有価証券報告書-第66期(2023/04/01-2024/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、国際情勢の不安定化が継続する中で、企業収益や雇用情勢に改善の動きが見られたものの、物価高による個人消費の弱含みや世界経済の減速懸念などの影響を受け、引き続き厳しい状態となりました。
このような環境のなかで引き続き、当社グループでは「包んで価値を 日々新たなこころで 創造します。」を経営理念に掲げ、お客様と共に成長することにより、企業価値の向上を図っております。また「人と環境にやさしい価値を届ける」ことを引き続き、わたしたちのビジョンに据え、お客様、従業員、取引先、株主、社会をはじめとするすべてのステークホルダーとともに、企業価値を向上し続けることを目指しております。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(財政状態)
当連結会計年度末における総資産は1,926億84百万円となり、前連結会計年度末と比べ126億80百万円の増加となりました。これは、受取手形及び売掛金(電子記録債権を含む)が60億18百万円増加したことなどによるものであります。
負債合計は605億42百万円で、前連結会計年度末と比べ11億9百万円の増加となりました。これは支払手形及び買掛金(電子記録債務を含む)が10億59百万円増加したこと、繰延税金負債が10億47百万円増加したこと、借入金が51億71百万円減少したことなどによるものであります。
純資産合計は1,321億42百万円で、前連結会計年度末と比べ115億70百万円の増加となりました。これは利益剰余金が83億60百万円増加したこと、為替換算調整勘定が48億82百万円増加したこと、自己株式取得及び処分により10億76百万円減少したことなどによるものであります。
(経営成績)
当連結会計年度における経営成績は、売上高1,966億24百万円(前期比6.8%増)、営業利益133億9百万円(前期比62.4%増)、経常利益147億32百万円(前期比74.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益102億77百万円(前期比49.6%増)となりました。
(単位:百万円)
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。
(日本)
シュリンクラベルは売上高502億23百万円(前期比4.8%増)、タックラベルは売上高83億70百万円(前期比8.8%減)、ソフトパウチは売上高205億65百万円(前期比0.9%増)、機械は売上高66億48百万円(前期比2.7%減)、その他は売上高130億53百万円(前期比1.7%増)となりました。
その結果、日本全体の売上高は988億61百万円(前期比1.8%増)、損益面は営業利益87億79百万円(前期比15.2%増)となりました。
(米州)
シュリンクラベルは売上高473億12百万円(前期比13.1%増、現地通貨ベース5.8%増)、タックラベルは売上高18億65百万円(前期比4.2%増、現地通貨ベース2.5%減)、ソフトパウチは売上高2億45百万円(前期比33.3%減、現地通貨ベース37.6%減)、機械は売上高73億31百万円(前期比40.7%増、現地通貨ベース31.6%増)、その他は売上高11億27百万円(前期比19.3%増、現地通貨ベース11.6%増)となりました。
その結果、米州全体の売上高は578億82百万円(前期比15.4%増、現地通貨ベース8.0%増)、損益面は営業利益33億68百万円(前期比92.5%増、現地通貨ベース80.1%増)となりました。
(欧州)
シュリンクラベルは売上高166億94百万円(前期比10.4%増、現地通貨ベース0.3%増)、タックラベルは売上高56億11百万円(前期比1.5%増、現地通貨ベース7.8%減)、機械は売上高88億34百万円(前期比20.7%増、現地通貨ベース9.6%増)となりました。
その結果、欧州全体の売上高は311億40百万円(前期比10.7%増、現地通貨ベース0.6%増)、損益面は営業利益8億1百万円(前期は営業損失10億79百万円)となりました。
(アセアン)
シュリンクラベルは売上高87億82百万円(前期比7.4%増、現地通貨ベース0.5%増)、タックラベルは売上高1億86百万円(前期比15.5%減、現地通貨ベース20.9%減)、ソフトパウチは売上高83億74百万円(前期比5.7%増、現地通貨ベース1.1%減)、機械は売上高6億77百万円(前期比7.9%増、現地通貨ベース0.9%増)、その他は売上高69百万円(前期比86.6%減、現地通貨ベース87.4%減)となりました。
その結果、アセアン全体の売上高は180億89百万円(前期比3.6%増、現地通貨ベース3.1%減)、損益面は営業利益4億82百万円(前期比408.4%増、現地通貨ベース375.7%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ54億40百万円増加し227億88百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、199億30百万円の収入(前連結会計年度は82億69百万円の収入)となりました。これは税金等調整前当期純利益138億62百万円、減価償却費83億66百万円などの計上、棚卸資産の減少額15億71百万円などによる収入、売上債権の増加額43億14百万円、法人税等の支払額22億89百万円などによる支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、105億68百万円の支出(前連結会計年度は110億14百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出60億74百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社の取得による支出12億4百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、43億38百万円の支出(前連結会計年度は57億93百万円の支出)となりました。これは、配当金の支払額19億17百万円、自己株式の取得による支出11億20百万円、借入金の減少8億76百万円などによるものであります。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは次のとおりであります。
・自己資本比率:自己資本/総資産
・時価ベ-スの自己資本比率:株式時価総額/総資産
・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
・インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.いずれも連結ベ-スの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
③ 生産、受注及び販売の実績
(生産実績及び受注実績)
当社グループの生産・販売品目は多種多様であり、同種の製品であっても、その容量等が一様ではなく、また単一事業であるため、報告セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
(販売実績)
当連結会計年度の報告セグメントの売上高を品目別に示すと、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。なお、見積り及び判断・評価につきましては、過去実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
連結財務諸表作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
② 経営成績等に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金(設備投資・研究開発・人財育成に関わる費用を含む)の財源につきましては、主に営業活動によるキャッシュ・フローから得られる自己資金及び金融機関からの短期借入金にて充当しております。
また、大規模な設備投資並びにM&Aなどの事業投資の長期資金需要につきましては、資金需要が発生した時点で自己資金、金融機関からの長期借入金及び社債発行など、金利等のコストの最小化を図れるような調達方法を検討し対応しております。そのための取り組みの一環として、毎年第三者機関による格付を取得しております。
当連結会計年度末の格付の状況は以下のとおりであります。
なお、配当に関する考え方は、「第一部 企業情報 第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。
その結果、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、74億6百万円で、主に金融機関からの借入となっております。
また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は227億88百万円であります。
④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2024年3月期に前中期経営計画を終え、今後もお客様、市場、社会状況などが目まぐるしく変化していくなか、過去の成功体験にとらわれることなく、変化に合わせて適切な意思決定をおこない、継続して成長していくため、2030年までの7年間を一つの節目ととらえ、FSG.30=Fuji Seal Sustainable Growth 2030 Strategyを策定いたしました。
FSG.30では、目標とする2031年3月期のKPI目標値として以下を設定し、企業価値向上に取り組んで参ります。
⑤ 2025年3月期の見通し
2025年3月期は、依然として景気の動向を見通しにくい状況が続くものと予想されます。
このような経済環境下、当社は2031年3月期までの持続的な成長を目指す3つの基本戦略で設定した3つの重点課題、①既存4事業の着実な強化、②製品マーケット・ターゲットエリアの拡大、③次世代に繋がる新たなビジネスモデルの創造の各種施策に取り組むことで、持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。
これらの取り組みにより、2025年3月期の連結業績(通期)予想につきましては、下表のとおり、連結売上高は前期比3.2%増の2,030億円を見込んでおります。また損益面では、営業利益154億円(前期比15.7%増)、経常利益156億円(前期比5.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益106億円(前期比3.1%増)を見込んでおります。
(単位:百万円)
なお、セグメント別の業績予想は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、国際情勢の不安定化が継続する中で、企業収益や雇用情勢に改善の動きが見られたものの、物価高による個人消費の弱含みや世界経済の減速懸念などの影響を受け、引き続き厳しい状態となりました。
このような環境のなかで引き続き、当社グループでは「包んで価値を 日々新たなこころで 創造します。」を経営理念に掲げ、お客様と共に成長することにより、企業価値の向上を図っております。また「人と環境にやさしい価値を届ける」ことを引き続き、わたしたちのビジョンに据え、お客様、従業員、取引先、株主、社会をはじめとするすべてのステークホルダーとともに、企業価値を向上し続けることを目指しております。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(財政状態)
当連結会計年度末における総資産は1,926億84百万円となり、前連結会計年度末と比べ126億80百万円の増加となりました。これは、受取手形及び売掛金(電子記録債権を含む)が60億18百万円増加したことなどによるものであります。
負債合計は605億42百万円で、前連結会計年度末と比べ11億9百万円の増加となりました。これは支払手形及び買掛金(電子記録債務を含む)が10億59百万円増加したこと、繰延税金負債が10億47百万円増加したこと、借入金が51億71百万円減少したことなどによるものであります。
純資産合計は1,321億42百万円で、前連結会計年度末と比べ115億70百万円の増加となりました。これは利益剰余金が83億60百万円増加したこと、為替換算調整勘定が48億82百万円増加したこと、自己株式取得及び処分により10億76百万円減少したことなどによるものであります。
(経営成績)
当連結会計年度における経営成績は、売上高1,966億24百万円(前期比6.8%増)、営業利益133億9百万円(前期比62.4%増)、経常利益147億32百万円(前期比74.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益102億77百万円(前期比49.6%増)となりました。
(単位:百万円)
| 2023年3月期 (前期) | 2024年3月期 (当期) | 増減率 | |
| 売上高 | 184,035 | 196,624 | 6.8% |
| 営業利益 | 8,194 | 13,309 | 62.4% |
| 経常利益 | 8,426 | 14,732 | 74.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 6,869 | 10,277 | 49.6% |
| 米ドル平均為替レート(円) | 131.62 | 140.67 | 6.9% |
| ユーロ平均為替レート(円) | 138.14 | 152.11 | 10.1% |
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。
(日本)
シュリンクラベルは売上高502億23百万円(前期比4.8%増)、タックラベルは売上高83億70百万円(前期比8.8%減)、ソフトパウチは売上高205億65百万円(前期比0.9%増)、機械は売上高66億48百万円(前期比2.7%減)、その他は売上高130億53百万円(前期比1.7%増)となりました。
その結果、日本全体の売上高は988億61百万円(前期比1.8%増)、損益面は営業利益87億79百万円(前期比15.2%増)となりました。
(米州)
シュリンクラベルは売上高473億12百万円(前期比13.1%増、現地通貨ベース5.8%増)、タックラベルは売上高18億65百万円(前期比4.2%増、現地通貨ベース2.5%減)、ソフトパウチは売上高2億45百万円(前期比33.3%減、現地通貨ベース37.6%減)、機械は売上高73億31百万円(前期比40.7%増、現地通貨ベース31.6%増)、その他は売上高11億27百万円(前期比19.3%増、現地通貨ベース11.6%増)となりました。
その結果、米州全体の売上高は578億82百万円(前期比15.4%増、現地通貨ベース8.0%増)、損益面は営業利益33億68百万円(前期比92.5%増、現地通貨ベース80.1%増)となりました。
(欧州)
シュリンクラベルは売上高166億94百万円(前期比10.4%増、現地通貨ベース0.3%増)、タックラベルは売上高56億11百万円(前期比1.5%増、現地通貨ベース7.8%減)、機械は売上高88億34百万円(前期比20.7%増、現地通貨ベース9.6%増)となりました。
その結果、欧州全体の売上高は311億40百万円(前期比10.7%増、現地通貨ベース0.6%増)、損益面は営業利益8億1百万円(前期は営業損失10億79百万円)となりました。
(アセアン)
シュリンクラベルは売上高87億82百万円(前期比7.4%増、現地通貨ベース0.5%増)、タックラベルは売上高1億86百万円(前期比15.5%減、現地通貨ベース20.9%減)、ソフトパウチは売上高83億74百万円(前期比5.7%増、現地通貨ベース1.1%減)、機械は売上高6億77百万円(前期比7.9%増、現地通貨ベース0.9%増)、その他は売上高69百万円(前期比86.6%減、現地通貨ベース87.4%減)となりました。
その結果、アセアン全体の売上高は180億89百万円(前期比3.6%増、現地通貨ベース3.1%減)、損益面は営業利益4億82百万円(前期比408.4%増、現地通貨ベース375.7%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ54億40百万円増加し227億88百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、199億30百万円の収入(前連結会計年度は82億69百万円の収入)となりました。これは税金等調整前当期純利益138億62百万円、減価償却費83億66百万円などの計上、棚卸資産の減少額15億71百万円などによる収入、売上債権の増加額43億14百万円、法人税等の支払額22億89百万円などによる支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、105億68百万円の支出(前連結会計年度は110億14百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出60億74百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社の取得による支出12億4百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、43億38百万円の支出(前連結会計年度は57億93百万円の支出)となりました。これは、配当金の支払額19億17百万円、自己株式の取得による支出11億20百万円、借入金の減少8億76百万円などによるものであります。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | |
| 自己資本比率(%) | 67.0 | 68.6 |
| 時価ベースの自己資本比率(%) | 45.9 | 58.4 |
| キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) | 1.5 | 0.4 |
| インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) | 79.4 | 50.2 |
・自己資本比率:自己資本/総資産
・時価ベ-スの自己資本比率:株式時価総額/総資産
・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
・インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.いずれも連結ベ-スの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
③ 生産、受注及び販売の実績
(生産実績及び受注実績)
当社グループの生産・販売品目は多種多様であり、同種の製品であっても、その容量等が一様ではなく、また単一事業であるため、報告セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
(販売実績)
当連結会計年度の報告セグメントの売上高を品目別に示すと、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 前期比 | |
| 日 本 | シュリンクラベル | 50,223 | 104.8% |
| タックラベル | 8,370 | 91.2% | |
| ソフトパウチ | 20,565 | 100.9% | |
| 機械 | 6,648 | 97.3% | |
| その他 | 13,053 | 101.7% | |
| 日本合計 | 98,861 | 101.8% | |
| 米 州 | シュリンクラベル | 47,312 | 113.1% |
| タックラベル | 1,865 | 104.2% | |
| ソフトパウチ | 245 | 66.7% | |
| 機械 | 7,331 | 140.7% | |
| その他 | 1,127 | 119.3% | |
| 米州合計 | 57,882 | 115.4% | |
| 欧 州 | シュリンクラベル | 16,694 | 110.4% |
| タックラベル | 5,611 | 101.5% | |
| 機械 | 8,834 | 120.7% | |
| 欧州合計 | 31,140 | 110.7% | |
| アセアン | シュリンクラベル | 8,782 | 107.4% |
| タックラベル | 186 | 84.5% | |
| ソフトパウチ | 8,374 | 105.7% | |
| 機械 | 677 | 107.9% | |
| その他 | 69 | 13.4% | |
| アセアン合計 | 18,089 | 103.6% | |
| セグメント間取引消去 | △9,350 | - | |
| 合計 | 196,624 | 106.8% | |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。なお、見積り及び判断・評価につきましては、過去実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
連結財務諸表作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
② 経営成績等に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金(設備投資・研究開発・人財育成に関わる費用を含む)の財源につきましては、主に営業活動によるキャッシュ・フローから得られる自己資金及び金融機関からの短期借入金にて充当しております。
また、大規模な設備投資並びにM&Aなどの事業投資の長期資金需要につきましては、資金需要が発生した時点で自己資金、金融機関からの長期借入金及び社債発行など、金利等のコストの最小化を図れるような調達方法を検討し対応しております。そのための取り組みの一環として、毎年第三者機関による格付を取得しております。
当連結会計年度末の格付の状況は以下のとおりであります。
| 格付機関 | 格付 | 格付の方向性 |
| 株式会社格付投資情報センター(R&I) | A | 安定的 |
なお、配当に関する考え方は、「第一部 企業情報 第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。
その結果、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、74億6百万円で、主に金融機関からの借入となっております。
また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は227億88百万円であります。
④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2024年3月期に前中期経営計画を終え、今後もお客様、市場、社会状況などが目まぐるしく変化していくなか、過去の成功体験にとらわれることなく、変化に合わせて適切な意思決定をおこない、継続して成長していくため、2030年までの7年間を一つの節目ととらえ、FSG.30=Fuji Seal Sustainable Growth 2030 Strategyを策定いたしました。
FSG.30では、目標とする2031年3月期のKPI目標値として以下を設定し、企業価値向上に取り組んで参ります。
| 2031年3月期目標値 | |
| 売上高 | 3,500億円以上 |
| 営業利益率 | 2桁% |
| ROE | 2桁% |
| PBR | 1.5倍以上 |
| 株主還元 | 連結配当性向30% |
| グループキーポジション後継者充足率 | 80%以上 |
⑤ 2025年3月期の見通し
2025年3月期は、依然として景気の動向を見通しにくい状況が続くものと予想されます。
このような経済環境下、当社は2031年3月期までの持続的な成長を目指す3つの基本戦略で設定した3つの重点課題、①既存4事業の着実な強化、②製品マーケット・ターゲットエリアの拡大、③次世代に繋がる新たなビジネスモデルの創造の各種施策に取り組むことで、持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。
これらの取り組みにより、2025年3月期の連結業績(通期)予想につきましては、下表のとおり、連結売上高は前期比3.2%増の2,030億円を見込んでおります。また損益面では、営業利益154億円(前期比15.7%増)、経常利益156億円(前期比5.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益106億円(前期比3.1%増)を見込んでおります。
(単位:百万円)
| 2024年3月期 | 2025年3月期 (予想) | 増減率 | |
| 売上高 | 196,624 | 203,000 | 3.2% |
| 営業利益 | 13,309 | 15,400 | 15.7% |
| 経常利益 | 14,732 | 15,600 | 5.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10,277 | 10,600 | 3.1% |
| 米ドル平均為替レート(円) | 140.67 | 140.00 | △0.5% |
| ユーロ平均為替レート(円) | 152.11 | 150.00 | △1.4% |
なお、セグメント別の業績予想は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 売上高 | 営業利益 | |||||
| 2024年3月期 | 2025年3月期 (予想) | 増減率 | 2024年3月期 | 2025年3月期 (予想) | 増減率 | |
| 日本 | 98,861 | 99,800 | 0.9% | 8,779 | 8,900 | 1.4% |
| 米州 | 57,882 | 58,300 | 0.7% | 3,368 | 4,700 | 39.5% |
| 欧州 | 31,140 | 33,600 | 7.9% | 801 | 1,000 | 24.7% |
| アセアン | 18,089 | 20,800 | 15.0% | 482 | 1,000 | 107.1% |
| 消去又は全社 | △9,350 | △9,500 | - | △122 | △200 | - |
| 連結合計 | 196,624 | 203,000 | 3.2% | 13,309 | 15,400 | 15.7% |