当社グループは、このような経営環境の中にあっても、CS(Customer Satisfaction、顧客満足)向上を最優先に、機能性化学分野での「ニッチ&トップシェア」の実現とともに、事業規模の拡大を図ることを基本方針に掲げて事業運営に取り組んでおります。
この結果、当第3四半期の売上収益は、昨年10月7日の川澄化学工業株式会社の連結子会社化にともなう増加はあるものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響による減少が大きく、前年同期比で5.5%減少し1,490億35百万円と、86億52百万円の減収となりました。損益につきましては、半導体関連の需要活発化と自動車市場の復調に加え、期初から取り組んできた全社的なコスト削減活動により、損益悪化に一定の歯止めがかかり、事業利益は、前年同期比6.8%減少し115億25百万円となり、営業利益は、川澄化学工業株式会社の子会社化に伴う負ののれん81億円を計上したこと等により、前年同期比61.5%増の185億60百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比で18.1%増の117億93百万円となりました。なお、当第3四半期の対前年同期比での売上収益大幅減の大半は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるものです。販売用途別では自動車関連分野、航空機内装部品分野、国内住宅・建築関連分野およびヘルスケア関連分野で販売が落ち込みました。販売地域別には中国を除く全販売地域(欧州・北米・日本・アジア)にて販売減少が顕著となっております。
当社としましては、ワクチン接種が全世界的に普及するまで当面の間、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動停滞のリスクが払拭されないと見込まれることから、全社を挙げて、サプライチェーン動向の情報収集活動強化、生産供給体制の見直しを含めた各種コストダウン活動、新製品開発の早期上市、新規顧客・用途開拓活動の推進により、収益水準の改善を進めているところであります。
2021/02/10 11:31