有価証券報告書-第157期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/26 10:54
【資料】
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【項目】
161項目
(重要な会計上の見積り)
(ヘルスケア事業に係る資産の評価)
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
前事業年度当事業年度
有形固定資産9,2968,396
減損損失計上額8,385-

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社は、ヘルスケア事業を営むために、同事業に係る製造プラントや製造設備などの資産を保有していま す。当社における資産グループは、カンパニー、SBUおよびBUを最小の単位として資産のグルーピングを行っております。
当事業年度のヘルスケア事業において、中国のコスメ市場がロックダウンの影響により低調に推移したことや原料価格の高騰を受けて、事業計画において想定していた販売計画が遅れることが見込まれております。
この結果、経営環境の著しい悪化に該当する可能性があるとの認識から、減損の兆候を識別し、ヘルスケア事業の資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較した結果、当該割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を上回るため、減損損失を認識しないと判断しました。
割引前将来キャッシュ・フローの算定は、事業計画の基礎となる将来の販売数量、販売単価、原料価格の市況、事業計画後の成長率など、重要な仮定や見積りに基づき実施されております。
これらの見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、翌事業年度の財務諸表において減損損失を認識する可能性があります。