訂正有価証券報告書-第15期(2021/04/01-2022/03/31)

【提出】
2024/06/21 10:15
【資料】
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【項目】
153項目
(重要な会計上の見積り)
1 繰延税金資産の回収可能性
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)

前事業年度当事業年度
繰延税金負債448311

(2)会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
繰延税金資産の認識は、将来の事業計画に基づく課税所得の発生時期及び金額によって見積っております。当該見積りは、将来の不確実な経済条件の変動などによって影響を受ける可能性があり、実際に発生した課税所得の時期及び金額が見積りと異なった場合、翌事業年度の財務諸表において、繰延税金資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。
2 固定資産の減損損失の認識の要否
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)

前事業年度当事業年度
減損損失1,93672

(注)三島工場第二製造部加工に係る金額を上表に記載しております。
(2)会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失を認識するかどうかの判定を行い、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として認識します。
また、当該判定に用いられた割引前将来キャッシュ・フローは中期経営計画を基礎としており、デジタル化の進展や競合品との比較優位性の低下等により需要が大幅に減少している中で、高級印刷用紙等の特殊印刷用紙及び特殊機能紙の販売が重要な割合を占めますが、その販売数量の見込み等は経営環境の変化の影響を受けるため、判断には不確実性が伴い、その判断が割引前キャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。