3577 東海染工

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四半期報告書-第95期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/08/06 13:24
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、政府主導の経済政策や金融緩和策により景気は緩やかな回復基調にありますが、消費増税前の駆け込み需要の反動もあり個人消費の回復は今後も楽観は出来ず、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
染色加工業界におきましては、国内では、とりわけ原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇によって業界全体で収益性の悪化が一段と進んでおり、極めて厳しい事業環境が続いております。その一方で、当社グループが事業拡大を進める東南アジア地域では、タイは政情不安により経済成長の鈍化が懸念されますが、その他の国、地域では、着実な経済成長や人口増加、中間所得層の拡大に伴う生活水準の向上などを背景に、今後も各国で衣料・繊維製品の需要拡大が期待されております。
このような状況のもと、当社グループは、強固な利益体質の構築に向けて各事業分野で収益力の更なる強化に努めております。主力の染色加工事業では、販売増が見込める東南アジア地域で市場開拓・販路拡大に重点的に取り組んでいるほか、国内ではテキスタイル事業部を新設し委託加工の受注が低迷する中で今後も売上増大が期待できる生地販売の体制強化を図りました。縫製品販売事業では、インドネシア一貫生産体制を活用した製品販売の拡大を更に進めたほか、保育サービス事業では、託児所数の拡大に加え、効率的な業務運営にも努め、収益増大に取り組んでおります。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は4,125百万円(前年同期比0.8%増、32百万円増)となり、増収を確保いたしました。これは主に前期に増設完了したインドネシア子会社の売上増大が寄与したことによります。
利益面は、営業利益185百万円(前年同期比115.7%増、99百万円増)、経常利益246百万円(前年同期比170.4%増、155百万円増)、四半期純利益105百万円(前年同期比183.1%増、68百万円増)となり、インドネシア子会社の増収増益効果に加え、国内染色加工事業と縫製品販売事業の収益力改善が貢献し、各利益段階で大幅な増益を確保しております。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①染色加工事業
染色加工事業は、売上高3,131百万円(前年同期比2.2%増、66百万円増)、営業利益147百万円(前年同期比90.1%増、70百万円増)となり、増収増益となりました。
染色加工事業における部門別(加工料部門、テキスタイル販売部門)の業績は次のとおりであります。
(加工料部門)
加工料部門の売上高は2,300百万円(前年同期比3.8%増、85百万円増)となり、国内の染色加工事業及びタイ子会社は減収となりましたが、インドネシア子会社が順調に売上を伸ばしたことにより増収となりました。
国内では、編物加工分野の売上が、無地染・プリント加工ともに伸び比較的堅調に推移した一方で、織物加工分野では、国内に需要が残るユニフォーム関連素材や定番素材の受注獲得にも積極的に取り組み、無地染加工の売上を伸ばしましたが、プリント加工が市況の悪化もあり売上を伸ばせず織物加工分野全体では減収となりました。コスト面でも、染料、加工薬剤などの原材料仕入価格の高騰が続き、電気料金値上げなどに伴いエネルギーコストも大幅に上昇するなど収益が大きく圧迫される厳しい環境となりましたが、前期までに実施した生産拠点集約化効果に加えて、各生産現場で無駄を徹底的に排除するコストダウン活動を継続的に進めた成果により、収益力を大幅に改善させることが出来ております。
海外では、タイ子会社が政治的混乱の影響を受けタイ国内向けを中心に受注量を落とし減収減益となりましたが、インドネシア子会社にて前期に実施した無地染加工設備増設による生産能力増強の効果が当期はフルに寄与し、旺盛な内需を順調に取り込んだ結果、収益を大きく拡大し、海外事業全体では増収増益を確保しております。
(テキスタイル販売部門)
テキスタイル販売部門の売上高は831百万円(前年同期比2.2%減、18百万円減)となり、インドネシア子会社では欧州向け輸出売上が伸びるなど好調に推移しましたが、市場の冷え込みもあり国内の販売を伸ばすことが出来ず、減収となりました。
②縫製品販売事業
縫製品販売事業は、売上高622百万円(前年同期比14.5%減、105百万円減)、営業利益18百万円(前年同期は営業損失9百万円)となりました。インドネシア一貫生産体制を強化し、取り扱う素材や商品の幅を広げるなど販売拡大に努め、生産・納期管理の徹底により増収とはなりませんでしたが、物流費用を大幅に圧縮するなどコスト削減に努めた結果、収益性が改善し黒字回復をしております。
③保育サービス事業
保育サービス事業は、売上高396百万円(前年同期比5.0%増、18百万円増)、営業損失8百万円(前年同期は営業損失0百万円)となりました。
同事業は、病院等の事業所内託児所数の拡大や前期下半期に新規開設した保育園が売上増に貢献し、増収となりました。しかしながら、更なる事業拡大を目的に先行費用として人件費が増加しており、コスト面で効率的な業務運営により経費削減に努めたものの、当該期間におきましては赤字となりました。
④倉庫事業
倉庫事業は、売上高73百万円(前年同期比3.5%増、2百万円増)、営業利益5百万円(前年同期比23.3%増、0百万円増)となりました。
同事業は、国内染色加工事業の商量減少が続く厳しい環境の中、荷役取扱数量の確保と経費削減に努めた結果、増収増益となりました。
⑤その他事業
当セグメントには、機械販売事業、システム事業及び、付随事業である不動産賃貸事業が含まれており、売上高は47百万円(前年同期比6.3%減、3百万円減)、営業利益は21百万円(前年同期比53.2%増、7百万円増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、14,750百万円(前連結会計年度末比0.2%増、22百万円増)となりました。これは主に投資有価証券の増加131百万円、受取手形及び売掛金の増加61百万円、現金及び預金の減少176百万円等によるものです。
負債は、9,205百万円(前連結会計年度末比1.4%減、127百万円減)となりました。これは主に支払手形及び買掛金の減少156百万円、長期借入金の減少119百万円、その他流動負債の増加144百万円等によるものです。
純資産は、5,545百万円(前連結会計年度末比2.8%増 150百万円増)となりました。これは主に四半期純利益による増加105百万円、配当金の支払いによる減少102百万円、投資有価証券の時価評価に伴うその他有価証券評価差額金の増加81百万円、少数株主持分の増加56百万円等によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、24百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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