4114 日本触媒

4114
2024/04/26
時価
2327億円
PER 予
21.95倍
2010年以降
赤字-28.32倍
(2010-2023年)
PBR
0.62倍
2010年以降
0.54-1.43倍
(2010-2023年)
配当 予
3.02%
ROE 予
2.83%
ROA 予
1.98%
資料
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2021年3月期業績予想の修正ならびに減損損失(連結決算)および関係会社株式評価損(個別決算)の計上に関するお知らせ

【提出】
2021年4月26日 15:00
【資料】
2021年3月期業績予想の修正ならびに減損損失(連結決算)および関係会社株式評価損(個別決算)の計上に関するお知らせ
【修正】
  • 業績
連結 : 業績予想の修正
単位 : 百万円
勘定科目自 2020年4月1日
至 2021年3月31日
業績予想の修正について
売上収益
前回予想260,000
予想273,000
増減額13,000
増減率+5%
前期実績302,150
営業利益
前回予想1,000
予想-16,000
増減額-17,000
増減率
前期実績13,178
税引前利益
前回予想3,500
予想-13,000
増減額-16,500
増減率
前期実績15,748
親会社の所有者に帰属する当期利益
前回予想1,000
予想-11,000
増減額-12,000
増減率
前期実績11,094
基本的1株当たり当期利益
前回予想25.08
予想-275.85
前期実績278.21
個別 : 業績予想の修正
単位 : 百万円
勘定科目自 2020年4月1日
至 2021年3月31日
業績予想の修正について
売上高
前回予想175,000
予想181,000
増減額6,000
増減率+3.4%
前期実績204,690
営業利益
前回予想2,000
予想4,800
増減額2,800
増減率+140%
前期実績10,178
経常利益
前回予想6,600
予想11,200
増減額4,600
増減率+69.7%
前期実績18,677
当期純利益
前回予想4,000
予想-19,700
増減額-23,700
増減率
前期実績14,776
1株当たり当期純利益
前回予想100.31
予想-494.03
前期実績370.54

業績予想修正の理由

2.連結・個別業績予想修正の理由2021年3月期連結業績予想に関して、原料価格上昇に伴い販売価格が想定よりも高かったことやアクリル酸及びアクリル酸エステルの海外市況が高騰したこと、販売数量もアクリル酸及びアクリル酸エステルをはじめ、セカンダリーアルコールエトキシレートや特殊エステルなどが計画を上回ったことなどにより、売上収益は、2020年10月8日時点の業績予想値(以下、前回予想値)に対し、130億円増収の2,730億円となる見込みです。
利益面につきましては、販売数量が計画を上回ったことやアクリル酸及びアクリル酸エステルの海外市況の高騰によりスプレッドが拡大したこと、販売費および一般管理費についても、行動経費の減少に加え、経費節減にも努めたことなどが前回予想値に対して上振れ要因となりました。しかしながら、下記3に記載の通り、当社連結子会社2社にて減損損失約190億円を計上する見込みとなったことから、営業利益は、前回予想値に対し、170億円下振れの△160億円となる見込みです。
それに伴い、税引前利益は△130億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は△110億円となる見込みです。
2021年3月期通期の個別業績予想に関して、連結子会社の減損損失を除く上記連結業績予想の修正理由等により、営業利益、経常利益は前回予想値に対して上振れし、それぞれ48億円、112億円となる見込みです。また、下記4に記載の通り、関係会社株式評価損約290億円を計上することにより、当期純利益は△197億円となる見込みです。3.減損損失(連結)について当社の連結子会社であるニッポンショクバイ・ヨーロッパN.V.(以下、NSE)において、2021年3月期第2四半期に減損損失を計上しましたが、紙おむつメーカー間の競争激化に伴うNSEを含む高吸水性樹脂メーカーへの値下げ圧力が依然として強い状況下にあります。特に第4四半期に入り、欧州の高吸水性樹脂の事業環境は悪化しており、中長期的に需給バランスが改善していくという見方に変わりはないものの、短期的には厳しい状況が続く見通しです。これらの状況に鑑みて、NSEの事業計画を再度見直し、固定資産に対する将来の回収可能性を検討した結果、2021年3月期第4四半期において、約100億円を減損損失として追加計上する見込みとなりました。
また、当社の連結子会社であるシラス,Inc.において、プロセス開発及び顧客評価が遅れていることや設備投資額が当初よりも増加する見込みであることなどを踏まえ、事業計画を再考し、将来の回収可能性を検討した結果、同社のれん及び技術関連資産等に対して約90億円を減損損失として計上する見込みとなりました。4.関係会社株式評価損(個別)について当社の連結子会社であるNSE及びシラス,Inc.において、上記の通り減損損失を計上することに伴い、2021年3月期第4四半期において、当社が保有する当該子会社株式に係る関係会社株式評価損約290億円を計上する見込みとなりました。
なお、当該関係会社株式評価損は当社の個別財務諸表にのみ計上されるものであり、連結決算においては消去されるため、連結業績への影響はありません。(注)上記の予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の数値は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。