有価証券報告書-第95期(平成29年1月1日-平成29年12月31日)

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2018/03/16 14:46
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連結財務諸表注記事項(IFRS)

1.報告企業
協和発酵キリン株式会社(以下「当社」という。)は日本の会社法に基づき設立された株式会社であり、日本に所在しております。また、当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)の最終的な親会社はキリンホールディングス株式会社であります。なお、当社の登記されている本社の住所は、東京都千代田区であります。当社グループの連結財務諸表は、2017年12月31日を期末日とし、当社及びその子会社並びに共同支配企業に対する持分により構成されております。
当社グループの事業内容及び主要な活動は、注記「5.事業セグメント」に記載しております。
2.作成の基礎
(1)IFRSに準拠している旨及び初度適用に関する事項
当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準審議会によって公表されたIFRSに準拠して作成しております。なお、当社は「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)第1条の2の「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定を適用しております。
当社グループは、2017年12月31日に終了する連結会計年度からIFRSを初めて適用しており、IFRSへの移行日(以下「移行日」という。)は2016年1月1日であります。移行日及び比較年度において、IFRSへの移行が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響は、注記「33.初度適用」に記載しております。
早期適用していないIFRS及びIFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下「IFRS第1号」という。)の規定により認められた免除規定を除き、当社グループの会計方針は2017年12月31日に有効なIFRSに準拠しております。
なお、適用した免除規定については、注記「3.重要な会計方針」に記載しております。
(2)財務諸表の承認
当社グループの連結財務諸表は、2018年3月16日開催の取締役会において公表の承認がなされております。
(3)測定の基礎
当社グループの連結財務諸表は、注記「3.重要な会計方針」に記載のとおり、公正価値で測定されている特定の金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(4)機能通貨及び表示通貨
当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入しております。
(5)新基準の早期適用
当社グループは、IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)(以下「IFRS第9号」という。)及びIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(2014年5月公表)並びに「IFRS第15号の明確化」(2016年4月公表)(合わせて以下「IFRS第15号」という。)を2016年1月1日より早期適用しております。
(6)会計上の判断、見積り及び仮定
IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが要求されております。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間及びそれ以降の将来の会計期間において認識されます。
経営者が行った連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断及び見積りは、以下のとおりであります。
・有形固定資産、のれん及び無形資産の減損テストにおける割引将来キャッシュ・フロー予測の計算に用いた重要な仮定(注記「6.有形固定資産」、「7.のれん及び無形資産」)
・確定給付制度債務の測定(注記「17.従業員給付」)
・繰延税金資産の回収可能性(注記「10.法人所得税」)
・引当金の会計処理と評価(注記「18.引当金」)
・偶発負債の将来の経済的便益の流出の可能性(注記「31.コミットメント」)
3.重要な会計方針
(1)連結の基礎
① 子会社
子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。当社グループがある企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、当該企業に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、当社グループは当該企業を支配していると判断しております。
子会社の財務諸表は、当社グループが支配を獲得した日から支配を喪失する日まで、連結の対象に含めております。
子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表に調整を加えております。当社グループ間の債権債務残高及び内部取引高並びに当社グループ間の取引から発生した未実現損益は、連結財務諸表の作成に際して消去しております。
子会社持分を一部処分した際、支配が継続する場合には、資本取引として会計処理しております。
支配を喪失した場合には、支配の喪失から生じた利得又は損失を純損益で認識しております。
② 共同支配の取決め
共同支配の取決めとは、複数の当事者が共同支配を有する契約上の取決めをいいます。
当社グループはその共同支配の取決めへの関与を、当該取決めの当事者の権利及び義務に応じて、共同支配事業(取決めに関連して当社グループが資産への権利を有し、負債への義務を負う場合)と共同支配企業(当社グループが取決めの純資産に対する権利のみを有する場合)に分類しております。
共同支配企業については、持分法を適用して会計処理をしております。
共同支配企業との取引から発生した未実現利益は、被投資企業に対する当社グループの持分を上限として投資から控除しております。
③ 企業結合
企業結合は、取得法を用いて会計処理をしております。被取得企業における識別可能な資産及び負債は、取得日の公正価値で測定しております。取得対価は、被取得企業の支配と交換に譲渡した資産、引き受けた負債及び当社が発行する持分金融商品の取得日の公正価値の合計として測定されます。取得対価が被取得企業の識別可能な資産及び負債の公正価値を超過する場合には、連結財政状態計算書においてのれんとして計上しております。反対に下回る場合には、直ちに連結損益計算書において収益として計上しております。
仲介手数料、弁護士費用、デュー・デリジェンス費用等の企業結合に関連して発生する取引費用は、発生した期に費用処理しております。
当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用し、移行日(2016年1月1日)より前に発生した企業結合に関して、IFRS第3号「企業結合」(以下「IFRS第3号」という。)を遡及適用しておりません。
(2)外貨換算
① 外貨建取引
外貨建取引は、取引日の為替レート又はそれに近似するレートで機能通貨に換算しております。
期末日における外貨建貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートで機能通貨に換算しております。公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産及び負債は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に換算しております。
換算及び決済により生じる換算差額は、純損益として認識しております。ただし、その他の包括利益を通じて測定される金融資産については、その他の包括利益として認識しております。取得原価で測定する外貨建ての非貨幣性項目は、引き続き取引日の直物為替レート又はそれに近似するレートで換算しております。
② 在外営業活動体の財務諸表
在外営業活動体の資産及び負債については期末日の為替レート、収益及び費用については取引日に近似するレートを用いて日本円に換算しております。在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる換算差額は、その他の包括利益として認識しております。在外営業活動体の換算差額は、在外営業活動体が処分された期間に純損益として認識されます。
なお、当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用しており、移行日前の在外営業活動体の累積換算差額をゼロとみなし、すべて利益剰余金に振替えております。
(3)金融商品
当社グループは、IFRS第9号を早期適用しております。
① 金融資産(デリバティブを除く)
(ⅰ)当初認識及び測定
当社グループは、金融資産について、純損益又はその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産、償却原価で測定される金融資産に分類しております。この分類は、当初認識時に決定しております。
当社グループは、償却原価により測定される金融資産については発生日に当初認識しており、それ以外の金融資産については決済日に当初認識しております。
すべての金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定される区分に分類される場合を除き、公正価値に金融資産の取得に直接起因する取引コストを加算した金額で測定しております。
金融資産は、以下の要件をともに満たす場合には、償却原価で測定される金融資産に分類しております。
・契約上のキャッシュ・フローを回収するために資産を保有することを目的とする事業モデルに基づいて、資産が保有されている。
・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。
償却原価で測定される金融資産以外の金融資産は、公正価値で測定される金融資産に分類しております。
公正価値で測定される金融商品のうち資本性金融商品については、個々の資本性金融商品ごとに、純損益を通じて公正価値で測定するか、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するかを指定し、当該指定を継続的に適用しております。
(ⅱ)事後測定
金融資産の当初認識後の測定は、その分類に応じて以下のとおり測定しております。
(a)償却原価により測定される金融資産
償却原価により測定される金融資産については、実効金利法による償却原価により測定しております。
(b)公正価値により測定される金融資産
償却原価により測定される金融資産以外の金融資産は、公正価値で測定しております。
純損益を通じて公正価値で測定される金融資産の公正価値の変動額は、純損益として認識しております。
ただし、資本性金融商品のうち、その他の包括利益を通じて公正価値で測定すると指定したものについては、公正価値の変動額はその他の包括利益として認識し、認識を中止した場合、あるいは公正価値が著しく下落した場合には利益剰余金に振替えております。なお、当該金融資産からの配当金については、明らかに投資原価の一部回収である場合を除き、金融収益の一部として純損益として認識しております。
(ⅲ)認識の中止
当社グループは、金融資産からのキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅する、又は当社グループが金融資産から生じるキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を譲渡し、金融資産の所有に係るリスクと経済価値のほとんどすべてを移転する場合において、金融資産の認識を中止しております。
② 金融資産の減損
償却原価により測定される金融資産については、予想信用損失に対する貸倒引当金を認識しております。
当社グループは、期末日ごとに金融資産に係る信用リスクが当初認識時点から著しく増加しているかどうかを評価しており、当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12か月の予想信用損失を貸倒引当金として認識しております。一方で、当初認識時点から信用リスクが著しく増加している場合には、全期間の予想信用損失と等しい金額を貸倒引当金として認識しております。
信用リスクが著しく増加しているかどうかについては、各報告日ごとに当初認識以降の債務不履行の発生リスクの変化に基づいて判断しており、債務不履行の発生リスクに変化があるか否かの評価を行う際には、契約上の支払期日の経過情報や債務者の経営成績の悪化の情報等を考慮しております。ただし、営業債権については、信用リスクの当初認識時点からの著しい増加の有無にかかわらず、常に全期間の予想信用損失と等しい金額で貸倒引当金を認識しております。
予想信用損失は、契約に従って企業に支払われるべきすべての契約上のキャッシュ・フローと、企業が受け取ると見込んでいるすべてのキャッシュ・フローとの差額の割引現在価値に基づいて測定しております。当社グループは、金融資産の予想信用損失を、過去における債務不履行の実績率等の合理的に利用可能かつ裏付け可能な情報に基づき見積っております。なお、予想信用損失の見積りの修正に伴う金額は純損益で計上しております。
いずれの金融資産においても、履行強制活動を行ってもなお返済期日を大幅に経過している場合、債務者が破産、会社更生、民事再生、特別清算といった法的手続きを申し立てる場合など、債務不履行と判断される場合には、信用減損金融資産として取り扱っております。なお、当社グループは、ある金融資産について契約上のキャッシュ・フローの全体又は一部分を回収するという合理的な予想を有していない場合には、金融資産の総額での帳簿価額を直接減額しております。
③ 金融負債(デリバティブを除く)
(ⅰ)当初認識及び測定
当社グループが保有する金融負債については、償却原価で測定される金融負債に分類しております。この分類は、当初認識時に決定しております。
なお、当該金融負債は発行に直接起因する取引コストを控除した金額で当初測定しております。
(ⅱ)事後測定
償却原価で測定される金融負債については、実効金利法による償却原価で事後測定しております。実効金利法による償却及び認識が中止された場合の利得及び損失については、金融費用の一部として当期の純損益として認識しております。
(ⅲ)認識の中止
当社グループは、金融負債が消滅したとき、すなわち、契約中に特定された債務が免責、取消し、又は失効となった時に、金融負債の認識を中止しております。
④ 金融資産及び金融負債の表示
金融資産及び金融負債は、当社グループが残高を相殺する法的に強制可能な権利を有し、かつ純額で決済するか又は資産の実現と負債の決済を同時に行う意図を有する場合にのみ、連結財政状態計算書において相殺し、純額で表示しております。
⑤ デリバティブ
当社グループは、為替リスクを管理するために、先物為替予約取引及び通貨スワップ取引のデリバティブを利用しております。これらのデリバティブは、契約が締結された日の公正価値で当初認識され、当初認識後は各期末日の公正価値で再測定しております。公正価値の変動は純損益を通じて認識しております。
なお、上記デリバティブについて、ヘッジ会計の適用となるものはありません。
(4)有形固定資産
有形固定資産については、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で測定しております。なお、当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用しており、一部の有形固定資産の取得原価については、移行日現在の公正価値をみなし原価として使用しております。
取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、解体・除去及び原状回復費用が含まれております。
土地及び建設仮勘定以外の各資産の減価償却費は、それぞれの見積耐用年数にわたり、主に定額法で計上しております。
主要な資産項目ごとの見積耐用年数は、以下のとおりであります。
・建物及び構築物 15~50年
・機械装置及び運搬具 4~15年
なお、見積耐用年数、残存価額及び減価償却方法は、各年度末に見直しを行い、変更があった場合には、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。
(5)リース
契約上、資産の所有に伴うリスクと経済価値が実質的にすべて当社グループに移転するリースは、ファイナンス・リースに分類し、それ以外の場合には、オペレーティング・リースに分類しております。
ファイナンス・リース取引におけるリース資産は、リース開始日に算定したリース物件の公正価値と最低リース料総額の現在価値のいずれか低い金額で当初認識しております。当初認識後は、当該資産に適用される会計方針に基づいて、見積耐用年数とリース期間のいずれか短い年数にわたって、減価償却を行っております。
リース料は、利息法に基づき金融費用とリース債務の返済額に配分し、金融費用は連結損益計算書において認識しております。
オペレーティング・リース取引においては、リース料は連結損益計算書において、リース期間にわたって定額法により費用として認識しております。
なお、当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用しており、移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているかを判断しております。
(6)のれん
企業結合から生じたのれんについては、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で表示しております。のれんの償却を行わず、毎期(第4四半期中)又は減損の兆候がある場合には、その都度、減損テストを実施しております。
なお、のれんの当初認識時点における測定は、「(1)連結の基礎 ③ 企業結合」に記載しております。
(7)無形資産
個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しております。企業結合に伴い取得した無形資産は、取得日現在における公正価値で測定しております。当初認識後、償却が開始されていない無形資産を除いて、それぞれの見積耐用年数にわたって定額法で償却され、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した帳簿価額で計上しております。
製品、開発品及び技術などの導入契約や企業結合に伴い取得した無形資産のうち、研究開発等の段階にあり、未だ規制当局の販売承認が得られていないものは、「仕掛研究開発費」として無形資産に計上しております。なお、「仕掛研究開発費」は償却が開始されていない無形資産に該当するため、毎期(第4四半期中)又は減損の兆候が存在する場合には、その都度個別に又は各資金生成単位で減損テストを実施しております。また規制当局の販売承認が得られた無形資産については、「販売権」に計上し、販売開始後、償却を実施します。
主要な無形資産の見積耐用年数は、以下のとおりであります。
・販売権 5~20年
なお、見積耐用年数、残存価額及び償却方法は、各年度末に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更としてその影響を将来に向かって認識しております。
(8)非金融資産の減損
棚卸資産、繰延税金資産、売却目的で保有する資産及び退職給付に係る資産を除く当社グループの非金融資産の帳簿価額は、期末日ごとに減損の兆候の有無を判断しております。減損の兆候が存在する場合は、当該資産の回収可能価額を見積っております。のれん及び償却が開始されていない又は未だ使用可能ではない無形資産については、回収可能価額を毎年同じ時期に見積っております。
資産又は資金生成単位の回収可能価額は、使用価値と処分費用控除後の公正価値のいずれか大きい方の金額としております。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間価値及び当該資産に固有のリスクを反映した税引前割引率を用いて、現在価値に割り引いております。減損テストにおいて個別にテストされない資産は、継続的な使用により他の資産又は資産グループのキャッシュ・インフローから、概ね独立したキャッシュ・インフローを生成する最小の資金生成単位に統合しております。
減損損失は、資産又は資金生成単位の帳簿価額が見積回収可能価額を超過する場合に、純損益として認識しております。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するように配分し、次に資金生成単位内のその他の資産の帳簿価額を比例的に減額しております。
のれんに関連する減損損失は、戻入れておりません。その他の資産については、過去に認識した減損損失は、毎期末日において損失の減少又は消滅を示す兆候の有無を評価しております。回収可能価額の決定に使用した見積りが変化した場合は、減損損失を戻入れております。減損損失は、減損損失を認識しなかった場合の帳簿価額から必要な減価償却費及び償却額を控除した後の帳簿価額を超えない金額を上限として、戻入れております。
(9)棚卸資産
棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い価額で測定しております。正味実現可能価額は、通常の事業過程における見積売価から、完成までに要する見積原価及び見積販売費用を控除した額であります。取得原価は、主として総平均法に基づいて算定されており、購入原価、加工費及び現在の場所・状態に至るまでに要したすべての費用を含んでおります。
(10)現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能で、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(11)売却目的で保有する資産
継続的使用ではなく、主に売却取引により帳簿価額が回収される非流動資産(又は処分グループ)は、売却目的保有に分類しております。
売却目的保有へ分類するためには、売却の可能性が非常に高く、現状で直ちに売却が可能なことを条件としており、当社グループの経営者が当該資産の売却計画の実行を確約し、原則として1年以内に売却が完了する予定である場合に限られております。
売却目的保有に分類された非流動資産(又は処分グループ)は、帳簿価額または売却コスト控除後の公正価値のいずれか低い金額で測定しており、売却目的保有に分類された後は減価償却又は償却を行っておりません。
(12)資本
① 普通株式
普通株式は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上しております。
② 自己株式
自己株式を取得した場合は、その支払対価を資本の控除項目として認識しています。自己株式を売却した場合は、帳簿価額と売却時の対価の差額を資本剰余金として認識しております。
(13)株式に基づく報酬
当社は、取締役及び執行役員に対する持分決済型の株式に基づく報酬制度として、ストック・オプション制度を採用しております。ストック・オプションは、付与日における公正価値によって見積り、最終的に権利確定すると予想されるストック・オプションの数を考慮した上で、権利確定期間にわたって費用として連結損益計算書において認識し、同額を連結財政状態計算書において資本の増加として認識しております。付与されたオプションの公正価値は、オプションの諸条件を考慮し、ブラック・ショールズ・モデル等を用いて算定しております。
(14)従業員給付
① 退職後給付
当社グループは、従業員の退職給付制度として、確定給付制度と確定拠出制度を採用しております。
当社グループは、確定給付制度債務の現在価値及び関連する当期勤務費用並びに過去勤務費用を、予測単位積増方式を用いて算定しております。
割引率は、将来の毎年度の給付支払見込日までの期間を基に割引期間を設定し、割引期間に対応した期末日時点の優良社債の市場利回りに基づき算定しております。
確定給付制度に係る負債又は資産は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して算定しております。
確定給付制度の再測定額は、発生した期においてその他の包括利益として一括認識し、直ちにその他の資本の構成要素から利益剰余金に振替えております。
過去勤務費用は、発生した期の純損益として処理しております。
確定拠出型の退職給付に係る費用は、拠出した時点で費用として認識しております。
② 短期従業員給付
短期従業員給付は、従業員から関連する勤務が提供された時点で費用として認識しております。
有給休暇費用は、それらを支払う法的もしくは推定的な債務を負っており、信頼性のある見積りが可能な場合に、それらの制度に基づいて支払われると見積られる額を負債として認識しております。
(15)引当金
引当金は、過去の事象の結果として、当社グループが、現在の法的又は推定的債務を負っており、当該債務を決済するために経済的資源の流出が生じる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に認識しております。
(16)収益
① 顧客との契約から生じる収益
当社グループはIFRS第15号を早期適用しております。
当社グループは、顧客との契約における履行義務を識別し、収益を、顧客への財又はサービスの移転と交換に企業が権利を得ると見込んでいる対価の金額で認識しております。当該金額には、消費税や付加価値税等の税務当局の代理で回収した金額は含めておりません。また、顧客との契約における対価に変動対価が含まれている場合には、変動対価に関する不確実性がその後に解消される際に、認識した収益の累計額の重大な戻入れが生じない可能性が非常に高い範囲でのみ、取引価格に含めております。
収益は、顧客との契約における履行義務の充足に従い、一時点又は一定期間にわたり認識しております。
② 利息収益
利息収益は、実効金利法により認識しております。
③ 配当金
配当による収益は、配当を受ける権利が確定した時点で認識しております。
(17)政府補助金
補助金交付のための条件を満たし、補助金を受領することに合理的な保証がある場合は、補助金収入を公正価値で測定し、認識しております。
研究開発に関連して発生した費用に対する補助金は、関連する費用から控除して表示しております。資産の取得に対する補助金は、当該補助金の金額を資産の取得原価から直接減額しております。
(18)法人所得税
法人所得税は、当期税金及び繰延税金から構成されております。これらは、企業結合に関連するもの、及び直接資本の部又はその他の包括利益で認識される項目を除き、純損益として認識しております。
① 当期税金
当期税金は、税務当局に対する納付又は税務当局からの還付が予想される金額で測定しております。税額の算定にあたっては、当社グループが事業活動を行い、課税対象となる損益を稼得する国において、連結会計年度末日までに制定又は実質的に制定されている税率及び税法に従っております。
② 繰延税金
繰延税金は、決算日における資産及び負債の会計上の帳簿価額と税務上の金額との一時差異、繰越欠損金及び繰越税額控除に対して認識しております。
なお、以下の一時差異に対しては、繰延税金資産又は負債を計上しておりません。
・のれんの当初認識から生じる一時差異
・企業結合取引を除く、会計上の利益にも税務上の課税所得にも影響を与えない取引によって発生する資産及び負債の当初認識により生じる一時差異
繰延税金負債は原則としてすべての将来加算一時差異について認識しております。ただし、子会社、関連会社に対する投資及び共同支配の取決めに対する持分に係る将来加算一時差異のうち、解消時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に一時差異が解消しない可能性が高い場合には繰延税金負債を認識しておりません。
繰延税金資産は将来減算一時差異を使用できるだけの課税所得が稼得される可能性が高い範囲内で、すべての将来減算一時差異について認識しております。ただし、子会社、関連会社に対する投資及び共同支配の取決めに対する持分に係る将来減算一時差異に関しては、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合、又は当該一時差異の使用対象となる課税所得が稼得される可能性が低い場合には繰延税金資産を認識しておりません。
繰延税金資産の帳簿価額は毎期見直され、繰延税金資産の全額又は一部が使用できるだけの十分な課税所得が稼得されない可能性が高い部分については、帳簿価額を減額しております。未認識の繰延税金資産は毎期再評価され、将来の課税所得により繰延税金資産が回収される可能性が高くなった範囲内で認識しております。
繰延税金資産及び負債は、決算日において制定されている、又は実質的に制定されている法定税率及び税法に基づいて資産が実現する期間又は負債が決済される期間に適用されると予想される税率及び税法によって測定されます。
繰延税金資産及び負債は、当期税金負債と当期税金資産を相殺する法律上の強制力のある権利を有し、かつ同一の税務当局によって同一の納税主体に対して課されている場合、相殺しております。
(19)1株当たり当期利益
基本的1株当たり当期利益は、当社の普通株主に帰属する当期損益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり当期利益は、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を調整して計算しております。
4.未適用の新基準
連結財務諸表の承認日までに主に以下の基準書及び解釈指針の新設又は改訂が公表されておりますが、当社グループは早期適用しておりません。なお、適用による影響は検討中であり、現時点では見積ることはできません。
IFRS強制適用時期
(以降開始年度)
当社グループ
適用時期
新設・改訂の概要
IFRS第16号 リース2019年1月1日2019年12月期全ての借手のリースについて、原則としてその資産の使用権と支払いに伴う債務が連結財務諸表に反映されることになります。

5.事業セグメント
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業会社を基礎として、各社が取り扱う製品やサービスを考慮した事業グループで構成されており、各事業グループの中核となる会社において日本及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、「医薬事業」、「バイオケミカル事業」の2つを報告セグメントとしております。「医薬事業」は、医療用医薬品等の研究、開発、製造及び販売を行っております。「バイオケミカル事業」は、アミノ酸・核酸関連物質を中心とする医薬・工業用原料、ヘルスケア製品等の研究、開発、製造及び販売を行っております。
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、注記「3.重要な会計方針」における記載と同一であります。セグメント間の内部売上収益は、主に第三者間取引価格に基づいております。
なお、当社グループは、事業活動による経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を用いて業績管理等を行っております。このため、セグメント利益は「売上総利益」から「販売費及び一般管理費」、「研究開発費」を控除し、「持分法による投資損益」を加えて算出した「コア営業利益」で表示しております。
(2)報告セグメントに関する情報
当連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)

報告セグメント合計調整額
(注)
連結
医薬バイオ
ケミカル
外部顧客への売上収益274,77678,605353,380-353,380
セグメント間の内部売上収益9902,5313,521(3,521)-
合計275,76681,136356,902(3,521)353,380
セグメント利益
(コア営業利益)
50,5307,18957,7201157,731
その他の収益6,632
その他の費用(8,389)
金融収益806
金融費用(931)
税引前利益55,849

(単位:百万円)

その他の重要項目報告セグメント合計調整額
(注)
連結
医薬バイオ
ケミカル
資産項目
セグメント資産453,270130,024583,294125,001708,295
持分法で会計処理されている投資1,857-1,857-1,857
有形固定資産及び無形資産の増加額12,9327,78220,715(1)20,714
損益項目
研究開発費46,1383,12049,258(41)49,216
減価償却費及び償却費15,2876,74922,036(4)22,032
持分法による投資損失4,478-4,478-4,478
減損損失2,2325,0477,279-7,279

(注) 調整額は、以下のとおりであります。
1 セグメント利益の調整額11百万円は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント資産の調整額125,001百万円には、セグメント間取引消去(25,779)百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産150,780百万円が含まれております。
全社資産は、主に当社の余資運用資金(親会社に対する貸付金、現金及び現金同等物)であります。
前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)
(単位:百万円)

報告セグメント合計調整額
(注)
連結
医薬バイオ
ケミカル
外部顧客への売上収益269,26378,693347,956-347,956
セグメント間の内部売上収益7853,1143,899(3,899)-
合計270,04881,807351,855(3,899)347,956
セグメント利益
(コア営業利益)
33,5295,55639,0853139,116
その他の収益4,255
その他の費用(1,319)
金融収益1,224
金融費用(400)
税引前利益42,877

(単位:百万円)

その他の重要項目報告セグメント合計調整額
(注)
連結
医薬バイオ
ケミカル
資産項目
セグメント資産455,871131,443587,31496,487683,801
持分法で会計処理されている投資2,945-2,945-2,945
有形固定資産及び無形資産の増加額25,3118,00133,312(42)33,270
損益項目
研究開発費49,6683,23452,9022752,929
減価償却費及び償却費16,8386,94723,784(1)23,784
持分法による投資損失12,351-12,351-12,351
減損損失23155286-286

(注) 調整額は、以下のとおりであります。
1 セグメント利益の調整額31百万円は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント資産の調整額96,487百万円には、セグメント間取引消去(25,152)百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産121,639百万円が含まれております。
全社資産は、主に当社の余資運用資金(親会社に対する貸付金、現金及び現金同等物)であります。
移行日(2016年1月1日)
(単位:百万円)

その他の重要項目報告セグメント合計調整額
(注)
連結
医薬バイオ
ケミカル
資産項目
セグメント資産482,053133,117615,17078,257693,427
持分法で会計処理されている投資5,943-5,943-5,943

(注) セグメント資産の調整額78,257百万円には、セグメント間取引消去(24,291)百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産102,548百万円が含まれております。
全社資産は、主に当社の余資運用資金(親会社に対する貸付金、現金及び現金同等物)であります。
(3)製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しております。
(4)地域別に関する情報
① 売上収益
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
日本240,855250,477
米州24,69517,723
欧州55,97950,386
アジア30,23028,172
その他1,6211,198
合計353,380347,956

(注) 売上収益は、顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
② 非流動資産
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
日本223,416233,904234,017
米州3,3349,41210,334
欧州65,65666,52775,751
アジア19,55415,79014,140
合計311,959325,633334,242

(注) 非流動資産は、資産の所在地によっており、持分法で会計処理されている投資、金融商品、退職給付に係る資産及び繰延税金資産を含んでおりません。
(5)主要な顧客に関する情報
連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先は、次のとおりであります。
(単位:百万円)

顧客の名称関連する
セグメント名
当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
アルフレッサ㈱医薬48,29146,762

6.有形固定資産
(1)増減表
有形固定資産の帳簿価額の増減、取得原価、減価償却累計額及び減損損失累計額は、以下のとおりであります。
① 帳簿価額
(単位:百万円)

建物及び
構築物
機械装置
及び運搬具
土地建設仮勘定その他合計
2016年1月1日残高49,78931,98613,21311,5058,656115,149
取得3204472118,8701,25921,213
売却又は処分(239)(72)(1,299)-(128)(1,738)
減価償却(3,984)(7,198)--(3,522)(14,704)
減損損失(52)(64)(171)--(286)
科目振替5,9335,931(425)(15,007)3,103(465)
在外営業活動体の換算差額(386)(548)(77)(5)(76)(1,092)
その他--115--115
2016年12月31日残高51,38130,08012,07715,3639,292118,192
取得1751,159-11,97398614,293
売却又は処分(99)(91)(1,097)-(88)(1,374)
減価償却(3,968)(7,059)--(3,210)(14,236)
減損損失(1,706)(2,758)(150)(39)(378)(5,031)
科目振替4,2248,850-(16,090)2,875(142)
売却目的で保有する資産への振替(1,055)(534)-(48)(1,153)(2,791)
在外営業活動体の換算差額3816711427126615
その他51----51
2017年12月31日残高49,04129,81310,94411,4318,349109,578

(注)1.有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「研究開発費」等として表示しております。
2.有形固定資産の「その他」は、主として工具器具及び備品であります。
3.有形固定資産の取得のために受領した政府補助金の金額は2,270百万円(前連結会計年度2,271百万円)であり、有形固定資産の取得原価より直接減額しております。政府補助金に付随する未履行の条件もしくはその他の偶発事象はありません。
② 取得原価
(単位:百万円)

建物及び
構築物
機械装置
及び運搬具
土地建設仮勘定その他合計
2016年1月1日残高144,956171,82713,68211,50550,321392,291
2016年12月31日残高143,602168,84412,17415,36349,985389,968
2017年12月31日残高142,712173,79211,09611,47045,884384,955

③ 減価償却累計額及び減損損失累計額
(単位:百万円)

建物及び
構築物
機械装置
及び運搬具
土地建設仮勘定その他合計
2016年1月1日残高95,166139,841469-41,665277,142
2016年12月31日残高92,221138,76497-40,693271,776
2017年12月31日残高93,672143,9801513937,535275,377

(2)有形固定資産の減損
当連結会計年度において、バイオケミカル事業に所属する一部の資産について減損損失5,018百万円を認識しており、連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。その内訳は、建物及び構築物1,706百万円、機械装置及び運搬具2,758百万円、土地150百万円、その他の有形固定資産404百万円であります。
当社グループは、概ね独立したキャッシュ・インフローを生み出す最小の資金生成単位でグルーピングを行っており、これまで、バイオケミカル事業では医薬・工業用原料アミノ酸等の製造・販売部門全体を1つの資金生成単位としておりましたが、経営者による生産拠点の管理体制見直しに伴い、当該資産を有する生産拠点を新たな1つの資金生成単位に変更いたしました。この結果、製造品目の収益性低下により、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額いたしました。なお、当該資産の回収可能価額は処分費用控除後の公正価値を基礎として測定しており、その価値をゼロとしております。また、当該公正価値のヒエラルキーレベルは3であります。
(3)リース資産
有形固定資産に含まれるファイナンス・リースによるリース資産の帳簿価額は、以下のとおりであります。なお、主なものは委託製造契約において実質判断に基づきリース資産として計上されたものであります。
(単位:百万円)

建物及び
構築物
機械装置
及び運搬具
土地建設仮勘定その他合計
2016年1月1日残高-1,812--6022,414
2016年12月31日残高-1,325--6752,000
2017年12月31日残高-2,306--52,311

(4)コミットメント
有形固定資産の購入に関するコミットメントについては、注記「31.コミットメント」をご参照ください。
7.のれん及び無形資産
(1)増減表
のれん及び無形資産の帳簿価額の増減、取得原価、償却累計額及び減損損失累計額は、以下のとおりであります。
① 帳簿価額
(単位:百万円)

のれん無形資産
仕掛研究
開発費
販売権その他合計
2016年1月1日残高152,92212,35150,4001,36564,116
取得-96611,15637812,501
売却又は処分-----
償却--(8,652)(428)(9,080)
減損損失-----
科目振替---77
在外営業活動体の換算差額(8,455)-(6,763)(30)(6,793)
その他-----
2016年12月31日残高144,46713,31746,1421,29260,751
取得-4,6021,4014186,421
売却又は処分(413)-(2)(11)(13)
償却--(7,354)(441)(7,795)
減損損失-(2,232)-(16)(2,248)
科目振替-(3,973)2,71818(1,237)
売却目的で保有する資産への振替(3,348)-(17)(7)(24)
在外営業活動体の換算差額2,132-1,730141,744
その他-----
2017年12月31日残高142,83711,71344,6191,26757,599

(注) 無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「研究開発費」として表示しております。
② 取得原価
(単位:百万円)

のれん無形資産
仕掛研究
開発費
販売権その他合計
2016年1月1日残高152,92221,473101,1096,524129,105
2016年12月31日残高144,46722,43997,5016,716126,656
2017年12月31日残高142,83722,456101,2347,048130,738

③ 償却累計額及び減損損失累計額
(単位:百万円)

のれん無形資産
仕掛研究
開発費
販売権その他合計
2016年1月1日残高-9,12250,7095,15864,990
2016年12月31日残高-9,12251,3595,42465,905
2017年12月31日残高-10,74356,6155,78173,139

(2)減損テスト
① のれん
当社グループは、のれんについて、毎期(第4四半期中)又は減損の兆候がある場合には随時、減損テストを実施しております。減損テストの回収可能価額は、使用価値に基づき算定しております。
企業結合で生じたのれんは、取得日に企業結合から利益がもたらされる資金生成単位に配分しております。
なお、重要なのれんの帳簿価額は、当社と旧キリンファーマ㈱との株式交換(逆取得の会計処理)により発生した医薬セグメントののれん99,421百万円(前連結会計年度102,769百万円、移行日102,769百万円)、バイオケミカルセグメントののれん7,251百万円(前連結会計年度7,664百万円、移行日7,664百万円)、並びにProStrakan Group plc(現 Kyowa Kirin International plc)及びArchimedes Pharma Limitedの買収により発生したのれん(医薬セグメント)36,165百万円(前連結会計年度34,033百万円、移行日42,488百万円)であります。
使用価値は、3年間の事業予測と4年目以降の成長率0~2%を基礎としたキャッシュ・フロー見積額を、当該資金生成単位の加重平均資本コスト(WACC)に基づく一定の調整を加味した税引前の割引率6.8~9.4%(前連結会計年度5.9~6.7%)により現在価値に割引いて算定しております。当該事業予測は、過去の経験を反映し、外部の情報源と整合的であり、新薬の上市予定や競合の状況等を考慮して策定されたものであります。成長率は、資金生成単位グループが属する市場もしくは国の長期平均成長率を勘案し設定しております。
使用価値は、当該資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っており、使用価値算定に用いた主要な仮定が合理的な範囲で変動があった場合にも、使用価値が帳簿価額を下回ることはないと考えております。
② 償却が開始されていない無形資産
当社グループは、仕掛研究開発費について個別資産ごとに毎期(第4四半期中)又は減損の兆候がある場合には随時、減損テストを実施しております。減損テストの回収可能価額は、使用価値に基づき算定しております。仕掛研究開発費は、研究開発段階にある製品、開発品及び技術などの導入契約や企業結合に伴い取得した研究開発に係る権利であり、最終的に製品化される段階までは使用可能な状態にないものであります。
医薬セグメントにおける償却が開始されていない無形資産の金額は11,713百万円(前連結会計年度13,317百万円)であり、このうち主要なものはアーデリックス社とのライセンス契約により取得したtenapanorの日本における開発及び販売に係る権利であります。
使用価値は、経営者が承認した販売開始から重要な売上が見込める特許の有効期間等を考慮した一定の期間のキャッシュ・フロー見積額を、当該資金生成単位の加重平均資本コスト(WACC)に基づく税引前の割引率6.9%(前連結会計年度6.6%)により現在価値に割引いて算定しております。当該キャッシュ・フローの計画は、過去の経験を反映し、外部の情報源と整合的であり、薬価改定や競合の状況等を考慮して策定されたものであります。
(3)重要な無形資産
連結財政状態計算書に計上されている主な無形資産は、企業買収、開発品のライセンス導入契約、販売提携契約等により取得した医薬セグメントにおける販売権及び仕掛研究開発費56,332百万円(前連結会計年度59,459百万円、移行日62,751百万円)であります。このうち主要なものはアストラゼネカ社とのライセンス契約により取得した「Moventig」の欧州における販売権であります。
なお、2017年12月末現在、医薬セグメントにおける販売権の残存償却期間は、0年~14年であります。
(4)無形資産の減損
当社グループは当連結会計年度に2,248百万円の減損損失を認識しており、連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。主なものは仕掛中の研究開発に関する開発中止の決定によるもので、帳簿価額を回収可能価額まで切り下げております。なお、回収可能価額は使用価値に基づいており、その価値をゼロとしております。
(5)コミットメント
無形資産の購入に関するコミットメントについては、注記「31.コミットメント」をご参照ください。
8.持分法で会計処理されている投資
持分法で会計処理されている投資の帳簿価額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
共同支配企業1,8572,9455,943

(注) 株式の相場が公表されている共同支配企業はありません。
当社グループにおける重要な共同支配企業は富士フイルム㈱との合弁契約により設立した協和キリン富士フイルムバイオロジクス㈱であります。主要な事業場所は日本及び欧州であり、主要な事業の内容はバイオシミラー医薬品の開発、製造及び販売であります。同社のIFRS要約財務諸表と当社グループの持分の帳簿価額との調整表は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
所有持分割合50.0%50.0%50.0%
非流動資産合計2,9924,35618,309
流動資産合計1,8242,2982,042
(内、現金及び現金同等物)1,5671,658985
非流動負債合計(社債)60,00053,10041,100
流動負債合計1,1027641,553
資本(56,285)(47,210)(22,301)
資本の当社グループの持分(28,143)(23,605)(11,151)
連結調整30,00026,55017,093
持分の帳簿価額1,8572,9455,943

主な連結調整は、株式に係る持分を超える追加的な損失を、共同支配企業に対する純投資の一部を実質的に構成する社債で調整したものであります。なお、当社における当該企業が発行する社債の引受金額は、当連結会計年度、前連結会計年度及び移行日において、それぞれ30,000百万円、26,550百万円及び20,550百万円であります。また、当社から共同支配企業に対する技術の導出取引について、調整を行っております。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
売上収益--
減価償却費及び償却費(24)(299)
受取利息--
支払利息(247)(222)
法人所得税費用011
継続事業からの純損益(8,955)(24,702)
その他の包括利益(120)(207)
包括利益合計(9,075)(24,908)
当社グループの持分:
継続事業からの純損益(4,478)(12,351)
その他の包括利益(60)(103)
包括利益合計(4,538)(12,454)

(注) なお、協和キリン富士フイルムバイオロジクス㈱から受け取った配当金はありません。
9.その他の金融資産
(1)その他の金融資産の内訳
その他の金融資産の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
償却原価で測定する金融資産
敷金2,8712,8413,218
その他9691,4011,054
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他211245815
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
株式及び出資金11,35610,06412,632
合計15,40614,55017,719
非流動資産14,89013,61816,522
流動資産5179321,198

(2)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
当社グループは、円滑な取引関係の維持等を目的として保有している株式及び出資金を、その他の包括利益を通じて公正価値で測定しております。なお、主な銘柄及び公正価値は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
㈱スズケン3,0502,5143,044
アルフレッサホールディングス㈱2,7402,0022,490
㈱メディパルホールディングス1,3311,1111,251

(3)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の認識の中止
当社グループは、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の一部を資産効率の向上を目的として処分することにより、認識を中止しております。各連結会計年度における処分時の公正価値及びその他の包括利益として認識されていた累積利得又は損失(税引後)は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
公正価値累積利得又は損失公正価値累積利得又は損失
1,305319813169

(注) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産は、認識を中止した場合、その他の包括利益として認識されていた累積利得又は損失を、利益剰余金に振替えております。
(4)担保提供資産
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産800660799

(注) 関税法・消費税法に基づく納期限延長制度を利用する際の担保として供託しているものであります。
10.法人所得税
(1)連結財政状態計算書上の繰延税金資産及び負債
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
繰延税金資産22,85622,72719,993
繰延税金負債(192)(968)(854)
純額22,66421,75919,138

(2)繰延税金残高の増減
繰延税金残高の発生の主な原因別の内訳及び増減は、以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)

1月1日現在
の残高
(純額)
純損益で
認識された額
(注1)
その他の
包括利益で
認識された額
その他
(注2)
12月31日現在
の残高
(純額)
有形固定資産8611,814-(50)2,625
無形資産(5,984)(182)--(6,166)
委託研究開発5,874(942)-(14)4,918
その他の金融資産(2,112)173(636)4(2,571)
退職給付に係る資産及び負債5,62273(1,914)(221)3,561
棚卸資産3,358(130)-(126)3,102
契約負債4,324(1,117)--3,207
繰越欠損金3,2111,285--4,496
その他(注3)6,6053,053-(166)9,493
合計21,7594,028(2,550)(573)22,664

(注)1 純損益で認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものであります。
2 売却目的で保有する資産への振替を示しております。
3 その他には、主に税額控除に関連する繰延税金資産が含まれております。
前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)
(単位:百万円)

1月1日現在
の残高
(純額)
純損益で
認識された額
(注)
その他の
包括利益で
認識された額
その他12月31日現在
の残高
(純額)
有形固定資産1,107(246)--861
無形資産(7,773)1,789--(5,984)
委託研究開発5,097777--5,874
その他の金融資産(2,986)213660-(2,112)
退職給付に係る資産及び負債5,492(788)918-5,622
棚卸資産3,611(253)--3,358
契約負債5,516(1,192)--4,324
繰越欠損金4,299(1,088)--3,211
その他4,7741,867(36)-6,605
合計19,1381,0781,543-21,759

(注) 純損益で認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものであります。
(3)未認識の繰延税金資産
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異(子会社等に対する投資に係る将来減算一時差異を含む)は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
将来減算一時差異16,70816,43714,509
税務上の繰越欠損金(注)5,1864,2515,169

(注) 繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効予定は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
1年目---
2年目---
3年目---
4年目---
5年目以降5,1864,2515,169
合計5,1864,2515,169

(4)未認識の繰延税金負債
繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、当連結会計年度、前連結会計年度及び移行日において、それぞれ16,032百万円、13,701百万円及び14,520百万円であります。これらは、当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識しておりません。
(5)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
当期税金費用17,47413,533
繰延税金費用(注)(4,523)(1,107)
合計12,95012,427

(注) 当連結会計年度の繰延税金費用には、繰延税金費用の減額のために使用した、税務上の欠損金及び税額控除から生じた便益の額が4,746百万円含まれております。
また、前連結会計年度において、「所得税法等の一部を改正する法律」(2016年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(2016年法律第13号)が2016年3月29日に国会で成立し、2016年4月1日以後に開始する連結会計年度から法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の33.1%から2017年1月1日に開始する連結会計年度及び2018年1月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については30.9%に、2019年1月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異については、30.6%となります。なお、前連結会計年度の繰延税金費用には、税率の変更による影響額が875百万円含まれております。
(6)実効税率の調整表
法定実効税率と実際負担税率との調整表は、以下のとおりであります。
(単位:%)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
法定実効税率30.933.1
(調整)
持分法による投資損益2.59.5
永久に損金に算入されない項目1.11.6
未認識の繰延税金資産及び負債の増減1.7(4.1)
税額控除(11.6)(10.2)
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正0.62.2
その他(2.0)(3.1)
実際負担税率23.229.0

(注) 当社は主に、法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、当連結会計年度及び前連結会計年度において、それぞれ、30.9%及び33.1%であります。なお、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
11.棚卸資産
棚卸資産の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
原材料及び貯蔵品10,58311,94610,449
仕掛品15,06312,94112,366
商品及び製品45,57651,39162,010
合計71,22276,27884,826

(注) 棚卸資産の取得価額のうち、費用として認識され「売上原価」に含まれている金額は、当連結会計年度において124,279百万円、前連結会計年度において127,541百万円であります。そのうち、棚卸資産の評価損は、当連結会計年度において375百万円、前連結会計年度において943百万円であります。
12.営業債権及びその他の債権
営業債権及びその他の債権の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
受取手形及び売掛金97,413100,340106,828
未収入金3,8233,8095,756
貸倒引当金(311)(264)(252)
合計100,925103,885112,333

(注) 連結財政状態計算書では、貸倒引当金控除後の金額で表示しております。受取手形及び売掛金並びに未収入金は、償却原価で測定する金融資産に分類しております。
13.現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
現金及び預金14,67013,06713,236
預入期間が3か月超の定期預金(12)(12)(482)
貸付期間が3か月以内の親会社に対する貸付金272131
合計14,68513,07612,785

(注) 現金及び現金同等物は、償却原価で測定される金融資産に分類しております。
14.売却目的で保有する資産
売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
売却目的で保有する資産
有形固定資産2,791--
のれん3,348--
棚卸資産3,053--
営業債権及びその他の債権2,684--
現金及び現金同等物1,074--
その他1,305--
合計14,255--
売却目的で保有する資産に直接関連する負債
退職給付に係る負債1,175--
営業債務及びその他の債務1,678--
その他1,258--
合計4,111--

(注) 当社は、2017年9月29日に、医薬セグメントにおける当社グループの臨床検査試薬等の製造及び販売を担う連結子会社である協和メデックス㈱の株式の一部を日立化成㈱に譲渡する契約を締結しました。これに伴い、協和メデックス㈱の支配を喪失することが確実となったため、当連結会計年度末における同社の資産及び負債を、それぞれ売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債に分類しております。
当該株式の譲渡手続きは2018年1月4日に完了しており、この結果、2018年度第1四半期より協和メデックス㈱は当社の持分法適用会社となります。
支配の喪失に関連して発生する予定の利益等については、注記「32.後発事象」に記載しております。
15.資本
(1)資本金及び資本剰余金
授権株式数、発行済株式数及び資本金等の残高の増減は、以下のとおりであります。
授権株式数
(株)
発行済株式数
(株)
資本金
(百万円)
資本剰余金
(百万円)
移行日
(2016年1月1日)
987,900,000576,483,55526,745509,128
期中増減---0
前連結会計年度
(2016年12月31日)
987,900,000576,483,55526,745509,128
期中増減---17
当連結会計年度
(2017年12月31日)
987,900,000576,483,55526,745509,145

(注) 当社の発行する株式は、すべて権利内容に何ら限定のない無額面の普通株式であり、発行済株式は全額払込済みとなっております。
(2)自己株式
自己株式数及び残高の増減は、以下のとおりであります。
株式数(株)金額(百万円)
移行日
(2016年1月1日)
29,256,74926,881
期中増減4,7418
前連結会計年度
(2016年12月31日)
29,261,49026,890
期中増減(85,039)(70)
当連結会計年度
(2017年12月31日)
29,176,45126,820

(注) 期中増減の主な要因は、新株予約権の権利行使及び単元未満株式の買取又は売渡請求によるものであります。
(3)その他の資本の構成要素の内容及び目的
① 新株予約権
当社はストック・オプション制度を採用しており、旧商法及び会社法に基づき新株予約権を発行しております。なお、契約条件及び金額等は、注記「16.株式に基づく報酬」に記載しております。
② 在外営業活動体の換算差額
外貨建で作成された海外子会社の財務諸表を連結する際に発生した換算差額であります。
③ その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の公正価値の評価差額であります。
④ 確定給付制度の再測定
確定給付制度の再測定は、期首時点の数理計算上の仮定と実際の結果との差異による影響額及び数理計算上の仮定の変更による影響額であります。これについては、発生した期においてその他の包括利益として一括認識し、直ちにその他の資本の構成要素から利益剰余金に振替えております。
(4)配当
当連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
① 配当金支払額
(決議)株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日効力発生日
2017年3月23日
定時株主総会
普通株式6,84012.502016年12月31日2017年3月24日
2017年7月28日
取締役会
普通株式6,84112.502017年6月30日2017年9月1日

② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
2018年3月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、普通株式の配当に関する事項を次のとおり提案しております。
(決議)株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日効力発生日
2018年3月23日
定時株主総会
普通株式7,93614.502017年12月31日2018年3月26日

前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)
① 配当金支払額
(決議)株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日効力発生日
2016年3月24日
定時株主総会
普通株式6,84012.502015年12月31日2016年3月25日
2016年7月29日
取締役会
普通株式6,84012.502016年6月30日2016年9月1日

② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(決議)株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日効力発生日
2017年3月23日
定時株主総会
普通株式6,84012.502016年12月31日2017年3月24日

16.株式に基づく報酬
(1)株式に基づく報酬制度の内容
当社グループは、ストック・オプション制度を採用しており、全て持分決済型株式報酬であります。ストック・オプションとして発行する新株予約権は、当社の株主総会において承認された内容に基づき、当社の取締役会決議により、当社の取締役及び執行役員並びに当社子会社の一部取締役に対して付与されております。被付与者が同社取締役又は執行役員を解任された場合は、当該新株予約権は消滅します。また、被付与者の任期満了前に退任日が到来した場合、新株予約権の数は在任月数に応じて調整されます。行使期間は、割当契約に定められており、3年から20年であります。なお、被付与者がその地位を喪失した場合、もしくはその期間内に行使されない場合は、当該新株予約権は消滅します。
(2)ストック・オプションの数及び加重平均行使価格
当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
株式数
(株)
加重平均行使価格
(円)
株式数
(株)
加重平均行使価格
(円)
期首未行使残高528,0001452,0001
付与152,300176,0001
行使(93,000)1--
消滅----
期末未行使残高587,3001528,0001
期末行使可能残高-1-1

(注)1.当連結会計年度における期中に行使されたストック・オプションの権利行使日時点の加重平均株価は、1,765円であります。
2.未行使のストック・オプションの加重平均残存期間は当連結会計年度において12.7年、前連結会計年度において16.3年であります。
(3)期中に付与されたストック・オプションの公正価値及び仮定
期中に付与されたストック・オプションの加重平均公正価値は、以下の前提に基づき、ブラック・ショールズ・モデルを用いて評価しております。
2017年
ストック・オプション
2016年
ストック・オプション
付与日の加重平均公正価値1,694円1,757円
付与日の株価1,768円1,783円
行使価格1円1円
株価変動性(注)9.8%11.7%
予想残存期間3年1年
予想配当25円/株25円/株
無リスク利子率0.02%0.07%

(注)予想残存期間に対応する直近の株価実績に基づき算定しております。
(4)連結損益計算書に計上された金額
株式報酬取引に係る費用は、当連結会計年度において204百万円、前連結会計年度において132百万円であります。当該費用は、連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に計上しております。
17.従業員給付
当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間等に基づいた一時金又は年金を支給しております。ただし、当社及び一部の連結子会社は、確定給付企業年金制度にキャッシュバランスプランを導入しております。
退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間等に基づいた一時金を支給しております。なお、当該制度の一部については退職給付信託を設定した結果、積立型の確定給付制度となっております。積立型の確定給付制度は、法令に従い、当社及び一部の連結子会社と法的に分離された年金基金等により運営されております。年金基金の理事会及び年金運用受託機関は、制度加入者の利益を最優先にして行動することが法令により求められており、所定の方針に基づき制度資産の運用を行う責任を負っております。また、当社、一部の連結子会社及び年金基金は、法令の定めに従い、将来の給付発生に対する充当や積立不足がある場合の年金財政の均衡保持を目的として、定期的に財政検証を行うとともに、年金拠出額の再計算を行っております。
なお、これらの年金制度は、一般的な投資リスク、利率リスク、インフレリスク等に晒されています。当社及び一部の連結子会社の制度資産の運用方針は企業年金基金規約に従い、確定給付制度債務の支払を将来にわたり確実に行うことを目的とし、許容されるリスクの範囲内で必要とされる収益を長期的に確保することを目標としております。具体的には、投資対象資産のリスクやリターンを考慮した上で、長期的観点から最適な組み合わせを設定し、運用を行っております。
(1)確定給付制度
① 確定給付制度債務及び制度資産の調整表
確定給付制度債務及び制度資産と連結財政状態計算書に計上された確定給付負債及び資産の純額との関係は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
確定給付制度債務の現在価値(85,034)(90,402)(86,461)
制度資産の公正価値92,94991,28788,534
確定給付負債及び資産の純額7,9158852,073
連結財政状態計算書上の金額
退職給付に係る負債(668)(2,994)(2,272)
退職給付に係る資産8,5823,8794,345
連結財政状態計算書に計上された確定給付負債及び資産の純額7,9158852,073

② 確定給付制度債務の現在価値の調整表
確定給付制度債務の現在価値の増減は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
確定給付制度債務の現在価値の期首残高(90,402)(86,461)
勤務費用(4,724)(4,561)
利息費用(350)(595)
再測定
人口統計上の仮定の変化により生じた数理計算上の差異1,044(781)
財政上の仮定の変化により生じた数理計算上の差異846(3,179)
実績の修正により生じた数理計算上の差異89321
給付支払額4,7095,111
在外営業活動体の換算差額(50)43
その他3,000-
確定給付制度債務の現在価値の期末残高(85,034)(90,402)

(注)1.確定給付制度債務の加重平均デュレーションは、当連結会計年度において13年、前連結会計年度において14年であります。
2.当連結会計年度の「その他」は、主として売却目的で保有する資産への振替額2,986百万円であります。
③ 制度資産の公正価値の調整表
制度資産の公正価値の増減は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
制度資産の公正価値の期首残高91,28788,534
利息収益357614
再測定
制度資産に係る収益3,467963
事業主からの拠出額2,8353,868
給付支払額(2,770)(2,646)
在外営業活動体の換算差額37(22)
その他(2,264)(24)
制度資産の公正価値の期末残高92,94991,287

(注)1.当社グループは、翌連結会計年度(2018年12月期)に2,226百万円の掛金を拠出する予定であります。
2.当連結会計年度の「その他」は、主として売却目的で保有する資産に直接関連する負債への振替額2,270百万円であります。
④ 制度資産の項目ごとの内訳
制度資産の主な項目ごとの内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
活発な
市場価格の
ある資産
活発な
市場価格の
ない資産
合計活発な
市場価格の
ある資産
活発な
市場価格の
ない資産
合計活発な
市場価格の
ある資産
活発な
市場価格の
ない資産
合計
資本性金融商品
株式18,349-18,34914,577-14,57714,790-14,790
負債性金融商品
債券36,427-36,42732,554-32,55430,802-30,802
生命保険一般勘定-35,49435,494-41,60441,604-40,41840,418
その他-2,6792,679-2,5532,553-2,5242,524
合計54,77638,17292,94947,13144,15691,28745,59242,94288,534

(注) 生命保険一般勘定は、生命保険会社により一定の予定利率と元本が保証されております。
⑤ 数理計算上の仮定
数理計算上の仮定の主なものは、以下のとおりであります。
(単位:%)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
割引率0.40.40.7

重要な数理計算上の仮定が0.5%変動した場合に、確定給付制度債務に与える影響は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
割引率0.5%の上昇(5,592)(5,838)
0.5%の低下6,0086,284

(注)1 本分析においては、その他の変数は一定であることを前提としております。実際には、複数の仮定の変化が相互に関連して生じる可能性があります。
2 感応度分析における確定給付制度債務の計算にあたっては、連結財政状態計算書で認識されている確定給付制度債務の計算方法と同一の方法を適用しております。
(2)確定拠出制度
確定拠出制度に関して費用として計上された金額は、当連結会計年度において5,502百万円、前連結会計年度において5,382百万円であります。
なお、上記には公的制度に関して費用として認識した金額を含んでおります。
(3)その他の従業員給付費用
連結損益計算書に含まれる退職後給付以外の従業員給付に係る費用は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
賃金及び給与45,93245,462
従業員賞与15,55015,478
その他9,0268,741
合計70,50869,680

(注) 退職後給付に係る利息費用及び利息収益は、純額を「金融費用」に含めており、それ以外の費用は「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「研究開発費」に含めて表示しております。
18.引当金
引当金の内訳及び増減は、以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)

工場再編損失
引当金
資産除去債務その他合計
期首残高2,988498713,558
当期計上額-112
期中減少額(目的使用)-(9)-(9)
期中減少額(戻入れ)-(23)-(23)
在外営業活動体の換算差額-1-1
その他-29-29
期末残高2,988497723,558

① 工場再編損失引当金
バイオケミカル事業の国内生産拠点の効率化を目的とした工場再編に伴い、協和発酵バイオ㈱山口事業所宇部の有形固定資産撤去等の方針を決定しております。当該撤去は2021年までに段階的に実施することとしており、当該費用の合理的な見積額を引当金として計上しております。
② 資産除去債務
賃借契約終了時に原状回復義務のある賃借事務所等の原状回復費用見込額について、資産除去債務を計上しております。これらの費用は主に1年以上経過した後に支払われることが見込まれております。
19.その他の金融負債
その他の金融負債の内訳は、以下のとおりであります。
当連結会計年度
(2017年12月31日)
(百万円)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
(百万円)
移行日
(2016年1月1日)
(百万円)
平均利率
(%)
返済期限
(年)
償却原価で測定する金融負債
短期借入金1,2205,3614,8402.5-
預り金1,3011,2861,638--
リース債務1,5941,6391,847-2018~2024
その他378309285--
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債590999---
合計5,0849,5948,610--
非流動負債2,1212,1592,387--
流動負債2,9637,4356,223--

20.リース
(1)ファイナンス・リース債務
ファイナンス・リースに基づいて計上されたリース資産に対応する将来最低リース料総額及びそれらの現在価値並びに将来財務費用は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

最低支払リース料総額最低支払リース料総額の現在価値
当連結
会計年度
(2017年
12月31日)
前連結
会計年度
(2016年
12月31日)
移行日
(2016年
1月1日)
当連結
会計年度
(2017年
12月31日)
前連結
会計年度
(2016年
12月31日)
移行日
(2016年
1月1日)
1年以内373476562368469553
1年超5年以内1,1841,0461,1051,1751,0331,087
5年超5213820952137207
合計1,6091,6601,8761,5941,6391,847
将来財務費用(15)(22)(29)
リース債務の現在価値1,5941,6391,847

(2)オペレーティング・リース
解約不能のオペレーティング・リースに基づく将来最低リース料総額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
1年以内1,7351,505769
1年超5年以内7,2466,7721,557
5年超7,7056,4563,266
合計16,68614,7335,592

費用として認識したオペレーティング・リース料は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
リース料総額3,4153,260

21.その他の負債
その他の負債の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
契約負債11,25614,80217,948
未払有給休暇3,6563,7453,299
未払消費税1,9561,8513,331
未払費用6,3845,8285,341
その他4,0713,7613,612
合計27,32429,98733,530
非流動負債7,3209,01512,880
流動負債20,00420,97220,650

22.営業債務及びその他の債務
営業債務及びその他の債務の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
支払手形及び買掛金16,36418,23019,068
未払金20,27825,07425,914
返金負債8,2658,82910,373
合計44,90752,13355,354

(注) 支払手形及び買掛金並びに未払金は、償却原価で測定する金融負債に分類しております。
23.収益
当社グループは、顧客に対して医薬事業における製商品の販売及び技術の導出、並びにバイオケミカル事業における製商品の販売を行っております。
(ⅰ)製商品の販売から生じる収益
顧客に対する製商品の販売契約については、顧客への製商品を引き渡した時点で、製商品への支配が顧客に移転し、履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。
製商品の販売から生じる収益は、販売契約における対価から販売数量又は販売金額に基づくリベートや値引きなどを控除した金額で算定しており、顧客に返金すると見込んでいる対価を返金負債として計上しております。当該返金負債の見積りにあたっては、契約条件や過去の実績などに基づく最頻値法を用いております。
バイオケミカル事業において、当社グループが代理人として商品の販売に関与している場合には、純額で収益を認識しております。
製商品の販売契約における対価は、顧客へ製商品を引き渡した時点から主として1年以内に受領しております。なお、重大な金融要素は含んでおりません。
(ⅱ)技術収入
当社グループは、第三者に開発品の開発、製造及び販売に係る権利の許諾等を認めたライセンス契約に基づき、技術収入として契約一時金、マイルストン収入及びランニング・ロイヤルティ収入を得ております。
契約一時金は、履行義務が一時点で充足される場合には、ライセンスを付与した時点で収益を認識しており、マイルストン収入は、事後に収益の重大な戻入が生じる可能性を考慮し、規制当局への承認申請等の当事者間で合意したマイルストンが達成された時点で収益を認識しております。
なお、契約一時金及びマイルストン収入のうち、履行義務が一時点で充足されないものについては、当該対価を契約負債として計上し、ライセンス契約に関連する開発協力等の履行義務の充足に従い一定期間にわたって収益として認識しております。
ランニング・ロイヤルティ収入は、契約相手先の売上等を算定基礎として測定し、その発生時点を考慮して収益を認識しております。
ライセンス契約における対価は、ライセンスの付与時点並びにマイルストン達成等の契約に基づく合意時点から主として1年以内に受領しております。なお、重大な金融要素は含んでおりません。
(1)収益の分解
顧客との契約から生じる収益の分解は、以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)

報告セグメント合計
医薬バイオケミカル
主な地理的市場
日本197,84743,008240,855
米州15,0409,65524,695
欧州41,54414,43655,979
アジア19,56810,66230,230
その他7768451,621
合計274,77678,605353,380
財又はサービス
製商品256,39178,605334,996
技術収入18,384-18,384
合計274,77678,605353,380

(注) 顧客との契約から生じる収益は、外部顧客への売上収益で表示しております。
前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)
(単位:百万円)

報告セグメント合計
医薬バイオケミカル
主な地理的市場
日本207,44843,029250,477
米州8,1939,53117,723
欧州36,64613,74050,386
アジア16,39411,77828,172
その他5836151,198
合計269,26378,693347,956
財又はサービス
製商品256,59078,693335,282
技術収入12,673-12,673
合計269,26378,693347,956

(注) 顧客との契約から生じる収益は、外部顧客への売上収益で表示しております。
(2)契約残高の変動
顧客との契約から生じた債権及び契約負債の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
顧客との契約から生じた債権
受取手形及び売掛金97,102100,076106,576
契約負債11,25614,80217,948

(注) 契約負債の期首残高のうち認識した収益の金額は、当連結会計年度において6,158百万円、前連結会計年度において5,378百万円であります。また、過去の期間に充足した履行義務から認識した収益の金額は、当連結会計年度において11,040百万円、前連結会計年度において4,938百万円であり、主なものは、マイルストン収入及びランニング・ロイヤルティ収入であります。
なお、開発協力等の履行義務を提供する期間及び取引価格の見積りの変更により、収益に対しての累積的なキャッチアップ修正を行っております。これにより、契約負債残高は、当連結会計年度において1,440百万円、前連結会計年度において2,046百万円増加しております。また、新たなライセンス契約の締結により、契約負債が当連結会計年度において913百万円増加しております。
(3)履行義務の充足時期
技術収入に関する契約における残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
1年以内4,0986,169
1年超2年以内3,1943,525
2年超3年以内1,4251,815
3年超2,5403,293
合計11,25614,802

24.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
販売促進費13,70913,751
従業員給付費用49,94349,669
減価償却費及び償却費8,3499,982
その他40,95736,824
合計112,957110,225

25.その他の収益及び費用
その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
事業譲渡益5,163-
固定資産売却益7623,140
その他7071,115
合計6,6324,255

(注) 事業譲渡益は、協和発酵バイオ㈱の植物成長調整剤事業を住友化学㈱へ譲渡したことによるものです。
その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
減損損失7,279286
固定資産除却損及び売却損692770
その他418263
合計8,3891,319

26.金融収益及び金融費用
金融収益の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
受取利息486477
受取配当金317322
為替差益-426
その他3-
合計8061,224

(注) 受取利息は、主に償却原価で測定される金融資産から発生しております。
また、受取配当金は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産から発生しております。なお、通貨デリバティブの評価損益は、為替差益に含めております。
金融費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
支払利息339320
為替差損539-
その他5280
合計931400

(注) 支払利息は、主に償却原価で測定される金融負債から発生しております。なお、通貨デリバティブの評価損益は、為替差損に含めております。
27.1株当たり当期利益
基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益は、以下のとおりであります。
当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
親会社の普通株主に帰属する当期利益
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)42,89930,450
親会社の普通株主に帰属しない当期利益
(百万円)
--
1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)42,89930,450
期中平均普通株式数(株)547,289,787547,224,646
普通株式増加数
新株予約権(株)(注)573,438510,265
希薄化後の期中平均普通株式数(株)547,863,225547,734,911
1株当たり当期利益
基本的1株当たり当期利益(円)78.3855.65
希薄化後1株当たり当期利益(円)78.3055.59

(注) 新株予約権の内容については注記「16.株式に基づく報酬」をご参照ください。
28.その他の包括利益
その他の包括利益の各項目別の当期発生額及び純損益への組替調整額、並びに税効果の影響は、以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)

当期発生額組替調整額税効果前税効果税効果後
純損益に振替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産2,129-2,129(597)1,532
確定給付制度の再測定6,250-6,250(1,914)4,337
純損益に振替えられない項目合計8,379-8,379(2,511)5,868
純損益に振替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額3,768-3,768-3,768
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分(60)-(60)-(60)
純損益に振替えられる可能性のある項目合計3,708-3,708-3,708
合計12,088-12,088(2,511)9,577

前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)
(単位:百万円)

当期発生額組替調整額税効果前税効果税効果後
純損益に振替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(1,412)-(1,412)562(850)
確定給付制度の再測定(2,994)-(2,994)911(2,083)
純損益に振替えられない項目合計(4,406)-(4,406)1,473(2,933)
純損益に振替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額(14,590)-(14,590)-(14,590)
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分(103)-(103)-(103)
純損益に振替えられる可能性のある項目合計(14,694)-(14,694)-(14,694)
合計(19,100)-(19,100)1,473(17,627)

29.金融商品
(1)資本管理
当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現するため、健全性を維持しつつ成長投資機会に対して機動的に対応できる柔軟性も有した財務基盤を確保することを資本管理方針としており、資本効率については親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)を適宜モニタリングしております。なお、親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)は、「第1 企業の概況 1.主要な経営指標等の推移 (1)連結経営指標等」に記載のとおりであります。
(2)財務上のリスク管理
当社グループは、事業活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク、流動性リスク、為替リスク、株価の変動リスク等)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、リスク管理を行っております。
また、当社グループは、デリバティブ取引を為替変動リスクを管理する目的で利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
① 信用リスク管理
事業活動から生ずる営業債権等は、顧客の信用リスクに晒されております。
信用リスクとは、顧客が契約上の債務に関して債務不履行になり、当社グループに財務上の損失を発生させるリスクであります。
当社グループは、債権回収管理規程に従い、営業債権等について、各営業部門において主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
デリバティブ取引の利用にあたっては、カウンターパーティーリスクを軽減するために、原則として格付の高い金融機関に限定して取引を行っております。
当社グループは日本において、他の製薬企業と同様、主に少数の卸売業者を通じて製商品を販売しております。上位4社への売上収益の合計は、日本における売上収益の約52%を占めており、当該上位4社に対する売掛金は、当連結会計年度、前連結会計年度及び移行日において、それぞれ53,465百万円、54,215百万円及び57,658百万円であります。
連結財政状態計算書に表示されている金融資産の減損後の帳簿価額は、当社グループの金融資産の信用リスクに対するエクスポージャーの最大値であります。
当社グループは、重大な金融要素を含んでいない営業債権に対し、常に全期間の予想信用損失に等しい金額で貸倒引当金を計上しております。なお、営業債権以外の償却原価により測定される金融資産については、12か月以内に生じる予想信用損失と等しい金額で貸倒引当金を測定しておりますが、過去の実績率等を勘案し、貸倒引当金を計上しておりません。

② 流動性リスク管理
流動性リスクは、当社グループが期限の到来した金融負債の返済義務を履行するにあたり、支払期日にその支払を実行できなくなるリスクであります。当社グループは、適切な返済資金を準備するとともに、充分な手元流動性とコマーシャル・ペーパーの発行枠を確保し、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しております。
金融負債(デリバティブ金融商品を含む)の期日別残高は、以下のとおりであります。
当連結会計年度(2017年12月31日)
(単位:百万円)

帳簿価額契約上の
金額
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
非デリバティブ金融負債
営業債務及びその他の債務44,90744,90744,907-----
短期借入金1,2201,2511,251-----
預り金1,3011,301873-404--25
リース債務1,5941,6093733933743605752
デリバティブ金融負債
先物為替予約取引209209209-----
通貨スワップ取引381381381-----

(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は、純額で表示しております。
前連結会計年度(2016年12月31日)
(単位:百万円)

帳簿価額契約上の
金額
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
非デリバティブ金融負債
営業債務及びその他の債務52,13352,13352,133-----
短期借入金5,3615,4095,409-----
預り金1,2861,286854--407-26
リース債務1,6391,660476396330194127138
デリバティブ金融負債
先物為替予約取引596596596-----
通貨スワップ取引403403403-----

(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は、純額で表示しております。
移行日(2016年1月1日)
(単位:百万円)

帳簿価額契約上の
金額
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
非デリバティブ金融負債
営業債務及びその他の債務55,35455,35455,354-----
短期借入金4,8404,8834,883-----
預り金1,6381,6381,204---40826
リース債務1,8471,876562418342206139209

③ 為替リスク管理
当社グループは、グローバルに事業を展開していることから、主に米ドル、ユーロ及び英ポンドの為替変動が業績に大きく影響します。
外貨建ての営業債権債務については、為替の変動リスクに対して、必要に応じて先物為替予約取引を利用し、在外子会社への外貨建ての貸付金については、先物為替予約取引及び通貨スワップ取引を利用しております。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限等を定めた社内規程に従い実施しております。
(ⅰ)先物為替予約取引及び通貨スワップ取引
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
契約額等公正価値契約額等公正価値契約額等公正価値
先物為替予約取引7,119(209)8,335(596)11,153116
通貨スワップ取引25,674(381)22,636(403)26,620423
合計32,793(590)30,971(999)37,773539

(注) 各年度末において、契約期間が1年を超える契約はありません。
(ⅱ)為替感応度分析
各報告期間において、日本円が米ドル、ユーロ及び英ポンドに対して1%円高になった場合に、連結損益計算書の税引前利益に与える影響は以下のとおりであります。
ただし、本分析においては、その他の変動要因(残高、金利等)は一定であることを前提としております。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
米ドル1839
ユーロ(12)(2)
英ポンド(6)(2)

④ 株価の変動リスク管理
当社グループは、資本性金融商品(株式)から生じる株価の変動リスクに晒されております。
資本性金融商品については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、満期保有目的の債券以外のものについては、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
当社グループが、期末日現在において保有する資本性金融商品の市場価格が10%変動した場合に、その他の包括利益(税効果控除前)が受ける影響は、当連結会計年度において753百万円、前連結会計年度において645百万円であります。
ただし、本分析においては、その他の変動要因は一定であることを前提としております。
(3)金融商品の公正価値
金融商品の公正価値の算定方法は、以下のとおりであります。
(営業債権及びその他の債権、現金及び現金同等物、親会社に対する貸付金、営業債務及びその他の債務)
短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(純損益を通じて公正価値で測定するその他の金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するその他の金融資産、純損益を通じて公正価値で測定するその他の金融負債)
資本性金融商品(上場株式)の公正価値については、期末日の市場価格によって算定しております。資本性金融商品(非上場株式)の公正価値については、評価倍率等の観察可能なインプットを利用しており、必要に応じて一定の非流動性ディスカウントを加味しております。
デリバティブは、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産又は金融負債として、取引先金融機関から提示された価格に基づいて算定しております。
なお、純損益を通じて公正価値で測定するその他の金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するその他の金融資産、純損益を通じて公正価値で測定するその他の金融負債の公正価値は、いずれも帳簿価額と一致しているため、注記を省略しております。
公正価値で測定される金融商品について、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期末日で発生したものとして認識しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
当連結会計年度(2017年12月31日)
(単位:百万円)

公正価値
レベル1レベル2レベル3合計
資産
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産-211-211
売却目的で保有する資産-6-6
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
上場株式7,506--7,506
非上場株式及び出資金--3,8503,850
売却目的で保有する資産23-7093
負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ金融負債-590-590

(注) 当連結会計年度において、公正価値ヒエラルキーのレベル1と2の間の振替はありません。
前連結会計年度(2016年12月31日)
(単位:百万円)

公正価値
レベル1レベル2レベル3合計
資産
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産-245-245
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
上場株式6,036--6,036
非上場株式及び出資金--4,0284,028
負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ金融負債-999-999

(注) 前連結会計年度において、公正価値ヒエラルキーのレベル1と2の間の振替はありません。
移行日(2016年1月1日)
(単位:百万円)

公正価値
レベル1レベル2レベル3合計
資産
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
デリバティブ金融資産-539-539
その他の金融資産-277-277
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
上場株式8,049--8,049
非上場株式及び出資金--4,5834,583

レベル3に分類された金融商品の期首から期末までの変動は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
期首残高4,0284,583
その他の包括利益(注1)323274
購入260122
売却(576)(2)
レベル3からの振替(注2)0(904)
その他(115)(45)
期末残高3,9204,028

(注)1 その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、決算日時点のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであります。これらの利得及び損失は、連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産」に含まれております。
2 レベル3からの振替は、保有株式の上場による振替であります。
3 レベル3に分類された金融商品については、適切な権限者に承認された公正価値測定の評価方針及び手続に従い、担当部署が対象資産、負債の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。公正価値の測定結果については適切な責任者が承認しております。
30.関連当事者
(1)関連当事者との取引
当連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)

種類名称取引の内容取引金額未決済残高
親会社キリンホールディングス㈱資金の貸付131,494143,227

前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)
(単位:百万円)

種類名称取引の内容取引金額未決済残高
親会社キリンホールディングス㈱資金の貸付101,187114,521

(注) 資金の貸付について、取引金額は期中の平均残高を記載しております。また、貸付金の利率については、市場金利を勘案して合理的に決定しております。なお、当該取引には現金同等物の一部(貸付期間が3か月以内の親会社に対する貸付金)を含めております。
共同支配企業との取引については、注記「8.持分法で会計処理されている投資」に記載しております。
(2)主要な経営幹部に対する報酬
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
前連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
短期従業員給付419396
株式に基づく報酬8045
合計499441

(注) 主要な経営幹部に対する報酬は、当社の取締役及び監査役に対する報酬であります。
(3)重要な子会社
重要な子会社については、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載のとおりであります。
31.コミットメント
決算日以降の資産の取得に係るコミットメントは、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(2017年12月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
有形固定資産の取得5,5158,9839,177
無形資産の取得(注)90,416117,15083,788
合計95,931126,13392,964

(注) 主として、開発品又は製品の導入契約に係る開発・販売目標の達成に伴うマイルストンペイメントの最大支払額が含まれております。マイルストンの達成は不確実性が非常に高いため、実際の支払額は大幅に異なる可能性があります。
32.後発事象
子会社株式の譲渡
当社は、経営資源の集中による株主価値の最大化を図るため、2018年1月4日に、当社グループの臨床検査試薬等の製造及び販売を担う連結子会社である協和メデックス㈱の株式の一部を日立化成㈱に譲渡しました。この結果、当社の同社に対する所有持分は100%から33.4%へ減少し、同社に対する支配を喪失したことから、同社は当社の持分法適用会社となっております。
当社は、本株式譲渡の対価として102億円を受け取り、子会社株式売却益74億円を計上するとともに、同社に対する残存持分を支配喪失日現在の公正価値で再評価したことによる利益37億円を計上する予定であります。これらは、2018年度第1四半期の要約四半期連結損益計算書において、「その他の収益」に計上する予定であります。
なお、当社が継続保有する残り33.4%の株式については、株式譲渡実行時から3年後を目処に当社が日立化成㈱へ売却する権利、また日立化成㈱が当社より買い取る権利をそれぞれ保有しております。
33.初度適用
当社グループは、当連結会計年度からIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しております。日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2016年12月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、移行日は2016年1月1日であります。
IFRS第1号の免除規定
IFRSでは、IFRSを初めて適用する会社(以下「初度適用企業」という。)に対して、原則として、IFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めております。ただし、IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部については強制的に免除規定を適用しなければならないものと、任意に免除規定を適用するものを定めております。これらの規定の適用に基づく影響は、移行日において利益剰余金、又はその他の資本の構成要素で調整しております。当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した免除規定は次のとおりであります。
・企業結合
初度適用企業は、移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号を遡及適用しないことを選択することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号を遡及適用しないことを選択しております。この結果、移行日前の企業結合から生じたのれんの額については、一部を除き日本基準に基づく移行日時点での帳簿価額によっております。なお、のれんについては、減損の兆候の有無に関わらず、移行日時点で減損テストを実施しております。
・みなし原価
IFRS第1号では、有形固定資産、投資不動産及び無形資産に移行日現在の公正価値を当該日現在のみなし原価として使用することが認められております。当社グループは、一部の有形固定資産について、移行日現在の公正価値を当該日におけるIFRS上のみなし原価として使用しております。
・在外営業活動体の換算差額
IFRS第1号では、移行日現在の在外営業活動体の換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択することが認められております。当社グループは、在外営業活動体の換算差額の累計額を移行日現在でゼロとみなすことを選択しております。
・リース
IFRS第1号では、初度適用企業は、契約にリースが含まれているか否かの評価を移行日時点で判断することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているかを判断しております。
IFRS第1号の強制的な例外規定
IFRS第1号では、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「非支配持分」及び「金融資産の分類及び測定」等について、IFRSの遡及適用を禁止しております。当社グループは、これらの項目について移行日より将来に向かって適用しております。
IFRS初度適用において開示が求められる調整表は、以下のとおりであります。
2016年1月1日(移行日)現在の資本に対する調整
(単位:百万円)

日本基準表示科目日本基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
固定資産非流動資産
有形固定資産147,044-(31,895)115,149(1)有形固定資産
無形固定資産
のれん155,851-(2,930)152,922(2)(3)のれん
販売権56,234(56,234)--
その他722(722)--
-56,9567,16064,116(2)(3)無形資産
-1,6534,2905,943(4)持分法で会計処理されている投資
投資有価証券14,0432,4067216,522(5)その他の金融資産
退職給付に係る資産6,965-(2,619)4,345(7)退職給付に係る資産
繰延税金資産10,35611,148(1,511)19,993(6)繰延税金資産
その他5,312(4,253)9972,055(5)その他の非流動資産
貸倒引当金(194)194--
固定資産合計396,33211,148(26,436)381,044非流動資産合計
流動資産流動資産
原材料及び貯蔵品10,47674,3292184,826(9)棚卸資産
仕掛品12,364(12,364)--
商品及び製品61,965(61,965)--
受取手形及び売掛金106,8305,503-112,333(8)(10)営業債権及びその他の債権
繰延税金資産11,148(11,148)--
短期貸付金96,105(105)-96,000(5)(11)親会社に対する貸付金
-1,198-1,198(5)(11)その他の金融資産
未収入金7,693(7,693)--
その他4,8191,346(922)5,242(10)その他の流動資産
貸倒引当金(202)202--
現金及び預金13,236(451)-12,785(5)(11)現金及び現金同等物
流動資産合計324,433(11,148)(902)312,383流動資産合計
資産合計720,765-(27,338)693,427資産合計

(単位:百万円)

日本基準表示科目日本基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
純資産の部資本
資本金26,745--26,745資本金
資本剰余金509,128--509,128資本剰余金
自己株式(26,881)--(26,881)自己株式
利益剰余金85,998-(20,866)65,132(12)利益剰余金
その他の包括利益累計額合計19,438431(16,224)3,645(13)その他の資本の構成要素
新株予約権431(431)--
純資産合計614,858-(37,089)577,769資本合計
負債の部負債
固定負債非流動負債
退職給付に係る負債1,8831142742,272(7)(14)退職給付に係る負債
役員退職慰労引当金114(114)--
工場再編損失引当金3,2035123504,064(15)引当金
資産除去債務404(404)--
繰延税金負債12,0922(11,240)854(6)繰延税金負債
-2,559(172)2,387(5)その他の金融負債
その他3,385(2,667)12,16112,880(16)その他の非流動負債
固定負債合計21,08321,37322,458非流動負債合計
流動負債流動負債
短期借入金4,840(4,840)--
支払手形及び買掛金19,08635,35091855,354(10)(17)営業債務及びその他の債務
未払金39,866(39,866)--
-6,224(1)6,223(5)その他の金融負債
未払法人税等11,830(851)(7)10,973未払法人所得税
売上割戻引当金2,097(2,097)--
ポイント引当金239(239)--
賞与引当金428(428)--
その他6,4376,7457,46920,650(16)(17)
(18)
その他の流動負債
流動負債合計84,823(2)8,37893,200流動負債合計
負債合計105,906-9,752115,658負債合計
負債純資産合計720,765-(27,338)693,427資本及び負債合計

2016年12月31日(直近の日本基準の連結財務諸表作成日)現在の資本に対する調整
(単位:百万円)

日本基準表示科目日本基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
固定資産非流動資産
有形固定資産151,047-(32,855)118,192(1)有形固定資産
無形固定資産
のれん134,910-9,557144,467(2)(3)のれん
販売権49,403(49,403)--
その他708(708)--
-50,11110,64060,751(2)(3)無形資産
-1,5411,4042,945(4)持分法で会計処理されている投資
投資有価証券11,4122,289(84)13,618(5)その他の金融資産
退職給付に係る資産6,563-(2,684)3,879(7)退職給付に係る資産
繰延税金資産11,49610,82440622,727(6)繰延税金資産
その他5,258(3,930)8952,223(5)その他の非流動資産
貸倒引当金(100)100--
固定資産合計370,69810,824(12,721)368,801非流動資産合計
流動資産流動資産
原材料及び貯蔵品11,94664,2844976,278(9)棚卸資産
仕掛品12,934(12,934)--
商品及び製品51,350(51,350)--
受取手形及び売掛金100,9993,544(658)103,885(8)(10)営業債権及びその他の債権
繰延税金資産10,824(10,824)--
短期貸付金114,867(367)-114,500(5)(11)親会社に対する貸付金
-412521932(5)(11)その他の金融資産
未収入金5,900(5,900)--
その他4,8492,037(558)6,328(10)その他の流動資産
貸倒引当金(266)266--
現金及び預金13,0679-13,076(5)(11)現金及び現金同等物
流動資産合計326,470(10,824)(646)314,999流動資産合計
資産合計697,168-(13,367)683,801資産合計

(単位:百万円)

日本基準表示科目日本基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
純資産の部資本
資本金26,745--26,745資本金
資本剰余金509,128--509,128資本剰余金
自己株式(26,890)--(26,890)自己株式
利益剰余金90,987-(11,332)79,655(12)利益剰余金
その他の包括利益累計額合計212563(12,378)(11,603)(13)その他の資本の構成要素
新株予約権563(563)--
純資産合計600,745-(23,709)577,036資本合計
負債の部負債
固定負債非流動負債
退職給付に係る負債2,3591205152,994(7)(14)退職給付に係る負債
役員退職慰労引当金120(120)--
工場再編損失引当金2,988574(5)3,558(15)引当金
資産除去債務503(503)--
繰延税金負債9,144-(8,177)968(6)繰延税金負債
-1,2449152,159(5)その他の金融負債
その他1,892(1,315)8,4389,015(16)その他の非流動負債
固定負債合計17,006-1,68618,693非流動負債合計
流動負債流動負債
短期借入金5,361(5,361)--
支払手形及び買掛金18,23033,8752952,133(10)(17)営業債務及びその他の債務
未払金37,609(37,609)--
-7,384517,435(5)その他の金融負債
未払法人税等8,184(653)-7,531未払法人所得税
売上割戻引当金1,677(1,677)--
ポイント引当金249(249)--
賞与引当金422(422)--
その他7,6854,7118,57620,972(16)(17)
(18)
その他の流動負債
流動負債合計79,416-8,65688,072流動負債合計
負債合計96,423-10,342106,765負債合計
負債純資産合計697,168-(13,367)683,801資本及び負債合計

資本に対する調整に関する注記
(1)有形固定資産の計上額の調整
IFRSでは有形固定資産に移行日現在の公正価値を当該日現在のみなし原価として使用することが認められているため、一部の土地についてみなし原価を適用しております。なお、移行日におけるみなし原価を採用した土地の日本基準の帳簿価額は41,089百万円であり、公正価値は7,813百万円です。この結果、移行日における「有形固定資産」が33,275百万円減少しております。
また、日本基準で製造委託契約に基づき費用処理していた取引の一部は、IFRSでは契約の実質判断に基づき、ファイナンス・リースとして資産計上しております。
(2)のれんの計上額の調整
日本基準ではのれんについて償却しますが、IFRSでは非償却であるため、既償却額を移行日まで遡及修正しております。
また、IFRSの適用に伴い、過去の企業結合において識別していなかった技術導入契約等に伴う支出のうち、IFRSの認識要件を満たすものについては、「無形資産」として計上したことにより、「のれん」が減少しております。
(3)無形資産の計上額の調整
日本基準では製品、開発品及び技術などの導入契約等に伴い発生した費用のうち、未だ規制当局の販売承認が得られていないものを研究開発費として費用処理しておりましたが、IFRSではこれら費用のうち、一定の要件を満たすものについて「無形資産」として計上しております。この結果、移行日において「無形資産」が22,732百万円増加しております。また、過去の企業結合において識別していなかった技術導入契約等に伴う支出のうち、IFRSの認識要件を満たすものを「無形資産」として計上するとともに、「のれん」を減額しております。
このほか、販売権及び仕掛研究開発費(医薬セグメント)について、IFRS適用に伴い移行日において連結の観点から資金生成単位の識別方法の見直しを行いました。また、一部製品については、開発の中止の意思決定を行いました。この結果、一部の販売権及び仕掛研究開発費については当初想定していた将来キャッシュ・フローが見込まれないことから、21,911百万円の減損損失を、「無形資産」及び「利益剰余金」から減額しております。使用価値(割引率6.1~8.7%)に基づく回収可能価額は11,730百万円であります。
さらに、日本基準で区分掲記していた「販売権」は、IFRSでは「無形資産」に振替えて表示しております。
(4)持分法で会計処理されている投資への振替及び調整
持分法適用会社にIFRSを適用した結果、当社からの開発品及び技術の導入契約に関する調整と、当該取引により生じる利益の調整を行っております。これにより、「持分法で会計処理されている投資」が増加しております。
また、日本基準で「投資有価証券」に含めていた「持分法で会計処理されている投資」は、IFRSでは区分掲記しております。
(5)その他の金融資産及び金融負債への振替
日本基準で投資その他の資産の「その他」に含めていた敷金等は、IFRSでは「その他の金融資産(非流動)」に振替えて表示し、日本基準で区分掲記していた「短期貸付金」については、親会社に対する貸付金及び貸付期間が3か月以内の親会社に対する貸付金を除いて、IFRSでは「その他の金融資産(流動)」に振替えて表示しております。なお、親会社に対する貸付金については、「親会社に対する貸付金」として区分掲記しており、貸付期間が3か月以内の親会社に対する貸付金については、「現金及び現金同等物」に含めて表示しております。
また、日本基準で固定負債の「その他」に含めていた長期預り金は、IFRSでは「その他の金融負債(非流動)」に振替えて表示し、日本基準で区分掲記していた「短期借入金」は、IFRSでは「その他の金融負債(流動)」に振替えて表示しております。
さらに、日本基準で固定負債の「その他」及び流動負債の「その他」に含めていたリース債務は、それぞれIFRSでは「その他の金融負債(非流動)」及び「その他の金融負債(流動)」に振替えて表示しております。
(6)繰延税金資産及び繰延税金負債の振替
IFRSでは繰延税金資産・負債は、流動・非流動を区別することなく、全て非流動項目に分類するものとされているため、流動項目に計上している繰延税金資産・負債については非流動項目に振替えております。
また、IFRSへの差異調整に伴い発生した一時差異に対して、繰延税金資産・負債を計上しております。
(7)退職給付に関する調整
日本基準では数理計算上の差異は、発生した期において「その他の包括利益」で認識し、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として10年)による定額法により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは発生した期において「その他の包括利益」として一括認識し、直ちに「利益剰余金」に振替えております。
日本基準では過去勤務費用は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として5年)による定額法により費用処理しておりましたが、IFRSでは、発生した期に純損益で認識することから、その調整を「利益剰余金」で認識しております。
また、確定給付制度債務を算定するための仮定の一つである死亡率について、IFRSでは将来変動を見込んだ数値を使用して再計算を行っており、その調整を「退職給付に係る資産」、「退職給付に係る負債」及び「利益剰余金」で認識しております。
(8)貸倒引当金の振替
日本基準で区分掲記していた「貸倒引当金」は、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」から直接控除して純額で表示するように振替えております。
(9)棚卸資産への振替
日本基準で区分掲記していた「商品及び製品」、「仕掛品」及び「原材料及び貯蔵品」は、IFRSでは「棚卸資産」に含めて表示しております。
(10)未収入金及び未払金の振替
日本基準で区分掲記していた「未収入金」は、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」及び「その他の流動資産」に振替えて表示し、また日本基準で流動負債に区分掲記していた「未払金」は、IFRSでは「営業債務及びその他の債務」に振替えて表示しております。
(11)現金及び預金の振替
日本基準で「現金及び預金」に含めていた預入期間が3か月超の定期預金は、IFRSでは「その他の金融資産(流動)」に振替え、また日本基準で「短期貸付金」に含めていた貸付期間が3か月以内の親会社に対する貸付金は、IFRSでは「現金及び現金同等物」に含めて表示しております。
(12)利益剰余金に対する調整
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2016年12月31日)
移行日
(2016年1月1日)
有形固定資産の計上額の調整 (1)参照(32,855)(31,895)
契約負債の計上額の調整 (16)参照(13,704)(17,093)
のれん及び無形資産の計上額の調整 (2)(3)参照20,1964,230
退職給付に関する調整 (7)参照(7,396)(5,254)
在外子会社に係る累積換算差額の振替 (13)参照18,81918,819
未払有給休暇に対する調整 (18)参照(3,610)(3,151)
その他(1,365)3,749
小計(19,915)(30,595)
税効果による調整8,5839,729
合計(11,332)(20,866)

(13)その他の資本の構成要素への振替
日本基準では退職給付会計の数理計算上の差異は、発生した期において「その他の包括利益」で認識し、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは発生した期において「その他の包括利益」として一括認識し、直ちに「利益剰余金」に振替えております。
また、初度適用に際してIFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、移行日における累積換算差額を全て「利益剰余金」に振替えております。
さらに、日本基準で区分掲記していた「新株予約権」は、IFRSでは「その他の資本の構成要素」に含めて表示しております。
(14)役員退職慰労引当金の振替
日本基準で区分掲記していた「役員退職慰労引当金」は、IFRSでは「退職給付に係る負債」に振替えて表示しております。
(15)引当金への振替
日本基準では資産除去債務の一部について投資その他の資産の「その他」から控除しておりましたが、IFRSでは「引当金」として再測定しております。
また、日本基準で区分掲記していた「工場再編損失引当金」及び「資産除去債務」は、IFRSでは「引当金」に振替えて表示しております。
(16)契約負債の計上額の調整
日本基準では製品、開発品及び技術などの導出契約に伴う契約一時金及びマイルストン収入について一時点の収益として認識しておりましたが、IFRSでは顧客との契約における履行義務が一時点で充足されない場合には、関連する履行義務の充足に応じて一定期間にわたり収益認識するため、当該取引に係る契約負債を「その他の非流動負債」及び「その他の流動負債」に計上しております。
(17)売上割戻引当金及びポイント引当金の振替
日本基準で区分掲記していた「売上割戻引当金」は、IFRSでは返金負債として「営業債務及びその他の債務」に振替えて表示しております。また、日本基準で区分掲記していた「ポイント引当金」は、IFRSでは契約負債として「その他の流動負債」に振替えて表示しております。
(18)その他の流動負債への振替
日本基準で区分掲記していた「賞与引当金」は、IFRSでは「その他の流動負債」に振替えて表示しております。
また、日本基準で会計処理をしていなかった未消化の有給休暇は、IFRSでは「その他の流動負債」として負債計上しております。
前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)(直近の日本基準の連結財務諸表作成年度)に係る損益及び包括利益に対する調整
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識・測定
の差異
IFRS注記IFRS表示科目
売上高343,019-4,936347,956(1)売上収益
売上原価(134,526)-1,162(133,364)(1)(2)(3)売上原価
売上総利益208,493-6,098214,592売上総利益
販売費及び一般管理費(176,855)53,71812,911(110,225)(2)(3)
(4)(5)
販売費及び一般管理費
-(53,793)893(52,899)(4)(5)研究開発費
-(6,043)(6,308)(12,351)(4)(6)持分法による投資損益
-5,753(1,498)4,255(4)(7)その他の収益
-(1,394)76(1,319)(4)その他の費用
営業利益31,638---
営業外収益3,738(3,738)--
営業外費用(8,979)8,979--
特別利益4,707(4,707)--
特別損失(817)817--
-1,224-1,224(4)金融収益
-(945)546(400)(4)金融費用
税金等調整前当期純利益30,288(129)12,71842,877税引前利益
法人税、住民税及び事業税(13,763)2,273(937)(12,427)(8)法人所得税費用
法人税等調整額2,144(2,144)--
当期純利益18,669-11,78130,450当期利益
その他の包括利益その他の包括利益
純損益に振替えられることのない項目
その他有価証券評価差額金(942)-92(850)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
退職給付に係る調整累計額(1,850)-(233)(2,083)(2)確定給付制度の再測定
純損益に振替えられる可能性のある項目
為替換算調整勘定(16,364)-1,774(14,590)(9)在外営業活動体の換算差額
持分法適用会社に対する持分相当額(69)-(34)(103)持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
その他の包括利益合計(19,226)-1,599(17,627)その他の包括利益
包括利益(556)-13,38012,824当期包括利益

損益及び包括利益に対する調整に関する注記
(1)売上収益に係る調整
日本基準では製品、開発品及び技術などの導出契約に伴う契約一時金及びマイルストン収入について一時点の収益として認識しておりましたが、IFRSでは顧客との契約における履行義務が一時点で充足されない場合には、関連する履行義務の充足に応じて一定期間にわたり収益認識するように変更しております。これにより、比較年度における「売上収益」が3,023百万円増加しております。
また、当社からの持分法適用会社に対する開発品及び技術の導出契約に関して、当該取引により生じる利益の調整を行っております。
さらに、日本基準では当社グループが代理人として関与した取引を「売上高」及び「売上原価」として総額で表示しておりましたが、IFRSでは当該取引高を純額で表示しております。
(2)退職給付に係る資産・負債の会計処理
日本基準では数理計算上の差異は、発生した期において「その他の包括利益」で認識し、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは発生した期において「その他の包括利益」として一括認識し、直ちに「利益剰余金」に振替えております。
(3)未消化の有給休暇
日本基準で会計処理していなかった未消化の有給休暇は、IFRSでは従業員給付費用として認識しております。
(4)表示科目に対する調整
日本基準では研究開発費を「販売費及び一般管理費」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは「研究開発費」として区分掲記しております。
また、日本基準において「営業外費用」に表示していた「持分法による投資損益」については、IFRSでは独立して区分掲記しております。
さらに、日本基準で「営業外収益」、「営業外費用」、「特別利益」及び「特別損失」に表示していた項目は、IFRSでは財務関連項目(受取利息、受取配当金、支払利息、為替差損益等)については「金融収益」及び「金融費用」として表示し、それ以外の項目(固定資産売却益、減損損失等)については「その他の収益」及び「その他の費用」に表示しております。
(5)無形資産の計上額の調整
日本基準で費用処理していた一部の研究開発に係る支出は、IFRSでは「無形資産」として計上しております。また日本基準では「のれん」について償却しておりましたが、IFRSでは非償却であるため、既償却額12,643百万円を遡及修正しております。
(6)持分法による投資損益に対する調整
持分法適用会社にIFRSを適用した結果、比較年度における当社からの開発品及び技術の導入契約に関する調整を行っております。これにより、損失が6,308百万円増加しております。
(7)その他の収益に対する調整
日本基準では債務免除益を債務額が確定した時点で「特別利益」として計上しておりましたが、IFRSでは移行日以前において債務免除条件を満たす合理的な保証を得てから計上するため、「その他収益」が減少しております。
(8)法人所得税費用
日本基準では「法人税、住民税及び事業税」、「法人税等調整額」を区分掲記しておりましたが、IFRSでは「法人所得税費用」として一括して表示しております。
(9)在外営業活動体の換算差額に係る調整
日本基準では在外子会社等の収益及び費用を年次の期中平均レートにより日本円に換算しておりましたが、IFRSでは取引日に近似するレートを用いて日本円に換算しております。
前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)(直近の日本基準の連結財務諸表作成年度)に係るキャッシュ・フローに対する調整
日本基準に基づいて開示されている連結キャッシュ・フロー計算書と、IFRSに基づいて開示されている連結キャッシュ・フロー計算書との重要な差異は、以下のとおりであります。
日本基準では研究開発費は「営業活動によるキャッシュ・フロー」に区分して表示しておりましたが、IFRSでは資産計上した研究開発に係る支出は「投資活動によるキャッシュ・フロー」に区分して表示しております。
日本基準では製造委託契約に基づき費用処理していた取引の一部については「営業活動によるキャッシュ・フロー」に区分して表示しておりましたが、IFRSでは契約の実質判断に基づき、ファイナンス・リースとして処理しているため、当該取引に係る支出をファイナンス・リース債務の返済として「財務活動によるキャッシュ・フロー」に区分して表示しております。

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