、「経営の考え方」、「マテリアリティ」、「経営の目指す姿」で構成されています。
1.経営の考え方
トヨタ紡織グループは、「豊田綱領※」に
基づいて「マテリアリティ」を定め、本業を
通じて、社会に貢献していきます。
※トヨタグループの創始者である豊田佐吉の
考えをまとめたもの
0102010_001.png
2.マテリアリティ
インテリアスペースクリエイターとして
快適・安全・安心を創造し、こころ豊かな
暮らしと交通事故死傷者ゼロ社会に貢献
していきます。
また、再生可能エネルギーの活用やサーキュ
ラーエコノミーでカーボンニュートラルの
実現に挑戦していきます。
0102010_002.png
3.経営の目指す姿
当社の企業価値は、よき企業市民として
社会的価値への貢献と、競争力・経営基盤の
強化の取り組みを軸に経済的価値の向上を
図り、ステークホルダーのみなさまの期待に
応えると同時に持続可能な成長を追求して
いきます。
0102010_003.png