このような状況のなか、中期経営計画『ADX 2023』の2年目となる2022年度は、社会価値と経済価値の追求による企業価値向上に向けて、引き続き「収益構造の変革」「新規事業領域の拡大による持続的な成長」「グループ経営基盤の強化」の3つの基本戦略のもと施策を推し進めています。2022年8月に『ADX 2023』の経営指標を上方修正し、最終年度である2023年度に営業利益420億円(売上高4,300億円)、ROE9%の達成を目指します。情報・電子化学品では、先端半導体メモリ向け高誘電材料「アデカオルセラ」シリーズの新製品について、韓国での一貫生産を本格的に開始しました。また、2022年7月に同シリーズの韓国での増産投資を決定しました。食品では、2022年4月からプラントベースフード(PBF)の新ブランド「デリプランツ」シリーズの販売を開始しました。世界の食卓に「おいしいPBF」という選択肢を増やし、食のサステナビリティを実現する製品として、新たな領域での市場開拓とお客様への提案を鋭意進めています。ライフサイエンス事業では、インドで水稲用殺虫剤ベンズピリモキサンの本格販売を開始し、また製造設備の増強を進めています。CSRの取り組みでは、2022年4月にカーボンニュートラルの実現とSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた新たな組織体制を構築・強化、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の実現を目指した女性活躍の推進、健康経営の推進に取り組みました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ285億36百万円(前年同期比+17.0%)増収の1,964億79百万円となり、営業利益は前年同期に比べ6億91百万円(同△4.4%)減益の151億12百万円、経常利益は前年同期に比べ2億52百万円(同+1.6%)増益の164億31百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に比べ7億15百万円(同△6.7%)減益の99億80百万円となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、一部の在外子会社等の収益及び費用は、決算日の直物為替相場により円貨に換算する方法から、期中平均為替相場により円貨に換算する方法に変更し、遡及適用後の数値で前年同期比較を行っています。
2022/11/11 13:22