- #1 注記事項-作成の基礎、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループは、IAS第12号「法人所得税」(2021年5月改訂)を当連結会計年度より適用しております。
本改訂により、リース及び廃棄義務のように、取引時に同額の将来加算一時差異と将来減算一時差異が生じる場合、企業はそれにより生じる繰延税金負債及び繰延税金資産を認識することが明確になりました。
当該基準書の適用は、「14.法人所得税(1)繰延税金資産及び繰延税金負債」への影響を除き当社グループの連結財務諸表への重要な影響はありません。なお、改訂IAS第12号を遡及的に適用し、「14.法人所得税(1)繰延税金資産及び繰延税金負債」における前連結会計年度を修正再表示しております。
2024/06/26 16:03- #2 注記事項-法人所得税、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳及び増減は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
2024/06/26 16:03- #3 注記事項-重要性がある会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
繰延税金は、期末日における資産及び負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との差額(一時差異)に基づいて算定しております。
原則として繰延税金負債はすべての将来加算一時差異について認識し、繰延税金資産は将来減算一時差異、未使用の繰越税額控除及び繰越欠損金について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる範囲において認識しております。
ただし、例外として以下の一時差異に対しては、繰延税金資産及び負債を計上しておりません。
2024/06/26 16:03- #4 税効果会計関係、財務諸表(連結)
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び
繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度(2023年3月31日) | 当事業年度(2024年3月31日) |
| | | | |
繰延税金負債 | | | | |
固定資産圧縮積立金 | △2,664 | 百万円 | △2,638 | 百万円 |
繰延税金負債合計 | △9,119 | 百万円 | △12,613 | 百万円 |
繰延税金負債の純額 | △8,359 | 百万円 | △12,081 | 百万円 |
前事業年度(2023年3月31日)
2024/06/26 16:03- #5 連結財政状態計算書(IFRS)(連結)
(単位:百万円) |
引当金 | 17 | 3,157 | | 3,559 |
繰延税金負債 | 14 | 14,601 | | 23,845 |
その他の非流動負債 | 19 | 7,762 | | 7,107 |
2024/06/26 16:03- #6 重要な会計上の見積り、財務諸表(連結)
繰延税金資産はその回収可能性を評価し、将来減算一時差異等のうち将来にわたり税金負担額を軽減することが認められる範囲内で計上しております。事業計画の前提条件の変化等により繰延税金資産の回収可能性が低下した場合、翌事業年度の財務諸表において、繰延税金資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。
なお、繰延税金資産は繰延税金負債と相殺した上で、貸借対照表には繰延税金負債として前事業年度8,359百万円、当事業年度12,081百万円計上しております。
2024/06/26 16:03