有価証券報告書-第70期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 9:04
【資料】
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【項目】
155項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
a.組織・人員
当社の監査役は3名であり、常勤監査役1名と社外監査役2名で構成されています。
役職・氏名経歴等
常勤監査役
野瀬 義一(注2)
当社国内主要事業所での営業・製造・総務部門等における勤務経験から、幅広い業務に関して相当程度の知見を有しております。監査役会議長を務めております。
社外監査役
打越 誠(注2)
株式会社みずほ銀行の要職を歴任し、会社経営に関する豊富な経験を有しており、当社の経営全般に対しての監視及び提言を期待し、社外監査役に選任しております。
社外監査役
調 俊彦(注1)
外資系企業の要職を歴任し、現企業経営者としての豊富な職務経験から、幅広い分野に知見を有しており、当社の経営全般に対しての監視及び提言を期待し、社外監査役に選任しております。一般株主と利益相反が生じる恐れはないと判断し、独立役員に指定しております。
社外監査役
武村 博善(注1)
企業経営及び監査役としての豊富な経験から、幅広い分野に知見を有しており、経営全般の監視と有効な助言を期待し、社外監査役に選任しております。一般株主と利益相反が生じる恐れがないと判断し、独立役員に指定しております。

(注)1.調俊彦監査役は2019年6月27日の株主総会をもって任期満了で退任し、武村博善監査役が同日をもって就任しております。
2.野瀬義一監査役、打越誠監査役は2020年6月26日の株主総会をもって任期満了で退任しております。
b.監査役会及び監査役の活動状況
当社の監査役会は、取締役会開催後に月次で開催される他、株主総会後に開催しており、当事業年度の個々の監査役の出席状況は以下のとおりです。
氏名開催回数出席回数出席率
野瀬 義一13回12回92%
打越 誠13回13回100%
調 俊彦3回3回100%
武村 博善10回10回100%

・監査役会の平均所要時間は30分程度で、当期の決議件数は9件、報告件数は28件です。
監査役会における主な検討事項は、監査方針・監査計画・業務分担の策定、監査報告書の作成、取締役の業務監査、子会社監査の結果・情報の共有、会計監査人の策定・評価、報酬に対する同意、会計監査の方法及び結果の相当性、内部統制システムの整備・運用状況等であります。
全ての監査役は毎月取締役会に出席し、議事運営、決議内容等を監査し、必要に応じ意見表明を行っております。
常勤の監査役の活動として、毎月監査役会終了後に取締役社長及び企画・総務・経理・業務担当取締役と意見交換の実施、各担当取締役とも随時ヒヤリングを実施し、必要に応じ提言を行っております。内部統制システムの基本方針、コンプライアンス体制、リスク管理体制等の運営状況についての監査、重要書類を閲覧し、その結果を監査役会にて報告し、社外監査役と共有しております。また、内部監査室から監査計画について説明を受け、連携して監査を実施した結果を監査役会に報告しております。
社外の監査役の活動として、取締役社長との会談を年2回実施し、経営方針や成長戦略等に関する説明を受け、必要に応じ提言を行っております。また、内部監査室と年2回の意見交換を実施し意思疎通を図っております。
② 内部監査の状況
当社における内部監査は、内部監査室(2名)で、随時必要な内部監査を実施しております。
また、監査役、内部監査室は、会計監査人と連携をとり、情報を共有しております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
有限責任 あずさ監査法人
b.継続監査期間
27年間
上記は、当社が新規上場した際に提出した有価証券届出書における監査対象期間より前の期間については調査が著しく困難であったため、有価証券届出書における監査対象期間以降の期間について記載したものです。実際の継続監査期間は、この期間を超える可能性があります。
c.業務を執行した公認会計士
梅田 佳成
大槻 櫻子
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士4名、その他10名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社監査役会は、会計監査人候補者から、監査法人の概要、監査の実施体制等、監査報酬の見積額についての書面を入手し、面談、質問等を通じて選定しております。
現会計監査人は、上記方針に合致し、世界的なネットワークであるKPMGグループに属することから海外事業を進める当社にとって最適であると考え選定いたしました。
当社監査役会は、会計監査人が会社法・公認会計士法等の法令に違反、抵触した場合、その事実に基づき当該会計監査人の解任が妥当と判断した場合は、監査役会規則に則り会計監査人を解任いたします。
また、当社監査役会は、会計監査人の適格性、専門性、当社からの独立性その他の評価基準に従い総合的に評価し、会計監査人の変更が必要であると認められる場合には、株主総会に提出する会計監査人の解任または不信任に関する議案の内容を決定いたします。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査役会は、会計監査人から期初に監査計画の説明を受け、その計画と報酬の適切性の評価を実施しておりま す。また、四半期レビュー報告会、監査結果報告会等にて監査意見及び提言事項を聴取し、監査の方法及び結果の相当性について評価を実施しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
提出会社32,900-32,900-
32,900-32,900-


b. 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社は、監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針について定めておりません。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
取締役会が提出した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を参考に、前事業年度までの監査計画と実績の比較、監査時間及び報酬額の推移等を確認したうえで、当事業年度の監査予定時間及び報酬額が妥当であると判断しております。