資産の部 - カラー&ディスプレイ
- 【期間】
- 通期
連結
- 2018年12月31日
- 950億7900万
- 2019年12月31日 -1.69%
- 934億7500万
- 2020年12月31日 -6.15%
- 877億2700万
- 2021年12月31日 +235.28%
- 2941億3200万
- 2022年12月31日 +18.55%
- 3487億500万
- 2023年12月31日 -11.38%
- 3090億2900万
有報情報
- #1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
- 当社は、「プリンティングマテリアル」、「パッケージングマテリアル」、「カラーマテリアル」、「ディスプレイマテリアル」、「パフォーマンスマテリアル」、「コンポジットマテリアル」の6つの製品本部を基本として組織が構成されており、各製品本部単位で事業活動を展開しています。2024/03/28 15:13
このうち類似する製品本部を集約し、「パッケージング&グラフィック」、「カラー&ディスプレイ」、「ファンクショナルプロダクツ」の3つを報告セグメントとしています。
「パッケージング&グラフィック」は、グラビアインキ、オフセットインキ、新聞インキ、ジェットインキ及びポリスチレンなどを製造販売しています。「カラー&ディスプレイ」は、有機顔料、液晶材料及びヘルスケア食品などを製造販売しています。「ファンクショナルプロダクツ」は、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、PPSコンパウンド及び工業用テープなどを製造販売しています。 - #2 事業の内容
- なお、次の3セグメントは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一です。2024/03/28 15:13
以上を事業系統図によって示すと、次のとおりです。セグメント 製品本部 主 要 製 商 品 パッケージングマテリアル ポリスチレン、包材用接着剤、多層フィルム カラー&ディスプレイ カラーマテリアル 塗料用顔料、プラスチック用顔料、インキ用顔料、スペシャリティ用顔料、カラーフィルタ用顔料、化粧品用顔料、ヘルスケア食品 ディスプレイマテリアル TFT液晶、STN液晶
- #3 会計方針に関する事項(連結)
- 在外連結子会社は、数理計算上の差異は各連結会計年度の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(4~19年)で、主として定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしています。また過去勤務費用は9~23年で費用処理することとしています。2024/03/28 15:13
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しています。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準 - #4 従業員の状況(連結)
- (1) 連結会社の状況2024/03/28 15:13
(2) 提出会社の状況2023年12月31日現在 パッケージング&グラフィック 10,320 カラー&ディスプレイ 4,309 ファンクショナルプロダクツ 5,623
- #5 研究開発活動
- 海外ではサンケミカルグループがサステナビリティ戦略のもと、インキ、コーティング剤、接着剤の開発に取り組んでおり、様々な包装のリサイクル化を進め、欧州の新しい「使い捨てプラスチック指令」に準拠する天然由来の原料をベースにしたバリアコート剤、剥離剤、ヒートシール剤を開発しました。新製品のレトルトフィルム用水性インキは印刷適性が大幅に向上し、シュリンクラベル用の水性インキは高速フレキソ印刷を可能にしました。2024/03/28 15:13
(2) カラー&ディスプレイ
有機顔料では、ディスプレイのカラーフィルタ用顔料の新製品開発に注力しているほか、新たにインクジェットインキ用顔料を製品化しました。サンケミカルグループにおいては、小粒径タイプのエフェクト顔料の新しい製品群の販売を開始、高い鮮映性、輝度感を有することから自動車等の塗料用途で色空間の幅を広げています。また、防腐剤や防カビ剤等のバイオサイドを含まない水系塗料向け易分散顔料の製品ポートフォリオや、抗酸化作用を有しメイクアップ化粧品・スキンケア製品に使用できる天然色素製品を発表しました。 - #6 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- ②財政状態の分析2024/03/28 15:13
当連結会計年度末の資産の部は、主に運転資本の減少により、前連結会計年度末と比べて167億円減少し、1兆2,449億円となりました。負債の部は、主に有利子負債の増加により、前連結会計年度末比51億円増の8,456億円となりました。また、純資産の部は、親会社株主に帰属する当期純損失の計上などにより前連結会計年度末比218億円減の3,993億円となりました。
③資本の財源及び資金の流動性 - #7 設備の新設、除却等の計画(連結)
- 当社グループは、多種多様な事業を国内外で行っており、設備の新設、増設、合理化等の計画の内容も多岐にわたっているため、セグメントごとの数値を開示する方法によっています。翌連結会計年度の設備投資計画は631億円であり、セグメントごとの内訳は以下のとおりです。2024/03/28 15:13
(注)1.各セグメントに共通の設備投資計画は、その他及び全社に含めています。セグメント 2023年12月末計画金額(百万円) 設備等の主な内容・目的 資金調達方法 パッケージング&グラフィック 20,900 海外におけるパッケージ用インキ製造設備の新設等 自己資金及び借入金 カラー&ディスプレイ 12,200 日本における機能性顔料製造設備の更新等 自己資金及び借入金 ファンクショナルプロダクツ 25,100 海外における合成樹脂製造設備の増設等 自己資金及び借入金
2.経常的な設備の更新のための除売却を除き、重要な設備の除売却の計画はありません。 - #8 設備投資等の概要
- 当連結会計年度における設備投資の内訳は以下のとおりです。2024/03/28 15:13
(注)複数セグメントに共通する設備投資については、各セグメントに配賦しています。セグメント 設備投資金額(百万円) 設備等の主な内容・目的 資金調達方法 パッケージング&グラフィック 19,289 プリンティングマテリアル製造設備更新等パッケージ用インキを中心とした環境対応製品の設備増強、生産効率向上のための更新などを行いました。 自己資金及び借入金 カラー&ディスプレイ 11,433 顔料製造設備更新等塗料用顔料や機能性顔料などの生産効率を向上させるための設備更新などを行いました。 自己資金及び借入金 ファンクショナルプロダクツ 24,545 合成樹脂製造設備増設等成長地域での合成樹脂事業拡大のための製造設備増強、環境対応への意識の高まりから需要が拡大している水性樹脂の製造設備増設などを行いました。 自己資金及び借入金 - #9 追加情報、連結財務諸表(連結)
- (2) 信託に残存する自社の株式2024/03/28 15:13
信託に残存する自社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部に自己株式として計上しています。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は前連結会計年度末において520百万円及び132千株、当連結会計年度末において925百万円及び303千株です。 - #10 重要な会計方針、財務諸表(連結)
- 8.収益及び費用の計上基準2024/03/28 15:13
当社は、「パッケージング&グラフィック」、「カラー&ディスプレイ」、「ファンクショナルプロダクツ」の3つのセグメントにおいて事業活動を行っており、主に国内及び海外の顧客に製品を提供しています。
これらの事業における製品の販売については、製品の引渡し時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断しているため、顧客に引渡された時点で収益を認識しています。 - #11 1株当たり情報、連結財務諸表(連結)
- 4.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりです。2024/03/28 15:13
前連結会計年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日) 当連結会計年度(自 2023年1月1日至 2023年12月31日) 純資産の部の合計額(百万円) 421,088 399,267 純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 34,091 35,330 (うち非支配株主持分) (34,091) (35,330)