当第3四半期連結累計期間における業績は、電子売上においては、引き続き無料ナビアプリの影響で当社PND(簡易型カーナビゲーション)組み込みアプリの売上が減少したことに加えてインバウンド事業で前年に大型入札案件の受注売上があった反動減もあり、売上高は1,394百万円となり、前第3四半期連結累計期間に比べて129百万円減少いたしました。また、市販出版物では、業績悪化の要因となっている返品を抑制すべく、当期も継続して市場在庫管理に注力したことにより、返品額は前第3四半期連結累計期間に比べて492百万円減少いたしました。しかし、長引く出版不況や拡大するスマホアプリの影響により、地図、実用書、雑誌、ガイドブックいずれのジャンルにおいても売上が前年に届かず、市販出版物全体の売上高としては、前第3四半期連結累計期間に比べて506百万円減少し、3,397百万円となりました。また広告売上は、前第3四半期連結累計期間にわずかながら届かず、特注売上においては、今年度は特に利益を重視するということで、利益が見込めない可能性のある案件はあえて見送る場合もあり、売上高は前年同期に比べて減少いたしました。一方で、手数料収入は、前年6月に連結子会社となった株式会社Kuquluの収益が加算されたこと、及び「グルヤク」「旅ナカ」関連サービスの拡大により前第3四半期連結累計期間に比べて増加いたしました。なお、当連結会計年度より上記マリンアクティビティ施設『グアムオーシャンパーク』のグランドオープンに伴い新たに施設収入が加算されております。この結果、売上高合計は前第3四半期連結累計期間に比べて623百万円(9.9%)減少し5,647百万円となりました。
損益面におきましては、売上原価において、グループ内製化の推進に伴い外注費が減少し、かつ、前期に実施した希望退職者の募集に応じた社員の減員に伴い労務費が減少しましたが、売上が減少したことに加え返品調整引当金繰入差額の負担は増加したため、売上総利益は、前第3四半期連結累計期間に比べて減少いたしました。販売費及び一般管理費においては、売上原価における労務費と同様に人件費の減少があり、前第3四半期連結累計期間に比べて減少いたしました。これにより営業損失は225百万円と前年同期に比べて94百万円改善いたしました。(前年同期は、営業損失320百万円)。これに伴い経常損失は106百万円改善し、162百万円となりました(前年同期は、経常損失269百万円)。また、2019年9月12日にお知らせいたしました「固定資産の譲渡、特別利益の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」の通り、当社が保有していた横浜営業所の土地及び建物を外部企業に譲渡し、固定資産売却益159百万円を特別利益として計上いたしました。この結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は、前第3四半期連結累計期間に比べて274百万円改善し、2百万円となりました(前年同期は、親会社株主に帰属する四半期純損失276百万円)。
(2) 財政状態の分析
2020/02/13 10:18