有価証券報告書-第67期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

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2014/06/24 13:11
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有報資料

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策を背景に円高の是正や株価の上昇が進み、輸出関連企業を中心に収益の持ち直しの動きが継続するなど、景気は緩やかに回復しつつありましたが、個人所得改善の遅れと物価上昇の懸念等もあり、先行きは不透明な状況が続いております。一方、内需型の当社業界におきましては、円安によりUSドル決済の輸入製品コストが高騰しておりますが、激しい販売競争の影響からすぐには販売価格に転嫁できず、利益面で厳しい状況が続いております。
このような経済状況のもとで、当社グループ(当社及び連結子会社)の売上高は、企業納入業者向け卸においては、年間及び夏衣料の販売はほぼ前年並みで推移しましたが、防寒衣料の販売が一部製品に納期遅れが生じたことが主因で低迷した反面、別注等に新規物件の獲得があり、全体の売上高はほぼ前年同期並みとなりました。
また、ワークショップ・ホームセンター向け卸においては、夏衣料及び熱中症対策グッズ等や防寒衣料の販売が苦戦しましたが、Dickies(ディッキーズ)ブランド製品及び安全靴等の販売が好調に推移した結果、全体の売上高は前年同期を上回りました。
生産面におきましては、アセアン諸国への生産地移管が進捗し、チャイナリスクへの対応が進みましたが、生地附属の現地化に伴い生産管理業務が煩雑になり、季節商品の供給力に課題を残しました。
物流面におきましても、運用を開始した本社物流システムのロケーション管理(在庫の保管場所管理)により、生産性と在庫精度の向上による物流経費の削減に注力しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は14,146百万円(前年同期比1.7%増)となりました。
一方、利益面では円安による直接輸入製品のコスト増が主因で、売上総利益率が0.8ポイント悪化しましたが、販売費及び一般管理費の削減に努め、営業利益は570百万円(前年同期比3.5%増)となりました。
しかしながら、営業外収益において為替差益(デリバティブの実現益等)126百万円(前会計年度は為替差損26百万円)を計上しましたが、期末の円安によるデリバティブ評価益132百万円(前会計年度は358百万円)が前会計年度に比べ縮小した結果、経常利益は845百万円(前年同期比5.7%減)、当期純利益は489百万円(前年同期比6.6%減)となりました。
当社グループは単一セグメントに該当するためセグメントの業績は記載しておりませんが、品目別の業績を示すと次のとおりであります。
① 年間衣料(当社グループの売上品目のうち、秋冬及び長袖シャツ等年間をとおして売れる商品)
当連結会計年度売上実績 4,433百万円(前年同期比 6.0%増)
当連結会計年度の年間衣料の売上状況は、上半期は苦戦を強いられましたが下半期に入り挽回し、ほぼ前年並みとなりました。また、ワークショップ・ホームセンター等の小売においてはDickies関連商品等が好調に推移し、全体では前連結会計年度の売上を252百万円上回りました。
利益面では、円安による製造・仕入コスト高の影響が少なかったことに加え、廃番商品の処分損が減少したこともあり、売上総利益率は前連結会計年度に比べ好転しました。
② 夏衣料(当社グループの売上品目のうち、春夏を中心に売れる半袖シャツ、薄手のスラックス等の商品)
当連結会計年度売上実績 1,220百万円(前年同期比 4.1%減)
当連結会計年度の夏衣料の売上状況は、クールビズ関連の企業ユニフォームの需要が一段落し、ワークショップ・ホームセンター等の小売においてもポロシャツ等が伸び悩み、前連結会計年度の売上を52百万円下回りました。
利益面では、円安による製造・仕入コスト高の影響が少なかったことに加え、高付加価値商品の販促に努めた結果、売上総利益率は前連結会計年度に比べ好転しました。
③ 防寒衣料(当社グループの売上品目のうち、秋冬を中心に売れる中綿等の入った防寒商品)
当連結会計年度売上実績 589百万円(前年同期比 15.1%減)
当連結会計年度の防寒衣料の売上状況は、企業ユニフォーム及びワークショップ・ホームセンター等の小売においても、低価格の発熱インナー(機能性下着)に押され厚手の防寒衣料等の販売が低迷し、また、一部商品に納期遅れが生じたこともあり、前連結会計年度の売上を105百万円下回りました。
利益面では、円安による製造・仕入コスト高の影響が少なかったこともあり、売上総利益率は前連結会計年度と比べ同程度で推移しました。
④ 別注他商品(当社グループの売上品目のうち、企業等の注文による特別企画商品及び鳶衣料・靴下・手袋・安全靴等の新しい分野の商品)
当連結会計年度売上実績 7,901百万円(前年同期比 1.9%増)
当連結会計年度の別注の売上状況は、別注物件は前連結会計年度と同様な状況で推移しましたが、これを慎重に選別受注した結果、前連結会計年度の売上を30百万円下回りました。また、作業用靴下・手袋・安全靴等のその他商品の売上は、主にワークショップ・ホームセンター等の小売において、Dickies(ディッキーズ)ブランド製品及び安全靴等の販売が好調に推移したこともあり、前連結会計年度の売上を173百万円上回りました。この結果、全体では前連結会計年度の売上を143百万円上回りました。
利益面では、別注の売上総利益率は他の品目に比べ低レベルではありますが、前連結会計年度と比べ好転しました。
一方、作業用靴下・手袋・安全靴・作業関連商品等のその他商品は、直接輸入の割合が高いことから円安による製造・仕入コスト高の影響を大きく受け、売上総利益率は前連結会計年度と比べ悪化しました。
(注) 売上高には、消費税等は含まれておりません。
(2)キャッシュ・フロー
営業活動において税金等調整前当期純利益が836百万円(前年同期比 3.6%減)となりましたが、仕入債務の増加及びたな卸資産の減少で大きく獲得し、投資活動においては有形固定資産の取得等で使用、財務活動において短期借入金の返済等で使用しましたが、当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,004百万円増加し当連結会計年度末には2,494百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は1,381百万円(前年同期は296百万円の獲得)となりました。
これは主に、売上債権の増加(256百万円)、デリバティブ評価益(132百万円)、法人税等の支払い(307百万円)、未払消費税等の減少(100百万円)等による資金の減少があった一方で、税金等調整前当期純利益の計上(836百万円)、減価償却費の計上(106百万円)、仕入債務の増加(810百万円)、たな卸資産の減少(426百万円)等による資金の増加を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は97百万円(前年同期は355百万円の使用)となりました。
これは主に保険積立金の払戻による収入(50百万円)等があった一方で、有形固定資産の取得による支出(126百万円)等を反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は299百万円(前年同期は732百万円の獲得)となりました。
これは主に短期借入金の純減(200百万円)、少数株主を含む配当金の支払い(86百万円)を反映したものであります。
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