有価証券報告書-第155期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(重要な会計上の見積り)
(ヘルスケア事業に係る資産の評価)
(1)財務諸表に計上した金額
有形固定資産 17,760百万円
(2)見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
当社は、ヘルスケア事業を営むために、同事業に係る製造プラントや製造設備などの資産を保有しています。
当社の資産グループは、カンパニー、SBUおよびBUを最小の単位として資産のグルーピングを行っております。当事業年度において、ヘルスケア事業においてコスメ市場が新型コロナウイルス感染症の影響により市場環境が悪化したことを受けて、コスメ市場向けの製品プラントの増設時に想定していた販売計画が遅れることが見込まれております。
この結果、経営環境の著しい悪化に該当する可能性があるとの認識から、減損の兆候を識別し、ヘルスケア事業の資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較した結果、当該割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を上回るため、減損損失を認識しないと判断しました。
この割引前将来キャッシュ・フローは、以下の仮定をおいて見積っています。
・新型コロナウイルス感染症により悪化した市場環境はワクチン接種の進捗等により、2022年度から
回復する想定であります。
・市場成長に基づく拡販戦略のもと、売上成長を想定しております。
これらの見積りにおいて用いた仮定が、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の遅延や、変異株による再拡大等により、市場環境の回復が遅れる等により見直しが必要になった場合、翌事業年度において、減損損失を認識する可能性があります。
(ヘルスケア事業に係る資産の評価)
(1)財務諸表に計上した金額
有形固定資産 17,760百万円
(2)見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
当社は、ヘルスケア事業を営むために、同事業に係る製造プラントや製造設備などの資産を保有しています。
当社の資産グループは、カンパニー、SBUおよびBUを最小の単位として資産のグルーピングを行っております。当事業年度において、ヘルスケア事業においてコスメ市場が新型コロナウイルス感染症の影響により市場環境が悪化したことを受けて、コスメ市場向けの製品プラントの増設時に想定していた販売計画が遅れることが見込まれております。
この結果、経営環境の著しい悪化に該当する可能性があるとの認識から、減損の兆候を識別し、ヘルスケア事業の資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較した結果、当該割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を上回るため、減損損失を認識しないと判断しました。
この割引前将来キャッシュ・フローは、以下の仮定をおいて見積っています。
・新型コロナウイルス感染症により悪化した市場環境はワクチン接種の進捗等により、2022年度から
回復する想定であります。
・市場成長に基づく拡販戦略のもと、売上成長を想定しております。
これらの見積りにおいて用いた仮定が、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の遅延や、変異株による再拡大等により、市場環境の回復が遅れる等により見直しが必要になった場合、翌事業年度において、減損損失を認識する可能性があります。