当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき、臨時報告書を提出するものであります。

(1)当該事象の発生年月日
2023年10月27日
(2)当該事象の内容
当社は、メチオニン(飼料添加物)製造設備に関して、原燃料価格の高騰によるコスト上昇や、需給環境の悪化に伴う売価下落により、2023年3月期において帳簿価額を回収可能価額まで減損いたしました。当初、需要の減退は一時的なものとみておりましたが、世界的なインフレ影響による景気悪化等により、需要は想定よりも長期にわたって低迷し、売価の上昇も当初想定を下回ることが見込まれるため、収益予測の見直しを行い、帳簿価額全額となる14,600百万円を減損損失として計上することとなりました。
(3)当該事象の損益に与える影響額
当該事象により、2024年3月期第2四半期の個別財務諸表において減損損失14,600百万円を「特別損失」に計上する見通しです。なお連結財務諸表においては、減損損失14,600百万円を「売上原価」に計上する見通しです。