当第1四半期連結累計期間の連結営業成績については、売上高は、エレクトロニクスセグメントはHDメディアの数量減、無機セグメントは黒鉛電極において販売数量の回復はあったものの市況低下の影響を受け、その他セグメントも販売減により減収となったが、昭和電工マテリアルズセグメントは前第3四半期連結会計期間期首からの新規連結により大幅な増収となり、石油化学、化学品、アルミニウムの3セグメントはCOVID-19の影響から徐々に回復するなかで数量が増加し増収となるなど、総じて大幅な増収となる3,396億79百万円(前年同四半期連結累計期間比97.8%増)となった。
営業利益は、その他セグメントは小幅減益となったが、石油化学セグメントは製品市況上昇により増益、昭和電工マテリアルズセグメントの通期連結化、化学品セグメントやアルミニウムセグメントもそれぞれ増益となり、総じて大幅増益となる208億14百万円(同742.9%増)となった。経常利益は、支払利息は増加したが、為替差益、持分法による投資利益が加わり250億83百万円(同678.7%増)となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別損失として環境対策費等の計上があり、また法人税等の増加もあり、51億91百万円(同92.4%増)となった。
2021/05/14 14:41