3401 帝人

3401
2024/08/21
時価
2676億円
PER 予
26.03倍
2010年以降
赤字-33.52倍
(2010-2024年)
PBR
0.61倍
2010年以降
0.52-1.63倍
(2010-2024年)
配当 予
2.22%
ROE 予
2.35%
ROA 予
0.78%
資料
Link
CSV,JSON

セグメント間の内部売上高又は振替高 - ヘルスケア

【期間】

連結

2013年3月31日
0
2017年6月30日
0
2017年9月30日
100万
2017年12月31日 +100%
200万
2018年3月31日 +50%
300万
2018年6月30日 -100%
0
2018年9月30日
100万
2018年12月31日 +100%
200万
2019年3月31日 +700%
1600万
2019年6月30日 ±0%
1600万
2019年9月30日 ±0%
1600万
2019年12月31日 +81.25%
2900万
2020年3月31日 +10.34%
3200万
2020年9月30日 -71.88%
900万
2020年12月31日 +22.22%
1100万
2021年3月31日 +18.18%
1300万
2021年6月30日 -15.38%
1100万
2021年9月30日 +27.27%
1400万
2021年12月31日 +7.14%
1500万
2022年3月31日 ±0%
1500万
2022年6月30日
-100万
2022年9月30日
200万
2022年12月31日 +350%
900万
2023年3月31日 +77.78%
1600万
2023年12月31日 +300%
6400万
2024年3月31日 ±0%
6400万

有報情報

#1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
インダストリアル領域を通して「地球の健康を優先し、環境を守り、循環型社会を支える会社」となること、
ヘルスケア領域においては、希少疾患・難病などの疾病領域を中心として「より支えを必要とする患者、家
族、地域社会の課題を解決する会社」として取り組んでいくことを明らかにしています。当社の対処すべき課
2024/06/20 16:36
#2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
1) 気候変動の緩和と適応
「気候変動の緩和」では、高機能・高付加価値材料によるモビリティの軽量化や高耐久化を中心としたソリューションを提供します。「気候変動への適応」では、高機能素材によるインフラ補強材や、ヘルスケアやIT等の技術やサービスを通し、自然災害発生時の被害低減と迅速な復旧に役立つソリューションの提供に取り組みます。また、事業活動に伴う地球環境への負荷低減として、脱石炭火力を図るとともに、省エネ・再エネ化の推進やプロセスイノベーション等の技術革新にも取り組みます。
2) サーキュラーエコノミーの実現
2024/06/20 16:36
#3 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
帝人グループは、製品の種類、性質、サービス別に事業領域を定め、各事業領域では取り扱う製品、サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しています。
したがって、帝人グループは事業領域を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「マテリアル」、「繊維・製品」、「ヘルスケア」、「IT」の4つを報告セグメントとしています。
「マテリアル」はアラミド繊維、ポリカーボネート樹脂、炭素繊維、複合成形材料等の製造・販売等を行っており、「繊維・製品」はポリエステル繊維、繊維製品等の製造・販売等を行っています。また、「ヘルスケア」は医薬品・医療機器等の製造・販売及び在宅医療サービス等を行っており、「IT」は情報システムの運用・開発・メンテナンス及び電子コミック配信サービス等を行っています。
2024/06/20 16:36
#4 事業の内容
各セグメントにおける、主要な事業内容ならびに主な会社は次のとおりであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のセグメントと一致しています。
セグメント事業内容構成会社
繊維・製品繊維製品等の製造・販売、ポリエステル繊維及び織物の製造・販売等帝人フロンティア(株)南通帝人有限公司Teijin Polyester (Thailand) LimitedJ.H. Ziegler GmbH等 子会社42社、関連会社7社
ヘルスケア医薬品及び医療機器の製造・販売、在宅医療サービス、その他ヘルスケア関連製品の製造・販売当社帝人ファーマ(株)帝人ヘルスケア(株)等 子会社11社、関連会社4社
IT情報システムの運用・開発・メンテナンス及び電子コミック配信サービスインフォコム(株)等 子会社14社、関連会社2社
以上に述べた「事業の内容」を概要図で示すと次のとおりです。
0101010_001.png(注)連結対象会社は、連結子会社98社と持分法適用会社が63社です。
2024/06/20 16:36
#5 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略(連結)
これまでは、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂性)を推進しておりましたが、社員の属性やニーズがさらに多様化している状況の中、今後は、一人ひとりがパフォーマンスを出せるよう、個々に合わせて支援内容を調整し、公平な土台をつくり上げる「エクイティ」の施策も検討、実施していきます。
障がい者活躍に関しては、特例子会社の帝人ソレイユで野菜・バラ・胡蝶蘭を中心とした農業事業と、オフィスサポート事業を実施し、障がい者一人ひとりの特性に応じた活躍の場を作っています。ハンディキャップがあっても農業において能力を発揮することで、会社・事業に貢献するだけでなく、自らが経済社会を構成する労働者の一員であることに“やりがい”と“誇り”を感じられることを目指しています。また、帝人ソレイユでは農業事業において売上増加及び営業利益黒字化を目標に販売拡大に取り組んでいます。なお、2024年3月時点での帝人・帝人ファーマ・帝人ヘルスケア・帝人ソレイユにおける障がい者の雇用率は2.62%で、法定雇用率である2.3%を上回っています。
LGBTQ+当事者の活躍のため、2017年以降、①会社としての方針明示、②社員への啓発活動、③当事者に配慮した人事給与の制度改定、④当事者への支援の取り組みを実施してきました。①及び③は既に実施済であることから、社員への啓発活動と当事者への個別支援に重点を置いております。2023年度はLGBTQ+当事者を理解するためのイベントや階層別研修でのLGBTQ+当事者についての研修を実施しました。数はまだ多くないものの、当事者からの個別相談が増えてきています。このような取り組みが評価され、Work with Pride のPride指標で4年連続Goldを受賞しました。
2024/06/20 16:36
#6 会社の支配に関する基本方針(連結)
パスを起点として長期ビジョンである「未来の社会を支える会社」をより具体化し、モビリティ、インフラ&
インダストリアル領域を通して「地球の健康を優先し、環境を守り、循環型社会を支える会社」となること、ヘルスケア領域においては、希少疾患・難病などの疾病領域を中心として「より支えを必要とする患者、家
族、地域社会の課題を解決する会社」として取り組んでいくことを明らかにしています。当社の対処すべき課
2024/06/20 16:36
#7 会計方針に関する事項(連結)
①商品及び製品の販売
商品及び製品の販売には、マテリアル事業領域における高機能材料や複合成形材料の販売や、ヘルスケア事業領域における医薬品や医療機器の販売、繊維・製品事業における繊維製品等の販売、その他の事業における再生医療等製品の販売等が含まれます。
このような商品及び製品の販売については、原則として製品の引渡時点にて顧客が当該製品に対する支配を獲得することにより、履行義務が充足されると判断し、通常は引渡時点で収益を認識していますが、国内の販売においては、出荷時点から当該製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しています。
2024/06/20 16:36
#8 報告セグメントの変更に関する事項(連結)
なお、当連結会計年度より、マテリアル事業統轄、ヘルスケア事業統轄で推進していた新事業組織につき、それぞれ「マテリアル」セグメント、「ヘルスケア」セグメントから「その他」セグメントへ変更しています。これは、2023年2月に公表した「帝人グループ収益性改善に向けた改革」に基づき、経営体制の見直しを行う中、将来に向けた協創によるイノベーション創出をコーポレートが管轄し横断的に実施することを目的に、新事業組織をコーポレート新事業本部に再編・集約したことに伴うものです。前連結会計年度のセグメント情報は、変更後のセグメントの区分に基づき作成したものを開示しています。
また、当連結会計年度より、報告セグメントの記載順序を変更しています。これに伴い、前連結会計年度の報告セグメントの記載順序を同様に変更しています。
2024/06/20 16:36
#9 従業員の状況(連結)
(1) 連結会社の状況
2024年3月31日現在
繊維・製品5,607(353)
ヘルスケア2,835(553)
IT902(0)
(注)1 従業員数は就業人員です。
2 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員を外数で記載しているものです。
2024/06/20 16:36
#10 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1990年 3月当社入社
2017年 4月同 帝人グループ執行役員ヘルスケア事業統轄補佐
2019年 4月同 同 ヘルスケア新事業部門長
2021年 4月同 帝人グループ常務執行役員ヘルスケア事業統轄兼 ヘルスケア新事業部門長
2021年 6月同 取締役常務執行役員
2024/06/20 16:36
#11 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
べての挑戦をリスペクトします、②多様な仲間と専門性を活かして成長します、③地球とあらゆる生命に寄り添い、守ります」を実践し、長期ビジョンである「未来の社会を支える会社」を目指していきます。具体的には、モビリティ、インフラ&インダストリアル領域において「地球の健康を優先し、環境を守り、循環型社会を支える会社」となること、ヘルスケア領域において、希少疾患・難病などの疾病領域を中心として「より支えを必要とする患者、家族、地域社会の課題を解決する会社」となることを目指して社会に価値を提供していきます。
0102010_001.jpg(2) 対処すべき課題
2024/06/20 16:36
#12 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
2023年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が収束し社会・経済活動の正常化が進んだものの、欧米各国の金融引き締めの長期化や、中国での不動産市況の低迷などに起因した景気回復の鈍化、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりなどにより、依然として先行き不透明な状況が継続しました。
帝人グループは、前中期経営計画での財務目標値が未達となったことを受け、2023年2月に「帝人グループ収益性改善に向けた改革」を公表し、成長回帰に向けて、2023年度は収益性改善を最優先課題として注力して参りました。経営判断・実行の迅速化を促すために変革した新経営体制のもと、課題3事業として掲げた複合成形材料、アラミド、ヘルスケアを中心に収益性改善に向けた取り組みを進めました。各収益性改善施策は概ね計画通り達成しましたが、複合成形材料事業では、工場の安定稼働化に苦戦し、この部分の通年での改善額は未達となりました。このような状況のもと、帝人グループの当連結会計年度の経営成績及び財政状態は以下のとおりとなりました。
1)経営成績
2024/06/20 16:36
#13 重要な後発事象、財務諸表(連結)
1.株式譲渡の理由及び方法
当社は、マテリアルセグメント、繊維・製品セグメント、ヘルスケアセグメント及びITセグメントの事業を営んでおりますが、2024年5月13日付「帝人グループ 中期経営計画2024-2025」で公表したとおり、事業ポートフォリオ変革に取り組んでおります。当社は、連結子会社であるインフォコムにつきましても、更なるグループシナジーの模索と同時に、あらゆる選択肢の検討を進めてまいりましたが、今般、本取引を実施することが当社及びインフォコムの企業価値及び株主共同の利益の向上を図る上で最適であると判断し、2024年6月18日付で、公開買付者との間で本取引基本契約を締結し、本取引を実施することといたしました。
本取引の実施に先立ち、当社は、当社及びインフォコムの企業価値及び株主共同の利益の向上を図る上で最適な候補者を選定するため、複数の事業会社及びブラックストーン(注)を含む複数の投資ファンドの合計13社を対象として、インフォコム株式の100%買収の提案を募る入札プロセスを実施いたしました。その後、当社は、ブラックストーンを含む複数の候補者から最終提案を受領し、各候補者との間で提案内容に関する協議を行った上で、それぞれの提案内容及び協議の内容を総合的に勘案した結果、公開買付者との間で本取引を実施することが最適であるとの結論に至り、公開買付者を最終候補者として選定いたしました。なお、本公開買付けにおける公開買付価格について、ブラックストーンが提示した条件と比べて、より有利な条件を提示する候補者は存在しませんでした。
2024/06/20 16:36