有価証券報告書-第68期(2025/04/01-2026/03/31)
③ 戦略
当社グループの気候変動に関する戦略は、シナリオ分析の実施により策定しております。当社グループはシナリオとして、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑制するシナリオ(1.5℃シナリオ)と、世界の平均気温が産業革命以前に比べて4℃上昇するシナリオ(4℃シナリオ)を用いております。またシナリオに基づき分析されたリスクと機会から理論上導出されるビジネスモデルにおける影響の評価及び対応策について検討しております。
(当社グループの気候変動における戦略)
(1.5℃シナリオにおける移行リスクと機会の一覧表)
(4℃シナリオにおける物理的リスクと機会の一覧表)
当社グループの気候変動に関する戦略は、シナリオ分析の実施により策定しております。当社グループはシナリオとして、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑制するシナリオ(1.5℃シナリオ)と、世界の平均気温が産業革命以前に比べて4℃上昇するシナリオ(4℃シナリオ)を用いております。またシナリオに基づき分析されたリスクと機会から理論上導出されるビジネスモデルにおける影響の評価及び対応策について検討しております。
(当社グループの気候変動における戦略)
| 戦略1 | 環境対応型製品のよりいっそうの普及により、気候変動緩和に貢献する |
| 戦略2 | リサイクル活動の推進により、プラスチック資源の循環に貢献する |
| 戦略3 | 温室効果ガス(以下、GHG)排出削減とエネルギーの効率的利用により、気候変動緩和に貢献する |
(1.5℃シナリオにおける移行リスクと機会の一覧表)
| 移行リスク | 影響評価 | 対応策 | |
| 政策 | 炭素価格の上昇 | 操業コストの増大 | ■ 省エネ推進によるGHG排出量削減 |
| ■ 再生エネルギー導入の促進 | |||
| ■ 物流最適によるGHG排出量削減 | |||
| 再生資源の使用割合基準の導入 | 再生原料争奪によるコスト増大 | ■ 再生原料購入の分散化 | |
| ■ 再生原料使用製品の開発強化 | |||
| 技術 | 競合素材との競争激化 | 既存製品の収益悪化 | ■ マテリアル・リサイクルの更なる促進 |
| ■ 業界団体としてのケミカル・リサイク ルへの取組 | |||
| ■ 環境負荷(GHG排出量、水使用量等) の評価低減と情報発信 | |||
| ■ バイオ由来製品開発の促進 | |||
| 市場・評判 | 原料価格の急激な変動、化石由来原料へのネガティブイメージの形成 | 既存事業の収益悪化 | ■ マテリアル・リサイクルの更なる促進 |
| ■ 気候変動対応製品によるGHG排出量削 減情報の発信強化 | |||
| ■ 環境貢献製品の情報発信強化 | |||
| ■ 製品LCAの算定と情報発信強化 | |||
| ■ リサイクルチェーンの構築強化 | |||
| 機会 | 機会獲得製品及び工法 |
| 住宅の省エネルギーに貢献する製品需要増加 | ■ ミラフォーム ■ ミラフォームラムダ |
| リサイクル関連製品市場の拡大 | ■ ARPRO RE ■ ARPRO RE OCEAN ■ ARPRO REvolution ■ エルブロックエースRE ■ ミラピール容器 ■ エコロダイア |
| EV市場拡大に伴う軽量部材の需要増大 | ■ ARPRO ■ ARPRO LC |
| バイオ由来製品需要の増加 | ■ ミラブロック-Bio ■ LACTIF ■ ミラマットA-Bio |
| 効率的・拠点連携型都市における省エネ工事・ 短縮工期需要増加 | ■ J-ウォールブロック ■ フォームサポート工法 |
| ■ 三層緩衝構造 ■ スチロダイアブロック |
(4℃シナリオにおける物理的リスクと機会の一覧表)
| 物理的リスク | 影響評価 | 対応策 |
| 気温上昇に伴う気象災害の激甚化 | 工場操業への影響拡大 | ■ BCP整備 ■ 浸水防御壁等の災害対策整備 ■ 気象被災に対する付保 |
| 輸送への影響拡大 | ■ 原料購入の分散化 | |
| 渇水 | 工場操業への影響拡大 | ■ 水使用量削減・循環による製造方法 の構築強化 |
| 機会 | 機会獲得製品及び工法 |
| 気象災害被害の回復貢献としての土木建築需要増加 災害対策強化としての土木補強、長寿命化需要の増加 | ■ J-ウォールブロック ■ 三層緩衝構造 ■ スチロダイアブロック ■ ミラロード |