有価証券報告書-第59期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/23 14:13
【資料】
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【項目】
129項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、設備投資計画等に照らして、必要な資金(主に自己資金)を調達しております。一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用しており、短期的な運転資金については、銀行等金融機関からの借入により資金調達をしております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形、売掛金及び電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループ各社の与信管理基準に則り、相手先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、信用状況を把握する体制としています。
投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、それらは業務上の関係を有する企業の株式がほとんどであり、定期的に把握された時価が取締役会に報告されています。
営業債務である支払手形、買掛金及び電子記録債務は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。これらの営業債務等の流動負債は、その決済時において流動性のリスクに晒されますが、当社グループでは、各社が毎月資金繰計画を見直す等の方法により、そのリスクを回避しております。
短期借入金は、主に営業取引に係わる資金調達であります。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2022年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 受取手形858,182858,182-
(2) 電子記録債権382,077382,077-
(3) 売掛金20,077,82420,077,824-
(4) 投資有価証券1,497,3041,497,304-
(5) 会員権60565045
資産計22,815,99422,816,03945
(1) 支払手形及び買掛金5,436,2145,436,214-
(2) 電子記録債務1,371,1151,371,115-
(3) 短期借入金1,451,1881,451,188-
(4) 未払金2,047,1872,047,187-
(5) 未払法人税等394,680394,680-
(6) 長期借入金69,47970,5491,069
(7) 長期未払金257,905258,059154
負債計11,027,77011,028,9941,224

(*1)「現金及び預金」については、現金であること、及び預金は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(*2)市場価格のない株式等は、上表には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分前連結会計年度(千円)
非上場株式57,892
出資金351,096
会員権7,528

当連結会計年度(2023年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 受取手形243,067243,067-
(2) 電子記録債権573,620573,620-
(3) 売掛金19,626,51919,626,519-
(4) 投資有価証券1,483,0721,483,072-
(5) 会員権605600△5
資産計21,926,88521,926,880△5
(1) 支払手形及び買掛金4,177,1204,177,120-
(2) 電子記録債務1,659,9861,659,986-
(3) 短期借入金1,293,3601,293,360-
(4) 未払金1,872,5041,872,504-
(5) 未払法人税等381,626381,626-
(6) 長期未払金256,800257,113313
負債計9,641,3979,641,711313

(*1)「現金及び預金」については、現金であること、及び預金は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(*2)市場価格のない株式等は、上表には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分当連結会計年度(千円)
非上場株式57,892
出資金354,004
会員権7,528

(注)1.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2022年3月31日)
1年以内
(千円)
現金及び預金7,725,778
受取手形858,182
電子記録債権382,077
売掛金20,077,824
合計29,043,863

当連結会計年度(2023年3月31日)
1年以内
(千円)
現金及び預金8,833,253
受取手形243,067
電子記録債権573,620
売掛金19,626,519
合計29,276,461

(注)2.借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2022年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金1,451,188-----
長期借入金--69,479---
合計1,451,188-69,479---

当連結会計年度(2023年3月31日)
1年以内
(千円)
短期借入金1,293,360
合計1,293,360

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2022年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券1,497,304--1,497,304

当連結会計年度(2023年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券1,483,072--1,483,072

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2022年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
受取手形-858,182-858,182
電子記録債権-382,077-382,077
売掛金-20,077,824-20,077,824
会員権-650-650
資産計-21,318,734-21,318,734
支払手形及び買掛金-5,436,214-5,436,214
電子記録債務-1,371,115-1,371,115
短期借入金-1,451,188-1,451,188
未払金-2,047,187-2,047,187
未払法人税等-394,680-394,680
長期借入金-70,549-70,549
長期未払金-258,059-258,059
負債計-11,028,994-11,028,994

当連結会計年度(2023年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
受取手形-243,067-243,067
電子記録債権-573,620-573,620
売掛金-19,626,519-19,626,519
会員権-600-600
資産計-20,443,807-20,443,807
支払手形及び買掛金-4,177,120-4,177,120
電子記録債務-1,659,986-1,659,986
短期借入金-1,293,360-1,293,360
未払金-1,872,504-1,872,504
未払法人税等-381,626-381,626
長期未払金-257,113-257,113
負債計-9,641,711-9,641,711

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。
受取手形、電子記録債権及び売掛金
これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、債権額と満期までの期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
会員権
当社が保有しているゴルフ会員権及びリゾート会員権は、市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、レベル2の時価に分類しております。
支払手形、買掛金、電子記録債務、短期借入金、未払金並びに未払法人税等
これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債務ごとに、その将来キャッシュ・フローと、返済期日までの期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
長期未払金
これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。