有価証券報告書-第106期(2025/01/01-2025/12/31)
②戦略
当社グループでは、気候変動に関する重要な物理的リスク・移行リスクと機会として、下記の通り認識しています。シナリオ分析に基づき、気候変動に対するレジリエンスを高める取り組みを進めてまいります。
当社グループでは、気候変動に関する重要な物理的リスク・移行リスクと機会として、下記の通り認識しています。シナリオ分析に基づき、気候変動に対するレジリエンスを高める取り組みを進めてまいります。
| リスク・機会の種類 | 顕在化 時期 | 事業への 影響度 | 対応方針 | ||
| 移 行 リ ス ク | 政策・法規制 リスク | 法的規制の厳格化 | 中期 | 大 | ・環境法規制対応の強化及び環境人材の育成 |
| ・再生可能エネルギーの導入 | |||||
| ・原材料調達先の多様化の推進 | |||||
| 情報開示義務の 拡大 | ・環境法規制のモニタリング、対応の強化・人材の育成 | ||||
| 技術リスク | 環境配慮技術への対応の遅れ | 中期 | 大 | ・新しい技術に関する継続的な情報収集・人材の育成 | |
| ・原材料や商品、製品の統廃合や共通化による製造コスト削減 | |||||
| ・自社が使用する原料への影響の把握と安定調達の仕組み構築 | |||||
| 環境配慮技術に対する投資・研究開発コスト増加 | ・市場のニーズに合わせた商品、製品開発、価格調査の推進 | ||||
| 市場リスク | 環境負荷の大きい商品の需要減少 | 中期 | 大 | ・環境負荷低減の技術開発の導入・人材の育成 | |
| ・原材料の見直し、物流網、拠点の再検討 | |||||
| 製品ライフサイクルの長期化 | ・代替品、交換部品の増強 | ||||
| 評判リスク | ステークホルダーの評価低下 | 短期 | 大 | ・積極的な情報開示の推進 | |
| ・脱炭素技術の積極導入や脱炭素製品開発の推進 | |||||
| 物 理 リ ス ク | 急性リスク | 異常気象の発生 | 短期 | 大 | ・労働環境の継続的改善の推進 |
| ・原材料保管条件の見直し | |||||
| ・サプライチェーンマネジメントの実施 | |||||
| ・各拠点のBCP対策の強化・推進 | |||||
| ・営業車のEV車促進。事務所の見直しとテレワークの推進。 | |||||
| 慢性リスク | 異常気象の増加 | 短期 | 大 | ・作業環境の整備 | |
| ・サプライチェーンマネジメントの実施 | |||||
| ・テレワーク、業務システム等の構築と活用の推進 | |||||
| ・各拠点のBCP対策の強化・推進 | |||||
| リスク・機会の種類 | 顕在化 時期 | 事業への 影響度 | 対応方針 | ||
| 機 会 | 資源の効率性 | 省資源化リサイクル向上 | 短期 | 大 | ・生産や輸送効率化技術の開発推進 |
| ・製造方法や貯蔵方法の見直し | |||||
| エネルギー源 | エネルギー源のシフトによる事業機会の創出 | 中期 | 大 | ・EV、ハイブリッド自動車化の推進 | |
| ・新技術の探索 | |||||
| ・再生可能エネルギー設備の導入推進 | |||||
| ・再生可能エネルギーを利用した原材料の調達、商品、製品開発の推進 | |||||
| 製品・ サービス | 環境対応商品、製品の開発による市場獲得の機会増加 | 中期 | 大 | ・環境配慮事業の成長に向けて投資・開発を拡大 | |
| ・気候の変化に対応する商品、製品開発の推進 | |||||
| ・生産増強、供給体制の強化 | |||||
| ・高強度商品、防災商品の開発、品揃えの推進 | |||||
| ・防カビや抗菌、抗ウィルス機能の高い製品の開発 | |||||
| 市場(株式) | 環境配慮商品や情報開示の促進による企業イメージの向上 | 中期 | 大 | ・環境に配慮した商品、製品の開発と促進 | |
| ・新規材料や新工程を先読みした新規テーマの立案と開発 | |||||
| ・新規市場へのチャレンジによる事業の拡大 | |||||
| ・積極的な情報開示の推進 | |||||
| ・省資源化、リサイクル化が可能な製品の開発 | |||||
| ・再生可能原材料への転換 | |||||
| レジリエンス | 気候変動に伴う市場の変化に対する迅速な適応能力の向上 | 中期 | 大 | ・気候変動や市場に対する迅速な適応能力の向上 | |
| ・環境配慮対応商品、製品の開発と生産能力の増強 | |||||
| ・社内インフラの整備と人材確保の推進 | |||||
| ・積極的な情報開示、環境負荷の評価レベル向上 | |||||
| ・各拠点のBCP対策の強化・推進 | |||||
| リスクの洗い出しと評価に当たっては、環境省発行の脱炭素経営推進ガイドブックなどを参照しました。当社グループが気候変動に関連して直面するリスクと機会は、顕在化時期及び事業への影響度を右表の条件で評価したうえで、特に重要なリスクと機会を特定しました。 |
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